楽天市場における客単価を上げる方法を徹底解説
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今回は楽天市場における客単価を上げる方法について解説していきます。
商品が購入される状態を整え、アクセス数を確保し、売上が上がるようになってきたら客単価を上げて更なる売上UPを狙っていく必要があります。
しかし、「どうやったら客単価を上げることができるのか、いまいち施策がわからない」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは客単価向上に必要な施策を整理し、それぞれ個別に説明していきます。
楽天市場で客単価を向上させるための施策
まず、楽天市場で客単価を向上させる施策のイメージを以下のようにまとめてみました。
客単価を上げるための施策を分類すると以下に集約されます。
- セット商品の登録
- 組み合わせ販売の設定
- クーポン利用最低金額の設定
ここからはそれぞれの施策について個別に解説をしていきます。
1.セット商品の登録
売れ筋の商品の複数個セットや売れ筋商品と良く購入される商品とのセットを販売することで、客単価の向上を狙えます。
【セット商品例】
売れ筋商品と良く購入されている商品は、受注データから分析が可能です。
どんな商品が良く組み合わせられているのか、一度分析する事をお薦めします。
2.組み合わせ販売の設定
組み合わせ販売を設定することで、複数商品の購入を促進し、単価を向上することができます。
組合せ販売設定はRMSで設定でき、1つの商品に対して3商品まで登録する事が可能です。
靴であればシューケア商品、アパレルであればモデル着用商品など、関連性の高い商品やよく同時購入されている商品などを登録する事をお薦めします。
組み合わせ販売設定においては、紐づける商品に項目選択肢が設定されていると組み合わせ登録ができないので注意が必要です。
【組み合わせ販売例】
組み合わせ販売設定の方法
RMSの「商品管理」メニューから「組み合わせ販売設定」を選択します。
「組み合わせ一覧」の「新規登録」を選択
「組み合わせ登録」の画面になりますので、基本情報を入力
組み合わせ販売登録を行う「親商品情報」と、紐づける「子商品情報」を入力して登録完了です。
3.クーポン利用最低金額の設定
〇〇円以上購入で利用できる〇〇円OFFクーポンを発行するのがおすすめです。
最低利用金額の10%OFFにする場合が、弊社のご支援事例では最も費用対効果が高い傾向にあります。(例、10,000円以上1,000円OFF)
最低利用金額の設定については、売れ筋商品に1つ商品を追加する事で達成できる金額にするなど、こちらも受注データから分析する事をお薦めします。
達成が難しい金額に設定するとクーポン利用されにくくなるので注意が必要です。
【クーポン発行例】
クーポンの登録方法
RMSの「クーポン設定」から「クーポン情報設定」の「クーポン(配布型)」を選択します。
「クーポン(配布型)管理画面から「クーポン(配布型)を新規登録する」を選択
クーポン(配布型)新規登録入力フォームの「利用金額・購入個数条件」の金額条件に設定する金額を入力すると金額条件を設定したクーポンの発行が可能です。
まとめ
今回は楽天市場における客単価を上げる方法を施策別に解説させていただきました。
客単価は「アクセス数」「転換率」に並んで、売上向上における重要な指標です。
どういう商品を組み合わせたらいいかわからない、受注データの分析の仕方がわからない、などもっと詳しく聞きたい、相談したいという方は是非お問い合わせください。
その他の記事でも楽天市場における客単価アップについて解説しているので、合わせて読んでみてください。
株式会社Proteinum 代表取締役