株式会社大安様

京都の老舗漬物メーカーがご支援3か月で楽天市場での昨年対比1,000%を実現！3年間の支援期間を経て成果を上げる

株式会社大安（以下、大安）は、京都を拠点に漬物の製造・販売を行う、京都を代表する老舗企業です。しかし、コロナ禍による実店舗の売上減少に直面し、新たな売上の柱となるEC事業の強化が必要となりました。そこで、大安様よりEC運営のコンサルティングを手がける弊社に支援を依頼いただきました。約3年間のご支援をしておりますが、今回は、大安様のご支援の背景とその成果についてお話を伺いました。

Q: まずは、ECコンサルティングの支援を受ける前の状況について教えてください。

大角社長：新型コロナウイルスの影響で、実店舗の売上が急激に減少しました。これまでの主力である直営店や百貨店への納入が減少する中で、新たな販路を模索する必要性を感じました。EC事業の強化がその解決策の一つであると判断しました。コロナ前は、自社サイトと楽天市場を運営していましたが、実際にはほとんど開店休業状態で、力を入れられていませんでした。この状況を打破し、EC事業の活性化を図るため、プロテーナムさんの豊富な経験とノウハウを頼りに、取り組みをスタートすることにしました。

Q: どのような支援を受けているのですか？

大角社長: まず、プロテーナムさんのチームが我々の現状を把握するための分析を行いました。自社サイトや楽天市場の運営状況、商品の魅力、競合他社の動向など、様々な要素を詳細に調査し、問題点を洗い出しました。その後、具体的な施策を立案し、プロテーナムさんと協力しながら実行に移しました。
具体的な施策としては、商品ページの改善、プロモーション戦略の見直し、自店舗にお客様を集めるための集客施策、その他顧客満足度向上の取り組みなどを行いました。
モール内での集客施策については、広告運用方法を刷新し、徹底した検索対策により検索経由アクセスの増加を狙いました。
また、自社ECについてもウェブサイトのリニューアルやプロモーション戦略の改善を行いました。

Q: 3年間の支援期間を経て、どのような成果がありましたか？

大角社長:支援期間が開始してからは、売上の伸びに明確な変化が見られました。
特に初期段階で注力をしていた楽天市場では、支援三ヶ月で昨年対比1,000%(楽天市場での12月売上)を達成し、自社ECやヤフーショッピングでも一定の成果を上げることができました。特に、プロモーション戦略の見直しや顧客満足度向上策が功を奏し、新規顧客の獲得やリピート率の向上が見られました。

Q: ECコンサルティングの支援を受けて感じたことはありますか？

大角社長:随所でプロテーナムさんの豊富な経験とノウハウが大変頼りになりました。
我々の課題や要望をしっかりと理解し、適切な施策を提案してくれました。
特に、楽天市場での運営支援は非常に効果的であり、数字面で驚くべき成果を得ることができました。プロテーナムさんと組んで、“この会社なら間違いない”と確信しました。今後も一緒に成長をしていきたいと考えています。

＜インタビュー終了＞

約3年間にわたる支援期間を経て、大角社長をはじめ、現場スタッフ様含めた関係者の努力とコンサルティングの支援が相まって、京都の伝統的な漬物が、オンラインでもより多くの人々に愛される存在となりました。
大安様のような伝統ある企業がEC事業の強化に成功した事例は、他の企業にとっても大きな示唆を与えるものです。
EC市場の拡大やデジタル化の進展により、多くの企業がECでの販売を模索しています。その際には、弊社のような経験豊富なEC運営支援会社の存在が重要です。適切な戦略の立案や実行支援によって、企業のEC事業の成果を最大化することが可能となります。