Amazonでの出品までの流れ、販売手数料について解説!

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楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。

今回は、
「Amazonで出品したいけど、販売手数料っていくらかかるの…?」
「出品までの流れがわからない…」
と思っている方へ向けて、Amazonの出品にかかる販売手数料と出品の流れを徹底解説していますので
ぜひ最後まで読み進めていただけますと幸いです。

1.Amazon 販売手数料について|手数料をまとめて解説

Amazonへの出品にかかる費用は、料金プラン、商品カテゴリー、配送方法によって変わります。

Amazonへの出品においては「大口出品」「小口出品」という区分けがあり、それぞれ月額費用が異なります。
更に、販売時に必要な手数料(成約料含む)なども細かく設定されています。
それぞれ以下でご紹介いたします。

①月額登録料

・大口出品:月額4,900円

・小口出品:無料(月額登録料が無料である一方、基本成約料が発生します)
目安として、Amazonで月50点以上の商品を販売する場合は「大口出品」で契約したほうがお得です。

②基本成約料

・大口出品:基本成約料は無料

・小口出品:100円(税別)

上記は商品が売れるごとに発生します。
※出品しただけでは発生しません

③販売手数料とカテゴリー別成約料

販売手数料は販売する商品のカテゴリーによって異なります。
また、大口出品、小口出品にかかわらず同じ利率手数料が、販売する度にかかります。
更に、本やCD等のメディアを販売する場合には販売手数料に加え、カテゴリー別成約料も支払う必要があります。
それぞれの料率に関しましては以下をご確認ください。
▼参考
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/G200336920

2.Amazon 出品の流れについて!|アカウント登録から商品発送まで

①Amazon出品用アカウントへの登録

Amazon出品に向け、最初に「出品用アカウント」を登録します。
通常のAmazonアカウントではなく、以下のAmazon出品専用ページから登録を行います。

▼出品用ページ
https://sell.amazon.co.jp/

Amazon出品用アカウントの登録にあたり必要となる書類は以下です。

  • 有効期限内の顔写真入りの身分証明書
  • 過去180日以内に発行された各種取引明細書
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 銀行口座
  • 楽天市場等と比べるとAmazonの審査は優しい傾向にあります。
    アカウント登録手続きで書類を提出してから3営業日ほどで審査が完了します。
    なお、マイナンバーは証明書に含まれないので注意しましょう。

②出品者プロフィールの設定

Amazon出品用アカウントの登録完了後、出品者プロフィールを設定します。
ここでは出品に必要な「特定商取引法表示」、「支払い情報」、「配送設定」、(「許認可情報の設定」)を入力します。

特定商取引法など法令に基づく表示

Amazon出品においても「特定商取引法」に従って店舗名や運営責任者、お問い合わせ先電話番号などを公開する必要があります。

  • 販売業者名
  • 住所
  • 運営責任者名
  • 店舗名
  • 電話番号

上記の記載に漏れや違反があるとアカウント停止の恐れもありますので慎重に入力しましょう。

支払情報の設定

Amazon出品での売上金を受取る為に必要となる口座や、月額費用や広告費を支払うための方法を設定します。

  • 銀行口座
  • クレジットカード情報
  • 支払方法の設定

※「支払い方法の設定」は、自己発送する場合にお客様が支払い手段を選択できるようにするかどうかです。
なお、「小口出品」の場合はコンビニ決済の設定ができません。また、新規出品時は代金引換の選択は不可な仕様です。

配送・返品の設定

Amazon出品時の配送に関する項目は以下になります。

  • 返送先住所
  • 配送設定
  • お届け日時の設定

許認可情報の設定

※酒類や中古品など、法令上表示が義務付けられている許認可の商品を出品する場合のみ必要です

  • 古物商許可証番号営業許可
  • 医薬品販売業許可証番号
  • 通信販売酒類小売業許可証番号
  • 酒類小売業許可証番号
  • 高度管理医療機器販売業許可証番号

上記の許可証番号や届出番号を登録します。
※Amazon出品に限らず、許認可が必要な商材をネットショップで販売する場合は法令表示が必要です。

③出品したい商品の登録

出品者プロフィールの設定後、いよいよAmazonに出品する商品を登録します。
出品する商品が「型番商品」であるか「オリジナル商品」であるかによって登録方法が異なります。

型番商品

まず商品名やJANコード、型番を入力して検索します。
なお、Amazonへの出品の場合、すでに販売されている商品があると同じ商品ページに「相乗り出品」することになります。
相乗り出品の場合は新規で商品ページを作る必要はなく、簡単に出品登録が完了します。

オリジナル商品

Amazon上で販売されていない商品やオリジナル商品を出品する場合、JANコードや商品名、説明文などを入力し申請を行います。
なお、JANコードがない場合は、サポートセンターに問い合わせることで製品コード免除の許可を受けられます。

④注文があった商品を発送

自己発送の場合、次の手順で手配を行います。

①注文確定のメールを受信
②納品書の印刷
③商品の梱包
④商品の発送
⑤「出荷通知」ボタンを押下

一連の作業は管理画面上で処理を行います。
※参考として、FBAの場合も下記に記載します。
FBA(フルフィルメント by Amazon)は、Amazonの専用倉庫に商品を保管し、注文処理から発送、返品まで全てを代行してくれるサービスです。

FBAについては下記記事でまとめていますのでご確認ください。

AmazonのFBAとは?手数料やメリット、活用方法について

FBAの利用は配送代行手数料や在庫保管手数料が必要ですが全てを代行できるため、注文後の処理は必要ありません。

3.まとめ

ここまで、Amazon での出品の流れや販売手数料についてお話ししました。

ProteinumではAmazonでの集客も含め、分析~戦略立案~実行まで一気通貫してサポートするコンサルティングサービスを提供しています。「ECサイトの構築を検討している」「既にECサイトは運用しているが、売上アップのためにどのように動けばよいか悩んでいる」という方は、是非お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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