ECを始めるにあたって、WEBページの制作スキルは必要か?
本記事を閲覧頂きありがとうございます。
我々はECにおける総合的な売上向上サービスを展開しています。
楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。
Contents
【概要】
これからECを始めようと思っているあなたに、自社サイト、各種ECサイトを運営するにあたり、どのぐらいのWEBページの制作スキルで、どのようなことができるのか、わかりやすく説明します。
【まとめ】
- 自社ECサイト:カートの構築から必要なため、HTML/CSSを完全にマスターしていることが望ましい。Shopifyやメイクショップを活用して、サイトを構築する場合が多い。
- 楽天市場:通常のページを制作する場合は、HTML/CSSの知識は不要。しかし、GOLDページや独自のデザインにしたい場合、HTML/CSSを完全にマスターしていることが望ましい。
- アマゾン:WEBページの制作スキルは不要。
- Yahoo!:通常のページを制作する場合は、HTML/CSSの知識は不要。しかし、独自のデザインにしたい場合、HTML/CSSを完全にマスターしていることが望ましい。
【自社ECサイト】
そもそも自社ECサイトってなんだ?という方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。自社ECサイトとは、楽天やamazonといったモール型ECとは異なり、自社が販売する商品のみを自社で製作したページに掲載し、販売するWEBページを指します。
自社ECサイトは、大量にあるWEBページの中で、何とかアクセスを確保する必要があるため、立ち上げの難易度が高い反面、費用は発生しないので、利益を確保しながら販売できるというメリットがあります。
上記を前提にしたうえで、どのような方法で自社ECサイトを立ち上げるのがよいか検討していきましょう!
これからECサイト運営を始めるという場合には、初期費用・ランニングコストを抑えられて、デザイン性が高いテンプレートを使えるシステムがおすすめです!
Shopify
【導入費用】
ベーシックプランで29USD/月、スタンダードプランで79USD/月です。
【導入メリット】
〇カスタマイズがしやすい
・2,200種類以上の豊富なアプリがあり、「Shopifyアプリストア」でECサイトをカスタマイズ、機能拡張するための便利なアプリを購入、インストールすることができます。
・APIも非常に充実しており、機能の拡張がしやすい仕組みにもなっています。
〇在庫管理、配送管理が行いやすい
・日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便と提携。さらに世界ではFedEx、UPS、DHLなどの世界3大配送会社と提携しています。
・配送面の対応がしっかりしているので、Shopifyを活用すれば簡単に世界中に商品を販売することが可能です。
・また、ECの売上や在庫もスマホなどから簡単に管理でき、「在庫管理」がしやすくなっています。
〇決済完了までの流れがわかりやすい
・カートから決済完了までのデフォルトのデザインがとても素晴らしいです。デザインは信頼性をあげるための大きな要素ですからShopifyを使う大きなメリットです。
〇越境ECに取り組みやすい
・世界175ヶ国以上で利用されているため、世界中の決済方法や言語をカバーし、さらに各国の税率への対応などもしています。
【導入デメリット】
〇マニュアルが英語のため、理解が難しい
・英語が苦手な方はページ構築などが難しいため、おすすめできません。
メイクショップ
【導入費用】
- カスタムMake shop:
- 月額費用:50,000円
- 初期費用:100,000円~
- 登録可能な商品数(50,000商品)、商品画像容量(60GB)が最大
- プレミアムショッププラン:
- 月額費用:10,000円(長期契約で7,000円)
- 初期費用:10,000円
- 登録可能な商品数(10,000商品)、商品画像容量(12GB)が最大
- ビジネスショッププラン
- 月額費用:3,000円(長期契約で2,000円)
- 初期費用:10,000円
- 登録可能な商品数(100商品)、商品画像容量(120MB)が最大
【導入メリット】
〇ショッピングカート系のサービスでは最も機能が充実している
・ECサイトは売上によって、必要となる機能が増加していくため、コストを抑えつつも、活用できる機能が多い。
〇事業用・法人利用のECサイトとしてBtoB関連のオプション・カスタマイズが可能
・販売対象者が、BtoB、企業間取引を中心とした、「卸サイト」などは、このBtoBのオプションが役立ちます
〇サポート対応も安心で、ショップ運営に困った時に相談できる
・開店までに専任のアドバイザーがついて、開店までのサポートを行ってくれます。
【導入デメリット】
〇コストがかかる
・BASEやSTORESといった無料でサイトを構築できるサービスもあるため、とにかく安くページを作ってみたい方には、デメリットとなります。
【楽天市場】
楽天に出店すると、RMSという店舗運営システムを使用して、管理を行うことになります。自由度の高いページを作るには、楽天GOLDを活用する必要があります。
楽天GOLDとは?
- 楽天GOLDとは、楽天市場内において無料で追加出来るサーバースペースの名称です。RMS、R-Cabinetとの大きな違いは容量と自由度の高さです。
- HTMLファイルやデザインに関わるCSSファイル、動きをつけるJavaScriptなども保管できるのでRMSで作るよりもオリジナリティのあるページが作成できます。
- 出店プランに関係なく無料で利用申請することが出来るため、売上を上げたいという方には必須です。
HTMLなしでの構築
HTMLスキルなしでも、商品を登録し、ページを構築することは可能です。
ただ、RMSの編集ページは基本的な部分が楽天側で設定されているため、ショップ側でカスタマイズできる範囲が制限されています。
(イメージ)
HTMLを用いて構築
GOLDページの制作を行う場合、独自のデザインでページを構築できます。自社でつくりたい世界観訴求できます。
(イメージ)
【アマゾン】
アマゾンでは、完全に決まったテンプレートに商品を登録することになるため、WEBページの制作スキルは全く必要ありません。価格競争力に自信がある方におすすめです。
(商品登録画面)
【Yahoo!】(Yahoo!マニュアル)
Yahoo!では、ページレイアウトが決まっており、ストアごとの自由度は低くなっています。しかし、アマゾンほど、固定されているわけではないため、効果的にユーザーを回遊させるパーツを組み合わせて、自社のストアでの商品購入を促進することが重要です。
【デザイン編集不可の項目】
- 会社概要ページ
- お買い物ガイドページ
- プライバシーポリシーページ
- デザイン編集可能な項目
- ナビゲーション
- 看板
- お知らせ
- フッター:ストア情報
- フッター:おすすめ商品
- フッター:フリースペース
- フッター:インフォメーション
- フッター:コピーライト
(イメージ)
以上となります。ECサイトを始める算段が付いてきましたでしょうか?
WEBページの制作スキルがあるに越したことはありませんが、なかったとしても何とか運営可能という結論でした。
ECはこれからますます拡大していきますので、さらに便利なサービスがどんどん出てくることでしょう!
すぐにでも始めて、ライバルに差をつけましょう!
終わりに
弊社でもECの制作代行は実施しております。上記記事へのご質問、弊社へのご依頼などは、以下フォームにご入力いただき、ご連絡いただけますと幸いです。
株式会社Proteinum 代表取締役
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