自社ECとモールの違いは
「集客を自分で用意する必要があるか」にある
楽天市場やAmazonには、すでに購入意欲のある膨大なユーザーが日々訪れています。そのため出店直後から一定の露出が得られ、施策の中心は「モール内検索でどう上位に出るか」「モール内広告をどう使うか」になります。一方、自社ECは開設した時点で訪問者がゼロです。検索エンジン、広告、SNS、既存顧客への配信といった流入経路を自分で用意しない限り、どれだけ良いサイトを作っても売上は立ちません。
反面、自社ECには手数料負担が軽く、顧客データを自社で保有でき、ブランドの世界観を制約なく表現できるという明確な利点があります。つまり自社ECは「短期の売上をつくる場所」ではなく「利益率とLTVを積み上げる場所」です。この前提を取り違えると、モールと同じ打ち手を持ち込んで成果が出ないという状態に陥ります。
モールは集客をプラットフォームに依存できる一方、自社ECは集客を自前で構築する必要があります。この違いが、着手すべき施策の順番を決めます。







