【最新版】楽天定期購入のリニューアル内容は?設定で売上アップさせる手順・活用術を徹底解説!

楽天市場の定期購入とは?
Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

慶応義塾大学を卒業後、楽天グループ株式会社に入社。ECコンサルタントとして、ショップオブザイヤー受賞店舗を含むのべ700店舗以上を支援。その後、小売業を中心に経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、EC戦略策定・実行支援など)し、株式会社Proteinum(プロテーナム)を創業。
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。

この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が楽天市場の定期購入について、概要からメリット、定期便を活用して売上を伸ばすための施策、さらには2025年3月に実施されたリニューアル内容まで徹底解説します。

結論から申し上げますと、楽天市場の定期便は2025年3月のリニューアルによって「導入コストがゼロ」になり、これまで以上にユーザーが継続しやすい環境へと進化します。 店舗運営者にとっては、新規顧客獲得コスト(CPA)が高騰する中で、LTV(顧客生涯価値)を最大化させるための最重要施策と言えるでしょう。

とはいえ、定期商品は通常商品と同一商品ページ内で販売しなければならず、且つ通常商品と比較して5%以上の割引が必須になるなど注意すべき事項もあります。

本記事で詳細に説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。

【この記事の対象者】

  • 楽天市場で定期便の導入を検討している店舗責任者様
  • リピート率(LTV)が低く、安定した売上基盤を作りたい方
  • 2025年3月のシステム刷新に伴う変更点と対応手順を知りたい方

【この記事を読んでわかること】

  • 楽天市場の定期便(定期購入)の概要
  • リニューアルによって廃止される月額料金などの新機能の全容
  • 既存データからの移行手順と新システムでの設定方法
  • 定期便の購入を促進させるための施策

Contents

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楽天市場の定期購入とは?

楽天市場が提供する「定期便(定期購入)」とは、一度の注文で特定の商品を、指定された期間や間隔で自動的にユーザーへ届ける仕組みのことで「売上の柱」を作るための重要機能の一つです。

以前は月額の利用料として5,000円(税抜)が発生していましたが、2025年3月のリニューアルにより全店舗が基本無料で利用可能となました。

一定の間隔で商品を届ける自動注文サービス

定期便は、ユーザーが「1ヶ月ごと」「2ヶ月ごと」といった配送サイクルをあらかじめ選択することで、都度の注文手続きなしに自動で決済・配送が行われる仕組みを指します。

ユーザーにとっては買い忘れを防げる利便性があり、店舗側にとっては継続的な出荷を確保できるという、双方にとってメリットの大きい販売形態です。
特に消耗品や生活必需品において、離脱を防ぐ強力な武器となります。

継続的な売上基盤を構築するストック型モデル

楽天市場での販売において、多くの店舗が「イベント頼みの売上」という課題を抱えています。定期便を導入することで、お買い物マラソンやスーパーSALE以外の期間でも、解約されない限り毎月安定した売上が積み上がる「ストック型」のビジネスモデルへ転換可能です。

これにより、広告費を投下して新規顧客を獲得する際の許容コスト(CPA)を戦略的に引き上げることが可能になり、市場での広告出稿における優位性を確保できます。

楽天市場で定期購入に向いている商材とは?

基本的にはリピート率が高い商品、毎日使うような生活必需品で活用するのがおすすめです。
例えば、

  • 化粧品
  • サプリメント
  • 食品
  • ドリンク

などです。
最近では特に食品ジャンルにおいてコロナ需要もあり、「お弁当」や「生野菜」などの定期購入も増加傾向にあります。

楽天市場の定期購入リニューアル(2025年3月)の概要とは?

定期購入リニューアルの概要

それでは、2025年3月末に予定されている定期購入サービスのリニューアルについて概要について確認してみましょう。
今回のリニューアルは、これまでの課題を解消し、店舗側と消費者どちらに対しても利便性の向上を目的としており、以下ページにまとまっております。

出所:RMS店舗運営ナビ( [予約商品・定期購入商品・頒布会商品] 定期購入/頒布会リニューアル概要)

リニューアルの背景

従来の楽天市場の定期購入では、長年なかなか定着しない問題がありました。
一度設定したポイント料率を途中で変更できない、通常の購入ページと定期購入の商品ページが分かれていた、など、定着しない理由は様々存在していたのですが、今回のリニューアルにより改善される予定です。
消費者に対しても、定期購入画面のUIやUXの向上により、定期購入が定着していく可能性があります。

楽天市場の定期購入リニューアルに伴う変更点とは?

2025年3月のリニューアルでは、システムそのものが刷新されるため、店舗運営のワークフローが劇的に変化します。

特に、コスト面でのハードルが撤廃される点と、通常購入とのデータ統合が行われる点は、今後の店舗戦略に大きな影響を及ぼします。まずは、旧システムと新システムの主要な違いを以下の表にまとめました。

【楽天市場の定期便リニューアルに伴うシステムの変更点】

項目旧システム新システム(2025年3月以降)
月額利用料5,000円(税別)完全無料
商品管理通常商品とは別に登録が必要1つの商品ページで通常・定期を選択可能
在庫管理定期専用在庫の確保が必要通常在庫とリアルタイムで共通化
価格設定通常価格からの割引率指定定期専用の販売価格を個別に設定可能
ポイント変倍2回目以降にも、1回目購入時のポイント適用2回目以降には、1回目購入時のポイントが適用されない
ユーザー変更店舗への問い合わせが必要な項目が多いマイページからサイクル・数量を自由に変更

楽天市場の定期購入リニューアルに伴う店舗向けの8つの変更点

本章では、楽天市場で店舗を運営している方向けの主な変更点を8つご紹介いたします。

  1. 「予約購入・定期購入・頒布会サービス」利用申込および月額利用料の廃止
  2. 定期購入商品・通常商品の統合
  3. 定期購入価格の設定ルール
  4. 商品別ポイント変倍適用の変更
  5. 注文確定までの流れの変更
  6. 定期購入価格変更時の自動反映
  7. 在庫連動のタイミング
  8. 消費者からのキャンセルの受付可否の設定機能・申込内容の変更の提供終了

1. 「予約購入・定期購入・頒布会サービス」利用申込および月額利用料の廃止

これまでは、定期購入/頒布会を利用する際に、有料オプション機能の申し込みが必要でしたが、リニューアル後は申し込み不要で利用可能になり、月額利用料(5,000円)が無料となります。
※定期購入サービスに関するシステム利用料は引き続き発生するようです。詳細については、以下を参照してください。

出所:RMS店舗運営ナビ([予約商品・定期購入商品・頒布会商品] 予約購入・定期購入・頒布会サービス利用規約)

2. 定期購入商品・通常商品の統合

これまで楽天市場では、通常商品と定期購入商品をそれぞれ別の画面で登録・編集する必要がありましたが、2025年3月末のリニューアルにより、2つのページを統合し1つの画面で登録や編集が可能になります。
この変更により定期購入商品の制約事項が解消され、通常商品と同じ設定が可能になります。
以下、楽天市場で公開されている解消される制約事項です。

定期購入商品・通常商品の統合

出所:RMS店舗運営ナビ([予約商品・定期購入商品・頒布会商品] 定期購入/頒布会リニューアル概要)

3. 定期購入価格の設定ルール

リニューアル後の定期購入商品には、新たな価格設定ルールが導入され、定期購入価格は通常購入販売価格より5%以上安く設定する必要があります。
※一部ジャンル(酒類・たばこ等)は例外となります。

さらに、以下の変更も行われることが公表されており、定期購入の方がお得ということが消費者に伝わりやすくなることが考えられるため、定期購入への申し込み促進が期待できます。
・商品ページには、割引率も明記されます。
・ユーザー向けの商品ページや楽天市場の検索結果には、定期購入時の割引価格が表示されます。

4. 商品別ポイント変倍適用の変更

これまでは、購入申込時のポイント倍率が2回目以降のお届けにも適用されていましたが、リニューアル後は2回目以降のお届けに対する商品別・店舗別ポイント変倍が「1倍」固定になります。
これにより、店舗のコスト軽減による定期購入を利用する店舗の増加が期待されます。

5. 注文確定までの流れの変更

消費者の定期購入に対する満足度の向上と安定化、店舗の定期購入導入にかかるコスト削減を目的とし、注文確定処理を以下のように変更すると公表されています。
※2025年3月27日(木)より、初回お届け分の注文確定は、購入申込日におこなわれます(購入申込のタイミングによっては、日付をまたぐ場合があります)。

楽天市場の注文確定までの流れ

6. 定期購入価格変更時の自動反映

これまでは、「定期購入販売価格」を改定しても既存の購入申込に反映されませんでしたが、リニューアル後は価格改定後のお届け分から自動的に反映されることが公表されています。
購入申込時点での価格から変更がある場合、注文確定日の3日前に改定価格が確定し、ユーザーにメールでお知らせされるようです。

7. 在庫連動のタイミング

これまでは、購入申込時に全お届け回数分の在庫が一括で引き落とされる仕様になっていましたが、リニューアル後は各お届け回の注文確定時に1回分の在庫が引き落とされるようになります。また、お届け数の減少やキャンセル時には在庫が戻される仕様になります。
上記に加え、毎週月曜日に、今後4週間分のお届けに対して在庫が不足している場合は、店舗にメールでお知らせが届くようになるようです。
注文確定日後、在庫不足による注文確定保留期間は5日間となり、保留期間後に該当回の注文はキャンセルされるようです。

8. 消費者からのキャンセルの受付可否の設定機能・申込内容の変更の提供終了

これまでは、消費者による申込内容の変更・キャンセルの受付可否を店舗ごとに設定できましたが、リニューアル後は全ての店舗で常時受付可能になります。
この変更の背景として、消費者庁のガイドラインでオンライン申込の変更・キャンセルを推奨しているようで、キャンセル方法が明確でないことによるユーザーの不安軽減を目的としています。

出所:特定商取引ガイド(通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン

楽天市場の定期購入リニューアルに伴う消費者向けの4つの変更点

本章では、楽天市場でお買い物をする消費者の方向けの主な変更点を4つご紹介いたします。

  1. 楽天市場サーチや商品ページでの価格表示
  2. お届けサイクルの変更
  3. スマートフォン版申し込み履歴の表示変更
  4. 利用拡大のためのプロモーション

1. 楽天市場サーチや商品ページでの価格表示

商品ページや楽天市場サーチの価格表示において、「通常購入価格」と「定期購入価格」が同じ画面に表示され、簡単に比較できるようになります。
また、商品ページでは「定期購入価格」の割引率が表示されるため、消費者は定期購入のお得さを実感できるようになることが期待されます。

楽天市場サーチや商品ページでの価格表示

2. お届けサイクルの変更

従来の定期購入では、お届けサイクルの変更は店舗側への問い合わせが必要でしたが、リニューアル後は、消費者側で「申し込み履歴」から「お届けサイクル」と「お届け数量」の変更が可能になります。
これにより消費者の利便性が大幅に向上することが期待されます。

お届けサイクルの変更

3. スマートフォン版申し込み履歴の表示変更

従来では「定期購入の申し込み履歴」を確認するためには、PC版から申し込み履歴を確認する必要がありましたが、リニューアル後はスマートフォンでも確認できるように表示が改善します。

スマートフォン版申し込み履歴の表示変更

4. 利用拡大のためのプロモーション

これまでは、定期購入/頒布会購入はSPU(スーパーポイントアッププログラム)のポイント付与対象外でしたが、リニューアル後はポイント付与対象となるようです。
また、同じ月に3店舗以上の定期購入を利用すると、ポイントが5倍(※)になるキャンペーンも開始することが公表されています。
※ポイント原資は楽天です。

楽天市場の定期購入リニューアルに伴い店舗が対応すべきポイント

2025年3月の完全移行に向けて、店舗側では計画的な準備が必要です。以下3つの事項を確実に対応する必要があります。

⇒ 2026年現在、各対応期限は終了しています。

楽天市場の定期購入リニューアルに向けて店舗が対応すべきポイント

【3つの対応事項】

  • 既存の定期購入商品の設定変更
  • 定期購入の申込や商品レビュー移行の申請
  • 新規必須項目の入力

既存の定期購入商品の設定変更

リニューアル後は新しい機能やルールが適用されるため、これまでの設定では不整合が生じる可能性があり、条件設定の変更が必要になります。
楽天から公表されている具体的な条件や対応内容は以下のとおりです。

既存の定期購入商品の設定変更

出所:RMS店舗運営ナビ([予約商品・定期購入商品・頒布会商品] 定期購入リニューアルに伴う店舗様ご対応事項)

定期購入の申込や商品レビュー移行の申請

リニューアル後に複数ページで販売状態となる同一商品については、ガイドライン違反に該当することになりますので、一方の商品ページを削除または倉庫指定する必要があります。
購入申込・商品レビューを販売継続する商品ページへのデータの移行申請が可能になりますので、以下を合わせて確認してみてください。

出所:RMS店舗運営ナビ([予約商品・定期購入商品・頒布会商品] 定期購入リニューアルに伴う購入申込・商品レビュー移行申請マニュアル)

定期購入の申込や商品レビュー移行の申請

新規必須項目の入力

リニューアルにともない、商品登録・編集画面の統合が行われるため、これまで入力できなかったカタログIDの入力が可能となりますが、こちらは入力必須項目になりますので必ず入力するようにしましょう。
なお、リニューアル後にカタログIDの入力をしていない場合、商品更新時や新規登録にエラーが発生するようになりますので、2025年3月末のリニューアル実装後、迅速にカタログIDを設定しましょう。

楽天市場の定期購入を利用するメリットとは?

楽天市場で安定した収益を上げるためには、単発の購入に頼らず、いかにファンを定着させて広告費を使わず定常的に売り上げを上げ続けるかが重要です。

定期購入は店舗とユーザーの双方に長期的な利益をもたらす仕組みであり、導入によって店舗運営の効率は劇的に改善されます。本セクションでは、具体的なメリットを店舗、ユーザーの2つの視点から解説します。

楽天市場の定期購入を店舗が利用する3つのメリット

楽天市場の定期便を利用することは、単に売上の回数を増やすだけではなく、経営の健全化や運用の効率化に大きく寄与します。ここでは、導入によって得られる代表的な3つのメリットを具体的に解説します。

【楽天市場の定期便利用による3つのメリット】

  1. LTV(顧客生涯価値)の飛躍的な向上
  2. 売上予測の精度向上による在庫管理の最適化
  3. リピート獲得コストの抑制と利益率の改善

1. LTV(顧客生涯価値)の飛躍的な向上

EC運営におけるKPIのひとつであるLTVを、直接的に引き上げるのが定期便です。
通常購入では、1回あたりの購入単価(客単価)を上げる施策が中心となりますが、定期便は「購入回数」を増やすことができるため、1人の顧客から得られる累計利益が劇的に増加します。

1回あたりの利益率が低くても、半年、1年と継続してもらうことで、最終的な収益性は通常購入を上回ります。いわば、広告費をかけなくても定常的に売上を上げ続ける仕組みを作ることができるという点がメリットです。

2. 売上予測の精度向上による在庫管理の最適化

定期便は、あらかじめ「いつ、誰に、何個届けるか」が予約されている状態であるため、将来的な需要予測を非常に高い精度で行うことが可能です。これにより、過剰在庫によるキャッシュフローの悪化や、欠品による機会損失を防ぐことができます。

また、出荷スケジュールを事前に把握できるため、物流倉庫のスタッフ配置や梱包資材の発注管理も計画的に行えるようになり、バックヤード業務の効率化にもつながります。

3. リピート販促コストの削減による利益率の改善

新規顧客の獲得コストが上昇し続けている現在、いかに販促費をかけずにリピートしてもらうかが利益確保の鍵となります。通常、2回目以降の購入を促すにはメルマガや広告などの「追客コスト」がかかりますが、定期便はシステムが自動で次回の注文を確定させるため、追加費用なしで売上を維持できます。

このように、獲得した顧客を効率よく収益につなげることで、広告費に依存しすぎない健全な利益体質へと改善されます。

楽天市場で定期購入をユーザーが利用する2つのメリット

ユーザーにとっても、楽天市場の定期購入を利用することは、単に買い物の手間を省くだけではない実質的なメリットがあります。

【楽天市場の定期購入をユーザーが利用する2つのメリット】

  1. 購入しやすい条件がそろっている
  2. 楽天ポイントが貯まりやすい

1. 購入しやすい条件がそろっている

定期購入は消費者側に変更がない限り、購入時の顧客情報の入力や商品選択が初回の1度のみで済み手間が省けること、買い忘れが防げるなどもメリットがあります。

また、後述しますが2025年3月の定期便リニューアルに伴って定期商品も通常商品と同商品ページ内で表示され、且つ通常商品よりも5%以上安く設定されている必要があります。
これにより、定期商品の方が通常商品よりも安く購入できるため、お得に購入できることも消費者が購入しやすい条件です。

2. 楽天ポイントが貯まりやすい

定期購入が解約されない限りは自動で購入が確定するため、同様にで楽天ポイントも自動で貯まっていきます。ユーザーは意識せず知らない間にポイントが増えていくという状態ができることも定期購入の嬉しいメリットといえるでしょう。

楽天市場の定期購入を促進するための3つの施策

定期購入は「ただ設定するだけ」では十分な成果は得られません。通常購入を検討しているユーザーに対し、定期購入のメリットを適切に提示する「導線設計」が不可欠です。

本章では定期購入を促進させるために有効な3つの具体的アプローチを解説します。

【定期購入を促進するための3つの施策】

  1. 定期購入の仕組みをわかりやすく伝える
  2. 定期商品説明のバナーを表示する
  3. メールマガジンで定期購入を促進

1. 定期購入の仕組みをわかりやすく伝える

楽天市場のユーザーでも、定期購入の具体的な仕組みを完全には理解できていない方は多いです。
そこで、「どういう仕組み、なのか」「どういうメリットがあるのか」をしっかり伝えて、安心して定期購入を選んでもらえるような説明画像を作成し、対象の商品ページ内で訴求しましょう。

商品ページ内で訴求することで購買に対する不安要素を取り除くことができ、CVRの向上につながります。

2. 定期商品説明のバナーを表示する

定期購入への誘導を強化するために、定期商品の紹介バナーを作成しましょう。
通常商品の商品ページ内や、SP共通バナー枠などで定期購入のメリットを訴求し、定期商品のページへの導線を設けることが有効です。

「通常購入よりもこれだけお得」という情報を視覚的に提示することで、定期商品の認知拡大、ならびに切り替えを促します。

3. メールマガジンで定期購入を促進

定期購入の引き上げにおいて、タイミングは最も重要な要素です。

ユーザーの手元に商品が届いてから、ちょうど使い切るタイミングに合わせてメルマガで定期購入を促進すると、通常よりもCVRが高くなる傾向にあります。
商品の良さを実感し、「また買わなければ」と思っている瞬間に定期便という便利な選択肢と定期便だからこそのメリットを提示することで、スムーズな定期購入をサポートします。

楽天市場の定期購入を活用する際の4つの注意点

定期便は活用することで安定収益を生むことが可能ですが、正しく仕組みを理解できていなかったり、ユーザー対応の設計を誤ると、大きなトラブルに発展するリスクもあります。

以下の4点は、運用開始前に必ずチェックしておくべき重要事項です。

【楽天市場の定期購入を活用する際の4つの注意点】

  • 価格設定・通常商品のセール価格に注意が必要
  • クレジットカード以外の決済種別とは相性が悪い
  • 契約期間の縛りがない
  • クーポンは対象外となる

価格設定・通常商品のセール価格に注意が必要

定期商品を活用する際には、通常商品のセール価格との兼ね合いに注意が必要です。
たとえば、セール時に通常商品の価格を定期購入より安い価格で販売してしまうと、定期購入者のメリットがなくなり解約が増える可能性があります。
「楽天スーパーSAIE」や「お買い物マラソン」など、販売価格を割り引くセールやイベントが多いため、販売価格には注意して設定しましょう。

クレジットカード以外の決済種別とは相性が悪い

楽天市場の定期購入では以下複数の支払い方法に対応していますが、コンビニ決済以外の支払方法の場合、支払い時に手間が発生してしまいます。
・コンビニ決済
・クレジットカード決済
・楽天バンク決済
・代金引換

そのため、定期購入はコンビニ決済などを利用する消費者の獲得は難しい点には注意しましょう。

契約期間の縛りがない

楽天市場の定期購入は契約期間に縛りがなく、消費者の都合でいつでも解約できる仕様になっています。そのため、定期購入を継続してもらうためには店舗側の工夫や努力が必要です。

たとえば、メッセージカードやサンプル品を同梱したりするなど、消費者にこの店舗で定期購入を続けたいと思っていただけるような仕組み作りが重要になります。

クーポンは対象外となる

楽天市場内で利用できるクーポンは、定期購入に適用されない点にも注意しておく必要があります。

なお、2024年11月28に楽天市場から発表された定期購入のリニューアル概要にクーポンに関する言及はありませんが、2025年3月末のリニューアル実装後にこの取り扱いも変更になる可能性があるため、最新情報を確認するようにしておきましょう。

⇒2026年1月現在も予約・定期購入・頒布会にはクーポンは使用できません。

出所:RMS店舗運営ナビ(予約商品、頒布会、定期購入にクーポンを使うことはできますか?)

楽天市場の定期購入についてのまとめ

いかがでしたでしょうか。
ここまで楽天市場の定期便について解説してきました。

最後に本記事の要点を以下で箇条書きで示していますので是非ご確認ください。

  • 基本概要とメリット
    • 定期便は自動注文により安定した売上を積み上げるストック型モデルであり、経営の健全化に寄与する。
    • LTV(顧客生涯価値)の向上に加え、在庫管理の最適化やリピート販促コストの抑制が期待できる。
  • リニューアルによる主な変更点
    • 月額利用料が完全無料化され、通常商品と定期商品が1つの商品ページに統合された。
    • 定期価格は通常価格より5%以上の割引が必須となり、ユーザーの利便性と「お得感」が大幅に向上した。
  • 運用・促進のポイント
    • 商品ページ内での仕組み解説やバナー誘導を徹底し、ユーザーの心理的ハードルを払拭することが重要。
    • 既存データの移行やカタログIDの入力など、システム刷新に伴う必須対応を漏れなく実施する。
  • 運用の注意点
    • セール時の通常価格との逆転現象や、決済種別の制限など、定期購入特有の制約を考慮した設計が求められる。

2025年3月のシステム刷新により、楽天市場における定期便の重要性はかつてないほど高まっています。コストゼロで導入可能になったこの強力なツールを最大限に活用し、広告費に依存しすぎない安定した売上基盤を構築しましょう!

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