楽天市場お買い物マラソンはいつ?2026年の開催日程の読み方と店舗の準備手順まとめ

「楽天マラソンは次いつ開催されるのか」。楽天市場に出店している店舗にとって、この問いは単なるスケジュール確認ではありません。開始日が読めるかどうかで、在庫の積み方も、クーポンの設計も、広告予算の配分も変わります。

ところが楽天市場は、お買い物マラソンの次回日程を早い段階では公式告知しません。2026年8月16日時点で公式ページを確認しても、前回の回が終了した旨が表示されるだけで、次回の日付は掲載されていない状態でした。つまり店舗側は、公式発表を待つのではなく、過去の開催実績から日程を「読む」必要があります。

この記事では、楽天マラソンがいつ開催されるのかを2026年8月時点の情報で整理したうえで、開催日を自力で読むための原則と、日程が読めたあとに店舗が取るべき逆算準備を解説します。

この記事でわかること

  • 2026年8月時点で判明している開催日程と、公式が日程を確定させるタイミング
  • 過去実績から開催日を読むための3つの原則
  • 買いまわりのカウント条件・ポイント上限・付与日といった前提ルール
  • 開催14日前から終了3日後までの逆算オペレーション
  • 日程を把握していても売上が伸びない典型パターンと、その対処

この記事の想定読者

  • 楽天市場に出店していて、イベントごとの準備が場当たりになっている店舗運営担当者
  • 次回マラソンの日程を早めに掴み、在庫と広告予算の計画に落とし込みたい方
  • お買い物マラソンには毎回参加しているが、期待したほど売上が伸びていない方

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Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

慶応義塾大学を卒業後、楽天グループ株式会社に入社。ECコンサルタントとして、ショップオブザイヤー受賞店舗を含むのべ700店舗以上を支援。その後、小売業を中心に経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、EC戦略策定・実行支援など)し、株式会社Proteinum(プロテーナム)を創業。
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。

楽天マラソンは次いつ開催される?【2026年8月時点】

結論から言うと、2026年8月後半の回は8月24日20:00開始が有力ですが、これは公式発表ではなく過去の開催実績にもとづく予測です。楽天市場は次回日程を直前まで公式に告知しないため、店舗側は「確定情報」と「予測」を分けて扱う必要があります。ここでは現時点で判明している日程と、公式が確定を出すタイミングを整理します。

8月の開催日程|前半は終了、後半は8月24日開始が有力

2026年8月のお買い物マラソンは、前半と後半の2回開催が見込まれています。下表は、開催期間とあわせて情報の確度を整理したものです。

開催期間情報の確度
8月前半回8月4日(火)20:00〜8月11日(火)01:59実施済み
8月後半回8月24日(月)20:00〜8月27日(木)09:59予測(公式未告知)
楽天スーパーSALE9月4日(金)20:00〜9月11日(金)01:59予測(公式未告知)

この表からわかるとおり、後半回の日程はまだ公式に発表されていません。準備を始める判断は、予測の段階で下す必要があります。

公式ページに日程が出るのは開催の直前

楽天市場のお買い物マラソン公式ページは、開催期間が終わると次回の日付を伏せた状態に戻ります。実際、2026年8月16日に確認した時点でも、ページには開催が終了した旨が表示されるのみで、次回の告知はありませんでした。

この仕様が意味するのは、公式の確定情報を待ってから動き出しても間に合わないということです。告知を確認してから在庫を積み増したり、ページを作り直したりする時間は残りません。日程の把握と準備開始は、公式発表より前に済ませておく前提で設計してください。

「予測で動く」を前提に運用を設計する

予測で動くと聞くと不確実に思えますが、確度に応じて着手する作業を分ければリスクは抑えられます。取り消しコストの小さい作業から先に進めるのが基本です。

  1. 取り消しコストが小さい作業(在庫確認、商品ページの改修、素材制作)は予測段階で着手する
  2. 取り消しコストが中程度の作業(クーポン設定、広告予算の枠取り)は開始1週間前を目安に進める
  3. 取り消しコストが大きい作業(大量仕入れ、外部媒体の出稿確定)は公式告知を待つ

開催日を自力で読むための3つの原則

お買い物マラソンの開催日は完全にランダムではなく、いくつかの傾向に沿って組まれています。ここでは過去の開催実績から読み取れる3つの原則を紹介します。いずれも公式に明文化されたルールではないため、あくまで精度の高い目安として扱ってください。

原則1:開始日は「4日・19日・24日」前後に寄る

お買い物マラソンの開始日は、月初の4日前後と、月後半の19日または24日前後に集中する傾向があります。開始時刻は20:00、終了は01:59または09:59というパターンが繰り返されています。

この規則性があるため、販促カレンダーは「日付」ではなく「月初枠・月後半枠」という枠単位で先に押さえておくと運用が安定します。実際の日付が1〜2日ずれても、枠で計画していれば作業スケジュールは崩れません。

原則2:スーパーSALE開催月は開催回数が減る

楽天スーパーSALEが実施される3月・6月・9月・12月は、お買い物マラソンの開催回数が他の月より少なくなる傾向があります。月前半の枠をスーパーSALEが占有するためです。

店舗側の実務では、この違いが年間計画に効いてきます。スーパーSALE月は「大型イベント1本に集中する月」、それ以外の月は「マラソン2本で山を2つ作る月」と役割を分けておくと、在庫とキャッシュフローの計画が立てやすくなります。楽天スーパーセールで売れない5つの原因と対策もあわせて確認しておくと、月ごとの打ち手を切り分けやすくなります。

原則3:ポイント上限は回ごとに変わることがある

買いまわりで獲得できる特典ポイントの上限は7,000ポイントが基本ですが、回によって変動します。楽天市場の公式ガイドには、上限が5,000ポイントだった回、7,000ポイントの回、10,000ポイントの回がそれぞれ実例として記載されています。

上限が10,000ポイントに引き上げられる回は、ユーザーが高額商品を買いやすくなる回です。高単価商品を扱う店舗にとっては、同じ「お買い物マラソン」でも狙い目が変わります。日程だけでなく、その回の上限設定まで確認してから訴求を決めてください。

日程と同じくらい重要な、買いまわりの前提ルール

開催日を押さえても、買いまわりの仕組みを正確に理解していなければ施策の設計を誤ります。特にカウント条件・上限・付与時期の3点は、店舗の価格設計や訴求文言に直結します。ここでは楽天市場の公式ガイドにもとづき、店舗が押さえるべき内容に絞って整理します。

カウント条件は「1,000円(税込)以上・送料を除く」

買いまわりのショップ数は、1,000円(税込)以上の買い物をしたショップ数でカウントされます。判定対象は商品の金額であり、送料やラッピング料などの商品以外の料金を含めて1,000円を超えても対象にはなりません。

クーポンを使った買い物も対象になりますが、注意点があります。クーポン適用後の金額が999円(税込)以下になると、そのショップは買いまわりの対象から外れます。値引き幅の設計を誤ると、ユーザーの買いまわりカウントを1つ減らしてしまうことになります。クーポン設計の具体的な手順は【楽天市場】Racoupon(ラ・クーポン)の設定から活用方法、成功事例について解説!で解説しています。

なお、同じショップで複数回購入しても1ショップとしてカウントされます。1回あたり1,000円未満でも、同一ショップでの合計が1,000円(税込)以上になればカウント対象です。

特典ポイントの上限は原則7,000ポイント

買いまわりで獲得できる特典ポイントの上限は、原則として7,000ポイント(期間限定ポイント)です。この上限は買いまわり分にのみ適用され、SPUや店舗独自のポイントアップ、楽天スーパーDEALなどは別枠で計算されます。

店舗側が意識すべきなのは、ユーザーが上限に近づくと買い物の手が止まるという点です。高単価商品を扱う店舗ほど、ユーザーの買いまわり順の後半に回されると不利になります。期間前半での購入を促す訴求や、上限を消費しにくい価格帯の商品を用意しておく設計が有効です。

特典ポイントは翌月15日頃に付与され、翌月末まで有効

買いまわりの特典ポイントは、キャンペーン終了の翌月15日頃に付与され、付与された月の翌月末まで使える期間限定ポイントです。通常ポイントは購入日から20日後の付与で、有効期限の扱いも異なります。

この付与サイクルは、リピート施策の設計に直結します。ユーザーの手元に期間限定ポイントが入るタイミングと、その消費期限が切れるタイミングは事前に計算できます。メルマガやクーポンの配信時期をこのサイクルに合わせると、次回イベントへの再来店を作りやすくなります。

日程が読めたら何をするか|D-14からD+3の逆算オペレーション

開始日の見込みが立った時点で、そこから逆算して作業を割り付けます。ここでは開催14日前から終了3日後までを4つのフェーズに分け、各フェーズでやるべきことを整理します。毎回同じ手順で回せる形にしておくことが、月2回のイベントを走り切る前提条件になります。

D-14〜D-8:在庫・価格・イベント申請

この時期にやるべきは、動かすと影響範囲が大きいものです。主力商品の在庫数、仕入れリードタイム、価格設定を確定させます。

ここで押さえておきたいのが、マラソンとスーパーSALEの手続きの違いです。値引きの事前申請が必要なのは楽天スーパーSALEのみで、お買い物マラソンには同様の申請は求められません。ただしスーパーSALEの場合、ページ上の販売価格の変更は開始日の2週間前までできない仕様があるため、SALE月はこの制約を織り込んだ逆算が必要になります。

D-7〜D-1:クーポン・ページ・広告予算

開始1週間前からは、集客と転換に直結する設定に着手します。この段階で決めるべき項目は次のとおりです。

  • クーポンの種類と割引額(買いまわり対象から外れない金額設計になっているか)
  • 商品ページとトップページのイベント訴求への差し替え
  • 広告の日予算と、期間中の消化ペースの想定
  • メルマガの配信日時(開始直前と山場の2回が基本)

特に広告予算は、開始直後に消化しきってしまう設計になっていないかを確認してください。期間中は競合の入札も上がるため、通常時と同じ日予算では初日で枯渇します

開催中:山場での監視と予算配分

開催中の店舗側の仕事は、事前に決めたことを守ることではなく、ずれを見つけて直すことです。監視すべき項目を絞っておくと判断が速くなります。

  1. 広告の消化ペース(予算切れで露出が止まっていないか)
  2. 売れ筋商品の在庫(欠品による機会損失が出ていないか)
  3. 「5と0のつく日」など併催キャンペーンと重なる日の売上推移
  4. 想定外に売れている商品への予算の振り向け

D+1〜D+3:振り返りと次回への引き継ぎ

イベント終了直後は、記憶が新しいうちに数値を残す時間です。売上・アクセス数・転換率・客単価・広告費とROASを、目標との差分がわかる形で記録します。

ここまで見てきたとおり、お買い物マラソンは月2回のペースで巡ってくるため、逆算・実行・振り返りのサイクルを毎回回し続ける体制が前提になります。日々の受注対応と並行してこれを維持するのが難しい場合は、楽天市場の運営代行・コンサルティングという選択肢もあります。

「日程を知っていた」だけでは売れない3つの理由

日程を正確に押さえ、準備もしたのに売上が伸びないという相談は少なくありません。原因の多くは、買いまわりというユーザー行動と店舗の設計がかみ合っていないことにあります。ここでは典型的な3パターンを取り上げます。

理由1:買いまわりの入口になる商材がない

ユーザーは「あと1店舗でポイント倍率が上がる」という動機で店舗を探します。このとき選ばれるのは、1,000円台の買いやすい商品です。

この価格帯の商品が1つもない店舗は、買いまわりの検討対象に入りません。送料込みで1,000円をわずかに超える商品を用意しておくだけで、新規顧客との接点が生まれます。詳しい原因の切り分けは【楽天お買い物マラソンは売れない?】売れない原因を特定し売上を最大化する方法について解説で扱っています。

理由2:ポイント上限に達したユーザーが買い控える

買いまわりの特典ポイントには上限があるため、ユーザーは上限に近づくと購入を止めます。高単価商品を扱う店舗ほど、この影響を強く受けます。

対処は2つあります。1つは、期間の前半に購入してもらう訴求へ切り替えること。もう1つは、上限とは無関係に得をする店舗独自の特典(同梱プレゼント、まとめ買い割引など)を用意することです。

理由3:イベント終了後に広告費が膨らむ

見落とされやすいのが、イベント直後の広告消化です。RPP広告の自動最適化が適用されている環境では、イベント終了後に消化額が増える現象が一部の店舗で確認されています。

イベント期間中のROASだけを見て評価すると、終了後に発生した広告費が計算から抜け落ちます。振り返りは終了直後ではなく、数日分の消化を含めた期間で行ってください。仕組みの詳細は楽天RPP広告の自動最適化機能とは?仕様から勝つ方法まで徹底解説で解説しています。

楽天マラソンの開催時期に関するよくある質問

Q. 楽天マラソンは毎月開催されますか?

A. 月に1〜2回程度のペースで開催されるのが一般的です。ただし回数は月によって変動し、楽天スーパーSALEが実施される月は開催回数が減る傾向があります。年間計画を立てる際は、月ごとに開催回数が異なる前提で組んでください。

Q. 次回の日程はいつ公式に発表されますか?

A. 楽天市場の公式ページに日程が掲載されるのは開催の直前です。前回の開催が終わった後は、次回の日付が伏せられた状態に戻ります。店舗側は公式発表を待たず、過去実績から予測して準備を進める必要があります。

Q. 同じ店舗で2回買った場合、2ショップとしてカウントされますか?

A. いいえ、1ショップとしてカウントされます。ただし1回あたりが1,000円(税込)未満でも、同じショップでの合計が1,000円以上になれば1ショップとしてカウントされます。まとめ買いを促す訴求は有効です。

Q. ポイント上限が7,000ポイント以外になることはありますか?

A. あります。公式ガイドには、上限が5,000ポイントだった回や10,000ポイントだった回が実例として記載されています。上限は回ごとに設定されるため、毎回キャンペーンページのルール詳細で確認してください。

Q. 特典ポイントはいつ付与され、いつまで使えますか?

A. 買いまわりの特典ポイントは、キャンペーン終了の翌月15日頃に付与され、付与された月の翌月末まで有効な期間限定ポイントです。通常ポイントは購入日から20日後に付与され、有効期限の扱いが異なります。

Q. 楽天ふるさと納税は買いまわりの対象になりますか?

A. 2025年10月1日より、楽天ふるさと納税への寄付は原則として楽天ポイント付与の対象外となりました。以前は買いまわりのカウント手段として使われていたため、ユーザーの買いまわり行動が変化している点を前提に施策を設計してください。

まとめ

楽天マラソンの開催日を把握することは、販促計画の出発点です。最後に要点を振り返ります。

  • 2026年8月後半の回は8月24日20:00開始が有力だが、公式発表ではなく予測である
  • 公式ページに日程が出るのは開催の直前。待ってから動くと準備期間が残らない
  • 開始日は4日・19日・24日前後に寄り、スーパーSALE月は開催回数が減る傾向がある
  • 買いまわりは1,000円(税込)以上・送料除外でカウントされ、特典ポイント上限は回ごとに変わる
  • 日程が読めたら、D-14からD+3までの逆算オペレーションに落とし込む

まず取り組むべき最初の一歩は、次回の開催枠を「月初」「月後半」の単位で販促カレンダーに仮置きし、D-14に着手する作業を1つ決めておくことです。

「イベントの準備がいつも直前になってしまう」
「マラソンに参加しても売上が伸び悩んでいる」
「広告予算の配分が適切か不安」
「月2回のイベント対応に手が回らない」

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