Amazon｜マケプレプライムとは？メリット・デメリットと参加条件について解説

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この記事でわかること
・マケプレプライムとは何か
・マケプレプライムに登録するメリット・デメリット
・マケプレプライムの参加条件を知りたい方
・マケプレプライムを継続するための条件

本記事では、「Amazonマケプレプライムとは？メリットデメリットと条件」について詳しく解説していきます。

1.Amazonマケプレプライムとは？

Amazonマケプレプライムとは、出品者が出荷する商品を、「Amazonプライム対象商
品」として購入者に販売できるプログラムのことをいいます。

わかりやすく言いますと、一定の配送品質を保てればprimeマークをつけて商品を出品することができるということです。

2.Amazonマケプレプライムのメリット

2-1.出品商品の訴求力向上による露出拡大

マケプレプライムの商品は、より多くの購入者に出品商品を閲覧してもらうことが期待できます。
露出する箇所は以下です

• 検索結果の上位表示
• 配送オプションをプライムにした場合も検索結果に表示

2-2.カート獲得率アップと売上拡大

商品詳細ページでは、カート獲得率アップ、購買率の向上を期待できます。

2-3.Amazonカスタマーサービスが利用できる

• マケプレプライム対象商品に対する購入者からのお問い合わせに、24時間365日対応
• 購入者対応をAmazonに任せることが可能

3.Amazonマケプレプライムのデメリット

3-1.FBA発送の品質を維持しなければならない

「Amazonプライム対象商品」として発送の品質を維持するには以下をする必要があります。

• お急ぎ便は即日発送する
• お急ぎ便対応地域設定をする
• prime対象地域への配送料は無料にする
• 配送会社の指定をする

上記についての条件は以下で詳しくお話ししています。

4.Amazonマケプレプライム条件について

マケプレプライムの要件を満たしている出品者の条件ですが、以下の基準を満たしていることでマケプレプライムへの参加資格が認められます。

• 配送設定： 出品者は新しい配送設定に移行する必要があります。
• 出品形態： 出品者は、大口出品のアカウントを利用しており、アカウントが有効で優良である必要があります。

さらに、出品者は以下のパフォーマンス要件を満たすか、それを上回る実績が必要です。

• パフォーマンス指標（過去7日間の実績）：
  • マケプレプライム注文の94%以上で有効なお問い合わせ伝票番号を提供している
  • マケプレプライム注文の期日内配送率が96%以上
  • マケプレプライム注文のキャンセル率が1%未満
  • マケプレ当日お急ぎ便とマケプレお急ぎ便の標準サイズと大型サイズ商品の配送時間指標を満たしている
• プライム対象の配送パターンで、すべての標準サイズの商品を全国配送の対象とする
• 週末配送（祝日を除き、土曜日と日曜日を含む週7日間配送）

※パフォーマンス指標が基準を下回る出品者はマケプレプライムへの参加資格を失いますが、引き続きAmazonで販売することはできます。出品者がパフォーマンス基準を再び満たした場合、マケプレプライムに再登録できるようになります。

引用：https://sellercentral-japan.amazon.com/help/hub/reference/201812270

5.Amazonマケプレプライム継続条件について

Amazonマケプレプライム参加後、ご利用を継続する場合
過去30日間のマケプレプライム対象商品の出荷において、以下の配送品質基準を満
たしていることが必要です。

• 期日内配送率：96％以上…注文のお届け予定日までに配送が完了した配送数の割合
• 追跡可能率：94%以上…Amazonにて追跡することができた配送数の割合
• 出荷前キャンセル率：1.0%未満…出荷通知の送信前に出品者様がキャンセルした注文数の割合

引用：https://s3.amazonaws.com/JP_AM/su/202063880.pdf

6.まとめ

ここまで、「Amazon｜マケプレプライムとは？メリットデメリットと条件について解説」についてお話ししてきました。
Amazonマケプレプライムとは、出品者が出荷する商品を、「Amazonプライム対象商
品」として購入者に販売できるプログラムのことをいいます。
Amazonマケプレプライムに参加するためには、多くの条件があります。ですが、晴れて「Amazonプライム対象商品」として商品が登録されれば、出品商品の露出拡大と売上拡大が期待できます。
この記事が、皆様の参考になっていますと幸いです。

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Writer米沢　洋平

株式会社Proteinum　代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 （のべ担当店舗数700以上）。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事（事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等）その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。