Amazonアソシエイトの始め方|180日3件の審査条件と最新の規約改定

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Amazonアソシエイトの始め方|180日3件の審査条件と最新の規約改定

Amazonアソシエイトは無料で申請でき、アカウント作成から180日以内に3件の適格販売を発生させると本審査に進みます。審査では販売件数に加えて、オリジナルコンテンツの量と質も確認されます。

「審査に通るか不安」「報酬はどのくらいもらえるの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。2024年8月には紹介料の上限(1商品1,000円)が撤廃され、2026年4月には運営規約が改定されるなど、ルールが大きく変わっています。

この記事では、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が、Amazonアソシエイトの始め方・審査に通るコツ・報酬率を最新ルールに沿って解説します。

この記事でわかること

  • 報酬が発生する仕組みとカテゴリー別の紹介料率
  • 2024年の報酬上限撤廃と、2026年4月の規約改定のポイント
  • 登録手順と、審査の通過率を上げる方法
  • 報酬の確認方法と受け取り方

この記事の想定読者

  • これからAmazonアソシエイトに申請するブログ・サイト運営者
  • 審査に落ちた、または180日ルールに不安がある方
  • InstagramなどSNSでAmazon商品を紹介したい方
  • 自社商品をアソシエイト経由で広めたいメーカー・EC担当者

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Writer樋口 智紀

株式会社Proteinum ECコンサルタントマネージャー

戦略コンサルティングファームおよびECコンサルファーム(NE株式会社)を経て現職。現在はECコンサルタントとして、多数のAmazonセラーの売上拡大を支援。電子機器やアパレルから日用品、食品まで多岐にわたる商材を担当し、緻密なデータ分析に基づいた施策立案で月商を10倍以上に引き上げた実績を多数持つ。Amazon特有の購買行動を数値化し、広告費の最適化とCVR改善を同時に実現する手法を得意とする。コンサルタントの視点から、リピート商材の分析を通じた継続的な収益構造の構築を強みとしている。

Amazonアソシエイトとは?仕組みとメリット・デメリット

Amazonアソシエイトとは?仕組みとメリット・デメリット

Amazonアソシエイトは、Amazonが公式に運営する無料のアフィリエイトサービスです。紹介リンク経由の購入に応じて紹介料を受け取れ、Amazonのほぼすべての商品を紹介できます。ここでは仕組みと報酬が発生する条件、メリット・デメリットを順に整理します。

Amazon公式のアフィリエイトサービス

Amazonアソシエイト・プログラムとは、ブログやWebサイト、SNSでAmazonの商品を紹介し、リンク経由で購入されると紹介料を受け取れる仕組みのことです。登録や利用に費用はかからず、個人だけでなく法人も参加できます。

紹介料は、商品価格から税金・送料・ポイント利用分などを差し引いた金額に、カテゴリーごとの紹介料率をかけて計算されます。

ほかのアフィリエイトサービス(ASP)と比べた特徴は、Amazonで販売されているほぼすべての商品を紹介できる点です。ASPとは、広告主とサイト運営者を仲介するアフィリエイトサービス事業者のことです。ニッチなジャンルで広告案件が見つからない場合でも、紹介できる商品を見つけやすくなります。

報酬が発生する5つの条件

報酬は、クリックから24時間以内にカートに入った商品が89日以内に注文され、購入から180日以内に出荷・支払いまで完了したときに発生します。具体的な条件は次のとおりです(2026年10月時点)。

  1. 読者があなたのアソシエイトリンクをクリックする
  2. クリックから24時間以内に、商品がショッピングカートに追加される
  3. カート追加までの間に、ほかのサイトのアソシエイトリンクを経由していない
  4. 最初のリンククリックから89日以内に注文が完了する
  5. 購入から180日以内に商品が出荷され、支払いが完了する(2026年4月の規約改定で明文化)

クリックから24時間以内であれば、紹介した商品以外をカートに入れた場合も報酬の対象になります。ただし、読者が最初に商品を注文した時点(デジタル商品を除く)で、そのリンクの有効期間は終わります。

一方、途中で別のサイトのアソシエイトリンクを経由すると、そちらのサイトの報酬になる点に注意が必要です。

メリット:購入につながりやすく報酬が頭打ちにならない

最大のメリットは、多くの人が普段から使っているAmazonへ送客するため、購入につながりやすいことです。主なメリットは次の5つです。

メリット1:購入につながりやすい

Amazonは知名度が高く、すでにアカウントと支払い方法を登録している利用者が多いサービスです。リンク先で会員登録をする手間がないため、ほかのECサイトに送客する場合と比べて購入率が高くなりやすい傾向があります。

メリット2:紹介できる商品ジャンルが幅広い

日用品から家電、本、食品まで、Amazonで販売されているほぼすべての商品を紹介できます。ASPに広告案件がないニッチなジャンルのブログでも、収益化の手段を持てます。

メリット3:紹介した商品以外の購入も報酬になる

リンクをクリックしてから24時間以内にカートに入れた商品は、紹介した商品でなくても報酬の対象です。読者が同じ買い物でついでにカートに入れた商品の分も紹介料が発生します(最初の注文が完了した時点で有効期間は終了します)。

メリット4:高単価商品でも報酬が頭打ちにならない

2024年8月に報酬上限が撤廃されたため、家電やPC、ジュエリーなどの高単価商品を紹介した場合も、計算どおりの報酬を受け取れます。

メリット5:ブログやSNSがあれば無料で申請できる

登録費用や月額費用はかかりません。ブログやWebサイトのほか、YouTubeやInstagramなどのSNSアカウントでも申請できます。

デメリット:料率の低さ・審査のハードル・規約違反のリスク

注意したいのは、紹介料率の低さ、本審査に進むまでのハードル、規約違反時のペナルティの3点です。それぞれの内容は次のとおりです。

デメリット1:カテゴリーによっては紹介料率が低い

家電・PC・カメラなどは2%、フィギュアは0.5%と、カテゴリーによって紹介料率が低く設定されています。成果報酬が数千円〜数万円になるASPの案件と比べると、1件あたりの報酬は小さくなりがちです。

デメリット2:本審査に進むまでのハードルがある

登録しただけでは本審査は始まりません。アカウント作成から180日以内に3件の適格販売を発生させる必要があり、アクセスの少ないサイトでは達成が難しい場合があります。

デメリット3:規約違反には厳しい措置がある

自分や家族・知人・従業員によるリンク経由の購入や、他者のコンテンツの丸写しなどは規約違反です。また、有料広告から直接Amazonへ誘導した購入は紹介料の対象外になります。

違反が見つかると、報酬の没収やアカウント閉鎖の対象になります。特に2026年4月の改定でルールが厳格化されているため、運用前に運営規約を確認しておきましょう。

報酬はいくら?紹介料率と受け取り方

報酬はいくら?紹介料率と受け取り方

紹介料率は商品カテゴリーによって0%〜10%と幅があり、2024年8月7日からは1商品あたりの報酬上限もなくなっています。確定した報酬は、紹介料が発生した月の末日から約60日以内に支払われます。ここでは料率・計算方法・確認方法・受け取り方をまとめます。

カテゴリー別の紹介料率は0〜10%

紹介料は「税・送料・ポイント利用分などを除いた金額 × 紹介料率」で計算します。売価そのものに料率をかけるわけではない点に注意しましょう。

主なカテゴリーの紹介料率を一覧にすると、次のとおりです(2026年10月時点)。

紹介料率主な商品カテゴリー
10%Amazonビデオ(レンタル・購入)、Amazonコイン
8%Kindle本、デジタルミュージック、食品&飲料、お酒
8%服・ファッション小物、ジュエリー、シューズ、バッグ
5%ドラッグストア、ビューティー、コスメ、ペット用品
4.5%Kindle・Fire・Echoなどのデバイス
4%工具・機械、産業・研究開発用品、ベビー&マタニティ、スポーツ用品
3%本、文房具・オフィス用品、おもちゃ、キッチン用品
3%インテリア・家具、生活雑貨
2%CD・DVD、ゲーム・PCソフト、カメラ、PC、家電
2%カー・バイク用品、腕時計、楽器、Amazonふるさと納税
0.5%フィギュア

食品やファッションは8%と高めで、家電・PC・カメラは2%と低めに設定されています。

※一部のカテゴリーを抜粋しています。Amazonギフトカードやビデオなど紹介料が0%の商品もあり、上記に含まれない商品は2%です。また、Amazonプライムの無料体験登録(1件500円)のように、定額の紹介料が設定されたプログラムもあります。最新の料率はAmazonアソシエイト公式の紹介料率表でご確認ください。

2024年8月に報酬上限(1商品1,000円)が撤廃

以前は1商品1個の売上につき報酬の上限が1,000円でしたが、2024年8月7日に撤廃されました。高単価の商品を紹介しても、計算どおりの報酬を受け取れます。

撤廃の前後で報酬がどう変わるかを、2つの例で比較します。紹介料は税抜き価格(送料やポイント利用分なども除く)をもとに計算されるため、下の金額は目安です。

例計算2024年8月以前現在
5万円のジュエリー(8%)50,000円 × 8%1,000円(上限)4,000円
18万円のPC(2%)180,000円 × 2%1,000円(上限)3,600円

家電やPCのように紹介料率が低いカテゴリーでも、単価が高ければ1件あたりの報酬は大きくなります。紹介する商品を選ぶときは、料率と単価の両方を見ることが大切です。

報酬はアソシエイト・セントラルの「レポート」で確認する

報酬は、アソシエイト・セントラルにログインし、上部メニューの「レポート」で確認できます。期間を指定すると、次の数字を確認できます。

  • クリック数:アソシエイトリンクがクリックされた回数
  • 注文数:リンク経由でカートに入り、注文された商品の数
  • 発送済み商品数:実際に出荷された商品の数
  • 紹介料:発送済み商品にもとづく報酬額

報酬が確定するのは商品が発送されたときです。注文が入っても、キャンセルや返品があると紹介料は発生しません。

受け取りは銀行振込(5,000円〜)かギフトカード(500円〜)

受け取り方法は銀行振込とAmazonギフトカードの2種類で、どちらも紹介料が発生した月の末日から約60日以内に支払われます。条件の違いは次のとおりです(2026年10月時点)。

受け取り方法最低支払額上限額支払い時期
銀行振込5,000円なし発生月の末日から約60日以内
Amazonギフトカード500円120,000円発生月の末日から約60日以内

少額から受け取りたい場合はギフトカード、まとまった金額を受け取る場合は銀行振込が向いています。

最低支払額に届かなかった報酬は、翌月以降に繰り越されます。ギフトカードの場合、合計が12万円を超えると、別の支払い方法を選ぶまで支払いが保留されることがあります(上限は2026年2月18日の改定で50万円から12万円に変更)。

2026年4月の規約改定で何が変わったのか?SNS運用への影響

2026年4月の規約改定で何が変わったのか?SNS運用への影響

2026年4月20日、Amazonアソシエイト・プログラムの運営規約が改定されました。特に影響が大きいのは、SNSなどの有料広告経由の購入が紹介料の対象外になった点です。ここでは改定の全体像と、SNSでアソシエイトを使うときの注意点をまとめます。

改定された5つの項目と影響を受ける人

2026年4月20日の改定は、規制の強化が4項目、機能の開放が1項目という構成です。改定項目と影響を受ける人を表にまとめました(参考:Amazon公式「運営規約の主な改定内容」)。

改定項目内容影響を受ける人
有料広告経由の購入Amazonへリンクする有料広告・ブースト広告経由の購入は原則不適格SNS広告やリスティング広告で送客していた人
適格販売の期限購入後180日以内の出荷と支払い完了が必要と明文化予約商品など発送まで長い商品を紹介する人
第三者コンテンツの利用他者のコンテンツを使う場合、独自の解説・分析・改変が必須引用や転載が中心のまとめサイト
オンサイト・プログラムの直接適格販売リンク先と同一バリエーションの購入に限定(色・サイズ違いは対象外)オンサイト・プログラムの参加者
ストアフロント・ユニーククリエイターリンクインフルエンサー限定だった機能をアソシエイト登録者も利用可能にすべてのアソシエイト

この表のとおり、広告で集客していた人と、他者のコンテンツに頼っていたサイトほど影響が大きい改定です。

有料広告・ブースト広告経由の購入は対象外に

Amazonへのリンクを含む有料広告やブースト広告から誘導された購入は、原則として紹介料の対象外になりました。禁止キーワードを使っているかどうかは関係ありません。Instagramの投稿を宣伝(ブースト)した場合も同様です。

例外は、個別に承認を受けている一部のクリエイターだけです。Amazonは、申請による例外承認を現在は予定していないとしています。

広告を使ってAmazonへ誘導する手法は、原則として紹介料が発生しなくなりました。これから始める方は、オリジナルの記事や投稿で自然に読者を集める運用を前提にしましょう。

SNSではリンクの置き場所と規約の表記に注意する

Amazonアソシエイトは、ブログを持っていなくてもInstagram・X・YouTubeなどのSNSアカウントで申請できます。SNSで使う場合は、リンクを置く場所と、規約で定められた表記の2点に注意が必要です。

リンクはプロフィール・ストーリーズ・ストアフロントに置く

Instagramはフィード投稿のキャプションにリンクを貼っても、クリックできません。プロフィールのリンク欄やストーリーズのリンクスタンプを使って、アソシエイトリンクへ誘導します。

2026年4月からはアソシエイト登録者もストアフロント機能を使えるようになりました。おすすめ商品を1ページにまとめてプロフィールに置く方法も有効です。

広告であることを明示する

Amazonアソシエイトの運営規約では、「Amazonのアソシエイトとして、[名称]は適格販売により収入を得ています。」という文言を目立つ場所に表示することが義務付けられています。

2023年10月1日からはステルスマーケティング規制(景品表示法)も始まっています。投稿やプロフィールに「PR」「広告」「Amazonアソシエイトのリンクを含みます」などの表記を入れておきましょう。

SNSでも投稿の中身が審査される

SNSで申請する場合も、ブログと同様に180日以内3件の適格販売が必要です。フォロワー数だけでなく、オリジナルの投稿が継続的に行われているかも確認されます。SNSアカウントに関する最新の要件は、申請前に公式ヘルプで確認してください。

Amazonアソシエイトの始め方は?登録の4ステップ

Amazonアソシエイトの登録は公式サイトから無料で行え、申し込みは4ステップで完了します。申し込みが終わるとアソシエイトIDが発行され、すぐにリンクを作成できます。ただしこの時点は仮登録の状態で、本審査は次の章の条件を満たしてから始まります。

【手順1】Amazonアカウントでサインインする

Amazonアソシエイト公式サイトの「登録」から進み、Amazonアカウントでサインインします。普段使っているアカウントで登録でき、アカウントがない場合はこの画面から新しく作成できます。

【手順2】アカウント情報を確認する

紹介料の受取人として、Amazonアカウントに登録されている住所が表示されるので、内容を確認します。あわせて、次の2点を選択します。

  • アカウントのメイン担当者:本人であれば「上記の紹介料受取人」を選びます。
  • 米国の税務上の区分:日本国内から参加し、日本の銀行口座を登録する場合は「いいえ」を選びます。

【手順3】ウェブサイト・SNSを登録する

アソシエイトリンクを掲載する予定のブログやSNSアカウントのURLを入力し、「追加」を押します。ウェブサイトとSNSは合わせて最大50件まで登録できます。

登録するサイトやSNSは、すべて一般公開されている必要があります。非公開のアカウントでは参加できません。アプリがない場合、アプリ欄は空欄で問題ありません。

【手順4】サイトの情報を入力して申し込む

次の項目を入力し、運営規約に同意して「完了」を押します。

  • 希望する登録ID:アソシエイトIDのもとになる文字列です。半角英数字で入力します。
  • サイトの内容と紹介したい商品:全角256文字程度以内で簡単に説明します(例:書評ブログで読んだ本を紹介します)。
  • サイトの種類:ブログやメディアの場合は「コンテンツメディア / パブリッシャー / ブロガー」を選びます。
  • プログラムを知ったきっかけ:選択肢から選びます。

申し込みが終わるとアソシエイトIDが発行され、リンクを作成できるようになります。報酬の受け取り方法(銀行振込またはAmazonギフトカード)は、申し込み後にアソシエイト・セントラルのアカウント設定から登録します。条件は「報酬はいくら?紹介料率と受け取り方」の章をご覧ください。

なお、この時点は仮登録の状態で、本審査は次の章の条件を満たしてから始まります。

審査に通るには?180日以内3件の条件と4つのコツ

審査に通るには?180日以内3件の条件と4つのコツ

本審査が始まる条件は、アカウント作成から180日以内に3件の適格販売を発生させることです。3件に達した時点で審査が始まり、結果は登録したメールアドレスに届きます。ここでは条件の詳細と審査に通るためのコツ、落ちた場合の再申請手順を解説します。

本審査の条件は「180日以内に3件の適格販売」と10件以上の投稿

審査では、販売件数とコンテンツの両方が確認されます。販売件数の条件は、アカウント作成から180日以内に3件の適格販売を発生させることです。

コンテンツについては、Amazonの「申請の審査プロセスについて」で、広告を除いた状態でも十分なオリジナルコンテンツ(少なくとも10件の投稿)が必要とされています。

適格販売の数え方と、自己購入の禁止

適格販売として数えられるのは、次の条件をすべて満たす購入です。

  • 自分のアソシエイトリンクを経由した購入であること
  • 商品が出荷され、返品されていないこと
  • 3件が別々の注文であること(1回の注文で3商品が買われても1件と数える)
  • アカウント作成から180日以内の購入であること

自分自身のリンクから購入する「自己購入」は規約で禁止されています。家族や知人に頼んで購入してもらうことも認められていません。審査を通すためだけの購入は、アカウント閉鎖の原因になります。

審査に通るための4つのコツ

一番大事なのは、180日以内に3件の売上が生まれるだけのアクセスを、申請前から確保しておくことです。そのうえで、次の4点を押さえましょう。

コツ1:アクセスが集まってから申請する

180日のカウントはアカウント作成時から始まります。記事が少なくアクセスがほとんどない段階で申請すると、期限内に3件を達成できずに不承認になりがちです。

まずは10記事以上を公開し、検索やSNSから一定のアクセスが来る状態を作ってから申請しましょう。

コツ2:実際に使った商品のレビュー記事を書く

自分で使った商品の感想や写真、比較は、ほかのサイトにはないオリジナルコンテンツになります。審査で評価されやすいだけでなく、読者の購入の後押しにもなります。

2026年4月の改定で、他者のコンテンツを使う場合は独自の解説や分析が必須になった点も意識しましょう。

コツ3:大型セールのタイミングを活用する

プライムデーやブラックフライデーなどの大型セール期間は、読者の購買意欲が高まります。セール情報やおすすめ商品をまとめた記事は、3件の適格販売を達成しやすいタイミングです。

コツ4:サイトの基本情報と規約違反がないかを確認する

申請前に、次の点を見直しておきましょう。

  • サイトが未完成ではないか(準備中のページが多い状態は避ける)
  • 運営者情報やプライバシーポリシーが掲載されているか
  • 運営規約が定める表記(「Amazonのアソシエイトとして、[サイト名]は適格販売により収入を得ています。」)を掲載しているか
  • 法律に違反するコンテンツや、他サイトの転載がないか

審査に落ちた場合の再申請手順

180日以内の売上不足で不承認になった場合は、新しいアカウントで再申請できます。ただし、それまでのアソシエイトIDは使えなくなるため、リンクの貼り直しが必要です。なお、規約違反などでアカウントを閉鎖された場合は、Amazonの事前承認なしに再参加することはできません。

不承認になると、登録したメールアドレスに通知が届き、アソシエイト専用のアカウントは閉鎖されます。買い物用のAmazonアカウントはそのまま使えます。再申請するときは、次の順番で進めましょう。

  1. 不承認の理由を確認する(多いのは180日以内に3件の適格販売に届かなかったケース)
  2. 記事数やアクセス数を増やし、安定して読者が来る状態を作る
  3. 公式サイトの「無料アカウントを作成」から、新しいアカウントで申請し直す
  4. サイト内の古いリンクを、新しいアソシエイトIDのリンクに差し替える

古いIDのリンクを残したままにすると、そのリンク経由の購入は報酬になりません。再申請後は、リンクの差し替え漏れがないか必ず確認してください。

法人・メーカーはAmazonアソシエイトをどう活用できるか?

Amazonアソシエイトは法人でも利用でき、オウンドメディアの収益化と、自社商品の販売促進の両面で活用できます。一方で、自社や社員による購入の禁止など、法人ならではの注意点もあります。

オウンドメディアの収益化

自社でブログやメディアを運営している場合、記事内で紹介した商品から紹介料を得られます。掲載費用はかからないため、コンテンツから追加の収益を生む手段になります。

自社商品の販売促進

Amazonで商品を販売しているメーカーにとって、アソシエイトとして活動するブロガーやクリエイターは、自社商品を紹介してくれる外部の協力者です。紹介記事から購入が増えれば、販売実績やレビューが積み上がり、Amazon内の検索順位にも良い影響が期待できます。

一方で、紹介のされ方は自社でコントロールできません。想定と違う客層への訴求や、ブランドイメージに合わない紹介をされる可能性がある点には注意が必要です。外部の発信者との連携の考え方は、ECサイトにおけるインフルエンサーの活用方法でも解説しています。

Amazonでの売上を伸ばすには、外部からの集客と、商品ページ・広告運用の改善を組み合わせることが重要です。Amazon外から自社の商品ページへ集客する手段には、Amazon DSP広告もあります。社内のリソースで回しきれない場合は、Amazonの運営代行・コンサルティングという選択肢もあります。

法人利用で注意すべき2つの規約

法人で特に注意したいのは、自己購入の禁止と、広告経由の送客の扱いです。

  • 自己購入の禁止:自社サイトのリンクから自社や社員が購入する行為は規約違反です。
  • 広告経由の送客:2026年4月の改定で、有料広告からAmazonへ誘導した購入は紹介料の対象外になりました。インフルエンサー施策で広告配信を組み合わせる場合は、紹介料が発生しない前提で設計しましょう。

Amazonアソシエイトに関するよくある質問

最後に、Amazonアソシエイトについてよく寄せられる質問に回答します。本文で触れた内容の確認にもお使いください。

Q. Amazonアソシエイトは儲かりますか?

A. 紹介する商品と集客力によって大きく変わります。紹介料率は多くのカテゴリーで2〜8%のため、大きな収益には一定のアクセス数が必要です。2024年に報酬上限が撤廃され、単価の高い商品を扱うジャンルでは以前より稼ぎやすくなっています。

Q. Amazonアソシエイトの報酬はどのくらいですか?

A. 「税・送料などを除いた商品価格 × 紹介料率」で計算します。たとえば税抜き3,000円の食品(8%)なら240円、税抜き10万円のPC(2%)なら2,000円です。1商品あたりの上限はありません。

Q. Amazonアソシエイトになるための条件は何ですか?

A. ブログやSNSなどの媒体を持っていることと、アカウント作成から180日以内に3件の適格販売を発生させることです。3件に達すると本審査が始まり、コンテンツの内容も確認されます。

Q. 審査に落ちたら再申請できますか?

A. 売上不足による不承認であれば再申請できます。以前のアソシエイトIDは無効になるため、新しいIDでリンクを作り直す必要があります。規約違反でアカウントを閉鎖された場合は、Amazonの事前承認なしに再参加できません。

Q. 自分のリンクから買い物をしてもいいですか?

A. 規約で禁止されています。自分や家族、知人によるリンク経由の購入は紹介料の対象外で、繰り返すとアカウント閉鎖の対象になります。

まとめ

Amazonアソシエイトの仕組みと最新ルールについて解説してきました。本記事の要点は次のとおりです。

  • 報酬の仕組み:クリックから24時間以内にカートに入った商品が対象で、「税・送料などを除いた商品価格 × 紹介料率(0〜10%)」で計算する。
  • 報酬上限の撤廃:2024年8月7日に1商品1,000円の上限がなくなり、高単価商品でも計算どおりの報酬を受け取れる。
  • 2026年4月の規約改定:有料広告・ブースト広告経由の購入は原則対象外になり、他者コンテンツの利用には独自の解説が必須になった。
  • 審査の条件:アカウント作成から180日以内に3件の適格販売が必要。アクセスを集めてから申請するのが通過の近道。
  • SNSでの利用:Instagramなどでも申請できるが、規約で定められた表記と、広告配信を使わない運用が前提。

まずは10件以上のオリジナル記事をそろえ、アクセスが集まってから申請しましょう。ルールが頻繁に変わるサービスのため、運用を始める前と規約改定のタイミングでは、必ず公式の運営規約を確認するようにしましょう。

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