楽天市場のレビュー施策とは?増やす方法5選から禁止事項まで徹底解説
この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が楽天市場のレビュー施策について解説します。
楽天市場で広告や商品ページの改善に取り組んでいるのに、なかなか売上が伸びないとお悩みではありませんか。
その原因の一つとして見落とされがちなのが、レビュー施策の不足です。楽天市場では、レビューの件数や評価が検索順位・クリック率・転換率に大きく影響するため、レビューを戦略的に増やすことが売上アップの鍵となります。本記事では、楽天市場のレビュー施策の基礎知識から、具体的にレビューを増やす6つの方法、実施時に注意すべき禁止事項、低評価レビューへの対処法まで、店舗運営に必要な情報を網羅的に解説します。
【この記事の対象者】
- 楽天市場でレビュー件数が伸び悩んでいる店舗運営担当者
- レビュー施策の具体的な手順を知りたいEC事業者
- レビュー施策の禁止事項や違反点数制度を正しく理解したい方
【この記事を読んでわかること】
- 楽天市場でレビューが売上に影響する仕組みと重要性
- レビューを効果的に増やすための具体施策6選
- レビュー施策で守るべき禁止事項と違反時のペナルティ
- 低評価レビューへの適切な対応方法とPDCA改善のポイント

株式会社Proteinum 代表取締役
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。
Contents
楽天市場におけるレビュー施策とは?

楽天市場におけるレビュー施策とは、購入者からの商品レビューやショップレビューを戦略的に増やし、その内容を店舗運営に活用する取り組みを指します。レビューは単なる購入者の感想ではなく、検索順位や転換率を左右する重要な指標です。ここでは、レビュー施策の前提として押さえておくべき基本情報を解説します。
楽天市場のレビューの種類
楽天市場には、「商品レビュー」と「ショップレビュー」の2種類のレビューが存在します。
商品レビューは、購入した商品そのものに対する評価やコメントであり、商品ページに直接表示されます。商品の品質や使用感、コストパフォーマンスなどがユーザーによって投稿され、他のユーザーの購買判断に大きな影響を与えます。
一方、ショップレビューは、店舗の対応や配送スピード、梱包の丁寧さなどサービス全般に対する評価です。ショップの信頼性を客観的に示す指標となり、リピーター獲得にも直結する重要な要素です。
レビュー施策を実施する際は、商品レビューだけでなくショップレビューも意識し、両方の評価を高める取り組みが求められます。
楽天市場でレビューを獲得する効果とは?

楽天市場において「レビュー」は単なる感想の集まりではなく、売上・信頼性・SEO対策 に直結する重要な要素です。ユーザーが商品を選ぶ際、レビューの有無や質は購入判断に大きく影響を与えます。特に以下の3つの観点で、レビュー獲得は欠かせない施策といえるでしょう。
- 顧客評価による安心度アップ
- SEOによる集客力の強化
- 購入意欲を高めて売上を伸ばす
顧客評価による安心度アップ
近年の購買行動モデルは変化しており、ユーザーは 「企業の宣伝」よりも「他の購入者の体験」 を重視する傾向が強まっています。レビューが多く、しかも評価が高い商品や店舗は、それだけで信頼感を高める効果があります。
レビュー数の増加は「安心して購入できるECサイト」という印象を与え、結果的に新規顧客の獲得にもつながります。
SEOによる集客力の強化
ECサイトにおけるレビューは、単にユーザーの目に留まるだけでなく、検索アルゴリズムにも影響を与えます。商品レビューは「自然発生的なテキストコンテンツ」として検索エンジンに評価され、レビュー数が多い商品ページは上位表示されやすい傾向にあります。
つまりレビュー施策は、SEO対策の一環 としても機能するのです。
購入意欲を高めて売上を伸ばす
レビューは、購入を検討しているユーザーの背中を押す最後の一手となります。特に「使いやすさ」「満足度」「メリット」などが記されたポジティブなレビューは、購入意欲を大きく刺激します。
多くのレビューが集まることで商品の評価が可視化され、購買行動におけるハードルを下げ、売上アップに直結します。
なぜ楽天市場ではレビュー対策が欠かせないのか?

数あるECモールの中でも、楽天市場においてレビュー施策が特に重要視される理由があります。楽天市場の仕組みやユーザー特性を踏まえると、レビューは以下の3つの点で店舗運営の成功に直結します。
- 商品ページの注目度がアップする
- 収益向上につながる
- 店舗のブランド評価を向上させる
商品ページの注目度がアップする
楽天市場の商品一覧や検索結果には、商品画像や価格と並んで「レビュー評価(星の数)」「レビュー件数」が表示されます。
同じ価格帯やジャンルの商品が並んでいるとき、ユーザーは自然とレビュー数が多く評価が高い商品をクリックする傾向があります。
CTR(クリック率)が高まれば商品ページへのアクセスが増え、結果として売上アップにつながります。
収益向上につながる
楽天市場における売上は「アクセス数 × 転換率(CVR) × 客単価」で決まります。
レビュー数が多い商品は アクセス数(CTR) を伸ばし、さらにポジティブなレビューが 転換率(CVR) を押し上げます。
その結果、売上全体が大きく伸びるのです。
また、レビューが多い商品は「楽天ランキング」や「おすすめ商品」にピックアップされやすく、好循環を生み出します。
店舗のブランド評価を向上させる
楽天市場は数多くの店舗が競合するプラットフォームです。その中で選ばれる店舗になるためには、信頼性の可視化 が欠かせません。
レビューは、実績の少ない新規店舗でも「ユーザー評価」という形で信頼を積み重ねられる貴重な手段です。
レビュー返信機能を活用して丁寧に対応すれば、ユーザーに安心感を与え、店舗全体の評価向上にもつながります。
プロがおすすめする楽天市場のレビュー施策5選

楽天市場での店舗運営において、レビューは「売上・評価・信頼性」を大きく左右する重要な要素です。
しかし、どんなに良い商品を販売していても、ユーザーが自発的にレビューを書き込む割合は 購入者全体の約3〜5%程度 といわれています。
多くのお客様は「サービスに感動したとき」や「トラブルがあったとき」以外はレビューを書かないのが現実です。
そのため、EC事業者は レビューキャンペーンや各種施策を組み合わせて、書き込み率を高める工夫 が必要になります。
ここでは、楽天市場でレビューを増やすための 効果的な施策5選 をまとめました。
- レビュー投稿者に特典を用意する
- 同梱物でレビュー投稿をお願いする
- レビューに返信して信頼感を高める
- フォローメールで投稿を後押しする
- 梱包・配送品質を高めて自然に高評価を得る
1. レビュー投稿者に特典を用意する
もっとも定番の施策が、レビューを書いてくれたユーザーへの 特典付与 です。
例えば、次回使えるクーポンやノベルティのプレゼントなどは非常に効果的で、レビュー投稿のハードルを下げることができます。
- クーポン → リピート購入を促進
- サンプル品 → 商品理解の促進&新しい購入機会につながる
ただし、楽天市場では 投稿前に特典を提供することは禁止 されています。必ずレビュー投稿が完了した後に付与することがポイントです。
さらに、複数の特典パターンを用意して効果測定を行うことで、より効率的なレビュー施策へと改善していけます。
2. 同梱物でレビュー投稿をお願いする
商品発送時に同梱する メッセージカードやチラシ は、レビューをお願いする絶好のタイミングです。
例えば:
「商品が無事に届きましたら、ぜひレビューで感想をお聞かせください」
といった一言を添えるだけでも効果があります。
また、QRコードを掲載してレビュー投稿ページに直接アクセスできるようにすれば、ユーザーの負担を減らし、投稿率アップにつながります。
3. レビューに返信して信頼感を高める
楽天市場にはレビュー返信機能があり、店舗からユーザーへコメントできる仕組みがあります。
この機能を活用することで、レビュー数そのものを増やす効果も期待できます。
- 高評価レビュー → 感謝を伝えることでリピーター化につながる
- 低評価レビュー → 誠実な対応で店舗全体の信頼性をアップ
すべてのレビューに対応できない場合でも、ネガティブなレビューだけは必ず返信すると良いでしょう。ユーザーは「このショップは真摯に対応してくれる」と感じ、安心感を持てます。
レビュー返信テンプレ(高評価)
レビューありがとうございます!ご満足いただけたとのこと、大変嬉しく思います。今後もより良い商品づくり・サービスに努めてまいります。何かございましたらお気軽にお問い合わせください。
レビュー返信テンプレ(低評価・クレーム系)
この度はご期待に沿えず申し訳ございません。詳しい状況を確認し、早急に対応させていただきたく存じます。お手数ですが【お問い合わせフォームのリンク】より受注番号とご状況をお知らせいただけますか。個別に対応させていただきます。
4. フォローメールで投稿を後押しする
商品到着から数日~1週間後に、購入者へ フォローメール を送るのも効果的です。
例:
「その後、商品はいかがでしょうか?ご感想をレビューにてお聞かせいただけると嬉しいです。」
このように自然な流れで依頼することで、レビュー投稿を思い出してもらえます。
また、フォローメールの中で「次回使えるクーポン情報」などを案内すれば、レビュー獲得とリピート促進を同時に実現できます。
※ただし、楽天市場の規約上、レビュー依頼だけを目的としたメール送信はNGです。購入のお礼やアフターフォローとセットで送ることが大切です。
フォローメール(到着後7〜10日)テンプレート
件名:その後いかがですか?【商品名】についてのご感想をお聞かせください
本文:
〇〇様
この度は当店をご利用いただきありがとうございました。商品は問題なくお手元に届きましたでしょうか?
ご使用方法でお困りの点があれば、まずはお気軽にご返信ください。
もしよろしければ、率直なご感想をレビューでお聞かせください。いただいた声は、他のお客様の参考にさせていただくとともに、サービス向上に役立てます。
(投稿はこちら → レビューページのリンク)
◎お知らせ◎
レビュー投稿を確認後、お礼として次回使えるクーポンをお送りします(全ての投稿者に一律で付与します)。
今後ともよろしくお願いいたします。
――
店舗名
問い合わせ先:
5. 梱包・配送品質を高めて自然に高評価を得る
レビューは依頼するだけでなく、商品体験そのもので増やしていくことも重要です。
その代表が 梱包や配送の品質改善。
- 丁寧な梱包 → 商品への安心感を与える
- 迅速な配送 → 利便性が高まりポジティブな評価につながる
ユーザーは商品の品質だけでなく、梱包や配送対応にも敏感です。こうした細やかな対策が、結果として高評価レビューを増やすことにつながります。
レビューキャンペーン|違反しないための注意点について

楽天市場のガイドラインでは、レビュー施策の実施に関して細かいルールが定められています。
違反すると店舗ペナルティや信頼性低下につながるため、必ず以下を守りましょう。
NG例
- レビュー投稿前に特典を付与する
- 今回の注文を送料無料・割引にする
- 今回の商品に同梱でおまけを入れる
- 投稿点数や評価によって特典内容を変える
- 豪華すぎる景品(景品表示法違反)
OK例
- レビュー投稿後に「次回使えるクーポン」をメールで付与
- レビュー投稿を確認後におまけを別送
- 特典は一律、誰にでも同じ条件で提供
また、景品表示法上「総付景品」とみなされるため、特典には上限金額があります。
- 取引価格1,000円未満 → 200円まで
- 取引価格1,000円以上 → 取引価格の20%まで
楽天のレビュー施策で低評価レビューに対応する方法とは?
レビュー施策を進めるうえで、低評価レビューの発生は避けられません。重要なのは、低評価レビューをネガティブな要素として捉えるのではなく、店舗改善のチャンスとして活用する視点を持つことです。
- 低評価レビューへの返信対応のポイント
- レビュー内容を商品改善に活かす方法
- 不適切なレビューの削除申請手順
低評価レビューへの返信対応のポイント
低評価レビューが投稿された場合、まず行うべきは迅速かつ丁寧な返信です。
返信の際は、ユーザーの不満や指摘を受け止める姿勢を示し、具体的な改善策や対応内容を伝えることが重要です。感情的な反論や責任の転嫁は避け、誠実な対応に徹しましょう。低評価レビューへの返信は、投稿者本人の印象を改善するだけでなく、商品ページを閲覧している他のユーザーに対しても「誠実な店舗」というイメージを与えます。
返信のポイントとして、以下の3点を意識しましょう。
- ユーザーの不満に対する謝意を示す
- 原因の説明と具体的な改善策を提示する
- 今後の対応について前向きな姿勢を伝える
レビュー内容を商品改善に活かす方法
レビューは、顧客満足度を知るうえで最も信頼性の高いデータソースです。
高評価のレビューからは自社の強みを確認でき、低評価のレビューからは具体的な改善点を抽出できます。例えば、「サイズが想像と違った」という指摘が複数あれば、商品ページにサイズ比較画像や詳細な寸法情報を追加する施策が有効です。「配送が遅い」という声が多ければ、物流体制の見直しを検討する必要があります。
レビュー内容を定期的に分析し、商品やサービスの改善に反映させることで、自然と高評価レビューの割合が高まる好循環を生み出すことが可能です。
不適切なレビューの削除申請手順
楽天市場では、一定の条件を満たすレビューについて削除の申請を行うことができます。
削除申請が認められる可能性があるのは、楽天市場のガイドラインに違反するレビュー(誹謗中傷、虚偽の内容、公序良俗に反する内容など)に限定されます。単に低評価であるだけでは、削除申請は認められません。
削除申請は、楽天市場の店舗運営Naviから行います。申請時には、該当レビューがガイドラインのどの項目に違反しているかを具体的に示すことで、審査がスムーズに進む可能性が高まります。ただし、削除の最終判断は楽天側が行うため、必ず削除されるわけではない点を理解しておきましょう。
楽天のレビュー施策に関するよくある質問
Q1:レビュー特典のクーポンはどうやって送る?
A1:楽天市場の「レビュークーポン機能」を活用することで、レビュー投稿後に自動でクーポンを送付できます。
レビュークーポン機能は、RMS(店舗運営管理システム)から設定可能です。レビューを投稿したユーザーに対して自動的にクーポンが付与されるため、手動での確認・送付作業が不要になり、運用の手間を大幅に削減できます。クーポンの割引額や利用条件は店舗側で自由に設定できるため、自店舗の利益率を考慮しながら最適な内容を設計しましょう。
Q2:レビュー評価は何件から表示される?
A2:楽天市場では、レビューが3件以上投稿されると評価(星マーク)が表示されます。
レビューが1〜2件の段階では、レビュー評価は検索結果や商品ページに表示されません。レビュー評価の表示は、検索結果でのクリック率や転換率に大きな影響を与えるため、新商品や新規出店の場合は、まず3件のレビュー獲得を最優先の目標として設定することをおすすめします。
Q3:レビューを書いた購入者を特定できる?
A3:楽天市場では、レビュー投稿者の特定は原則としてできません。
レビューはニックネームで投稿されるため、店舗側から投稿者を直接特定することは困難です。ただし、レビュークーポン機能を利用している場合は、クーポンの利用状況から間接的にレビュー投稿者を確認できるケースがあります。レビュー特典としておまけを送付する場合は、レビュー投稿の確認と注文情報の照合を手動で行う必要があるため、運用フローを事前に整備しておくことが重要です。
Q4:低評価レビューは削除できる?
A4:単に低評価であるだけでは削除できませんが、ガイドライン違反に該当するレビューは削除申請が可能です。
楽天市場では、誹謗中傷や虚偽の内容、公序良俗に反するレビューに限り、店舗運営Naviから削除申請を行えます。ただし、最終的な削除判断は楽天側が行うため、必ず削除されるわけではありません。低評価レビューに対しては、削除を試みるよりも、丁寧な返信対応と商品・サービスの改善を優先することが、長期的な評価向上につながります。
楽天市場のレビュー施策まとめ
楽天市場でレビューを増やすことは、単なる「評価集め」ではなく、売上アップ・リピート促進・店舗の信頼性向上といった大きなメリットにつながります。
ただし、楽天市場にはレビューキャンペーンのガイドラインや景品表示法といったルールが存在します。これを守らずに行うと、逆にペナルティの対象となる可能性もあるため、正しい運用が欠かせません。
レビュー獲得は一朝一夕ではなく、「ユーザー体験を高め、その結果として自然にレビューが集まる仕組みを作る」ことが本質です。小さな改善を積み重ねながら、お客様に選ばれる店舗を目指していきましょう。
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