Shopifyのサイト構築方法や料金、設定の手順、ポイントを徹底解説!

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01.Shopifyの特徴

カナダ発のEC事業者向けプラットフォームShopify(ショッピファイ)の特徴は、月額25米ドルからのサブスクリプション形式*1でサイト構築/作成ができるという手軽さで、特に英語圏で、個性的なD2Cブランド*2の定番プラットフォームになっています。

料金の手軽さに加えて、Web制作に関する知識があまりなくてもデザイン性の高いECサイトが始められること、そしてD2Cブランドの運営をサポートする追加機能が充実していることが、人気の理由として挙げられます。

*1:サブスクリプション…料金を支払うことで、一定期間、商品やサービスを利用できるビジネスモデル。
*2:D2C…Direct to Consumerの略で、自社で企画・生産した商品を自社ECサイトで直接消費者に販売するビジネスモデル。

02.Shopify サイト構築方法・作り方

Shopify(ショッピファイ)でサイト構築をするには、自社内で制作する構築方法と、外部のWeb制作会社・Web代行会社に依頼する構築方法、そしてShopify(ショッピファイ)公認のパートナー企業に相談・依頼する方法があります。どの方法が良いかは、ストア規模や制作予算によって異なります。

02-1.自分で構築する・作る

Shopify(ショッピファイ)はショッピングカートや顧客管理といった、ECサイトの運営に必要な基本機能を備えています。これらとテーマ(デザインテンプレート)を組み合わせることで、専門的なWeb制作の知識がなくても、デザイン性の高いECサイトを、費用を抑えて簡単に構築できます。

またShopify(ショッピファイ)では、UI(ユーザーインターフェイス)、顧客管理、マーケティングといったさまざまな機能を追加できるアプリが6,000種類以上も用意されています。アプリを追加し活用すれば、より便利な機能を備えた使い勝手の良いECサイトを実現できます。ただし、アプリの選択や活用にはWeb制作の知識と技術が必要な場合があります。不安を感じる場合は、制作会社などの専門家に相談することをおすすめします。

02-2.制作会社に依頼して構築する・作る

Webサイトの制作会社やフリーランスのWebデザイナーに依頼をして、Shopify(ショッピファイ)のサイトを構築する方法もあります。費用はかかりますが、希望通りのサイトが出来上がる可能性が高くなります。ただし、サイトの完成度は担当者のスキルに左右されます。依頼する前に、Shopify(ショッピファイ)による制作実績、実際に手掛けたサイトのデザインやユーザビリティを確認して、依頼先を選定する必要があります。

02-2-1.制作会社に依頼するメリット

制作会社に依頼するメリットは、サイト構築の専門的な知識がありShopify(ショッピファイ)の機能をうまく活用することができることです。ストアにあったカスタマイズやアプリ導入など実装とサポートをしてくれます。また、ストア運営が始まってからトラブルが少ないことがメリットです。

事前にストアでどのようなことを実現したいのかしっかりとヒアリングを行い、様々な角度からサポートしてくれます。また構築だけでなく、伴走・代行サポートなどを行っている制作会社もあるのでストア開始後のサイト運用や変更、更新なども可能となります。

02-2-2.制作会社に依頼するデメリット

制作会社に依頼する場合、費用がかかる点、自社にノウハウが蓄積されないことがデメリットになります。

Shopify(ショッピファイ)でのストア構築は他のASPに比べて専門知識や技術力が必要になり、ある程度の予算が必要になります。人気の制作会社になるとサイト構築までに時間がかかってしまう場合があり、少し余裕を持った構築期間を設定しなければいけない点があります。

02-3.Shopify公認のパートナー会社に依頼して構築する・作る

既存のテーマや拡張機能では飽き足らない、より高度なカスタマイズをしたいといった要望がある場合は、Shopify(ショッピファイ)でECサイト構築に精通しているShopify(ショッピファイ)の審査を通ったShopify(ショッピファイ)公認の外部パートナー会社に依頼することをおすすめします。

03.Shopifyの料金

03-1.Shopifyの料金プランについて

Shopifyには3日間の無料トライアル期間があります。
基本的なプランについては「月払い」「年払い」での価格設定があり、年払いの場合にはベーシックプランが月額25米ドルで始められます。

また、「Starter」「Retail」「shopifyplus」のプランもあります。

04.Shopify サイト構築手順・作り方

04-1.アカウント作成

Shopify(ショッピファイ)公式サイトのトップページにメールアドレスを入力し「無料体験をはじめる」をクリックします。

必要な情報を登録してアカウントを作成します。その後、Shopify(ショッピファイ)でECサイトを構築できるようになります。最初の14日間はサービス利用料が発生しない無料体験期間です。

04-2.設計・開発

ECサイトの骨格部分の設計を行ってから開発に入ります。どんなデザイン・コンテンツ・機能が必要なのか、サイト設計を練っていきます。数週間の期間が必要が必要となります。中・大規模開発になれば、約2〜3ヶ月かかる場合もあります。

サイト設計部分が完成されていればいるほど、後からデザインや機能の修正を行う必要が少なくなるため、実際にサイト構築に入りたい気持ちを抑えて、自社や制作会社の担当者、フリーランスの方とサイト設計についてミーティングを重ねてください。サイト設計がまとまったら、必要な機能の開発を行います。自社で行うのが難しい場合は、依頼先にカスタマイズをお願いするのがおすすめです。

04-3.デザイン・コーティング

サイト設計に従って、デザインのコーディングを行います。ECサイトのデザインは商品や企業のブランドイメージを決定し、ユーザーの利便性や購入数にも影響する重要な要素となります。サイトの規模によって必要な時間は異なりますが、数週間程度の作業目安となります。

ECサイトの良いデザインは、おしゃれやかっこいいデザインではなく、商品が最も売れるデザインです。見た目のデザインにもこだわりながら、ユーザーの購買意欲が高まるようなデザインを目指してデザイン・コーティングを行いましょう。

04-4.商品登録

デザインのコーディングができたら、商品情報を登録していきます。登録する商品情報としては、商品タイトル/商品画像/価格/在庫数/商品説明文になります。

取り扱い商品数が多い場合は登録に時間がかかりますが、商品情報は売上に直結する重要な項目なので、間違えのないように丁寧に登録していきましょう。必要な期間は販売商品数によって変わりますが数日程度で完了します。

04-5.テスト・公開

商品登録を後、実際に問題なく購入することができるか、テスト注文を行います。Shopify(ショッピファイ)の機能でテスト公開や決済を行えるので、トラブルが発生しないようにテスト注文を確実に行ってください。
テスト注文を行って問題がなければ、ECサイトを公開して、販売を開始します。あとは、ECサイトに集客を行って商品を販売するだけです。

パスワードページを削除する

構築中のストアは、外部から閲覧できないようにパスワードでロックが掛かっています。開店準備が整って、一般公開するときには管理画面の「オンラインストア」の「各種設定」からストアのパスワードを外します。

プランの契約をする

最初の14日間は無料体験期間となりますが、その後、プランの契約が必要です。一般向けのプランは、月額25米ドルのベーシックプランから、ストアの規模に合わせて3種類が用意されています。

05.Shopifyで独自性の高いサイト構築・作り方のポイント

Shopify(ショッピファイ)の基本機能は非常にシンプルですが、オプショナル機能を追加していくことで、独自性の高いサイト構築が可能となります。

05-1.独自ドメインを取得する

Shopify(ショッピファイ)のストアを作成するときには「.myshopify.com」というドメインが自動的に付与されます。しかし、独自ドメインの方が顧客から信頼されやすく、ストア名も覚えてもらいやすくなります。SEOで有利になる可能性もあります。

Shopify(ショッピファイ)内でも年間11米ドルから独自ドメインが取得できます。また、すでに持っている独自ドメインとShopify(ショッピファイ)ストアを連携させることも可能となります。

05-2.アプリを使って機能を拡張する

Shopify(ショッピファイ)には6,000以上のアプリ機能(拡張機能)でストアをカスタマイズできます。例えば、アクセス分析のためのヒートマップやレビューシステムの追加するといったアプリや、顧客管理アプリを追加することにより、マーケティング戦略を立てやすくなり、売り上げの安定化や顧客情報のスムーズな管理・共有を行えるようになります。

アプリ機能には日本のベンダーが開発したものや無料のものもあり、シンプルな基本機能に、自社のECサイトの規模や特徴に合ったアプリを必要に応じて追加できるShopify(ショッピファイ)の仕組みは、合理的なサイトが構築できます。

Shopifyのアプリについては、以下の記事で詳しく解説しているので読んでみてください。

06.Shopify サイト構築・作成依頼の費用相場

06-1.構築・作成までの期間や費用感

サイト構築にかかる費用は、制作会社を選ぶかフリーランスのWebデザイナーに依頼するかによって変動します。また、それぞれサイト構築までにかけられる予算も違うため、サイト構築にかけられる費用を加味して選びましょう。

さらに、「短期間で構築を依頼したい!」など、サイト構築にかかる期間によっても費用が変わります。そのため、事前にどのくらいの期間で構築を行って欲しいか伝えたうえで見積もりをお願いし、選ぶのが重要です。

構築依頼の費用相場は「どこまで機能を実装するか」「どこに依頼するか」「サイト規模」によって異なります。例えば、

・基本的な機能のみの場合:約30〜100万円
・オリジナルでカスタマイズされている場合は:約100〜300万円
・規模が大きい場合やフルカスタマイズで依頼した場合は:約300万円以上

以上が、費用相場の目安になります。

07.まとめ

Shopify(ショッピファイ)を利用すれば、カスタマイズされたサイト構築が可能となります。しかし、自社でサイト構築するには時間と手間がかかるため、制作・代行会社やフリーランスに依頼する方法がおすすめです。

また、Shopify(ショッピファイ)のECサイトで結果を出すためには、構築・制作するだけでなく、広告運用などマーケティングの部分も重要となります。Shopify(ショッピファイ)でサイト構築の新規制作・リニューアルをお考えの企業様や、Web広告などによるプロモーションを行いたいとお考えの企業様は、こちらの問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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