【2026年最新版】Amazonストアページの作り方を完全解説|ブランドストアの作成条件・手順・活用事例まで網羅

Amazonで売上を伸ばし、価格競争から脱却するために欠かせないのが「Amazonストアページ(ブランドストア)」です。

しかし、
「Amazonストアページの作り方が分からない」
「作ったものの、売上につながらない」
「何を載せれば成果が出るのか判断できない」
と悩む事業者は少なくありません。

本記事では、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が、
・Amazonストアページの基本
・失敗しないAmazonストアページの作り方
・売上につながる設計・活用ポイント
を初心者の方にも分かりやすく解説します。

これからAmazonストアページを作成する方も、すでに運用している方も、成果を最大化するための実践ノウハウが分かる内容です。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

慶応義塾大学を卒業後、楽天グループ株式会社に入社。ECコンサルタントとして、ショップオブザイヤー受賞店舗を含むのべ700店舗以上を支援。その後、小売業を中心に経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、EC戦略策定・実行支援など)し、株式会社Proteinum(プロテーナム)を創業。
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。

Contents

Amazonのブランドストア(ストアページ)とは|amazonストアページの基本

Amazonストアページの作り方を理解するためには、まず「ブランドストアとは何か」を正しく押さえる必要があります。この章では、通常の商品ページとの違いや、ブランドストアが果たす役割を整理します。

Amazonのブランドストア(ストアページ)とは、Amazon上に自社ブランド専用のカスタムページを作成できる公式機能です。

商品単体を並べる従来の商品ページとは異なり、

  • ブランドの世界観
  • 商品ラインナップ全体の魅力
  • ブランドストーリーや強み

を、自由度の高いデザインで表現できます。

AmazonはシンプルなUIが強みである一方、ブランド独自の世界観を伝えにくいという課題がありました。ブランドストアの登場により、シンプルな商品画像やテキストだけでは表現できないブランドの世界観やこだわりを、より自由なページデザインで訴求できるようになりました。

引用:Amazon

Amazonブランドストアを活用する4つのメリット

Amazonストアページは、見た目を整えるだけの機能ではありません。正しい作り方と設計を行うことで、売上向上・広告効率改善・ブランド価値向上に直結します。ここでは、Amazonストアページを作るべき理由を4つの観点から解説します。

1. ブランドの世界観・価値観を直感的に伝えられる

Amazonでライバルに差をつけ、ファンを増やす鍵は「ブランディング」にあります。

ブランドストアでは、

  • ブランドカラー・ロゴの統一
  • ライフスタイル訴求のビジュアル
  • ブランドストーリーや開発背景

などを自由に設計できます。商品ページだけでは伝えきれない「想い」や「こだわり」を表現することで、価格競争からの脱却とファン化を促進できます。

ブランドカラーやロゴを活かした独自のデザインで世界観を統一し、訪問者の心を掴むページを作りましょう。

2. クロスセル/アップセルを誘導できる

他社の広告やレコメンドが入り込む商品ページとは異なり、ブランドストアは自社商品のみで構成されるクローズドな空間です。

他社広告やレコメンドが表示されないため、

  • 関連商品のクロスセル(あわせ買い)
  • 上位モデルへのアップセル
  • シリーズ商品への回遊

をスムーズに設計できます。カテゴリー別構成や訴求軸ごとのページ分岐を行うことで、客単価と顧客満足度の同時向上が可能です。

3. 外部広告・SNSの遷移先として活用できる

ブランドストアは、Amazon外部からの集客にも非常に相性が良いページです。

  • Google/Yahoo!検索広告
  • ディスプレイ広告
  • Instagram・FacebookなどのSNS広告
  • メルマガ・LINE配信

これらの遷移先を商品ページではなくブランドストアに設定することで、ブランド理解を深めたうえで購買につなげる導線を構築できます。

4. ストアインサイトでユーザー行動を可視化できる

ブランドストアでは「ストアインサイト」という専用分析機能を利用できます。主な指標は以下の通りです。

  • 日別訪問者数(UU):ブランドストア(ストアページ)を閲覧した1日の合計ユニークユーザーまたはデバイス
  • 閲覧数(PV):選択した期間のページビュー数(リピート閲覧数を含む)
  • 売上:ブランドストア(ストアページ)訪問者の最後の訪問から14日以内に発生した合計売上の推計
  • 注文された商品点数:ブランドストア(ストアページ)訪問者が最後の訪問日から14日以内に注文した商品数の合計
  • 閲覧数/訪問者数:ブランドストア(ストアページ)日別訪問者が閲覧した平均のユニークページ数

これらのデータを活用することで、回遊率改善・CV導線の最適化・広告効果検証が可能となり、PDCAを回しやすくなります。

Amazonストアページが「向いている商品・ブランド」「向いていないケース」

Amazonストアページは、すべての出品者に必須というわけではありません。商品特性やブランドのフェーズによって、優先度が大きく変わります。ここでは、Amazonストアページの活用が特に向いている商品・ブランドと、現時点では優先度が低いケースを整理します。

Amazonストアページが向いている商品・ブランド

Amazonストアページは、以下のような商品・ブランドと非常に相性が良い施策です。

・高価格帯の商品や、価格競争に陥りやすい商材
・複数の商品ラインナップやシリーズ商品を展開しているブランド
・購入前に比較検討されやすい商品(家電、コスメ、健康食品、ベビー用品など)
・ブランドストーリーや開発背景、品質へのこだわりを訴求したい商品

これらの商品は、通常の商品ページだけでは価値を十分に伝えきれず、「なぜこのブランドを選ぶべきなのか」が不明確になりがちです。Amazonストアページを活用することで、ブランドの世界観や思想、商品同士の関係性を体系的に伝えられ、価格以外の理由で選ばれる状態を作ることができます。

Amazonストアページの優先度が低いケース

一方で、以下のようなケースでは、Amazonストアページの作成よりも先に取り組むべき施策があります。

・販売商品が1点のみで、シリーズ展開がない場合
・テスト販売段階で、まだ商品改善が必要なフェーズ
・商品ページ(画像・説明文・レビュー)が十分に整っていない状態

Amazonストアページは「集客・比較・理解」を担う役割を持つため、受け皿となる商品ページの完成度が低いと、十分な成果につながりません。まずは商品ページの改善を優先し、その上でストアページを構築することで、最大限の効果を発揮します。

Amazonストアページは売上にどれくらい影響するのか?

Amazonストアページは、ブランディング施策であると同時に、売上に直結する重要な導線でもあります。

実際に運用が最適化されたブランドでは、全体売上のうち約5〜15%前後をAmazonストアページ経由で獲得しているケースも珍しくありません。特に、スポンサーブランド広告や外部広告の遷移先として活用した場合、商品ページへ直接遷移させるよりも、購入率や客単価が向上する傾向があります。

Amazonストアページは、
・ブランド理解を深める
・商品同士を比較しやすくする
・関連商品の回遊を促す
といった役割を担うため、短期的なCVだけでなく、中長期的なLTV向上にも寄与します。

また、ストアインサイトを活用することで、どのページが閲覧され、どの商品が購入につながっているのかを可視化できるため、広告投資やページ改善の精度も高まります。

単なる「見せるページ」ではなく、「売上を生む導線」として設計・運用することが、Amazonストアページで成果を出す最大のポイントです。

Amazonストアページを利用するための必要な条件|ブランドストア作成前のチェックポイント

Amazonストアページの作り方を調べる前に、必ず確認しておきたいのが「作成条件」です。条件を満たしていないと、そもそもストアページを作成できません。この章では、作成前に必要な前提条件を整理します。

ブランドストアを作成するには、以下2つの条件を満たす必要があります。

  1. 大口出品者プランへの登録
  2. Amazonブランド登録の完了

大口出品者プランとは

ブランドストア作成には、大口出品者プラン(月額4,900円/税抜)への登録が必須です。

大口出品者プランでは、

  • プライムマーク付与
  • カートボックス獲得率の向上
  • 詳細なビジネスレポートの利用

など、本格的にAmazonで売上を伸ばすための機能が利用できます。小口出品からの切り替えは、セラーセントラルの「設定 > 出品者アカウント情報」から簡単に行えます。

Amazonブランド登録とは

Amazonブランド登録を行うことで、

  • ブランドストア作成
  • A+コンテンツの利用
  • 模倣品対策・知的財産保護

といった機能が解放されます。登録には商標権の取得が必要で、取得までに約3か月かかるケースが一般的です。しかし、長期的なEC戦略を考えるなら、ブランド登録は必須と言えるでしょう。

ブランド登録の方法については、以下の記事で細かく説明しているので、確認してみてください。

Amazonストアページの作り方【5ステップ】|初心者でも失敗しない作成手順

ここからは、実際の操作手順をもとにAmazonストアページの作り方を5つの手順に分けて解説します。セラーセントラルの操作画面を想定しながら進めることで、初心者でも迷わずストアページを作成できます。

▶ Step1:セラーセントラルにログインし「Amazonストア」にアクセスする

まず、Seller Central(セラーセントラル)にログインします。
ログイン後、以下の手順でストア作成画面へ進みましょう。

  1. セラーセントラルにログイン
  2. メニューから 「Amazonストア」 を選択
  3. 「ストアを管理」 をクリック
  4. 「ストアを作成」 を選択

なお、自社ブランド名の右側に「ストアを作成」ボタンが表示されない場合は、ブランド登録と出品用アカウントの紐付けが完了していない可能性があります。

その場合は、Brand Registry(ブランド登録)ページにアクセスし、ブランドと出品アカウントの紐付けを完了させたうえで、再度ストア作成を行いましょう。

▶ Step2:ストアの基本設定を行う

次に、ストアの基本情報を設定します。
ストア作成画面の左側フォームに沿って、各項目を入力してください。

ブランド名の設定

  • 「ブランド名」欄には正式なブランド名のみを入力します
  • キャッチコピーや販促文言(例:「今すぐチェック!」など)は入力不可

ブランドロゴの設定

  • 「ブランドのロゴ」欄でロゴ画像をアップロード
  • 400×400ピクセル以上の鮮明な画像を推奨

商品グリッド表示の設定

  • 商品画像の表示形式を
    • スタンダード
    • トール
      から選択

ブランドや商品特性によって、見やすい表示形式は異なります。後から変更も可能なため、まずは基本設定として進めましょう。

設定が完了したら、「次へ」をクリックします。

▶ Step3:メタ説明文を入力し、テンプレートを選択する

続いて、ストアのトップページ(ホームページ)を作成します。

ページのメタ説明文を入力

  • ブランドの特徴や強みを簡潔に記載
  • 初めて訪問したユーザーにも伝わる内容を意識

記載例

高品質と使いやすさにこだわった〇〇ブランド公式ストア。
日常からプロユースまで幅広い商品を取り揃えています。

テンプレートを選択

  • 画面下部に表示されるテンプレート一覧から選択
  • 選択したテンプレートをページに適用

テンプレートや商品グリッドの選択に「正解」はありません。ブランド戦略や商品特性に応じて最適なレイアウトを選ぶことが重要です。
※ テンプレートは後から変更可能です。

▶ Step4:新しいセクションを追加してコンテンツを作成する

ストア編集画面の右側にある
「ページセクション」メニュー >「新しいセクションの追加」
から、コンテンツを追加していきます。

追加できる主なコンテンツ

  • 画像
  • 商品一覧
  • テキスト付き画像
  • テキスト
  • 動画
  • おすすめ商品(レコメンド)

おすすめ商品(レコメンド)について

「おすすめ商品」は、Amazonの動的ウィジェット機能により、ベストセラー商品や閲覧者に合わせた商品を自動表示してくれます。

Amazonのデータをもとに商品が自動更新されるため、常に最適な商品提案ができる点が大きなメリットです。

▶ Step5:審査に提出し、公開する

コンテンツの配置・編集がすべて完了したら、画面右上の 「審査に提出」 ボタンをクリックします。

これでAmazonストアページの作成は完了です。

審査について

  • 通常:24時間以内に審査完了
  • ガイドライン違反表現がある場合:非承認
  • 高度管理医療機器を掲載する場合:薬剤師チェックが入り、最大1週間程度かかるケースあり

商品ページと同様に、誇張表現や禁止コンテンツが含まれていると承認されないため、提出前に必ず内容を確認しましょう。

設計やデザインの詳細については、Amazon公式の「Amazonストア設定ガイド」を併せて確認することをおすすめします。

Amazonストア設定ガイド

Amazonストアページでよくある失敗例

Amazonストアページは、作成自体は比較的簡単ですが、設計を誤ると「作っただけで成果が出ないページ」になってしまいます。ここでは、実際によく見られる失敗例を紹介します。

よくある失敗例① 商品を並べただけのストアページ

商品一覧を配置しただけで、ブランドの強みやコンセプトが伝わらないケースです。これでは通常の商品一覧ページと変わらず、ストアページならではの価値を発揮できません。

よくある失敗例② 商品ページの説明文をそのまま流用している

商品ページと同じコピーを並べても、ユーザーに新しい情報は伝わりません。ストアページでは、「なぜこのブランドなのか」「どんな価値を提供しているのか」といった、より上位概念の訴求が重要です。

よくある失敗例③ ファーストビューでブランドが伝わらない

ストアページを開いた瞬間に、何のブランドで、どんな商品を扱っているのかが分からないと、多くのユーザーは離脱してしまいます。ファーストビューには、ブランドの世界観と価値が一目で伝わる設計が不可欠です。

よくある失敗例④ 広告やSNSと連動していない

ストアページを作成したものの、広告や外部施策の遷移先として活用していないケースも多く見られます。ストアページは集客施策と組み合わせることで、初めて本来の力を発揮します。

よくある失敗例⑤ 作成後に放置してしまっている

Amazonストアページは作って終わりではありません。商品追加やキャンペーン、データ分析を行わずに放置すると、徐々に成果は落ちていきます。ストアインサイトを活用し、継続的に改善を行うことが重要です。

Amazonブランドストアの活用事例

Amazonストアページの作り方を理解したら、次に重要なのが「どのように活用すれば成果につながるのか」です。ここでは、実際のブランドストアの活用事例をご紹介します。

活用事例①:ブランドストーリー重視のAmazonストアページ設計

ファーストビューでブランドの世界観を強く訴求し、カテゴリ別に商品を整理。

引用:Amazonボタニストストアページ

活用事例②:シリーズ・用途別に回遊を促すAmazonストアページ設計

「用途別」「悩み別」にページを分岐させ、ユーザーの目的に応じた商品提案を実施。

引用:Amazonまごころ弁当ストアページ

よくある質問

ブランドストア(ストアページ)を作成する条件はありますか?

・大口出品プランであること ・Amazonブランド登録がされていること が条件です。

ブランドストア(ストアページ)ではどのようなページが作成できるのでしょうか?

既存の商品ページでは伝えきれないブランドの魅力を、自由なカスタマイズで表現可能です。 ブランドカラーやロゴを活かした独自のデザインで世界観が表現できます。

ブランドストア(ストアページ)の効果検証はできますか?

訪問者数や閲覧数などの売上データに関しては、ストアインサイトから確認することができます。

まとめ

本記事では、amazonストアページの作り方をゼロから手順・条件・活用ポイントまで徹底解説しました。

Amazonストアページは、正しい作り方と戦略的な運用によって、売上とブランディングを同時に強化できる強力な施策です。
ただし、作成して終わりではなく、データをもとに改善を続けることが成果への近道となります。

本記事の内容を踏まえて戦略的に活用し、Amazonビジネスを次のステージへ引き上げましょう。

Amazonでの売上アップに役立つノウハウは、以下の動画でも詳しくご紹介しています。実践にお役立ていただけますので、ぜひチェックしてみてください。

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