楽天市場で長期休暇前にやっておくべき対応と設定手順を解説!

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ネットショップで年末年始やGW、夏季休暇などの長期休暇を取る際は、ユーザーに休業の期間や各種対応の可否をお伝えすることが重要です。

実店舗と違い、従業員が休業中でも商品の購入が可能なネットショップの場合、必要な設定をしていなければ長期休暇中にクレームが発生してしまうため必ず対応しましょう。

今回は楽天市場のRMSでの長期休暇前にやっておきたい設定について解説していきます。

※他大手モールの「長期休暇対応」関連の記事は別記事で詳細解説していますので、あわせてご確認ください。

1.楽天で長期休暇前におこなうべき5つの設定

上述した通り、長期休暇を取る際は事前に告知や配送日などの設定をRMS内で行なっておく必要があります。

無用なトラブルを回避するためにも、長期休暇の前には以下設定を必ずおこないましょう。

【楽天で長期休暇前におこなうべき5つの設定】

  1. カレンダーの休業日設定変更
  2. あす楽設定の確認
  3. ショップからの重要なお知らせを設定
  4. ショップからの重要なお知らせをメールで通知
  5. 長期休暇バナーの設置

それぞれ詳細を見ていきましょう。

1-1.【楽天RMS】長期休暇前に必ず設定したい、やることリストその1.カレンダーの休業日設定変更

長期休暇前に必ず対応したいことがまずこちら、カレンダー設定。

休暇中にもかかわらず、カレンダーを更新せずににいると
配送日などの情報が実際の対応可能期間とズレてしまい、大きなトラブルの原因となってしまうので注意しましょう。

RMSトップ > 基本情報設定 > 営業日カレンダー から簡単に設定することが可能です。

休みにしたい日をクリックして設定は完了です。

1-2.【楽天RMS】長期休暇前に必ず設定したい、やることリストその2.あす楽設定

続けてあす楽の設定です。

あす楽は、基本的に営業日カレンダーと連携しているので、先ほど休日に設定した日はお届け日指定ができないようになっています。
まずはカレンダーの設定を忘れずに行いましょう!

万全を期す場合はRMS「基本情報設定」の「あす楽設定(地域別)」から、長期休暇期間中は対応外である旨を配送に関する説明文に記載しておきましょう。

1-3.【楽天RMS】長期休暇前に必ず設定したい、やることリストその3.ショップからの重要なお知らせを設定

RMS内で設定できる他の項目としては、
「ショップからの重要なお知らせ」機能で長期休暇を知らせることも可能です。

ショップからの重要なお知らせはお買い物かごなどに指定期間中のみ特定のメッセージを掲載できるため、長期休暇で商品発送や問合せ対応ができない事を伝えられます。

設定場所は下記です。
RMSトップ > 基本情報設定 > ショップからの重要なお知らせ

ここに記載した内容は下記に表示されるので忘れずに設定するようにしましょう。

お買い物カゴ
問い合わせページ
資料請求ページ
会社概要ページ(https://www.rakuten.co.jp/ショップアカウント/info.html)
決済/配送方法ページ(https://www.rakuten.co.jp/ショップアカウント/info2.html)
商品ページ(スマートフォン版のみ)
楽天市場アプリ

1-4.【楽天RMS】長期休暇前に必ず設定したい、やることリストその4.ショップからの重要なお知らせをメールで通知

ショップからの重要なお知らせは、1-3であげた楽天のページやアプリでの表示以外の方法としてメールで通知することも可能です。

メールで通知する場合も表示と同様に、指定期間中のみ特定メッセージをメール本文中に表示させることができます。

設定場所は下記です。
RMSトップ > 基本情報設定 > ショップからの重要なお知らせ(メール)

ここに記載した内容は下記に表示されます。

注文確認メール
資料請求確認メール
申し込み確認メール

1-5.【楽天RMS】長期休暇前に必ず設定したい、やることリストその5.長期休暇バナーの設置

RMS内の設定以外外にはなりますが、可能でしたら商品ページや店舗ページにも長期休暇を知らせるバナーを設置しましょう。

「ショップからの重要なお知らせ」は表示範囲が限られているため、商品購入時に必ず表示される商品ページにバナーを設置することでより確実に長期休暇をお伝えすることができます。

バナー設置の際は「商品一括編集機能」を利用する事で、より効率的に全商品ページにバナー設置が可能になります。
「商品一括編集機能」については別記事で詳細を解説していますので、そちらもあわせてごらんください。

2.楽天市場の長期休暇前対応まとめ

今回は楽天市場の長期休暇前対応とその設定方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ここまで楽天市場にて長期休暇前にやっておくべき設定についてお話してきましたが、中には「うちは長期休暇をとっても大丈夫?」「長期間中に他店に顧客を取られてしまわないか」と不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

楽天市場に限らず、ネットショップは基本的に年末年始や夏季休暇期間中は売り上げが下がる傾向がありますが、
とはいえジャンルによっては初売りだったり福袋など、世間が長期休暇中の時が売り時の店舗もあると思います。

特に年末年始などは配送業者の稼働がどうしても下がるタイミングでもあるので
自店舗の休暇はそれぞれの事を考慮して検討するようにしましょう。

記事内で解説した営業日カレンダーも「休業日」「受注・お問い合わせ業務のみ」「発注業務のみ」と3つの項目があり、それぞれに設定する事が出来るようになっています。
機能を上手く使い、集客や売上UPに繋げていきましょう。

Proteinumでは元楽天コンサルタントが在籍しており、集客も含め、分析~戦略立案~実行まで一気通貫してサポートするコンサルティングサービスを提供しています。
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こちらの記事が皆様のお役に立てていますと幸いです。

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Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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