Amazon・楽天・Yahoo売上比較!ユーザー数や売上などの違いをプロが徹底解説
本記事は、楽天市場出身者が創業し、支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が、長年の運営経験に基づいて「3大出品モールの売り上げ比較」について解説いたします。
【結論】どの出品モールが最適?
結論から申し上げますと、集客スピードと物流効率を重視するならAmazon、リピーター獲得とブランド構築を狙うなら楽天市場、固定費を抑えてスモールスタートするならYahoo!ショッピングが最適です。
各モールには独自の「売上の方程式」があり、単に市場規模の大きさだけで選ぶのではなく、販売手数料や初期費用、さらには自社ECサイトとの併用を含めたトータルな収益性を検討することが成功への近道となります。
【記事の対象となる方】
- Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの中で、どこが一番売れるのか比較したい方
- 自社の商品ジャンルに最適な出店先を、費用面と集客面から判断したい方
- 出店にかかる初期コストや販売手数料を正確に把握して、収益シミュレーションをしたい方

株式会社Proteinum 代表取締役
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。
Contents
Amazon・楽天・YahooのECモールとしての特徴

国内のEC市場を牽引する「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」の3大モールは、それぞれ「ユーザー属性」や「プラットフォームの特性」、そして出店にかかる費用感に明確な違いがあります。自社の目的や規模に合わせて最適なモールを選ぶことが重要です。
主要3大モールの徹底比較表
| 比較項目 | Amazon | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング |
| 1. ユーザー数(2021年12月) | 4,729万人 | 5,104万人 | 2,288万人 |
| 2. 最も頻繁に利用する割合 | 49.63% | 32.41% | 9.85% |
| 3. 利用者属性(年代・性別) | 若年層(10-20代)に強い。性別差はほぼなし。 | 30代以降の中高年に強い。女性がわずかに優位。 | 50代以降に人気。男性がわずかに優位。 |
| 4. 国内EC流通総額(2022年度) | 約6兆円 | 約5.6兆円 | 約1.5兆円 |
| 5. 出品タイプ | マーケットプレイス型(商品単位) | テナント型(店舗単位) | テナント型(店舗単位) |
| 6. 出品・出店労力 | 比較的少ない(商品があれば可) | 比較的大変(店舗構築が必要) | 比較的大変(店舗構築が必要) |
| 7. ブランディングのしやすさ | 低い(デザインが画一的) | 高い(独自ページを構築可能) | 高い(独自ページを構築可能) |
| 8. 審査難度 | 最も易しい(本人確認メイン) | 比較的厳しい(商材審査あり) | 比較的厳しい(商材審査あり) |
| 9. 初期費用 | 0円 | 60,000円 | 0円 |
| 10. 月額基本料 | 0円(小口) / 4,900円(大口) | 19,500円 〜 100,000円 | 0円 |
| 11. 販売手数料・決済手数料 | 8%〜15%ほど | システム利用料・楽天ペイ利用料等 | ストア決済サービス手数料等 |
| 12. 配送代行サービス | FBA(保管から発送まで全て代行) | 楽天スーパーロジスティクス(RSL) | 独自の配送サービスなし |
| 13. SEO(検索上位表示) | 非常に強い | 非常に強い | Yahoo! JAPAN検索と親和性あり |
| 14. 広告サービス | スポンサープロダクト/ブランド等 | RMP – Sales Expansion等 | 検索広告、ディスプレイ広告等 |
| 15. サポート体制 | テクニカルサポート(24時間対応) | 専任ECコンサルタント、RUx等 | 有料の運用・販促サポート |
| 16. 海外展開(越境EC) | 世界共通プラットフォームで容易 | 2020年にサービス廃止済み | 特化したサービスなし |
出典:ニールセン. 2021年12月 Monthly Totalレポート トータルデジタル視聴者数Top5 オンラインモール
https://mag.app-liv.jp/archive/142044/
各項目の詳細サマリー
- ユーザー基盤: ユーザー数とシェアではAmazonと楽天市場が2強であり、物販系EC市場(約14兆円)の大部分を占有しています。
- 参入のしやすさ: Amazonはマーケットプレイス型で審査も易しく、FBA(配送代行)によって小規模事業者でも始めやすいのが特徴です。
- コスト構造: Yahoo!ショッピングは初期・月額費用が無料で低コストな運営が可能です。楽天市場は固定費は高いものの、本格的な店舗運営とリピーター獲得に適しています。
- 物流と拡張性: AmazonのFBAはカスタマーサポートまで代行し、かつそのまま67カ国以上への越境ECにも対応できる唯一のサービスです。
モールを選ぶ上で個別の特徴・強み、向いている事業者を理解することも重要です。以下ではそれぞれのモールを詳しく解説します。
1. Amazon:物流網と手軽さが魅力
Amazonは、ユーザー数や流通総額で楽天市場と並ぶ国内最大級のモールであり、特に若い世代からの支持が厚いのが特徴です。
- 特徴: 商品単位での出品がメインとなり、「型番商品」に強い傾向があります。
- 強み: 最大の強みは物流拠点(FBA)を活用した配送代行サービスです。これにより出品者の配送負担が大幅に軽減されるため、少人数での運営でも売上を作りやすくなっています。また、世界共通のプラットフォームを持つため、越境EC(海外への販売)にも強みがあります。
- 向いている事業者: 費用が安く審査も簡易的なため、個人を含む小規模事業者でも気軽に参入できます。「とにかくECにチャレンジしてみたい」という場合におすすめです。
2. 楽天市場:店舗の個性とファン化を重視する本格派
楽天市場は、国内随一の規模を誇るテナント型のECモールです。巨大な仮想モールに店舗を構え、独自の世界観で商品を販売できます。
- 特徴: 店舗ごとの個性が強く出せるため、メルマガや独自バナーなどを通じた「ファン化」が得意です。日本最大級のポイント経済圏(楽天ポイント)も大きな特徴です。
- 強み: リピーターの獲得や、モール独自のイベントによる集客が期待できます。また、ECコンサルタントのサポートや分析機能などが利用できる点もメリットです。
- 向いている事業者: 初期費用や固定費が高額で審査も厳しいため、気軽に始めるよりは、本格的なネットショップ運営を目指し、稼げるビジネスモデルを明確に描いている事業者に適しています。
3. Yahoo!ショッピング:圧倒的な低コストでスタート可能
Yahoo!ショッピングは、Amazon・楽天に次ぐ規模を持つ、国内三番手のテナント型ECモールです。出店店舗数や商品数では他の2モールを凌駕します。
- 特徴: ソフトバンクやLINEのユーザー基盤に強みを持ちます。
- 強み: 最大の魅力は「初期費用・月額固定費が無料」という圧倒的な低コストです。リスクを抑えてテナント出店が可能です。また、PayPayポイントを活用した販促が売上の鍵となるほか、Yahoo! JAPAN(検索エンジン)との親和性が高く、検索結果からの流入も期待できます。
- 向いている事業者: 固定費を抑えて気軽に出店したい小規模事業者に向いています。自社ECサイトの代わりとして利用するのも一つの方法です。
商材・ターゲット・価格帯別おすすめモール

各モールの特性(マーケットプレイス型かテナント型か)やユーザー層の違いにより、相性の良い商材は明確に分かれます。
価格帯別のおすすめモール
利益率や固定費の負担を考慮した選択が、事業の継続性を左右します。
- 低価格帯(数百円〜3,000円程度)
- Amazon: FBAの「小型軽量商品プログラム」など、安価な配送オプションがある場合に有利です。
- Yahoo!ショッピング: 固定費が0円のため、1点あたりの利益が薄い商品でも、月額費用に利益を圧迫される心配がありません。
- 高価格帯(数万円以上)
- 楽天市場: 審査が厳しくモールの信頼性が高いため、高額商品でもユーザーが安心して購入できます。
- Amazon: 高額なPCや周辺機器など、スペック重視の「型番商品」であればAmazonの検索流入が強力な武器になります。
商品ジャンル別のおすすめモール
自社の商品ジャンルに最適なモールはどこか?
それは商材の特性(型番か非型番か、ギフト需要があるかなど)によって、選ぶべき販路は明確に分かれます。
家電・PC周辺機器・日用品なら「Amazon」
- 理由:型番商品は価格と配送スピードで比較されるため、物流網が強いAmazonが圧倒的に有利です。
- ターゲット:目的の商品を最短・最安で手に入れたい実利重視のユーザー。
ファッション・グルメ・インテリア・ギフトなら「楽天市場」
- 理由:ページを作り込む「店舗独自のデザイン性」が許容されており、ブランドの世界観を伝えやすいためです。
- ターゲット:お買い物マラソンなどのイベントを楽しみ、ポイントを貯めたい感性重視のユーザー。
トレンド雑貨・消耗品・PayPay利用層狙いなら「Yahoo!ショッピング」
- 理由:PayPay経済圏との連携が強く、スマホユーザーからの流入が非常に強力だからです。
- ターゲット:ソフトバンクやLINEユーザー、PayPayポイントを効率よく活用したい若年層〜30代のユーザー。
ターゲット層(年代)別のおすすめ
リーチしたい顧客がどのモールを頻繁に利用しているかを考慮します。
- 10代・20代の若年層を狙うなら:Amazon
- 若年層の支持が圧倒的(10代の利用者の約42%がAmazonを選択)で、将来性も非常に高いです。
- 30代〜50代のファミリー層を狙うなら:楽天市場
- 楽天経済圏のポイント還元を重視する層が多く、イベントに合わせたまとめ買いが期待できます。
- 50代以上のシニア層・ソフトバンクユーザーを狙うなら:Yahoo!ショッピング
- 他のモールに比べて50代以降の利用比率が高く、PayPay利用による還元導線も強力です。
失敗しないモールの選び方
「とにかく早く、手間なく始めたい」なら Amazon
「広告費をかけてでもブランドのファンを作りたい」なら 楽天市場
「固定費リスクをゼロにして、サブの販路を広げたい」なら Yahoo!ショッピング
まずは1つのモールで成果を出し、その後に自社ECサイトや他のモールへ多角化していくのが王道の戦略です。
各モールにおける「売上の方程式」の活用

それぞれのモールで売上を伸ばすために、まず意識すべきことは何か?
全ての販路において、売上は以下の方程式で成り立っています。
売上 = 集客数(アクセス) × 転換率(CVR) × 客単価
モールごとにこの要素の強化ポイントが異なります。
- Amazonの強化ポイント:
- 集客数:Amazonスポンサープロダクト広告の活用 [cite: 3-2-2]。
- 転換率:FBA利用による「お急ぎ便」対応と、高品質な商品画像。
- 楽天市場の強化ポイント:
- 集客数:お買い物マラソンやスーパーSALEなどのイベント連動 [cite: 3-3-2]。
- 客単価:クーポンやセット販売による「合わせ買い」の促進 [cite: 3-3-1]。
各項目の数値は、モールの分析機能を活用して常に把握することが重要です。
モール選定によるBefore/Afterの収益変化

出店先を変えるだけで、実際に利益はどのように変わるのか?
同じ売上であっても、販売手数料や固定費の違いにより、手元に残る利益は大きく変動します。
家具・インテリア販売B社の事例
- Before:楽天市場のみで販売していた際
- 月商:300万円
- 固定費+手数料:約60万円(システム利用料、広告費等)
- 課題:固定費の負担が重く、閑散期の利益率が圧迫されていた。
- After:Amazonと自社サイトを軸にした運用へシフト
- 月商:Amazon 200万円 + 自社EC 100万円
- 固定費+手数料:約35万円
- 結果:配送をAmazon FBAに集約したことで物流コストを削減。さらに自社ECサイトでは販売手数料が決済手数料のみ(約3〜5%)となったため、営業利益が約25万円増加した。
このように、モールごとのコスト構造を理解し、自社の利益率に合わせた販路選定を行うことが不可欠です。
▼各モールの特徴やそれぞれに合ったコンサルは以下で詳しく説明しておりますので、ぜひご覧ください▼
自社に最適なモールを選ぶための3ステップ

失敗しないための選定手順を解説します。
1.商品ジャンルの需要リサーチ:自社の商品が「型番商品(どこでも買えるもの)」ならAmazon、「こだわり商品(ストーリー性があるもの)」なら楽天市場が向いています。
2.トータルコストのシミュレーション:「アマゾン 楽天 yahoo 売上比較」をする際、初期費用だけでなく、売上の15%程度を占める「広告費」や「配送費」を含めたコストを計算します。
3.自社リソースの確認:サイト更新や顧客対応に時間を割けるなら楽天市場、配送を丸投げしたいならAmazon FBAというように、自社の体制に合わせて選びます。
アマゾン 楽天 yahoo 売上比較に関する(FAQ)
Q1. 結局、一番売れるのはどこですか?
A. 市場全体の流通額では、現状Amazonと楽天市場が拮抗しており、2強の状態です。ただし、低コストで始められるYahoo!ショッピングも、PayPay連携により急成長を続けています。
Q2. 複数のモールに同時に出店すべきですか?
A. リソースに余裕があれば推奨します。露出が増えることで「集客数」の最大化が図れるからです。ただし、在庫管理の煩雑さや手数料の分散に注意が必要です。
Q3. 自社ECサイトとモール、どちらが良いですか?
A. モールは「集客」を任せられますが、自社ECは「利益率」と「顧客リストの保有」に優れています。理想はモールで集客し、リピーターを自社サイトへ誘導する形です。
まとめ:モールごとの「強み」を活かした戦略を
- Amazon:圧倒的な集客力とFBAによる配送スピードを活かし、最短で売上を立てる。
- 楽天市場:強力なポイント経済圏とファン作り機能を活用し、LTV(生涯顧客価値)を高める。
- Yahoo!ショッピング:初期・月額コスト無料のメリットを活かし、低リスクで販路を拡大する。
- 自社ECサイト:各構築手法(ASPなど)を検討し、長期的には手数料の低い自社販路を育てる。
「アマゾン 楽天 yahoo 売上比較」を行い、自社のフェーズに最適なプラットフォームを選ぶことで、収益の最大化が図れます。
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