Amazon商品画像を完全解説|商品画像の種類や制作のコツ、ガイドラインから注意点をプロが徹底網羅

株式会社Proteinum 代表取締役
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。
この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)がAmazonの商品画像について解説します。
Amazonにおいて画像は、実物を見られない顧客にとって最大の判断材料であり、「集客」と「接客」を担う強力な武器です。
メイン画像で厳格な規約を守りクリックを誘発し、サブ画像で顧客の疑問を先回りして解消することが、売上最大化の最短ルートとなります。
【この記事の対象者】
- Amazonに出品しているが、売上や成約率(CVR)が伸び悩んでいる方
- Amazonの画像ガイドラインが複雑で、何を優先すべきか迷っている方
- 規約違反(検索対象外)を回避しつつ、競合に勝てる画像を作りたい方
【この記事を読んで得られること】
- クリック率と成約率を最大化させる「メイン・サブ画像」の使い分け戦略
- ペナルティを防ぐための最新ガイドラインと技術的仕様の完全理解
- スマホユーザーを顧客に変える、プロ視点の画像制作テクニックと注意点
Contents
Amazonの商品画像とは?

Amazonにおける商品画像は、実物を手に取ることができないオンラインショッピングにおいて、顧客が購入を判断するための唯一かつ最大の情報源です。単なる紹介写真ではなく、顧客の抱える不安を解消し、スムーズな購買体験を実現するための重要なコミュニケーションツールとして定義されています。
商品の魅力を視覚的に伝え、顧客の購買判断を支える重要なコンテンツ
高品質で正確な画像は、商品の特徴を瞬時に伝えるだけでなく、出品者やブランドに対する信頼感を生み出します。Amazonのシステムに最適化された画像を提供することは、売上の向上だけでなく、購入後のミスマッチによる返品を防ぐという重要な役割も担っています。
【商品画像が果たす主な役割】
| 役割 | 具体的な効果 |
| 情報の補完 | テキストでは伝わりにくい商品の質感、形状、サイズ感を正確に伝える。 |
| 信頼の構築 | 清潔感のある鮮明な画像により、ブランドへの安心感とプロ意識を醸成する。 |
| 意思決定の加速 | 顧客が抱く「自分のニーズに合うか」という疑問を視覚的に解決する。 |
| ミスマッチ防止 | 実物に近いイメージを提示し、到着後の期待値との乖離(返品)を抑制する。 |
Amazonの商品画像の2つの種類とは?

Amazonの商品ページを構成する画像は、役割と掲載場所によって「メイン画像」と「サブ画像」の2種類に分けられます。実物を確認できないオンラインショッピングにおいて、これら2種類の画像は「集客」と「転換」という異なる役割を持っています。
出品者は、検索結果でクリックを誘発するメイン画像と、商品の魅力を多角的に伝えて購入を後押しするサブ画像、それぞれの特性を理解した上で戦略的に配置する必要があります。
| 比較項目 | メイン画像 | サブ画像 |
| 主な目的 | 検索結果でのクリック率向上 | 商品理解と転換の発生 |
| 掲載場所 | 検索一覧や商品詳細ページの1枚目 | 商品詳細ページの2枚目以降 |
| 規約の厳格さ | 厳しい(違反は表示停止リスクあり) | 比較的自由(販促表現が可能) |
| 背景指定 | 純粋な白(RGB: 255, 255, 255)のみ | 自由(生活空間や色背景も可) |
| テキスト・ロゴ | 禁止 | 説明文や図解の挿入が可能 |
Amazonのメイン画像とは
メイン画像とは、検索結果の一覧やランキング、商品詳細ページの先頭に表示される「商品の顔」となる画像です。顧客が商品に興味を持ち、詳細ページへ遷移するかどうかを左右する「クリック率(CTR)」に直結するため、最も重要な画像と定義されています。
Amazonでは、サイト全体の視認性と公平性を保つため、メイン画像には厳格な規約を設けています。規約に違反した画像は「検索対象外(非表示)」となるリスクがあるため、クリエイティブな装飾よりも正確さと清潔感が求められます。
【メイン画像の特徴と遵守事項】
- 背景の純白化:背景は一切の影や模様がない「純粋な白」である必要があります。
- 商品占有率85%以上:画像フレームの大部分を商品が占めるよう大きく配置します。
- ノイズの排除:商品本体以外の小道具、アクセサリー、ロゴ、文字の写り込みは禁止です。
- 実物の正確な描写:イラストやグラフィックではなく、実際に販売する商品の写真である必要があります。
- セット内容の明示:販売に含まれるものだけを写し、顧客に誤解を与えない構成が求められます。
Amazonのサブ画像とは
サブ画像(追加画像)とは、メイン画像に続いて最大8枚(合計9枚)まで掲載できる補足用の画像群です。メイン画像で興味を持った顧客に対し、商品の機能、使用感、サイズ感、利用メリットなどを具体的に提示し、購入の決断を促す「成約率(CVR)」の向上を目的としています。
メイン画像とは異なり、サブ画像は背景の自由度が高く、テキストや図解、ライフスタイル写真などの使用が認められています。顧客の疑問を解消し、商品を手にした時のイメージを膨らませることが作成のポイントです。
【サブ画像の特徴と活用方法】
- ライフスタイル表現:実際に使用しているシーンを掲載し、利用後のイメージを具体化させます。
- テキスト/図解の活用:商品の機能、スペック、こだわりなどを文字やグラフで分かりやすく解説できます。
- 多角的なアングル:背面、側面、内部構造、素材のアップなど、手に取るような詳細情報を提示します。
- サイズ感の提示:人物が持っている様子や比較対象を並べ、サイズ違いによる返品リスクを軽減します。
- バリエーション・特典:カラー展開や同梱物、保証内容などを視覚的に伝え、安心感を与えます。
Amazonの商品画像制作における4つのコツとは?

Amazonでは毎日膨大な数の商品が比較検討されています。その中で顧客の足を止め、最終的に「購入」のボタンを押してもらうためには、ガイドラインの遵守だけでなく、Amazon特有のユーザー行動に基づいた「売れるための工夫」が必要です。
ここでは、成約率とクリック率を劇的に改善するための、画像制作における4つの重要なコツを解説します。
| 制作のコツ | 重点を置くべき目的 | 具体的なアクション |
| 1. スマホ視認性の確保 | モバイル端末での識別向上 | フォントを大きくし、情報を絞ったシンプルなレイアウトに |
| 2. ズーム機能の活用 | 商品の信頼性と質感の訴求 | 最長辺を1,600ピクセル以上に設定し、鮮明に撮影 |
| 3. 疑問の先回り解消 | 購入への不安払拭と成約 | サイズ比較、利用メリット、よくある質問への回答を画像化 |
| 4. メイン画像のCTR向上 | 検索結果でのクリック獲得 | 自然な影やアングルを追求し、競合より目立たせる |
1. スマホユーザーを意識した視認性の確保
現在、Amazon利用者の過半数以上がスマートフォンから商品を購入しています。PCに比べて画面サイズが限られるモバイル環境では、細部まで作り込まれた緻密な画像よりも、一目でメリットが伝わる「視認性の高さ」が最優先されます。
特にサブ画像に文字を入れる場合は、情報を詰め込みすぎず、最も伝えたいキャッチコピー1点に絞ることが鉄則です。背景と文字のコントラストを強め、小さな画面でパッと見ただけでも内容が理解できるよう、フォントサイズやレイアウトに余裕を持たせることが重要となります。
2. ズーム機能を活用した質感の訴求
Amazonの「ズーム機能」は、顧客が商品の素材感や縫製、細部の作り込みをチェックするために頻繁に利用されます。オンラインでは実物に触れられないため、このズーム時の画像品質が「安っぽくないか」「信頼できる作りか」を判断する大きな基準となります。
| 項目 | 高品質化のポイント |
| 推奨解像度 | 最長辺を1,600ピクセル以上に設定し、ズーム機能を確実に有効化させる。 |
| 撮影精度 | 拡大しても細部がボケないよう、三脚を使用して深いピントで鮮明に撮影する。 |
高解像度な画像は、顧客の「届いてみたらイメージと違った」という不安を払拭し、返品率の低下にも大きく寄与します。
3. 顧客の疑問を先回りして解消する構成
商品詳細ページを訪れた顧客は、頭の中で「自分に合うか」「使いこなせるか」といった疑問を抱いています。サブ画像はこの疑問に対する「視覚的な回答」として機能させる必要があります。
具体的には、言葉で説明するよりも、以下の情報を画像化して提示することが効果的です。
- 直感的なサイズ比較:ペットボトルなど身近な物と並べ、大きさを自分ごと化させる。
- 使用後のベネフィット:スペック値だけでなく、その商品を使って「どう生活が変わるか」を示す。
- 不安の払拭:レビューや問い合わせで多い懸念点(接続方法や手入れのしやすさ等)への回答。
このように、顧客の「知りたい」を先回りして画像に盛り込むことで、カスタマーサポートへの負担を減らしつつ、成約率を高めることができます。
4. メイン画像のクリック率を極限まで高める工夫
検索結果に並んだ際、競合他社よりも先にクリックされるためには、メイン画像のクオリティがすべてを左右します。白抜きという厳しい制限の中でも、ライティングやアングルの工夫次第で、商品の「存在感」を際立たせることが可能です。
まず、平坦な画像にならないよう、自然な影(ドロップシャドウ)を残すことで商品の立体感と高級感を演出します。さらに、正面だけでなく、最も商品が美しく見える斜めのアングルから撮影して奥行きを見せるなど、視覚的なインパクトを追求することが重要です。色の再現性にもこだわり、検索結果の中で「色が沈んで見えない」ように、適切なコントラスト調整を行うことが成功のポイントです。
Amazonの商品画像ガイドラインの内容とは?

Amazonにおける商品画像は、顧客が購入を決定する際の最も重要な判断材料の一つです。そのため、Amazonではすべての出品者に対して厳格な画像ガイドラインを設けており、サイト全体の統一感の維持と、顧客への正確な情報提供を求めています。
このガイドラインは、単なる推奨事項ではなく、遵守されない場合には商品が検索結果に表示されなくなる「検索対象外」の設定や、出品権限の一時停止といった厳しい措置が取られる重要な規約です。
ガイドラインは大きく分けて、「メイン画像」「サブ画像」「技術的仕様」の3つの要素で構成されています。特にメイン画像については、顧客が混乱なく商品を識別できるよう、背景の処理や写り込ませる内容について非常に細かい制限が課されているのが特徴です。
メイン画像における厳格な遵守事項
メイン画像は、Amazonの検索結果やカテゴリーページで最初に表示される、商品の「顔」となる画像です。顧客が商品をクリックするかどうかを左右する重要な役割を持つため、以下の表にまとめるような非常に厳格な基準が適用されます。
| 項目 | 要件の詳細 |
| 背景色 | 純粋な白(RGB値が255, 255, 255)のみが許可されます。 |
| 商品の占有率 | 画像全体の85%以上を商品が占めている必要があります。 |
| 写り込みの制限 | 販売対象ではないアクセサリー、小道具、コーディネート品などは一切含めてはいけません。 |
| テキスト・ロゴ | 文字、ロゴ、ウォーターマーク(透かし)、グラフィックなどの挿入は一切禁止されています。 |
| 商品の状態 | 商品はパッケージから出した状態で、現物を正確に反映した写真である必要があります(イラストやグラフィックは不可)。 |
| 着装モデル | 衣料品等の特定カテゴリーを除き、モデルの使用は原則禁止です。 |
メイン画像で最も多い違反は、背景が完全な白ではないことや、商品以外の装飾品が含まれているケースです。これらは自動判別システムによって検知され、出品停止の対象となるため、撮影および編集段階での徹底した管理が求められます。
サブ画像(追加画像)の役割と許容範囲
メイン画像が「商品の識別」を目的としているのに対し、サブ画像は「商品の理解を深め、購買意欲を高めること」を目的としています。そのため、メイン画像では禁止されている演出も、サブ画像では一定の範囲内で認められています。顧客が商品を手に取って確認できない不安を解消するために、最大8枚(メインと合わせて9枚)の画像を効果的に活用することが推奨されます。
サブ画像で表現すべき、および許容される主な情報は以下の通りです。
- 使用シーンの提示:実際の生活空間や使用環境の中で商品を使用している「ライフスタイル画像」。
- 詳細・拡大情報:商品の素材感、細部のディテール、内部構造などのクロップアップ写真。
- サイズ・比較:商品の大きさを直感的に理解させるための、手で持った状態や一般的な物との比較画像。
- 補足情報:メイン画像では禁止されているテキスト説明、グラフ、寸法図、機能説明のグラフィック。
- 異なるアングル:背面、側面、底面、または商品を開梱した状態の画像。
サブ画像においても、過度な露出や不快感を与える表現、Amazon以外のWebサイトへの誘導(URLの記載など)は禁止されていますが、メイン画像よりも自由度の高い表現によって、商品の魅力を多角的に伝えることが可能です。
共通の技術的仕様とファイル要件
すべての商品画像は、Amazonのシステムに適切にアップロードされ、かつ顧客がズーム機能などを利用して詳細を確認できるように、一定の技術的スペックを満たしている必要があります。以下の仕様を満たさないファイルは、アップロードエラーの原因や、表示品質の著しい低下を招きます。
- ファイル形式
- JPEG(.jpg または .jpeg):最も推奨される形式です。
- TIFF(.tif)、PNG(.png)、GIF(.gif):これらも利用可能ですが、処理速度の観点からJPEGが推奨されます。
- 画像サイズ(解像度)
- 最小:最長辺が500ピクセル。
- 推奨:最長辺が1,600ピクセル以上(ズーム機能が有効になるサイズ)。
- 最大:最長辺が10,000ピクセル。
- カラーモード
- sRGB または CMYK。
- ファイル名の命名規則
- 商品識別子(ASIN、ISBN、EAN、JAN、またはUPC)にピリオドと適切なファイル拡張子を付けたものにする必要があります(例: B000123456.jpg)。
特に画像サイズについては、最長辺が1,600ピクセル以上あることで、顧客が画像にマウスを合わせた際に拡大表示される「ズーム機能」が有効になります。この機能は購買率に直結するため、高解像度の画像を用意することがAmazon販売におけるスタンダードとなっています。
Amazonの商品画像制作における注意点とは?

Amazonの商品画像制作において、最も重要かつリスクを伴うのが「規約と法律の遵守」です。これらを軽視すると、商品の出品停止(検索対象外)にとどまらず、アカウントの閉鎖や法的責任を問われる可能性もあります。
制作を開始する前に必ず確認すべき3つの注意点を解説します。まずは、各注意点の概要を以下の表でご確認ください。
| 注意項目 | 内容の概要 | 違反時の主なリスク |
| ガイドラインの順守 | Amazonが定める技術的仕様・構成ルールの徹底。 | 検索対象外、出品停止、商品削除。 |
| 著作権の保護 | 自社で撮影した画像や権利を保有する素材の使用。 | 権利者からの申立、賠償請求、アカウント閉鎖。 |
| 薬機法等の法令順守 | 健康食品・化粧品等における不適切な表現の禁止。 | 広告の差し止め、行政処分、アカウント停止。 |
ガイドラインを順守する
Amazonの商品画像には、全てのカテゴリーに共通する基本的なガイドラインと、特定のカテゴリーごとに設定された詳細なルールが存在します。これらを一つでも無視すると、システムによって自動的に「検索対象外」と判定され、顧客の画面に商品が表示されなくなるペナルティを受けることになります。
特にメイン画像については、前述した通り「背景は純白(RGB 255, 255, 255)」「商品が85%以上を占める」「文字や小道具を入れない」といったルールが極めて厳格に適用されます。また、サブ画像においても過度に不快感を与える表現や、Amazon以外の外部サイトへ誘導するような情報の記載は禁止されています。制作時には最新のセラーセントラルのヘルプページを参照し、現在のカテゴリー規約に合致しているかを都度チェックすることが不可欠です。
著作権を侵害しない
商品画像に使用するすべての素材は、自社で権利を保有しているか、適切な使用許諾を得ている必要があります。「他社のサイトに掲載されている画像を転用する」「メーカーの公式サイトから勝手に画像を保存して使用する」といった行為は、明確な著作権侵害にあたります。
著作権に関する主な注意点は以下の通りです。
- 無断転載の禁止:競合他社や公式サイトの画像をキャプチャして使用しない。
- 素材サイトの利用規約:有料・無料のストックフォトを使用する場合でも、Amazonのような商用利用や加工が許可されているか、ライセンス範囲を必ず確認する。
- フォントの権利:画像内に挿入するテキストの「フォント(書体)」にも著作権が存在するため、商用利用可能なフォントを使用する。
- モデルの肖像権:モデルを起用して撮影した画像を使用する場合、使用期間や媒体(Amazonでの販売)が契約範囲内であることを確認する。
権利者から通報があった場合、Amazonは即座に該当画像を削除し、出品者に対して厳しい措置を講じる体制を整えています。
薬機法遵守を徹底する
健康食品、サプリメント、化粧品、美容機器、家庭用医療機器などを販売する場合、画像内のテキストやグラフィックにおいて「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」を遵守しなければなりません。これはサブ画像で商品のメリットを訴求する際に、特にかかりやすい制限です。
薬機法に抵触しやすい表現の例として、以下のポイントに注意が必要です。
- 効果効能の断定:化粧品において「シミが完全に消える」「シワがなくなる」といった、事実を超えた過度な表現を記載すること。
- 医薬品的な表現:健康食品において「ガンが治る」「血糖値が下がる」といった、病気の治療や予防を想起させる表現。
- 承認外の表現:承認されていない機能性や効果について、根拠なく画像内で謳うこと。
AmazonはAIや目視によるパトロールを強化しており、不適切な表現が含まれる画像は、修正が完了するまで出品が差し止められます。景品表示法(優良誤認の禁止)と併せて、法務的な視点でのチェックを制作フローに組み込むことが強く推奨されます。
Amazonの商品画像についてのよくあるQ&A

Q:画像の中に文字やブランドロゴを入れても問題ありませんか?
A:メイン画像への挿入は一切禁止ですが、サブ画像であれば許可されています。
メイン画像にテキスト、ロゴ、ウォーターマークなどを入れると、検索結果から除外されるペナルティの対象となります。
商品の特徴やブランドロゴを強調したい場合は、自由度の高い2枚目以降のサブ画像の中で活用しましょう。
Q:最大で何枚まで画像を登録するのが適切ですか?
A:システム上は合計9枚まで登録可能ですが、重要な情報は最初の7枚に集約してください。
商品詳細ページでは一度に表示される画像の枚数に限りがあり、多くの場合7枚目までが優先的に表示されます。
8枚目以降はクリックしないと表示されないケースが多いため、主要な訴求ポイントはメインを含めた最初の7枚で完結させるのがベストです。
Q:商品のイラストやグラフィックをメイン画像に使えますか?
A:いいえ、メイン画像は実物を撮影した写真でなければなりません。
Amazonの規約では、メイン画像は現物を正確に反映した「写真」であることが求められており、イラストやCG、グラフィックの使用は認められていません。
ただし、サブ画像であれば、商品の構造や機能、サイズ感を説明するためのイラストや図解の使用が可能です。
Amazonの商品画像作成についてのまとめ

いかがでしたでしょうか。本記事ではAmazonの商品画像について詳細に説明してきました。
Amazonにおける商品画像は、売上の「集客(クリック率)」と「転換(成約率)」の双方を左右する、最も投資対効果の高い要素です。規約を正しく守った上で、顧客の視点に立った戦略的なクリエイティブを揃えることが、長期的な販売成功への最短ルートとなります。
最後に本記事の要点を箇条書きでまとめていますので、是非参考にしてみてください!
- 画像の種類と戦略的な役割
- メイン画像:検索結果での露出とクリック獲得を担う「商品の顔」。厳格な白抜きルールが必須。
- サブ画像:商品の魅力を多角的に伝え、購入を決定づける「接客」の役割。
- 売上を最大化させる制作のポイント
- スマホ最適化:小さな画面でも一目でメリットが伝わる視認性と文字サイズを意識する。
- 高解像度の維持:最長辺1,600ピクセル以上を確保し、ズーム機能で質感と信頼を伝える。
- 疑問の解消:サイズ比較やベネフィット提示を行い、顧客の購入前の不安を先回りして取り除く。
- 運用における必須の注意点
- 規約・ガイドライン:検索対象外(非表示)を防ぐため、最新のルールを常に確認・遵守する。
- 法令・権利の順守:著作権侵害を避け、薬機法等に基づいた適切な表現を徹底する。
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