【Shopify構築の手順】初心者でも失敗しないECサイト開設・運用の全ステップを解説

【Shopify構築の手順】初心者でも失敗しないECサイト開設・運用の全ステップを解説

この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)がShopify構築の手順について解説します。

Writer小野寺 克吉

株式会社Proteinum ECコンサルタント

Web制作会社、EC総合支援会社(株式会社これから)を経て、現職。現在は自社ECディレクター/コンサルタントとして活動。ネットショップ黎明期より積み上げた20年以上の豊富な知見を武器に、大手メーカーをはじめとするナショナルクライアントのEC進出やブランディングを数多く手掛け、戦略立案から実行支援までを一気通貫でリード。これまで300社を超えるEC事業者を支援し、担当コンサル案件10社で合計月商3億円を達成するなど、業界屈指の支援実績を誇る。Shopify、futureshop、MakeShop、ecforce、ショップサーブといった主要カートシステムからその他のあらゆるカートシステムすべてに深い知見を持ち、商材や事業フェーズ毎に最適な戦略立案と実行支援を得意とする。
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ShopifyでECサイトを立ち上げたいが、具体的にどのような手順で進めるべきか分からず悩んでいませんか?本ブログではShopifyの基本的な構築の仕方から、日本国内で販売する場合に必要となるアプリなど網羅的に解説しております。

【この記事の対象者】

  • ShopifyでECサイトを自社構築したいと考えている担当者
  • サイト開設までに必要な具体的な手順や設定項目を知りたい方
  • 日本の商習慣に合わせた最適なアプリ選びや設定を把握したい方

【この記事を読んでわかること】

  • Shopify構築の開始から公開までの最短・正確な手順
  • 日本国内向けの販売で必須となるアプリの選定基準
  • ECサイトの売上を最大化するためのデザインと初期設定のコツ

Contents

Shopify構築の手順を知る前に理解すべきShopifyとは?

Shopify構築の手順を知る前に理解すべきShopifyとは?

Shopify(ショッピファイ)は、世界175カ国以上で利用されている世界最大級のマルチチャネルコマースプラットフォームです。まずは構築手順を学ぶ前に、その基本特性を理解しましょう。

世界シェアNo.1のECプラットフォーム

Shopifyは、全世界で数百万以上の店舗が利用している世界シェアNo.1のECプラットフォームです。個人事業主から大企業まで、規模を問わず利用できる柔軟性が高く評価されています。特に、強固なインフラ体制を誇り、大規模なアクセス集中が発生してもサイトがダウンしにくいという特徴があります。

クラウド型(SaaS)による高い拡張性

自社でサーバーを構築する必要がないクラウド型(SaaS)のサービスであるため、常に最新の機能を利用できるのがメリットです。また、「Shopifyアプリストア」には8,000種類以上のアプリが公開されており、必要に応じて機能を追加・カスタマイズできる圧倒的な拡張性を備えています。

予算に合わせた選べる料金プランの提供

Shopifyには、ビジネスの成長段階に合わせた複数のプランが用意されています。

プラン名月額料金(目安)決済手数料(国内カード)特徴
ベーシック33ドル3.4%小規模な個人・法人のスタートアップに最適
スタンダード92ドル3.3%レポート機能が充実。事業成長期に推奨
プレミアム399ドル3.25%大規模向け。詳細な関税計算やスタッフアカウント増
Shopify Plus2,300ドル〜個別相談エンタープライズ向け。高度なカスタマイズが可能

参照:Shopify公式サイト 料金プラン(外部リンク)

ShopifyでECサイト構築を行うメリットや手順の利点とは?

ShopifyでECサイト構築を行うメリットや手順の利点とは?

Shopifyを用いてECサイトを構築することには、他のプラットフォームにはない明確な利点があります。構築手順の簡便さと、運用の柔軟性が両立されている点が最大の特徴です。

初期費用を抑えたスピーディーな立ち上げ

従来のスクラッチ開発やパッケージ開発と比較して、初期費用を大幅に抑えることが可能です。サーバー契約や複雑なソフトウェアのインストール手順が不要なため、アカウントを作成したその日から構築を開始でき、最短数日で販売可能な状態まで仕上げることができます。

専門知識不要で直感的な操作を実施

HTMLやCSSといった高度なプログラミング知識がなくても、ドラッグ&ドロップでサイトのデザインを変更できる直感的な操作性が魅力です。「ノーコード」での構築を基本としているため、デザインの変更やコンテンツの更新を社内の担当者だけで迅速に行うことができます。

外部サービスとの高度な連携性を活用

Shopifyは、InstagramやFacebook、GoogleショッピングなどのSNS連携機能が非常に強力です。これらの外部サービスと連携する手順を踏むことで、ECサイト以外からも集客を行い、売上の窓口を広げることができます。また、主要な配送サービスや決済代行会社ともシームレスに連携が可能です。

Shopify構築の具体的な手順とサイト公開までの流れとは?

Shopify構築の具体的な手順とサイト公開までの流れとは?

Shopifyの構築手順は、以下の8つのステップで進行するのが最も効率的です。各工程を確実に行うことで、トラブルのないサイト公開が可能になります。

  • アカウントを開設する
  • デザインテーマを選択する
  • 販売する商品を登録する
  • 必要な固定ページを作成する
  • 決済方法の設定を行う
  • 配送方法と送料の設定を実施
  • 独自ドメインを取得し接続する
  • テスト注文を実施し公開する

アカウントを開設する

Shopifyの公式サイトからメールアドレス、パスワード、ストア名を入力してアカウントを作成します。ストア名はURL(〇〇https://www.google.com/search?q=.myshopify.com)の一部になるため、ブランド名に合わせたものを慎重に決定しましょう。

デザインテーマを選択する

「Shopifyテーマストア」から、自社のブランドイメージに合うテンプレート(テーマ)を選択します。無料テーマでも十分な機能がありますが、より高度なデザイン性や機能を求める場合は、180ドル〜400ドル程度の有料テーマの購入を検討してください。

おすすめのテーマについては以下のブログでも開設しております。ご確認ください。

販売する商品を登録する

管理画面の「商品管理」から、商品名、説明文、画像、価格、在庫数などを登録します。SEO対策として、商品名には検索されやすいキーワードを含め、説明文はユーザーに価値が伝わる内容にするのがポイントです。

必要な固定ページを作成する

商品ページ以外に、以下の「固定ページ」を作成します。

  1. お問い合わせページ(フォームの設置)
  2. 当サイトについて(コンセプト、会社紹介)
  3. よくあるご質問(FAQ)

これらのページを整備することで、ユーザーの不安を払拭し、コンバージョン率を高めることができます。

決済方法の設定を行う

Shopifyでは「Shopifyペイメント」を有効化するのが基本です。これにより、クレジットカード決済を即座に導入できます。その他、日本市場で需要の高い「あと払い(Paidy)」や「PayPay」「Amazon Pay」などの導入もこの段階で行います。

配送方法と送料の設定を実施

配送エリアごとに送料を設定します。「〇〇円以上で送料無料」といったプロモーション設定も管理画面から容易に行えます。重量ベースや注文金額ベースなど、自社の配送コストに合わせた詳細な設定が可能です。

独自ドメインを取得し接続する

デフォルトのドメイン(https://www.google.com/search?q=.myshopify.com)のまま運用することも可能ですが、信頼性を高めるためには独自ドメインの取得が必須です。Shopify内で直接購入するか、外部のドメイン取得サービスで取得したドメインを接続する手順を進めます。

テスト注文を実施し公開する

最後に、実際に注文が正しく完了するか、メール通知が届くかを確認する「テストモード」での注文を実施します。決済のフローや配送設定に問題がないことを確認したら、パスワード保護を解除してストアを公開します。

Shopify構築を効率化するShopifyアプリの手順と詳細とは?

Shopify構築を効率化するShopifyアプリの手順と詳細とは?

Shopifyの最大の特徴は「アプリ」による機能拡張です。構築手順の中でアプリを適切に導入することで、標準機能にはない高度なマーケティングや業務効率化が可能になります。

  • アプリによる機能拡張の仕組み
  • アプリ導入時の注意点の把握

アプリによる機能拡張の仕組み

Shopifyアプリは、スマートフォンのアプリのようにストアへ自由に追加・削除ができる拡張プログラムです。Shopify App Storeには、集客、接客、配送、分析など、あらゆる用途に応じたアプリが公開されています。これにより、複雑なカスタマイズをエンジニアに依頼することなく、管理画面からの数クリックで機能を実装する手順が確立されています。

アプリ導入時の注意点の把握

アプリを導入する際は、**「サイトの表示速度」と「アプリ同士の干渉」**に注意が必要です。便利なアプリを無闇にインストールすると、ソースコードが肥大化し、読み込み速度の低下を招く恐れがあります。また、同じ機能を持つアプリを複数入れると、動作不備の原因となるため、必要最小限のアプリを厳選して構築手順に組み込むことが推奨されます。

Shopify構築の手順で日本の商習慣に合うアプリの選定とは?

Shopify構築の手順で日本の商習慣に合うアプリの選定とは?

日本のユーザー向けに販売を行う場合、標準機能だけでは不十分なケースがあります。構築手順の段階で、日本の商習慣に対応した以下のアプリを選定することが推奨されます。

  • 配送日時指定アプリの導入
  • 日本独自の決済手段の追加
  • 納品書・領収書発行アプリの活用
  • 日本特有のポイント制度(アプリ)の導入

配送日時指定アプリの導入

日本のEC利用者は「配送日時の指定」を重視します。Shopifyの標準仕様では、カート画面に詳細な配送日時の選択肢を設けることが難しいため、「配送日時指定アプリ」の導入が不可欠です。これにより、カレンダー形式でのお届け希望日選択や、時間帯指定の連携をスムーズに行う手順を構築できます。

日本独自の決済手段の追加

クレジットカード以外にも、日本で普及している決済手段を網羅することがカゴ落ち(離脱)防止に直結します。

  • PayPay / LINE Pay: スマホ決済の主流
  • コンビニ決済: 若年層やクレジットカードを持たない層に必須
  • あと払い(Paidy等): 支払いの柔軟性を求めるユーザーに有効

これらは「Shopifyペイメント」以外の外部決済サービス(KOMOJUやSBペイメントサービス等)を導入する手順で実装可能です。

納品書・領収書発行アプリの活用

日本の法人顧客や管理の厳しい個人顧客は、納品書や領収書の同梱を希望します。Shopify標準の「Order Printer」でも作成可能ですが、「日本式の適格請求書(インボイス制度)」に対応したアプリを使用することで、正確かつ法的に準拠した書類を自動発行する手順が整います。

日本特有のポイント制度(アプリ)の導入

日本のEC市場では、購入金額に応じた「ポイント付与」が強力なリピート施策となります。

  • VIPポイント(App Unity): 日本企業が開発しており、直感的な設定が可能
  • まるっとポイント: 手軽に導入でき、日本のUIに馴染みやすい

これらのアプリを構築手順の段階で導入し、再購入を促す仕組みを作ることで、顧客のライフタイムバリュー(LTV)を最大化できます。

Shopify構築の手順で設定すべき重要な基本項目とは?

Shopify構築の手順で設定すべき重要な基本項目とは?

サイトの信頼性を担保するためには、構築手順の後半で行う「基本設定」が極めて重要です。法律遵守やユーザー体験の向上に直結する項目を確認しましょう。

設定項目内容必須理由
特定商取引法運営者情報、返品特約の明記消費者保護法による義務付け
プライバシーポリシー個人情報の取り扱い規程信頼獲得と法的リスク回避
通知メール注文完了、発送完了メールユーザーの安心感向上
返金ポリシー返金条件、期間の設定トラブル防止の基準提示

特定商取引法に基づく表記の整備

日本国内でECサイトを運営する場合、「特定商取引法に基づく表記」の設置は法律で義務付けられています。運営会社の名称、代表者名、住所、電話番号、支払時期、商品の引渡時期、返品特約などを正確に記載する手順を怠らないようにしましょう。

各種規約ページの公開を実施

利用規約やプライバシーポリシーは、万が一の法的トラブルからストアを守る盾となります。Shopifyの管理画面(設定>ポリシー)では雛形も用意されていますが、自社のサービス内容に合わせて内容を精査し、サイトのフッターなどにリンクを常備する構築手順が必要です。

通知メール文面の日本語化対応

Shopifyから自動送信されるデフォルトの通知メールは、不自然な日本語になっている場合があります。「注文完了」「配送完了」などの主要なメールテンプレートを修正し、自社のブランドトーンに合わせた丁寧な日本語に翻訳・カスタマイズする手順を実施してください。

ストアの基本情報を最新にする

ストアの名称、メールアドレス、ストアの所在地情報が正確であることを確認します。これらは、インボイス(適格請求書)の発行時や、Google広告・メタ広告などの審査にも影響を及ぼす重要な項目です。

参照:Shopifyヘルプセンター 法的情報を追加する(外部リンク)

Shopify構築の手順を成功させ売上を最大化するコツとは?

Shopify構築の手順を成功させ売上を最大化するコツとは?

単にサイトを公開するだけでなく、売れるサイトにするための構築手順のコツが存在します。支援実績に基づいた、優先すべきポイントを解説します。

ターゲットに適したテーマを厳選

デザインは見た目の美しさだけでなく、**「ユーザーが迷わず購入できるか(UI/UX)」**が重要です。自社の商材がアパレルなら写真が大きく見えるテーマ、ガジェットなら詳細なスペック比較がしやすいテーマなど、ターゲットの購買行動に合わせたテーマ選定の手順を重視しましょう。

サイトの読み込み速度を意識

ページが表示されるまでに3秒以上かかると、半数以上のユーザーが離脱すると言われています。構築手順の段階で、画像の圧縮や不要なアプリの削除を行い、モバイル環境でもストレスなく閲覧できる「高速なストア」を目指すことがSEO対策としても有効です。

最小限のアプリで運用を開始

最初から多くの機能を盛り込もうとせず、まずは最小限の構成でスタートする「スモールスタート」を推奨します。運用を開始してから、実際の顧客の声やデータに基づいて必要な機能を追加していく手順をとることで、無駄なコストやサイトの不具合を最小限に抑えられます。

ネットショップの売上アップについては以下のブログでも開設しております。ご確認ください。

Shopify構築の手順に関するよくある質問

Shopify構築にかかる期間はどれくらいですか?

小規模なストアであれば最短2週間〜1ヶ月、大規模なカスタマイズが必要な場合は3ヶ月〜6ヶ月程度が目安です。
商品の登録数や、導入するアプリの複雑さ、独自デザインの有無によって変動します。あらかじめスケジュールを立てて構築手順を進めることが重要です。


構築を外部の制作会社に依頼する場合の相場は?

テンプレート活用であれば30万円〜100万円、フルカスタマイズや機能開発を含む場合は300万円以上になることもあります。
弊社の支援実績に基づくと、中規模以上の企業様では、運用の内製化を見据えて50万円〜150万円程度のプランから開始されるケースが多く見られます。


HTMLやCSSの知識は必要ですか?

標準機能と既存テーマの範囲内で構築するのであれば、コードの知識は一切不要です。
ただし、独自の微調整や特殊なレイアウトを実現したい場合には、Liquid(Shopify独自の言語)やHTML/CSSの知識が必要になる手順も発生します。


構築後にプラン変更は可能ですか?

はい、管理画面からいつでも即座にプランのアップグレード・ダウングレードが可能です。
まずは「ベーシック」で構築手順を進め、売上が拡大したタイミングで手数料の安い「スタンダード」以上に移行するという戦略も非常に有効です。

Shopify構築の手順についてのまとめ

いかがでしたでしょうか。ここまでShopify構築の手順について解説してきました。

  • 構築手順の全体像:
    • アカウント作成から決済・配送設定、独自ドメイン接続までの8ステップを確実に行うことが、スムーズな開店の近道です。
  • 日本向けカスタマイズ:
    • 配送日時指定やポイント制度など、日本の商習慣に合わせたアプリ選定を行うことで、顧客満足度の高いストアを構築できます。
  • 成功のための運用:
    • 法的表記の整備や通知メールの日本語化といった細部の設定を徹底し、ユーザーに信頼されるショップ作りを心がけましょう。
  • 効率的な進め方:
    • 最初から完璧を目指しすぎず、必要最小限のアプリでスピーディーに公開し、データを見ながら改善する手順が推奨されます。

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