【2025年最新版】Amazonのブランドストア(ストアページ)とは?作成方法も解説
この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)がAmazonのブランドストア(ストアページ)について解説します。

株式会社Proteinum 代表取締役
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。
Amazonではブランドストア(ストアページ)という機能があります。Amazonというと単品の商品が並んでいるイメージがあると思いますが、実はブランドごとにページを作成し、ブランドがもつ世界観を表現できる機能があります。ブランドの認知を正しく上げるために、うまく有効活用していきましょう。
Contents
Amazonのブランドストア(ストアページ)とは

Amazonのブランドストア(ストアページ)とは、自社ブランドを紹介するカスタムページをAmazon上に公開できるサービスです。
Amazonはもともと、シンプルなサイト構造で商品登録・店舗構築が比較的容易な反面、出品者がイメージするページを自由に作成することはできませんでした。しかし、ブランドストア(ストアページ)の登場で、シンプルな商品画像やテキストだけでは表現できないブランドの世界観やこだわりを、より自由なページデザインで訴求できるようになりました。
Amazonのブランドストア(ストアページ)活用のメリット
ブランドストア(ストアページ)活用のメリットは大きく分けて3つあります。
ブランドの世界観やこだわりを、より自由なページデザインで訴求できる
Amazonでライバルに差をつけ、ファンを増やす鍵は「ブランディング」にあります。そこで活用したいのがブランドストア(ストアページ)です。既存の商品ページでは伝えきれないブランドの魅力を、自由なカスタマイズで表現可能です。ブランドカラーやロゴを活かした独自のデザインで世界観を統一し、訪問者の心を掴むページを作りましょう。
クロスセル/アップセルを誘導できる
他社の広告やレコメンドが入り込む商品ページとは異なり、ブランドストア(ストアページ)自社商品だけの専用ステージです。この空間なら、関連商品を勧めるクロスセル(あわせ買い)や、上位モデルへ導くアップセルも思いのまま。 カテゴリ分けやバナーデザインを工夫し、ノイズのない環境で売上と顧客満足度を同時に引き上げましょう。
外部広告に活用可能
ブランドストア(ストアページ)は、Amazon外の広告の遷移先に設定できます。そのため、GoogleやYahoo!などのリスティング広告やディスプレイ広告、FacebookやInstagramを活用したMETA広告への出稿時に活用したり、購入経験があるユーザーに対してのメールのページ遷移先に設定することもできます。
ストアにまつわるデータを取得可能
作成したブランドストア(ストアページ)への訪問者数や閲覧数などの売上データに関しては、ストアインサイトから確認することができます。
主な指標は以下の通りです。
- 日別訪問者数(UU):ブランドストア(ストアページ)を閲覧した1日の合計ユニークユーザーまたはデバイス
- 閲覧数(PV):選択した期間のページビュー数(リピート閲覧数を含む)
- 売上:ブランドストア(ストアページ)訪問者の最後の訪問から14日以内に発生した合計売上の推計
- 注文された商品点数:ブランドストア(ストアページ)訪問者が最後の訪問日から14日以内に注文した商品数の合計
- 閲覧数/訪問者数:ブランドストア(ストアページ)日別訪問者が閲覧した平均のユニークページ数
得られるデータをもとに、ページの改善を行っていきましょう。ブランドストア(ストアページ)では、Amazonの商品ページだと狙いにくいページの回遊なども狙えるので、ブランドのファン育成に活用できます。
ブランドストア(ストアページ)の作成方法
ブランドストア(ストアページ)を作成するための条件
ブランドストア(ストアページ)を作成するには、下記2つの条件を満たしている必要があります。
- 大口出品プランであること
- Amazonブランド登録がされていること
大口出品者プラン
ブランドストア(ストアページ)を作成するには、大口出品プラン(月額4,900円/税抜)への登録が必須です。
単にストアが作れるだけではありません。大口出品プランには、プライムマークの付与、カートボックスの獲得、詳細なビジネスレポートの活用など、本格的に売上を伸ばすための強力な機能が備わっています。
プラン変更はいつでも可能なので、ぜひご対応ください。
小口出品からの切り替えは、セラーセントラルの「設定」>「出品者アカウント情報」から数クリックで完了します(反映まで約1日)。
Amazonブランド登録
Amazonで本格的に売上を上げようとしている事業者の方であれば、基本的には大口出品プランに登録されている可能性が高いですが、ブランド登録をしていないという方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
というのも、ブランド登録には「商標の取得」が必要となるため、ハードルがぐっと上がります。商標の取得には通常3か月程度かかりますが、長期的に考えるとブランド登録のメリットは大きいため、商標の取得が可能な方は必ずブランド登録しましょう。
ブランド登録の方法は、以下で細かく説明しているので、確認してみてください。
ブランドストア(ストアページ)の作成手順
ブランドストア(ストアページ)の作成手順は下記の通りです。
- セラーセントラルのハンバーガーメニューより内「ストア」>「Amazonストア」と進む
- 「ストアを作成」をクリックする
- ブランド名を入力してロゴをアップロードする
- 「ページのメタ説明文」を入力する
- テンプレートを選択して「ページの作成」をクリックする
- コンテンツを追加する
- 「審査に提出」をクリックする(作業完了)
ブランドストア(ストアページ)の設定方法については、アマゾンが出しているマニュアルを参照してください。
Amazonストア設定ガイド
ブランドストア(ストアページ)の活用事例
ブランドストア(ストアページ)の活用事例①

ブランドストア(ストアページ)の活用事例②

まとめ
ブランディングの強化、集客力の向上、そしてクロスセル・アップセルによる単価アップ。 Amazonブランドストアは、売上拡大に必要な要素を網羅した強力な武器です。競合に差をつけるこのメリットを余すことなく活用し、Amazonでのビジネスを次のステージへと引き上げましょう。
よくある質問
ブランドストア(ストアページ)を作成する条件はありますか?
・大口出品プランであること ・Amazonブランド登録がされていること が条件です。
ブランドストア(ストアページ)ではどのようなページが作成できるのでしょうか?
既存の商品ページでは伝えきれないブランドの魅力を、自由なカスタマイズで表現可能です。 ブランドカラーやロゴを活かした独自のデザインで世界観が表現できます。
ブランドストア(ストアページ)の効果検証はできますか?
訪問者数や閲覧数などの売上データに関しては、ストアインサイトから確認することができます。
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