【初心者もわかる】Meta広告について解説!費用や配信方法など

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Contents
Meta広告について

Meta広告とは、FacebookやInstagramなどのMeta社が管理しているサービスに掲載することができる画像や動画広告サービスのことです。
元々は、Facebook広告という名称でしたが、社名がMetaに変更したことにより、Meta広告という名称になりました。
FacebookやInstagramのユーザー数は非常に多いので、うまく活用することにより高い効果を得ることができる広告です。
※2024年9月時点で、Metaが提供するプラットフォームの利用者数は32億9,000万人になります。
参考:Meta 2024年第3四半期(7月-9月)業績ハイライト | Metaについて
Meta広告の配信先4つ
Meta広告は、以下4つの配信先があります。
以下では、掲載表示例などをご紹介いたます。
各広告の表示イメージや、画像データの詳細などは、以下公式ページにてわかりやすく記載されているので、ご確認ください。

引用:Facebookフィード:Meta for Business
Facebookでは、フィードやリール、検索結果など、さまざまな箇所の表示を選ぶことができます。
タイムラインなどに表示される広告が多いです。
また、PCのみに表示される広告などもあるので、注意が必要です。

引用:Instagramフィード:Meta for Business
Instagramは、フィードやリール、発見タブなどの箇所に表示されます。
すべてアプリのみの広告になります。
ストーリーズなどはフルスクリーンで表示されるので、業界によっては相性が良い商材もあるかと思います。
Messenger

引用:Messengerストーリーズ:Meta for Business
メッセージアプリである、Messengerでは、ストーリーズや受信箱などで表示される広告になります。
こちらもフルスクリーンで表示されるので、より魅力的な画像などを使用しましょう。
Meta Audience Network

引用:Audience Networkネイティブ、バナー、インタースティシャル:Meta for Business
Meta Audience Network は、Metaと提携している企業サイトで広告を表示させることができます。
配信する商品などに合わせて、どのようなサイトに表示されているかをしっかり確認しておきましょう。
Meta広告を利用するメリット
他広告と比較して、Meta広告を利用するメリットについて、ご紹介いたします。
細かな条件設定によるターゲティング設定が可能
Facebookの実名登録や性別、年齢、学歴や移住地などのユーザー情報を利用して広告を配信する仕様なので、精度の高いターゲティングが可能です。
精度の高いターゲティングが可能になると、Meta広告の場合さらにメリットがあります。
例えば、Instagramでは、検索タブやリールなどで閲覧するパターンが多く、閲覧履歴に基づいて広告を出すことができるので、ユーザーの潜在層に訴求することができます。
また、配信先とターゲティングを組み合わせることで、さらに正確に狙っているユーザーへ配信が可能です。
ターゲティングについては後述させていただきますので、後ほどご確認ください。
約100円から始められる
約100円と、少額から出稿することができます。
また、課金方式もインプレッション課金型やクリック課金型から選べるので、予算や目的に合わせることもできます。
広告のフォーマットが多い
さまざまな種類の広告フォーマットが用意されています。
どのフォーマットが適しているかなどを選ぶことや、ユーザーが見飽きることがないように工夫うすることができます。
Meta広告を利用するデメリット
では、デメリットにはどのようなものがあるか確認していきましょう。
検証回数が多く、コストがかかる
メリットでもお伝えした”精度の高いターゲティングが可能”になるという点についてですが、その分ターゲティング可能な項目が多く、検証する回数も増えます。
しかし、検証することはとても大事なので、時間と費用はしっかり確保しておきましょう。
FacebookとInstagramの利用者のみへの配信となってしまう
当たり前ではあるのですが、Meta広告はMetaのアプリ利用者になるので、注意が必要です。
利用者の中には、商品購入などを目的として利用していない方も多いということは留意しておくことが良いでしょう。
Meta広告の種類は?
前述した通り、Metaの広告フォーマットには様々な種類があります。
画象
一番利用しやすい、利用頻度の高い広告フォーマットになるのではないでしょうか。
テキストも合わせて配信されるので、合わせて検討しましょう。

動画
音声も使用して訴求することができます。
ストーリー性のある動画などが興味をひきやすく、おすすめです。
長さは、掲載箇所によって異なりますが、30秒ほどがおすすめです。

カルーセル
複数の画像や動画を1つの広告で表示することができます。
ECサイトなど多くの種類の商品を扱っている場合は、使えそうですね。

コレクション
メイン画象1枚と、その他画像を組み合わせて配信することができる広告フォーマットです。
インテリア系やアパレルなどの商材で使いやすいのではないでしょうか。

Meta広告の配信費用
Meta広告にかかる費用ですが、まずは2つの課金形式についてご説明します。
インプレッション課金
インプレッション課金では、広告が1000回表示されるたびに料金がかかります。
いいねなど、ユーザーがアクションを起こしても料金はかかりません。
しかし、表示されるだけで費用は発生してしまいます。
クリック課金
こちらはアクション(クリックやいいね、保存など) が発生したら料金がかかります。
こちらはインプレッション課金とは逆で、表示されるだけであれば費用はかかりません。
アクションに対しては料金がかかるので、Instagramなどで”いいね”などされただけで費用が発生します。
前述した2つの課金方式で色々検証してみることがおすすめです。
Meta広告の配信方法は?
配信方法については、以下Meta広告の公式サイトにわかりやすく記載されているので、ご確認ください。
Meta広告のターゲティング3つについて
Meta広告には、3つのターゲティング方法があります。
まず、「コアオーディエンス」です。
Facebookに登録されている情報や閲覧履歴などをもとに配信するユーザーをセグメントするターゲティングです。
2つ目は「カスタムオーディエンス」です。
こちらはWebサイトへのアクセス履歴をもとに、FacebookやInstagramでアクションを起こしたユーザーに対して配信するセグメントです。
3つ目は、「類似オーディエンス」です。
作成したカスタムオーディエンスに対して、広告を配信します。1~10%で類似度の高さを選べたり、類似度によって入札額を変えることができます。
Meta広告、業界別の平均CPAは?
大体以下のCPAで取れるのではないかという指標を、商材ごとにご紹介いたします。
美容品などは9,000円前後で取れることが多いです。
セミナーなどは、10,000円を超えてくると取れてくるかと思います。
不動産などは、10,000円前後。塾や教室などの集客は20,000円前後で取れるかと思います。
上記は一例ですが、費用感などの参考にしてみてください。
Meta広告運用のポイントは?
運用効果を見て、改善をしていきましょう。
改善すべき点としては、まずクリエイティブを見直しましょう。
成果が出ていない場合、他の競合他社のクリエイティブなどを参考にしながら訴求の方法やデザインを変更していくのが良いと思います。
ユーザーに響く、伝えたいことを決めて作成すると良いのではないでしょうか。
以下でクリック率アップのバナーデザインのポイントや方法についても解説しているので、ぜひご覧ください。
上記であまり改善ができない場合は、ターゲティングも見直して見ましょう。
適切に、ユーザーに配信ができていることが大事なので、ターゲティングの範囲の確認や詳細ターゲティングで年齢や性別なども確認し直して見ましょう。
また、配信されているボリュームも大事になるので、確認して見ましょう。
また、カスタムオーディエンスを作成してみるのも良いと思います。
成果が悪い場合は、すぐに差し替えることができるよう、事前に準備しておくのも良いと思います。
なるべくコンバージョン数が多いカスタムオーディエンスが見つけられれば良いですね。
まとめ
今回はMeta広告について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
前述のポイントを意識しながら改善していき、広告効果の最大化を願っております。
また、Youtubeの当社チャンネルでも解説をしている動画もございますので、ぜひご覧いただけると幸いでございます。
ECを利用されている場合は、以下のような記事もございますので、ぜひご覧ください。

株式会社Proteinum 代表取締役