TikTokのEC機能とは?種類や効果を出すポイントも解説!

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TikTokは、世界的に人気がある動画に特化したSNSで、個人や企業が自社の商品やサービス認知拡大のために活用しています。
その中でアメリカやイギリス、シンガポール、スペイン、タイ、フィリピンなど一部の国ではEC機能が搭載されています。
動画やライブ配信を活用して様々な商品が販売されており、話題になっていたのですが
日本でも「TikTok Shop」が2025年の6月にスタートするとされています。

本記事では、スタートに先駆けてTikTokのEC機能について紹介していきます。
TikTokのEC機能や自社の販売チャネル拡大を考えている方は、ぜひご覧ください。

※TikTok含むインフルエンサーマーケティングの活用については以下記事をご覧ください。

1.TikTokのEC機能とは?日本でもサービス提供されている?

前述のように一部の国ではTikTokにアプリ内で商品を販売できるEC機能が搭載されています。
動画やライブ配信から直接購入でき、ライブコマースのような使い方ができます。
視聴・検討・購入をすべて「TikTok」アプリ内で完結でき、アメリカでは2023年9月に正式ローンチされブラックフライデーとサイバーマンデーの数日間で500万人超の新規購入者を記録したとされています。

日本でも2025年6月からサービススタートするとされており、動画閲覧から購入までをワンストップで完結させるSNS経由のショッピング体験が日本でも急速に拡大すると見込まれています。

※TikTok Shop JAPANによる発表記事は下記をご参照ください
https://xtrend.nikkei.com/info/09/00070/041400091/

2.TikTokとECサイトとの連携

2025年5月時点では、日本国内でTikTok Shopは利用することができないのですが、自社のECサイトを母体としてTikTokをマーケティングチャネルとして活用することは可能です。
TikTokのユーザー数は年々増え続けており、初期から比較すると利用するユーザーも幅広くなってきているため、積極的に活用するのがおすすめです。
ここからはTikTokとECサイトの連携について解説します。

2-1.TikTok広告の活用について

TikTok for Business」を利用することで、TikTokに広告を掲載してECサイトへ誘導することが可能です。TikTok for Businessは、企業やブランドがTikTokを活用してマーケティングやプロモーションを行うためのプラットフォームであり、広告配信やビジネスアカウントの開設、データ分析など、様々な機能を提供します。無料で利用でき、個人や法人問わず誰でも利用可能です。

2-2.TikTokビジネスアカウントで商品リンクを設定

TikTokアカウントをビジネスアカウントにすると、外部リンクを貼ることが可能になります。
広告用の動画から自社ECサイトへ誘導できるのでユーザーが自身でわざわざ調べてサイトに移動することがなくなり離脱を抑えられる事はメリットといえるでしょう。

TikTok広告の運用については、こちらも参考にしてみてください。

3.TikTokを活用したEC運用ポイント3選

TikTokを活用したEC運用を成功させるには、ただむやみに動画の投稿数を上げたりライブ配信を数多く行えば成功するわけではありません。
EC運用を成功させるためには下記ポイントが大切です。

  • ターゲットを考慮して動画作成やライブ配信を行う
  • 「売る」より「魅せる」動画作り
  • インフルエンサーとのコラボ企画

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

3-1.ターゲットを考慮して動画作成やライブ配信を行う

動画作成やライブ配信を行う際は、売りたいサービスや商品のターゲット層に合わせた企画をするようにしましょう。広告配信する際は、「ターゲティング」と呼ばれる機能を使うのがおすすめです。
ターゲティング機能を活用し、自社のサービスや商品に合ったターゲット層にアプローチすることが大切です。

3-2.「売る」より「魅せる」動画作り

一般的なECモールと違い動画やライブ配信のクオリティが重要です。

  • 実際に使ってみた感想
  • ビフォーアフター
  • 使い方レクチャー

などユーザーが興味を持つ「エンタメ性」「ストーリー」「驚き」といった引きを意識しましょう。
動画の冒頭数秒で惹きつける事ができればベターです。
拡散やクリックされやすい動画の特徴として、最初の6秒間の視聴率が高いとCTRが高くなる傾向にあります。
また、TikTokユーザーはスマホで縦動画を見ているため、横向き・PC向けの素材は避けましょう。
実際の使用シーンを意識した「生活に溶け込む映像」が好まれる傾向があります。

3-3.インフルエンサーとのコラボ企画

自社で運用を続けていてもバズらすには時間がかかります。
商品のターゲット層に人気のあるインフルエンサーとコラボしたり、今後市場を拡大したい年齢層に強いインフルエンサーとコラボする事で一気にバズるかもしれません。
売り上げを加速させるためにはインフルエンサー・クリエイターとのコラボ企画も検討しましょう。
TikTok Creator Marketplaceやアフィリエイト機能を活用して提携可能です。

4.TikTok Shopの種類について

TikTok Shopには、現在下記の3種類が用意されています。

  • LIVE Shopping
  • Shoppable Videos
  • Product Showcase

日本ではまだ実装されていませんが、近いうちに実装される可能性は高いでしょう。
それぞれどのような機能か見ていきましょう。

4-1.Shoppable Videos

 Shoppable videosは、商品やサービスの紹介動画を投稿して商品購買を促進する販売方法です。
ユーザーのニーズを汲み取ったうえで購買意欲をかき立てる動画を作成することで、商品やサービスを販売することが可能です。
LIVE Shoppingと同様に、ショッピングアイコンをタップすることで簡単に商品を購入することができます。

4-2.LIVE Shopping

 LIVE Shopping(ライブショッピング)とは、ライブ配信中にユーザーに商品やサービスの促進をできる機能です。詳細ページを表示することができ、商品の使い方や魅力を説明しながらリアルタイムにユーザーからの質問や要望に応えられます。動画作成よりもユーザーのニーズにあわせながら紹介できることが大きなメリットです。
LIVE Shoppingで紹介した商品は、画面に表示されている商品ページやショッピングアイコンをタップすることで購入できます。

4-3.Product Showcase

Product showcaseは、自身のアカウント画面にショッピングタブを設定しECサイトのように商品を売ることができる機能です。
イメージとしてはアカウントページがECサイトのようになり、そこから視聴したユーザーが商品を購入できるようになります。大きな特徴として、自社商品の販売ができるだけでなく複数のTikTokショップから商品を調達が可能なことです。例えば商品のターゲット層に合ったインフルエンサーやアフィリエイターに紹介してもらうことで、売り上げを爆発的に向上させられる可能性を秘めています。

5.TikTok Shopの実装で期待できる効果について

TikTok Shop機能を上手く活用できれば、自社のECサイトやモールのみの運用よりも多くの効果を期待できます。TikTok Shopで期待できる主な効果としては、以下三点があげられます。

  • 商品、サービスの情報をより多く伝えられる
  • 商品、サービスのCVRが上がる
  • 顧客のエンゲージメントアップ

TikTok Shopの魅力は、動画メインのSNSなので映像や音声でダイレクトに訴求できる点です。テキストや画像のみの紹介よりも、分かりやすく、伝わりやすくなっています。

6. TikTokのEC機能についてまとめ

今回はTikTokのEC機能について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
日本でも2025年6月にTikTok Shopがローンチ予定といわれており、世界的にユーザーがいるSNSでEC機能が実装されることで注目を集めています。
TikTok Shopは「ショート動画」や「ライブ配信」の力で“楽しさ”と“買い物”を融合させた次世代のECプラットフォームとなりえます。
ライブ配信やインフルエンサーとのコラボなど、TikTokならではの機能を活かすことで、広告や他のECサイトでは実現しにくい“購買体験”も実現できるでしょう。

Proteinumでは弊社では商品登録代行や売上向上に向けた運営代行のご支援を行っておりますので、
不明点等ございましたら是非お問い合わせください。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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