【最新版】shopifyの決済方法には何がある?おすすめの決済方法を紹介!

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1.shopifyで重要な決済方法の選び方とは

ECサイトを構築する際には、ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)を利用することで手軽に行えます。ASPを選ぶ際の重要な評価基準は「決済方法」と「決済手数料」です。

顧客が使い慣れた決済手段が利用できなければ購入に至らない可能性が高く、また決済手数料が高いと事業者の利益に影響します。

この記事では、Shopifyを利用してECサイトを運用する際に利用可能な決済方法やその手数料、Shopifyの決済の強みについて詳しく解説します。

1-1.最新版:決済方法と決済手数料のまとめ一覧

shopifyで利用できる決済方法と決済手数料をわかりやすく以下にまとめました。おすすめの決済方法については下部に詳しい内容を1つずつ解説しています。

決済サービス最低決済手数料対応可能ブランド振込手数料対応通貨
shopify payment国内発行カード:3.25~3.4%
海外発行カード、American Express:3.8~3.9%
JCB:4.05~4.15%
Visa
Mastercard
American Express
JCB
0円日本円、
その他多通貨
PayPal3.6% + 40円Visa、MasterCard、AmericanExpress、JCB、銀聯など5万円以上の場合:0円
5万円未満の場合:250円
日本円、その他多通貨
Amazon Payデジタルコンテンツ:4.5%
デジタルコンテンツ以外:4%
Visa
MasterCard
American Express
JCB
0円日本円、
その他多通貨
Google Pay国内発行カード:3.25~3.4%
海外発行カード、American Express:3.8~3.9%
Visa、MasterCard、American Express0円日本円、
その他多通貨
Apple Pay国内発行カード:3.6%~
海外発行カード、American Express:3.8~3.9%
JCB:4.05~4.15%
MasterCard
American Express
JCB
0円日本円
KOMOJU国内発行カード:3.25~3.4%
海外発行カード、American Express:3.85%
JCB:3.85%
Visa
MasterCard
American Express
JCB
Diners
スマホ決済
主要コンビニ
各銀行
キャリア決済
プリペイド決済
220~410円日本円、その他多通貨
キャリア決済デジタルコンテンツ:12%
デジタルコンテンツ以外:6%
NTT DOCOMO
au
Softbank
6.4%~15%
※要確認
日本円
後払い決済
(Paidy翌月払い)
個別見積主要コンビニ
各銀行
550円日本円
後払い決済
(NP後払い)
2.9~5.0%
※個別提案可能
主要コンビニ
各銀行
郵便局
LINE Pay
三井住友銀行:
100~400円
他行:
400~700円
日本円
後払い決済
(atone)

1.9%~2.9%
主要コンビニ
口座振替
LINE Pay
三井住友銀行:
100~400円
他行:
400~700円
日本円
銀行振込決済0%各銀行0円日本円
決済方法によって手数料や対応可能ブランド、対応通貨も異なりますので、対応範囲はしっかりご確認いただいた上で選びましょう

2.shopifyとは?

2-1.shopifyの機能

Shopifyは世界175か国100万ショップ以上の利用者がいる、カナダ発祥の世界最大のプラットフォームで、アカウントを作成するだけで誰でもECサイトを開設でき、最短即日から利用できます。
サイトデザインから決済手段まで様々な機能が利用でき、運営するECサイトの商材やターゲット層に合わせて利用する決済サービスを選択することで、より効率的な運営が可能となります。

商品の管理はもちろん、在庫管理、注文処理、顧客管理といった機能が一元化されていることも特徴です。海外配送のサービスも備わっており、越境ECを考えている方にもおすすめです。

2-2.shopifyでは様々な決済方法が使える

他のASPカートと比べて特に便利なのは決済方法で、shopifyでは様々な決済方法を利用可能です。さらに他のカートでは導入に時間が掛かる決済方法でも、shopifyではすぐに追加可能で、新たな決済方法を途中で追加することも簡単にできます。
クレジットカードのブランド数や対応通貨数も多いので、より多くのユーザーのニーズを反映できるASPカートと言えるでしょう。

3.shopifyの決済方法の強み

3-1.決済方法の多さ

決済方法が多いことは、ユーザーにとっての利便性に繋がります。ユーザーは様々な決済方法を使い分けており、好みやその時の都合によって違う決済方法を使用することもあります。
一般的にECサイトでは、決済方法が多ければ多いほど、購入に繋がる可能性が高くなります。逆に決済方法が少なくなると、ユーザーの購買意欲が下がり、カゴ落ちなどで購入に繋がる可能性が低くなります。
shopifyはご紹介した通り、多くの決済方法に対応しているので、より多くの決済方法をユーザーに提供することが可能です。

3-2.決済時の簡単操作で購買のチャンスを逃さない

shopifyではshop payという、shopifyを使用して構築したECサイトで共通して使用できるシステムがあります。以前にshop payを使用したユーザーであれば、そのECサイトの利用が初めてでも、新たに情報を入力することなく購入をすることが可能です。
その他にも、shopifyではAmazon PayやGoogle Pay、Apple Payも利用でき、これらは過去の情報を利用することができるので、こちらも新たに情報を入力することなく購入をすることが可能です。
上記のようにユーザーの手間を省いていくことで、カゴ落ちなどを防ぎ、購買に繋がる可能性を高めることができます。

3-3.入金サイクルの早さ

shopifyは、キャッシュフローを健全に保つ上でも利点があります。
shopifyからの入金は、平日の決まった曜日を指定でき、最短5日後とかなり短い期間でキャッシュを得ることが可能です。例えば、お客様が水曜日に購入して、入金設定日が金曜日の場合、その注文の代金は8日後にあたる、購入の翌週の金曜入金となります。お客様が日曜日に購入した場合、その注文の代金は5日後の次の金曜日となります。
他のASPカートでは最短でも10日、または月末締めの翌月10日払い等が多いので、比べてみるとshopifyの入金の早さが分かるかと思います。

3-4.決済手数料の安さ

ASPカートの種類によって大きく異なるのが決済手数料です。決済手数料は決済が行われる度に掛かるものなので、手数料が低ければ低いほど利益を増やすことができます。
shopifyと、日本で利用されることの多い代表的なASPカートを比べてみても、shopifyの手数料が最も低くなっていますので、手数料の面から見ても、shopifyは利用すべきと言えます。

3-5.サブスク決済にも対応

shopifyでは、機能を追加するアプリを追加すればサブスク決済にも対応できます。中でも日本語化もされている「定期購買」は機能も十分に備わっており、導入も簡単で、初回購入割引や会員ランク設定も可能です。
サブスク契約を続けていれば、毎月の収入が予測しやすく、さらに前払い式の設定にもできるので、キャッシュの健全化も期待できます。

4.shopifyでおすすめの決済方法は?

shopifyで使える最新のおすすめ決済方法として以下に9個あります。

  • shopifyPayment
  • PayPal
  • Amazon Pay
  • Google Pay
  • Apple Pay
  • QRコード決済
  • 携帯キャリア決済
  • KOMOJU
  • GMOイプシロン

以下に一つずつ解説してみました。

4-1.shopify payment

Shopify Paymentは、Shopify管理画面で必要なストア情報を入力するだけで利用開始できます。また、決済情報をリアルタイムで確認できたり、決済手数料以外の追加料金が掛からない等のメリットがあります。
詳細については下記リンクの記事をご確認ください。

4-2.PayPal

世界的にスタンダードなオンライン決済方法であるPayPalは、ユーザーがPayPalアカウントにログインするだけで、登録した支払い方法で決済ができます。クレジットカードと口座振替を支払方法として選べます。22通貨に対応と、海外向けの決済方法として便利です。
shopifyではストア開設後の初期状態でPayPalを利用でき、すでにアカウントがある場合は既存のアカウントでの連携が可能です。

4-3.Amazon Pay

Amazon PayはAmazon以外のECサイトでもAmazonアカウントでログイン・決済ができるという決済サービスです。情報入力が必要なくなるので、入力の手間によるカート離脱を防ぐことができます。
通常は他のカートでは導入に費用が掛かるのですが、Shopifyでは初期費用・月額費用無料で導入することができます。

4-4.Google Pay

Google Payは簡単に導入でき、初期費用、月額費用、取引手数料が無料です。ユーザーはGoogleアカウントに登録したクレジットカード情報や配送情報を利用できるため、購入時の入力の手間を削減できます。これによりカートの離脱を防ぎ、CVRの向上も期待されます。Shopifyの設定画面でGoogle Payにチェックを入れるだけで利用可能です。

4-5.Apple Pay

世界中で多くの店舗やオンラインショッピングサイトで利用できます。Apple Cardを使用すると、毎月の支払いに応じてポイントが付与され、Apple製品やサービスで使用できることから、Apple製品ユーザーへのメリットが大きい特徴があり、便利で安全な支払い方法として多くのユーザーに支持されています。

4-6.QRコード決済

QRコードを読み取るだけで簡単に支払いが完了するため、ユーザーはすぐに商品を手に入れることができます。また、クレジットカード情報を直接共有することなく支払いを行うため、セキュリティー面での安全性が高く評価されています。またPayPay、楽天Payでは定期的な大型キャンペーンの実施もあることから導入店としての集客アップも期待できます。

4-7.携帯キャリア決済

ユーザーがクレジットカードを持っていなくても利用でき、月々の携帯料金とまとめて支払えるのが携帯キャリア決済です。docomo、au、SoftBankのキャリア決済を一括で導入することができます。ユーザーにとっても利用のハードルが低く、サイト運営側にとっても代金未回収のリスクが低いのがメリットです。

4-8.KOMOJU

KOMOJUはクレジットカード決済の他、コンビニ決済、銀行振込、Pay-easy、スマホ決済、キャリア決済、プリペイド型電子決済など幅広い決済サービスをまとめて導入できます。
スマホ決済やプリペイド型電子決済に対応したい場合はおすすめで、同時に幅広い決済方法を一括で導入・管理できることがメリットです。

4-9.GMOイプシロン

GMOグループの、GMOイプシロン株式会社が運営する決済代行サービスです。
shopify paymentと並行して、コンビニ決済、代引き決済、キャリア決済、ウォレット決済(PayPal)を導入できます。特に後払い決済(GMO後払い)はGMOイプシロンならでは決済サービスです。クレジットカード以外の後払いや、幅広い決済方法を一括で導入・管理できるのがメリットです。

上記以外にも、銀行振込SBペイメントサービスNP掛け払い
などがあります。

ECサイトで最もよく使われている決済方法についても記事もあわせて確認し、サイト運営側、ターゲット層にあった内容の決済方法をお選びください。

5.まとめ

shopifyの決済方法にも様々な方法があることが分かりましたね。ご紹介してきた通り、基本的にはshopify paymentのご使用をおすすめしますが、shopify paymentで対応していない部分もあるので、自社の状況やニーズに合わせてその部分を他の決済方法で補完するなどしていくのでは良いかと思います。


shopifyをご利用されている、またこれからご利用を検討されている方は、本記事の内容を参考に、自社に最適なshopifyの決済方法を選んでいただければと思います。

※記事の内容は随時更新されています。

※最新の情報やトレンド、EC関連でのお困りごとなど、何かお手伝いができることがありましたら下記問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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