futureshop(フューチャーショップ)とは?機能や料金、メリット、デメリットなどを徹底解説!

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我々はECにおける総合的な売上向上サービスを展開しています。
楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。

futureshop(フューチャーショップ)とは、株式会社フューチャーショップが手掛けるSaaS型ECサイト構築プラットフォームで、その歴史は古く、2003年10月からサービスを展開しています。

ECサイトに必要な機能を豊富に設定することができる上に、年数回の機能バージョンアップがあるため時流に合わせたEC運営が可能になっています。

またASPカートシステムの中でも珍しく自由度が高いデザインカスタマイズが可能なので、ECサイトの柔軟な導線を設定することができます。

また、実店舗とECサイトの顧客統合によりオムニチャネルにも対応可能、さらに連携できる外部システムも多いため高い拡張性も備えています。

さらにフューチャーショップは、サポート対応が充実しています。平日の10時から17時までの間で電話での問い合わせを受け付けており、更にEC運営に関するアドバイスを受けることも可能です。またECの売り上げUPのためのセミナーも定期的に開催しているので、未経験の方でも安心してEC運営をすることができます。

1.futureshop(フューチャーショップ)の主な機能

続いては、futureshopの主な機能を見ていきましょう。ECサイトの構築だけでなく、集客や優良顧客化など、売上向上を支援する機能を多く搭載しています。

1-1.ECサイト構築

”ECサイト構築”では、サイトのデザインカスタマイズ性とECサイト特有の高い更新性を実現させるcommerce creator(コマースクリエイター)というCMS機能が用意されています。commerce creatorによってHTMLやCSSが分からない方でも手軽にサイトを更新させることが可能となり、パーツごとに細部までCSSやJavaScriptの変更をすることもできるようになります。

※コマースクリエイターについては下記記事をご覧ください。

ほかにもECサイト構築に欠かせない機能がそろっています。スマートフォン・タブレットに対応したECサイトの構築(レスポンシブ・アダプティブどちらでも選択して構築可)や「様々な決済システムへの対応」や「カテゴリーごとに最大5階層に対応した商品グループ機能」「合わせ買いにつなげるレコメンド機能」など様々な機能を利用することができます。

1-2.ECサイト運営、管理

”ECサイト運営”では、「商品管理機能」や「受注管理機能」、「割引設定」、「予約販売機能」はもちろん「アクセス解析(Google Analytics 拡張eコマース)」や「店舗運用管理ツール連携/CRMシステム連携」「レポート分析機能」などが利用できます。

自社のECサイトの運営状況を把握出来る機能を利用することで、集客や売上の向上に繋げられます。

1-3.優良顧客化

最新の「ライブコマース機能」や「LINE連携機能」、「メルマガ機能」、「Apple ID・Googleアカウントログインオプション」、「ポイント機能」、「サンプル販売機能」、「レビュー機能」、「会員ステージ機能」など、優良顧客化に効果的な数多くの機能が用意されています。

1-4.集客プロモーション

購買意欲の高いカゴ落ちユーザーに、買い忘れ商品をHTMLメールでリマインドする「futureCartRecovery」や「クーポン発行機能」、SNSからの流入の受け皿になる「Instagramショッピング機能 (Facebookカタログ連携)」「Google ショッピング機能」などです。

1-5.O2O、オムニチャネル

O2Oとはインターネットなどのオンラインから店舗などのオフラインへ消費者を呼び込む施策の事です。例えば「実店舗在庫表示機能」はシステム連携することで、ECサイトに表示した商品の「よく行く店舗」の在庫状況と、商品取扱い店舗一覧を表示できるので、ECサイトに訪れたユーザーをオフラインの店舗に誘導できたりとチャネルを超えた販促活動が可能になります。

また、「STAFF START(スタッフスタート)連携」オプションはアパレル店舗スタッフのコーディネイト撮影からアイテム情報のひも付け、投稿まで専用アプリで一連の業務が完了する「コーディネート投稿機能」とコーディネイト経由での購入を分析できます。コーディネート写真をサイトにアップすることでショップやスタッフへのファンづくりにもつながる機能です。

1-6.外部連携

集客や接客、レコメンドエンジン、越境ECなどの「フロントオフィス」と、決済代行/ID連携や物流などの「バックオフィス系」それぞれ各種外部サービスとの連携が可能です。
自社のECサイト側をカスタマイズすることなく外部サービスと連携ができるため、追加予算の考慮の機会が少なくなり、自社ECサイトの運営に注力することができます。

参考:https://www.future-shop.jp/function/

2.futureshop(フューチャーショップ)の料金プラン

初期費用:22,000円(税抜)~
月額費用:22,000円(税抜)~

主に商品数によって基本プランが決まり、あとは希望するオプション機能や決済機能の追加に応じて料金が変化します。
料金プランについては、事前に相談可能となっておりますので自社の最適なプランについてはお問い合わせください。

▼futureshop料金ページ
https://www.future-shop.jp/price/

3.futureshop(フューチャーショップ)のメリットとデメリット

この項目では、futureshopのメリットとデメリットを解説します。メリット、デメリット双方を事前に確認して検討していきましょう。

3-1.メリット

デザインの自由度が高い

  • サイトデザインの自由度が高い

futureshopは他のASPと比較してもサイトのデザインを細かく設定することができます。
商品ページごとのデザイン設定や、トップページ、特集ページの作成など、コマースクリエイターの機能を利用することで、よりカスタマイズされたサイト作りが可能です。

  • 購入しやすいサイト作りが可能

訪問するユーザーにとってもfutureshopは使いやすいカートシステムとなっています。
その理由はカートに商品を入れてから購入完了までのステップの短さ。
画面遷移が多いほど離脱率は上がりますが、futureshopなら最短で2ステップで購入まで完了するので、購入時の離脱を抑えられます。

  • リピーター対策に様々な機能

会員登録やメルマガ、ポイント機能など、futureshopにはリピート対策に利用できる機能が準備されています。特にメルマガについては月間で40万通まで配信可能なので、すでにサイトで購入経験のあるユーザーに対して新商品の紹介やセールの情報を届けることができ、リピート購入につなげられます。

  • 外部ツールとの連携が豊富

futureshopでは分析や販促のための外部ツールとの連携が可能です。例えば楽天ペイ(オンライン決済)やPayPay(オンライン決済)利用といった支払いオプションと連携すれば、その場でのクレジットカード登録が不要となり、コンバージョン率のアップが見込めます。

  • 実店舗との連携が可能

ECサイトと実店舗の連携ができることもfutureshopの特徴です。ECサイトで獲得したポイントを実店舗での買い物に利用できたり、実店舗の在庫状況と連携することで、ECサイトに訪れたユーザーをオフラインの実店舗に誘導できたりとチャネルを超えた販促活動ができます。

  • サポート体制が充実している

ECサイトを運営するうえで実は非常に重要なのがサポート体制です。拡張性が高く、機能がたくさんあるfutureshopでは、しばしば設定方法等で不明点が出てくることがあります。
そんな時もECサポートチームが電話対応してくれるので、サイトの更新や構築での無駄な時間を掛けることなく、安心してサイトを運営することができます。

3-2.デメリット

  • 料金がやや高め

futureshopは初期費用と月額料金が最低でも22,000円(税抜き)かかります。

フューチャーショップに近いASPカートのShopifyのベーシックプランだと、初期費用0円・月額料金$29(4,200円程度)から利用可能なので、コスト面でいうとやや高めの料金設定と言ってよいでしょう。

※Shopify他、ASPカートシステムの選び方は下記記事をご参照ください。

また、機能を追加していくとその分オプション料金が必要となるので
自社で必要な機能を事前に確認して比較検討するようにしましょう。

  • 仕様や使い方を覚えるのが大変

futureshopは前述したようにアップデートや機能改善が頻繁に発生します。
これは現場で実際に手を動かす人からすると、
当然負担があるという面と
あとは仕様や使い方を都度覚える必要があるため、その分の時間を確保する必要があるでしょう。

4.まとめ

最後までお読みくださりありがとうございました。

futureshopは、機能やサポート面に関しての充実度が高い代わりに、他社よりも料金が少し高いサービスです。
ただサポート体制には定評があり、「少し料金が高くてもサポートが手厚いASPを利用したい」という方におすすめのEC構築システムであると言えるでしょう。

こちらの記事が皆様のお役に立てていますと幸いです。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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