無料でできる効果的なアプローチ!Yahoo!ショッピング ニュースレター活用方法
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Contents
【記事の対象となる方】
- Yahoo!ショッピングの販売方法で悩んでいる方
- Yahoo!ショッピングのニュースレター利用を検討している方
- Yahoo!ショッピングのニュースレター利用方法を知りたい方
Yahoo!ショッピングでの販売を始めているけど、自分ができる施策を全部できているか、わからない…そんなことを思って、この記事にたどり着いていただいた方が多いのではないでしょうか?売上を上げるにあたって、アクセスをいかに集めるか?という観点が最も重要なので、①アイテムマッチ広告②PRオプション③ニュースレターの順に手段を検討していくのがよいです。この記事では、③ニュースレターについて説明していきますので、ぜひ参考にしてください!
1.Yahoo!ショッピングのニュースレターとは
ニュースレターとは、いわゆるメールマガジンのこと。Yahoo!ショッピングのストアが過去商品購入時にメルマガ送付の許可をしてくれたユーザーに対して、メールを送付できる機能です。ストアから無料でユーザーにアプローチできるため、うまく活用できれば非常に有効な手段になります。
また、Yahoo!ショッピングに限らず楽天などにおいても言えることですが、メルマガの役割はたくさんあります。もちろん売上を上げるためのツールでもありますが、来店動機を作るツールでもあり、お店のファンを作るツールにもなります。以降の項目で、ニュースレターの作成方法と活用方法について説明していきますが、メールマガジンはあくまでも「メール」であり、一方的な宣伝ばかりだとお客様の心は離れていくばかりです。読み手を意識して、もらったらうれしくなる内容を心がけることが重要です。
2.ニュースレターの作成方法
- ストアクリエイターからニュースレター作成・管理にアクセス
- メール管理名に管理タイトルを入れる
- 配信対象を選択する
- メルマガのテンプレートを選択する
- レイアウト内容を設定する
- 各パーツ内容を編集する
- テスト配信を実施し、配信日時を設定する
1.ストアクリエイターからニュースレター作成・管理にアクセス
上部のメニュー欄ではなく、トップページの左メニューにあります。遷移後、[新規作成]をクリックしましょう。
2.メール管理名に管理タイトルを入れる
3.配信対象を選択する
以下の選択肢から配信対象を選択します。特に意図がなければ、無料なので全員に配信するほうが効率はよいです。配信対象を分けるタイミングは、メルマガごとに検証内容を変更する場合ぐらいになるかと思います。
- 登録者全員に配信する
- 配信対象を絞って配信する(配信対象を設定)
- 配信対象を絞って配信する(保存済み配信対象より選択)
4.メルマガのテンプレートを選択する
あらかじめテンプレートが決まっている「おすすめテンプレート」または「自由にパーツを組み合わせる」のどちらかを選択します。「自由にパーツを組み合わせる」では、独自のテンプレートを作成することが可能です。
5.レイアウト内容を設定する
右エリアにある「パーツ一覧」から使用するパーツを選び、「選択パーツ」枠内にドラッグ&ドロップしてください。「保存して次へ」ボタンを押すと各パーツ編集に進みます。
6.各パーツ内容を編集する
編集を押して、各パーツの設定をします。件名は必須です。ここでは頻繁に使うことが多いパーツの入力方法を説明します。
①「アイテム 商品」パーツ
商品コードを入れるだけで画像やリンク先などが自動入力されます。ただし、商品名やタイトルなどはメルマガでは文字数制限があるため、適宜文字数を修正してください。
②「フリーテキスト」パーツ
通常入力を選択すると、いわゆるメールのようなフォームで文字色やフォントサイズなどを変更することができます。HTMLを書くのに自信がないという方におすすめな入力方法です。
③「バナー」パーツ
ストアエディタの「画像管理」に入れている画像URLをhttps://~から入力してください。ニュースレター作成前にあらかじめ画像をアップしておくと楽です。
7.テスト配信を実施し、配信日時を設定する
プレビュー後、テスト配信を行い確認後に配信設定を行います。赤くマーキングされている箇所は予約が集中している箇所のため、配信ができませんので注意しましょう。
3.ニュースレターの活用方法
ニュースレターの活用方法として、以下の観点を抑えて、作成・配信することが必要です。
- 件名
- 配信対象
- 配信タイミング
- 配信内容
件名
件名がすべてといっても過言ではありません。件名で開封されるかどうかが決まります。数あるメールの中から、興味をもってもらうために、通常のメールの件名と異なる目立つ件名にしていきましょう!
開封される件名の特徴は、以下のような内容が含まれています。
- 期間限定50%OFF
- 〇〇時まで限定セール
- 今だけ!20%OFFクーポン配布中 など
- 【最大●●%OFF!】
- ~号外~
- ◆大人気企画◆
- ●●様限定の~~~(実名を入れる)
記号は他のメルマガと差別化する為にも上手く使いこなせるといいでしょう。また、【本日最終日】より【あと〇時間】などと具体的な数字が入っていると分かりやすく、開封率が高まる傾向があります。さらに「特別」「今だけ」「限定」「最終」などの今しかないという気持ちを駆り立てるワード、「新作」「予約」「先行」など情報が旬であることを示すワードは比較的ユーザーの反応が良いです。
配信対象
ストアニュースレターでは、購入回数や購入商品などの購入条件、性別、お誕生日月、プレミアム会員などの顧客条件で配信対象を絞り込むことができます。
例として以下のようなターゲットが想定されます。
- 優良顧客を増やしたい場合→Yahoo!プレミアム会員のみに配信
- 休眠会員を掘り起こしたい場合→過去〇ヶ月以上購入されていない方のみに配信
- お誕生日をお祝いしたい場合→誕生日月の方のみに配信
集客の目的に合わせて絞り込みをすることも検討してみましょう。
配信タイミング
お客様の購買意欲が高まるタイミングを狙って、ニュースレターを配信しましょう。最適な配信時期、配信時間は以下のとおりです。
【おすすめ配信タイミング】
- 5のつく日やさん!さん!キャンペーンなどの前日や当日
- セール開始前日夜、期間中
- シーズンイベントの3週間前~1週間前
(例:入学式、卒業式、クリスマス、バレンタイン、ハロウィン、敬老の日、母の日など)
【最適な配信時間】
最適な配信時間は「メールが読まれる時間帯」と「お買い物がしやすい時間帯」があります。
■メールが読まれる時間帯
お客様属性によって、メールが読まれる時間帯は変わります。メールは読むまでに時間が空いてしまうと他のメールに埋もれてしまうため、メールが読まれそうなタイミングで配信することが重要です。
お客様の属性別にメールを読む時間は以下のように想定されます。
- 会社員:通勤時の8時台、お昼休みの12時台、帰宅後の19時以降
- 主婦:子供達を送り出した後の10時~14時台、子供が寝た21時以降
- シニア:朝、午前中
1日の中で一番お買い物の売上が高い時間は21時ごろです。
そのため、属性を考えずに配信する場合は、20時~21時の配信が効果的でしょう。
上記には記載していないですが、実は深夜1時ぐらいにも購買の波があります。
配信内容
お客様属性と配信時期に合わせて、商品を選び、配信内容を決めていきます。
配信内容では以下のポイントを押さえておきましょう。
- 商品画像にもリンクを設定する
お客様が興味を持って商品画像をクリックした際にも商品ページに遷移できるように、商品画像にもリンクを設定しましょう - 説明文は簡潔にする
商品説明が長いと最後まで読まれず、離脱する可能性があるので、簡潔な説明文を心がけましょう。 - 購入を後押しする特典(クーポン)を付ける
件名に「クーポン付き」と書いてあると開封率も上がります。また購入の後押しにもなり、購買率アップにもつながります。
メルマガを送る際は、クーポンや新商品発売時など「通常よりお得な情報がある」ことをしっかりアピールしましょう。メルマガユーザーだけに先行的にリリースする情報などが毎度あっても良いでしょう。当たり前ですが、SALE前にも配信するのは非常に大事です。特にモールの場合、SALE開始時間付近は配信予約が混んでしまう傾向にあるので、早めの準備が必要です。
また、過去のメルマガの結果を確認するには、ストアクリエイターProにログイン→[統計]のタブから→[ニュースレター]をクリック。グラフで見やすく表示されるので、一度送ったらこまめにデータを取るようにしましょう。
以上がニュースレター作成の押さえておきたいコツになります。
ぜひ活用してみてください!
終わりに
以上でYahoo!ショッピングのニュースレターについての内容についての説明と活用方法について説明させていただきました。ニュースレターはセグメントを切ったり、配信時間を設定したりと様々な検証を行うツールとして優れています。ただ、配信するだけではもったいないので、自社のお客さんにはどの時間がもっともアクティブに活動しているのか、どういった文言が反応があるのかなど検証できる内容は多岐に渡ります。是非自社のマーケティングに活かしてみてください。特に販促費用を割くことが難しい場合はニュースレターは費用対効果がかなり良い販促ツールになりますので、積極的に活用してきましょう。具体的にどのような表記の仕方をすればよいのか、実際にどうやって配信すればよいのか分からないなどのご質問があれば、下記フォームよりお問い合わせいただければと思います。
以下の記事も合わせてご参照ください。
株式会社Proteinum 代表取締役