楽天市場でのLINE(R-SNS)の設定からお友達登録・売上アップ施策を徹底解説

楽天LINE

本記事では、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が楽天市場におけるLINEの活用方法について徹底解説します。

【この記事を読んでいただきたい方】

  • 楽天市場でのLINE配信を実施していない方
  • 楽天市場でのLINE配信を検討されている方
  • 楽天市場でのLINE配信の効果的な方法を知りたい方

【この記事を読んでわかること】

  • 楽天市場でLINE配信を始める方法
  • 楽天市場でのLINEお友達登録数を増やす方法
  • 楽天市場でLINEを活用して売上を引き上げる方法
Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

慶応義塾大学を卒業後、楽天グループ株式会社に入社。ECコンサルタントとして、ショップオブザイヤー受賞店舗を含むのべ700店舗以上を支援。その後、小売業を中心に経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、EC戦略策定・実行支援など)し、株式会社Proteinum(プロテーナム)を創業。
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。

Contents

楽天市場のLINE(R-SNS)とは?

楽天LINEとは

楽天市場のLINE(R-SNS)とは、通常禁止されている楽天市場ユーザーをLINE(SNS)に誘導することができるサービスです。商品ページに外部リンクを貼り、LINEのお友達登録やSNSのフォロワー獲得を促進できます。

楽天市場のLINE(R-SNS)の利用料金

基本料金として、月額3,000円を支払う必要があります。またLINEはメッセージの配信通数や追加メッセージの通数により利用料金が変動するため、注意してください。

プラン名コミュニケーションプランライトプランスタンダードプラン
月額固定費
(税別)
無料5,000円15,000円
無料メッセージ通数
(月間)
200通5,000通30,000通
追加メッセージ料金
(1通あたり)
メッセージ追加不可メッセージ追加不可3円まで

追加メッセージの配信通数による利用料金の変化

追加メッセージ数に応じて配信単価が変わります。料金を確認しながら、配信していきましょう。

追加メッセージ配信数単価配信単価(目安)
~50,0003.0円3.00円
50,001~100,0002.8円3.00~2.90円
100,001~200,0002.6円2.90~2.75円
200,001~300,0002.4円2.75~2.63円
300,001~400,0002.2円2.63~2.53円
400,001~500,0002.0円2.53~2.42円
500,001~600,0001.9円2.42~2.33円
600,001~700,0001.8円2.33~2.26円
700,001~800,0001.7円2.26~2.19円
800,001~900,0001.6円2.19~2.12円
900,001~1,000,0001.5円2.12~2.06円
1,000,001~3,000,0001.4円2.05~1.62円
3,000,001~5,000,0001.3円1.62~1.49円

楽天市場でLINE配信を行うべき理由

楽天市場でLINE配信を行うべき理由

ロイヤル顧客の育成は、ECの売上アップに欠かせません。広告費をかけずにリピート購入を促せるロイヤル顧客を増やすために、最も効果的で手軽な方法がLINE配信です。

楽天市場では、店舗が顧客に積極的に情報を届ける手段として「R-SNS」と「R-mail」の2つがあります。
それぞれに利点があり、併用することで効果を最大化できますが、中でも「R-SNS」のLINE公式アカウントは非常に効果的です。

LINEでの発信は、高い確率でユーザーの目に触れるため、認知向上に優れており、売上アップや顧客との関係構築にもつながります。そのため、早い段階からの活用を強くおすすめします。

楽天市場のLINE利用で得られるメリット

楽天市場のLINE利用で得られるメリットは、顧客と継続的な接点を確保し続けられる点です。リピーターを増やす施策として利用しましょう。

開封率が高く購買につながりやすい配信チャネルの獲得

LINEはメルマガ経由の売上の3倍以上の売上を獲得できる現状最も強いCRMツールです。LINE配信で追加コストと労力はかかりますが、一定規模以上(月商300万円以上)の店舗様については必ず実施すべきだと考えています。

配信結果に基づくセグメント配信が可能

過去の開封履歴やクリック履歴に基づいてセグメントを掛けることができます。全体配信通数が15,000通/月を超えると追加コストがかかるため、適切なセグメントを設定し、より売上があがりやすい配信を設定しましょう。セグメントごとに配信内容を変更することで、さらなる売上アップを狙うことも可能です。

ステップ配信機能の活用

ステップ配信機能を活用し、LINEのお友達登録からの経過日数などに合わせて、自動で配信設定が可能です。リピーターにつながりやすい配信内容を検証し、自然とリピーターになってしまう構造を作りましょう。リピーター化するには、特にF2転換が重要なので、どうやって2回目購入を発生させるかに重点を置いて検討するとよいでしょう。

楽天市場のLINE利用のデメリット

楽天市場のLINE利用のデメリット

メリットが大きいLINE配信ですが、デメリットもあるため、デメリットを理解した上で運用していきましょう。

配信通数が月の配信上限通数を超えると従量課金によりコストが増加する

LINEのお友達数が増え、月の配信上限通数を超えるようになると、追加コストがかかるため1通あたりに配信コストがかかります。無差別に配信するとコストが増加するだけの結果となってしまうこともあるため、ターゲットを絞る運用が必要になってきます。

LINE配信のブロックされやすさ

メルマガと比べて、LINEは日常生活のコミュニケーションにも使われていることもあり、配信頻度が多すぎるとブロックされやすい傾向にあります。見てもらいやすい特徴の裏返しではありますが、ブロックされないように、配信内容を工夫する必要がより必要です。

LINEの運用工数の確保

LINEの配信内容を検討したり、配信登録をしたり、ユーザーからのチャット問い合わせなどが必要なため、LINE運用のための工数を確保しなければなりません。配信内容については元々メルマガで配信していた内容を流用するなど、工数削減の工夫をしながら行っていくとよいでしょう。

楽天市場でLINEお友達登録者数を増やすためのポイント

LINEお友達登録数が少ないと配信ができないので、まずはお友達登録者数を増やす必要があります。訴求時のバナー設置箇所と具体的なおすすめ実施施策を紹介します。

楽天市場でLINEお友達登録者数を増やすための5つの訴求箇所

まずは、店舗や商品ページでどれだけ効果的にLINE登録を促せるかが重要です。
LINE登録を促進するための訴求を行うおすすめ箇所は以下の通りです。効果が大きい順番にまとめています。

【おすすめ掲載箇所】

  1. 商品オプション
  2. SP:スマホスライダー
  3. TOPページ
  4. PC:商品ページヘッダーバナー
  5. フローティングバナー

商品オプション

商品購入時に必ず対応する必要があるため、LINEのお友達登録を効果的に促進できます。クーポン特典などを用意すればかなりの確率でお友達登録を獲得できます。

商品オプションでのLINEお友達登録促進

SP:スマホスライダー

楽天市場の購入は8割以上がスマホ経由のため、必ず設置しておきたい箇所です。LINEのお友達登録バナーを作成し、設定しましょう。

スマホスライダーでのLINEお友達登録促進

TOPページ

そこまで閲覧されるわけではありませんが、できるだけ多くの面で訴求するという意味でTOPページでの訴求も忘れずに行いましょう。

TOPページでのLINEお友達登録促進

PC:商品ページヘッダーバナー

PC経由で確認するお客様も一定数存在します。忘れずに訴求しましょう。

PCの商品ページでのLINEお友達登録促進

フローティングバナー

やや高度なコーディングスキルが必要ですが、フローティングバナーを設置できると必ずユーザーの目に留まるため、効果的な訴求が可能です。

フローティングバナーでのLINEお友達登録促進

楽天市場でLINEお友達登録者数を増やすため絶対にやってもらいたい施策(商品オプションの追加)

商品オプションにLINEお友達登録者を増やすための誘導文言を設定すると、LINEのお友達登録者数が激増するので、絶対に実施してみていただきたいです。

商品オプションにLINE友達登録促進を設置した結果

LINEのお友達登録者数を増やすために、特に重要な「商品オプションの追加」の具体的なやり方について解説します。

この方法は、実際に私たちが取り組んだ施策の中でも、再現性が高く、効果が抜群だった方法です。以下でわかりやすく説明します。

【LINEお友達登録者数を増やすため商品オプション追加手順】

  1. RMSの商品管理>商品一覧>該当商品>商品オプションから設定する
  2. 設定内容を決定する

1.RMSの商品管理>商品一覧>該当商品>商品オプションから設定する

RMSの商品管理>商品一覧>該当商品>商品オプションから設定可能です。

画像

2.設定内容を決定する

設定内容は各項目について、以下などとするのがおすすめです。

  • 項目名:「LINEお友だち登録で、今すぐ使える「4,000円以上で10%OFFクーポン」プレゼント中!宜しければ、ページ内バナーからご登録ください。」といった誘導文言
  • ユーザーからの入力:必須
  • タイプ:チェックボックス

この方法を使えば、LINEへの登録者数が確実に増加していきます。できるだけ主要商品に商品オプションを設定することが望ましいですが、注意点として、組み合わせ販売を設定している商品には商品オプションを付けることができません。そのため、どの施策を優先するかをしっかり検討して進めましょう。

楽天市場でLINE配信|効果的な配信のタイミング

楽天市場でLINE配信|効果的な配信のタイミング

LINE会員を集めたら、次は売上につなげていきましょう。定期的なLINE配信が重要です。
おすすめの配信タイミングは以下です。モール全体や店舗独自のキャンペーンにより売上アップが見込めるタイミングにアクセスを集めます。

【LINE配信のタイミング】

  1. イベントの初日
  2. イベントの中の5のつく日
  3. イベントの最終日前日
  4. 5のつく日
  5. 自社独自キャンペーン

100社のデータを分析したLINE配信の開封率を引き上げるポイント

100社のLINE配信を分析した結果開封率への影響が大きいのが、配信時間でした。

  • 配信時間をすこしずらす:20時配信ではなく、20:15配信などとするのがポイント

理由は楽天市場の他店舗がピッタリの時間に送信することが多いからです。ユーザーには大量のLINEが送られます。LINEは配信が遅ければ遅いほど、上に表示されるため、すこしずらすのがおすすめです。

楽天市場でLINE配信|効果的な配信内容

楽天市場でLINE配信|効果的な配信内容

100社以上の店舗様のLINE配信結果を分析した結果わかったブロック率が上がらず、かつ売上を引き上げられる配信内容は、「お得な情報提供」です。自社として配信したい内容を配信したい気持ちはわかりますが、まずはLINEお友達登録者にとって有益な情報を配信して、ブロックしないほうがいいLINEだという認識を作りましょう。

【楽天でおすすめのLINE配信内容】

  1. 期間限定クーポン
  2. 期間限定ポイント
  3. 期間限定セール
  4. 新商品発売告知

①期間限定クーポン

楽天市場でのLINE配信例ー期間限定クーポン

元々自社商品を購入してくれていたり、興味をもってくれているユーザーに対し、期間限定してクーポンを発行することで、購買意欲を促進し、売上アップにつなげることができます。また、クーポンは購買期間などのセグメントを設定できるため、既存限定やLINE限定など制限をかけることができます。

②期間限定ポイント

楽天市場でのLINE配信例ー期間限定ポイント

元々自社商品を購入してくれていたり、興味をもってくれているユーザーに対し、期間限定してポイントを発行することで、購買意欲を促進し、売上アップにつなげることができます。自社商品がクーポンとポイントどちらのほうが売上アップにつながるのか、自社の方針として値引きにどこまで対応してよいか、検討の上実施しましょう。

③期間限定セール

楽天市場でのLINE配信例ー期間限定セール

セール告知でも一気に売上を獲得できます。何もしなくても購入してくれるお客様ではなく、セール告知があったから購入した、という方が増えるような企画を検討しましょう。商品を限定して割引率がかなり大きいセールにしたり、普段購入されていないがリピーター購入比率が高い商品をおすすめしたりといった工夫がおすすめです。

④新商品発売告知

楽天市場でのLINE配信例ー新商品発売

既存顧客に新商品発売を告知して、まずレビューを集めるのは非常に有効な手段です。セールなどと合わせて配信しましょう。

楽天市場でのLINE配信の始め方

楽天でLINE配信を始める際の手順を整理しました。ぜひ始めてみてください。

①LINEの公式アカウントを設定する

画像

R-SNS利用申込フォームから、

「利用申込・各種オプション申込」>「申請希望SNS」>「LINE公式アカウント」

にチェックを入れると進むことができます。

登録作業については、特に難しい点はないため、ここでは割愛いたします。登録作業が完了すると、審査が完了するまで待ちとなります。

②タグ付きのURLを発行する

アカウントの開設が完了したら、配信の準備を進めていきましょう。

LINEではタグ付きのURLを発行することができます。タグ付きのURLを発行することで、LINEの配信結果の効果測定レポートを確認できるようになります。

それでは、タグ付きのURLの発行手順を説明していきます。

【タグ付きのURLの発行手順】

  1. メール・SNSマーケティングから「LINE公式アカウント for R-SNS」をクリック
  2. 計測タグ付きURLの発行画面で計測したいURLとメッセージタイプを選択し、発行は完了です。

メッセージタイプ別に計測タグ付きURLを発行することで、レポート上でタイプ別にLINEの配信効果を確認できます。発行したURLをLINEメッセージのリンク先にすることで計測が可能となります。

【配信時のポイント】

通常のメッセージにタグ付きURLを入力してしまうと、長くなり見にくくなってしまうので、画像に直接URL設定をするのがおすすめです。

③LINEでメッセージを配信する

これまで説明してきた内容を加味して配信してみてください。

R-SNSを活用したLINEの効果測定の確認方法

LINEの効果測定は2種類の方法がありますので、それぞれ紹介します。

RMSからLINEのパフォーマンスレポートを確認する

「LINE公式アカウント for R-SNS」からパフォーマンスレポートをクリックすることで閲覧が可能です。

RMS上だと、以下の確認が可能です。

【確認可能項目】

  • 月次主要指標:対象期間の売上・訪問者数・転換率・客単価、顧客属性(性別、会員ランク、地域分布、新規・既存)を確認可能です。
  • メッセージ効果推移:効果を月次推移で確認できます。LINE全体、メッセージタイプ別、購入者属性(新規・既存)の3パターンで確認可能です。

LINE公式アカウントの管理画面から効果測定を確認する

売上とは異なる軸での効果測定の確認がLINE公式アカウントの管理画面にある「分析」タブから実行可能です。売上などは見られませんが、以下の項目の確認が可能なので、ぜひ活用してください。

【確認可能項目】

  • メッセージ通数:「配信」、「応答」、「あいさつ」の通数が確認可能です。
  • 友だち:「友達追加数」、「ターゲットリーチ」、「ブロック」の推移が確認可能です
  • チャット:「アクティブルーム」(やりとりがあったチャットルーム)、「受信メッセージ」、「送信メッセージ」が確認可能です。

R-SNSの拡張機能|LINE配信機能について

2024年3月から、R-SNSのLINE拡張機能として「RMSでのLINE配信機能」がリリースされました。

LINE配信機能

これまでは必ずRMSでURLを発行→LINE管理画面でLINE配信→RMSで分析、の手順を踏む必要がありましたが、RMSで配信から分析まで全て行えるようになりました。

また、効果を計測するために計測タグ付きURLへの変換が必要でしたが、計測タグ付きURLへの変換を行わなくても効果測定を行えるようになりました。

初期設定について

RMSで配信から分析まで全て行うためには、RMSとR-SNS契約済みのLINE公式アカウントを連携する必要があります。

LINEアカウントと連携

「LINEアカウントと連携する」ボタンをクリックしてください。
別のタブで、LINE Official Account へのログイン画面が開きます。

RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi

LINE Businessへログイン

LINE Official Accountにログインしてください。
※R-SNS未契約のアカウントにログインした場合はエラー画面となります。

RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi

連携

R-SNSにご契約中のアカウント名が表示されますので、「連携」ボタンをクリックしてください。

RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi

拡張機能を連携

確認用のポップアップ画面にて、再度「連携」ボタンをクリックしてください。

初期設定完了を確認

RMSに戻り、ページを更新(PCの場合はF5キー)して、アカウント連携が完了したことを確認してください。

メッセージのテンプレート作成機能

事前にテンプレートを作成することで、メッセージ作成の工数を削減することができるようになりました。
また、バナーを使用するメッセージの画像をLINE用に用意する必要がありましたが、R-cabinetから画像を選択可能になりました。

RMSの「LINE公式アカウント for R-SNS」の「テンプレート一覧」タブから事前に作成したテンプレートを確認することができ、右上に表示される「新規テンプレート作成」から新しいテンプレートを作成できる仕様になっています。

  1. 「テンプレート一覧」タブ
  2. 「新規テンプレート作成」

RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi

配信メッセージごとの分析機能(パフォーマンスレポート)

これまで確認できなかった、配信メッセージごとのレポートを確認することができるようになり、より詳細な分析が可能になりました。

RMSの「LINE公式アカウント for R-SNS」のRMSの「LINE公式アカウント for R-SNS」の「メッセージ分析」から確認することができます。

楽天市場でのLINE配信の成功事例

LINE でここまで売上上げられる!といった事例をご紹介します。ぜひ参考にしていただき、お試しください。

LINE配信改善時の店舗様の状況

  • 状況:これまでメルマガ配信を定期的に行っていたが、LINE配信にはあまり力をいれていなかった
  • 対象モール:楽天市場
  • 月商規模:1,000万円程度
  • 商品ジャンル:健康食品

もともと商品のポテンシャルが高く、これからさらに売上を上げていきたいというタイミングでLINE配信を開始しました。商材のリピート率が高く、いかにリピーターからの売上を上げていくか、といった観点が重要だったことと、開始3か月程度でメルマガと同程度の売上につながったことから、本格的にLINEに取り組むこととなりました。

楽天市場でのLINE配信のための実施施策

とにかく実施すべき施策を徹底的に丁寧に実施していきました。一つ一つの作業は大したことはありませんが、すべてを徹底的に実施できている企業は少ないと思います。

  • LINE友達登録者増加促進:
    • 300~500円OFFクーポンの発行
    • LINE項目選択肢の追加
    • 商品ページへの各種バナー掲載
  • 定期的なLINE配信:
    • イベントの初日、5の倍数日での配信
    • 自社独自キャンペーン時の配信
      (アウトレットセール、ポイント〇倍、クーポン〇%OFF、など)
  • お得な配信内容:
    • 楽天市場ページ上では獲得できない割引金額のクーポン配布
    • 在庫一掃セールなどのLINE登録者限定セールの実施

楽天市場でのLINE配信実施効果

LINE経由での売上は、30万円程度だったところから1,000万円以上に到達

地に足のついた施策実施で、売上の大きな柱をつくることができました。自社の商品にしか遷移しないチャネルを持っていることはECにとって非常に重要な要素です。

広告費をほとんどかけずに売上を上げられるチャネルを獲得したことで、このクライアントは売上拡大スピードがさらに上昇していきました。

楽天市場でのLINE配信まとめ

LINE配信についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?LINE配信は確実に成果を挙げられる施策です。広告費削減にもつながりますので、ぜひ活用していきましょう。

この記事では楽天市場で売上を上げるためのLINEの活用方法について解説してきましたが、メルマガも同様にうまく使うことで売上アップに役立てることができます。

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