【2023年最新!】Amazonの出品制限や出品記載について!制限解除の方法や注意点を解説!

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Amazon出品制限、規制について

Amazon出品制限とは、Amazonが出品者に対してかける制限や規制のことです。
ユーザーが安心して商品を購入することができるようにするためで、出品制限がかけられると販売をすることができなくなります。
また、実際に悪徳な出品者もいるため、偽物の販売を防ぐために、証拠書類の提出をしなければ販売できないようになっています。

出品制限、規制がかかる要因とは?

Amazonに出品制限をかけられてしまう理由としては、主に下記が要因となります。

ブランドやカテゴリでの制限、規制

Amazonが決めたカテゴリーやブランドの商品には制限がかけられています。
しかし制限をかけられる商品は、アカウントごとに違う場合もあります。
制限をかけられた場合は、Amazonの規則に従い販売許可申請を行いましょう。

出品証拠書類の未提出

出品証拠書類を提出していないことが原因で出品制限をかけられてしまうことがあります。
出品制限がかけられた場合、ブランドやメーカーに証拠書類を発行してもらい、Amazonに証拠書類を提出しなければ販売することができません。

出品やセラーの実績が少ない

セラーの実績が少ない場合や、新規出品者の場合、出品制限がかけられやすいため、原因の1つになります。
今からアカウントを作成する場合は、販売する商品に注意が必要です。

Amazonは出品制限、規制についての基準は非公表

Amazonは公式に出品制限、規制についての基準を公表していません。
アカウントによって制限がかかる商品とそうでない商品もあり、他のアカウントが販売している商品でも制限がかかる場合があります。
また、アカウント作成したばかりの方は、そもそも取り扱う予定の商品が販売可能かを必ず確認しましょう。

Amazon出品制限、規制を確認するには?

ここからは、出品制限がかかっているかの確認箇所や方法をご紹介いたします。

「セラーセントラル」商品登録画面で確認する


セラーセントラルにログインして、上部の”在庫”から、”商品登録”を押します。
検索窓から、販売予定商品のJANコードやASINコード等を入力して検索します。
表示された商品名の横に”出品する”という記載があれば制限はかかっていません。
“出品許可を申請”という表示がある場合は、制限を確認しましょう。
“利用できません”という表示の場合は、出品はできません。

「Amazon Sellerアプリ」で確認


Amazon Sellerアプリからも確認をすることが可能です。
Amazon Sellerアプリを立ち上げ、「商品登録」をタップします。
検索窓に、確認したい商品の”名前”か”JANコード”を入力して検索します。
検索結果の中から出品したい商品を押すと、制限情報が出ます。
“出品許可が必要な商品”という記載がある場合は、制限がかかっています。
”出品できません”という記載の場合は、利用不可能です。

「ショッピングリサーチャー」で確認

GoogleChromeの拡張機能、ショッピングリサーチャーでも確認ができます。
下記URLからChromeに追加して使用しましょう。

ショッピングリサーチャー:https://chrome.google.com/webstore/detail/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC/imcmhieloonofimeilceagabgdnhnlee?hl=ja

出品したい商品をAmazonで検索し、商品ページに行くと下記画像のような表示が出ます。

“出品”というボタンを押すと、セラーセントラルにログインし、商品に制限がかかっているかが確認できます。

Amazon出品制限、規制を解除する方法とは?

出品許可申請をする

上記で解説した、”出品する”を押した後に表示される”出品許可申請”から許可申請をしましょう。
“出品許可申請をする”というボタンを押し、提出書類や連絡先を入力をしましょう。
※書類がない場合でも出品制限が解除される場合があります。
とりあえず許可申請をしてみるのも良いでしょう。

Amazonへブランド、メーカーが発行した書類を提出する

上記で出品制限が解除されなかった場合、ブランドやメーカーに発行してもらった書類をAmazonに提出しましょう。
提出する書類は、”卸業者やメーカーが発行した請求書”や、”ブランドが発行した販売許可証”です。
また、請求書を提出する場合は、”180日以内発行の請求書”、”出品者のアカウント屋号や住所の記載”、”販売業者の名前、住所の記載”、”計10点以上の商品を購入している証明”が必須です。

Amazonマーケットプレイスでの販売実績を積む

Amazonマーケットプレイスでの販売実績を積むことで、上記で解説したAmazonへの書類提出は必要なく、制限解除をすることが可能になります。
販売実績がどのくらい必要かというと、半年間の実績が必要と言われています。
(正式に期間が公表されているわけではありません)
実績が詰めたら、上記で解説した”出品許可申請”をクリックして申請しましょう。

Amazonで出品制限、規制がかけられている商品のカテゴリー別ブランド一覧

実際に制限や規制があるブランドを一部紹介します。
※出品制限がかけられているかは、自身で再確認をお願いいたします。

アパレル

A BATHING APE、adidas、BOTTEGA VENETA、BURBERRY、CALVIN KLEIN、CANADA GOOSE、Chloe、COACH、Dior、FENDI、GUCCI、GUESSS、HUNTER、IL BISONTE、LOUIS VUITTON、MARC BY MARC JACOBS、MONCLER、NEW BALANCE、NIKE、Orobianco、Paul Smith、Polo Ralph Lauren、RAY-BAN、TIFFANY、VANS、etc…

家電

Apple、beats、Philips、Canon、Casio、ELECOM、EPSON、Microsoft、Nikon、Panasonic、SONY、THERMOS、YAMAHA、etc…

おもちゃ

Bandai、Ergobaby、LEGO、SEGA TOYS、TAKARA TOMY、アンパンマンシリーズ、ディズニーシリーズ、プラレールシリーズ、etc…

ビューティー系

Celvoke、LAB SERIES、PENHALIGON’S、to/one、etc…

乳幼児、子供用品

Ergobaby、Hoppetta、etc…

スポーツ、アウトドア用品

Coleman、etc…

Amazon出品制限、規制の注意点

出品制限を解除できない場合もあり

申請を行えば、制限を解除できる商品もありますが、そもそも申請を受けておらず、解除できない商品もあります。
例えば、CDなどはそもそも申請を受け付けていません。

まとめ

今回は、Amazonの出品制限やその解除方法、確認方法について紹介しました。
販売予定商品は、必ず制限があるかを確認しましょう。
制限があった場合でも、上記で説明した解除方法で販売できる状態にしていきましょう。
販売実績を作ることにより、制限は解除できるので、地道に実績を作ることが一番の近道かもしれません。

また、下記記事ではAmazonでの売り上げUP方法を紹介しています。
ぜひご覧ください。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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