Shopifyでの領収書発行方法は？領収書と明細書の違いから対応方法、おすすめアプリを解説！

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1.領収書と明細書の違いとは？

「明細書」と「領収書」の違いをご存知ですか？どちらも同じ、支払いに対して発行される書類のことを指しますが、使用用途がかわってきます。
ECサイトでお買い物をするのは、個人のユーザーだけではありません。法人名義としてECサイトの商品やサービスを購入する場合も多くあり、法人名義や仕事用として商品を購入された場合、会社に提出するために領収書や明細書を求められることは少なくありません。

1-1.領収書とは

「領収書」は「支払ってもらった料金を受け取った」ということを証明する書類のことです。
例として飲食店では、レシート（明細書）には飲み物や食べ物が一覧になっていますが、領収書をお願いすると「但し書き（飲食代等）」と「合計金額」のみが記載されます。
この「但し書き（飲食代等）」と「合計金額」が記載された書類が領収書になります。

1-2.明細書とは

「明細書」とは”支払ってもらう料金の内訳”が記載された書類のこと。実店舗でいう、レシートのことです。
ECサイトで買い物をした場合、購入した商品名や個数、送料・手数料など、ユーザーが支払う料金の内訳が具体的に明記されたものになります。商品を送る際に同梱することが多いです。

2.Shopify 領収書発行方法は？

2-1.領収書の記載事項は？

お客様が領収書の発行を希望した場合は必ず発行する必要があります。そのため、確実に発行できる用意をしておきましょう。
領収書に記載すべき項目は以下になります。
・取引先の氏名または名称
・請求書発行者の氏名または名称
・発行年月日
・領収金額
・但し書き

お客様がクレジットカード決済で商品を購入した場合、基本的には領収書の発行が不要です。クレジットカード決済では、ECサイトとお客様の間で直接的な代金のやり取りがないので、領収書を発行する義務はありません。
領収書を発行してしまうと、二重発行となる可能性もあるため注意が必要です。クレジットカード決済のお客様が領収書の発行を希望した場合、領収書の代わりとして明細書を発行して対応することをおすすめします。

3.Shopify 領収書発行の際の対応方法は？

3-1.明細書を商品と同封する

クレジットカード決済や銀行振込の場合にも、各々利用明細書が領収書の代わりとなります。
購入者から領収書を求められた際に、「商品に同封している明細書を領収書の代わりとしてお使いいただけます」といった説明を行い、対応することも可能です。

3-2.登録されたメールアドレスに送付する

Shopifyを始め殆どのECサイトでは、購入の際にお客様が登録したメールアドレス宛に添付するのが一般的な対応方法になります。
領収書作成アプリでも、顧客メールアドレスに書類や作成リンクを送るシステムになっている事が多いので、それぞれのマニュアルに合わせた送信方法を選択し、対応しましょう。

3-3.領収書を原則発行しない旨をサイトに記載する

領収書は原則として、購入者から請求されない限り発行する必要がないものです。
そのため、領収書の発行をしない場合には、Shopifyサイト上に「領収書の発行はおこなっておりません」という旨を記載しておくのが有効です。
更にプラスで領収書の代わりとなる書類を明記しておけば、ユーザーの不安を取り除くことができます。

4.Shopify 領収書作成おすすめアプリ

4-1.Ship&co 国内外の送り状発行システム

「複数EC店舗のオーダーの一元管理」「送料の比較」「送り状・インボイスの発行」「受注ステイタスの自動更新」「追跡番号の同期」「発送通知メールの自動送信」までの出荷業務を1つのインターフェイスで完了します。
注文データと運送会社アカウントを直接アプリで繋ぐことで、出荷準備の手作業によるミスを減らし、より安全にデータ管理いただけます。

4-2.Order Printer

注文のカスタム梱包伝票、請求書、配送ラベル、領収書を印刷する事ができます。
テンプレートのカスタマイズは、HTMLとLiquidの専門的なコーディングの知識が必要となりますが、領収書を何枚印刷しても月額料金がかからない領収書作成アプリになります。

4-3.Quick Order Printer かんたん帳票出力

領収書（明細あり／なし）、納品書（金額あり／なし）、請求書、見積書が印刷できます。
複数の帳票を一括で作成・印刷でき、文書の発行者と請求書の振込先を自由に登録できます。 社印（角印）等を画像で登録することが可能です。
すべてのデータはShopifyサーバ内に記録され、外部のサーバには一切データを保持しないため、安心・安全にご利用いただけます。

5.まとめ

今回は、Shopifyの領収書についてお話ししてきました。Shopifyでの領収書発行する際は、領収書作成アプリを活用して対応するのがおススメです。Shopifyの運用、構築など弊社へご相談いただくことも可能ですので、気兼ねなくご連絡ください！

Writer米沢　洋平

株式会社Proteinum　代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 （のべ担当店舗数700以上）。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事（事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等）その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。