楽天ROOMとは?メリットや店舗側の活用方法を解説!

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楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。

インスタグラマーやモデルの間で人気がある楽天のショッピングSNS「ROOM」。
「そもそもROOMって何なのか」「どんなメリットがあるのか」「店舗でどう売上UPにつなげられるのか」など、様々な疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、楽天ROOMの基礎知識から投稿するメリット、そして店舗側の活用方法を解説していきます!

1.楽天ROOMについて

楽天ROOMとは楽天が運営するショッピングSNSのことです。
日本全国の多くの店舗が集まり、美容やファッション、グルメを始め、家電、食品、インテリア、車まで商品数は3億点以上にまで及びます。
そんな膨大な数の商品の中から求めているアイテムと出会えるようにユーザーがおすすめする商品が見られて交流できるショッピングSNSになります。
楽天ROOMは投稿者の世界観や好みが反映されるため、「楽天市場」の膨大な商品数の中からでも、より自分の好みに合った商品や掘り出し物に出会いやすいのが特徴です。
他のユーザーと商品を通じてつながることができる点、「いいね」や「フォロー」「コメント入力」といった交流ができるSNS要素もあるのも大きな特徴となっています。
スマホのアプリもあり、操作も簡単なので誰でも気軽に始めることができます。

ROOMで楽天市場の商品を紹介し、自分の投稿を経由して他のユーザーがその商品を購入すると、成果報酬がもらえる嬉しいメリットもあります。
更に、店舗側でも楽天ROOMを売上UPに活用する方法もあるんです!

2.楽天ROOMで投稿するメリット

ここではまず、「投稿する側」のメリットについて説明していきます。

投稿した商品が他のユーザーに購入されると「楽天キャッシュ」がもらえる

投稿するメリットはずばり、自分が紹介した商品が購入されると成果報酬として楽天キャッシュがもらえる点です!
楽天ROOMは楽天会員が楽天市場の商品を紹介し、商品が購入すると成果報酬が発生する楽天アフィリエイトに特化したSNSでもあるのです。
では、詳細についてみていきましょう。大きく分けてもらえるポイントの報酬は「通常報酬」と「ROOMランクボーナス」の2つがあります。

通常報酬について

先ほど触れたように、楽天ROOMは「楽天アフィリエイト」と連携していて、自分の投稿を経由して商品が購入されると、「楽天アフィリエイト」から通常報酬として購入価格の2〜4%分の「楽天キャッシュ」がもらえます。
商品のジャンルによって付与される割合は変わります。
※詳しくはこちらの楽天アフェリエイトのサイトから確認してください

楽天アフィリエイトについては、下記記事で解説しているので読んでみてください。

(例)10,000円の美容液(付与率4%)が購入された場合

【購入された商品価格×成果報酬料率=付与される「楽天キャッシュ」】
10,000×4%=400

購入された商品金額10,000円の4%にあたる400円分の「楽天キャッシュ」が、通常報酬として入るという仕組みになっています。自分が「楽天市場」でお買い物する時に、この「楽天キャッシュ」が使えます。〝投稿する側〟になると、自分がいいと思っておすすめした商品を気に入って買ってもらえた嬉しさと、報酬として「楽天キャッシュ」がもらえる嬉しさの両方が味わえるのです。

ROOMランクボーナスについて

楽天ROOMには「ROOMランク」というものがあり、そのランクがB以上(S、A、B)になると、自分の投稿から購入があった場合、「ROOM」から期間限定で使える「ROOMランクボーナス」がもらえます。
ランクによって付与率は変わりますが、通常報酬と合わせると最大7%の「楽天キャッシュ」がもらえることになります!
「ROOM」では上からS、A、B、C、D、Eの6つのランクを設けていて、活動状況に応じて変わります。
ROOMランクによる報酬の割合は下記になります。

Sランク:+3%
Aランク:+2%
Bランク:+1%
C〜Eランク:0%
では、それぞれのランクになるための条件を説明します。

【ランクEの条件】
・プロフィール設定

【ランクDの条件】
・プロフィール設定
・検索機能を使って商品検索を1回

【ランクCの条件】
・プロフィール設定
・検索機能を使って商品検索を1回
・「フォロー」と「投稿のいいね」を各1回

【ランクBの条件】
・プロフィール設定
・検索機能を使って商品検索を1回
・「フォロー」と「投稿のいいね」を各1回
・オリジナル写真の投稿(自分で撮影した商品写真をアップすること)

【ランクA・Sの条件】
・プロフィール設定
・検索機能を使って商品検索を1回
・「フォロー」と「投稿のいいね」を各1回
・オリジナル写真の投稿
・投稿からたくさんの人を「楽天市場」へ誘導
(投稿した商品ページから、「楽天市場で詳細を見る」を押して楽天市場の店舗ページにとぶこと)
またランクの変動は毎月あり、活動の状況などによってはランクダウンしたりランクアップしたりします。

たくさん投稿し、紹介した商品から多くの人を「楽天市場」に誘導し、たくさん購入してもらうことで多くの「楽天キャッシュ」の獲得が目指せます!

3.店舗側の楽天ROOM活用方法

ここからは、楽天ROOMを店舗側で活用する方法を説明していきます。店舗側で楽天ROOMを活用する方法は3種類あります。

①ショップページを活用

楽天ROOMには、店舗向けの機能として「ショップページ」という機能があります。
ユーザーから投稿された「楽天ROOM」内の商品のうち、自店舗の商品のみがまとめて表示される機能です。
外部リンクを申請すると、「ショップページ」を楽天市場のショップページや、メルマガ・LINEなどで案内する事が可能になります。
どんな商品が多く投稿されているのかなど、お客様にとって参考になる情報発信につながります。

②店舗アカウントを活用

楽天ROOMには店舗向けの機能として、「ショップページ」とは別に「店舗アカウント」もあります。
「楽天ROOM」は、楽天会員向けのアフィリエイトのサービスになるので、ショップが投稿することは、規約違反となり禁止されています。
しかし、「店舗アカウント」であれば、自社の商品を投稿して紹介する事ができます。
積極的に情報を発信することにより売上アップが見込めます。「楽天ROOM」はただ売れている商品を投稿しても「イイね」が増えるわけではありません。
トレンドを先取りしたような商品の方が反応がいいケースが多いです。反応が早く出るため、その商品が売れるかどうかを見極めるために楽天ROOMを活用することもできます。
また、フォロワーに対するプレゼント企画も可能になっています。楽天ROOMユーザーに店舗アカウントをフォローしてもらい、指定の商品を投稿してくれた人に抽選で商品をプレゼントするといったものです。
店舗は拡散させたい商品をプレゼントとして用意するだけで、フォロワーを獲得でき、情報発信を行うことができます。
拡散が広がることで、新たなファンを獲得するチャンスが生まれるのです。

③ROOMインフルエンサー活用

楽天経由でROOMインフルエンサーに商品をPRしてもらう活用方法があります。

【メリット:楽天外に露出することができる】
ROOMはもちろん各インフルエンサーのSNSで露出されるため、楽天外のユーザーにリーチすることができます。

【デメリット:費用対効果が出しづらい】
これはインフルエンサーマーケティングにおいて共通の認識ですが、紹介するインフルエンサーによって大きく左右されます。フォロワーが多い=売り上げに繋がるという訳ではありません。

4.まとめ

コロナ禍で自宅やスマートフォンやPCでインターネットショッピングを楽しむ人が増えたこと、SNSに使う時間が増えたことなどにより、楽天ROOMのユーザー数は年々伸びています。
ユーザー数の増加は、投稿する側にとっても店舗側にとっても大きなメリットになってます。
これを機に、楽天ROOMを活用してみてはどうでしょうか?
もし不明点等ありましたら、下記フォームよりお問い合わせください。
また、弊社では楽天などのECショップの運営代行を行っていますので、それについてのご質問でも構いません。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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