楽天市場の商品画像登録ガイドラインとは?具体的なルールと活用したいツールをご紹介
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楽天市場の商品画像登録ガイドラインとは?
楽天市場で定められているサムネイル(検索結果に表示される画像)画像の作成ルールです。
商品画像ガイドラインを守らなければペナルティが発生するケースもあるので、きちんと把握した上で、画像作成を行っていきましょう。
楽天市場の商品画像登録ガイドラインの4つのルール
具体的に商品画像ガイドラインにはどのような項目があるのでしょうか?
遵守すべき楽天の商品画像登録ガイドラインで定められている以下4つのルールを押さえておきましょう。
商品画像内のテキスト占有率は20%以下に
1つ目のルールとして、商品画像内に配置するテキスト要素は20%以下に抑えなければいけません。
なおここでの20%以下とは、「商品画像を10×10の100マスに等分した時の20マス以下」を意味します。
また、テキスト要素が少しでもマス内に含まれていると1マス分として換算されますので
この点は注意が必要です。
テキストとして扱われるものには、ロゴ(商品名・ブランド・企業)やイラスト、商品のスペック情報や特徴などが当てはまります。ブランドロゴや「〇〇%OFF」などの割引文言もカウントされるため注意してください。
枠線は使用不可
2つ目のルールとして、サムネイル画像には枠線も使用不可とされています。
「4辺の枠線(4辺を囲う枠線)」「L字の枠線(上下左右、2辺の組み合わせの枠線)」「帯状枠線(上下左右いずれか一辺に位置する帯状の枠線)」はいずれも禁止されています。
背景は単色白背景か写真背景しか使用してはいけない
3つ目のルールとして、商品画像の背景は単色白背景もしくは写真背景でなければなりません。
単色白背景とは「白色(RGB値R255、G255、B255、カラーコードは#ffffff)のみでベタ塗りされた背景」のことを指し、写真背景とは「商品と一緒に撮影された背景」のことを指します。
GIFアニメーションは使用不可
4つ目のルールとして、サムネイル画像にGIFアニメーションを使用することはできない点があげられます。
GIFアニメーションとは、複数の画像を連続で表示させることで映写機のように簡易的なアニメーション表現方法を指します。
アニメーションGIFは説明文などでの使用は問題ありませんが、サムネイル画像では使用不可となりますので注意してください。
楽天市場の商品画像登録ガイドライン適合、不適合を確認できる4ツール
画像が商品画像登録ガイドラインに適合しているか確認したいという方も多いのではないでしょうか?
楽天が提供するサービスを利用すると目視での確認より効率的に進められます。
商品画像判定ツール
商品画像判定ツールは、すでにRMS内で登録している商品の「商品画像(1)」が商品画像のガイドラインに適合しているかを判定できるRMSの機能です。
この作業で「テキスト要素占有率」「枠線」「背景」を全て判定できるので、最初の商品画像を登録する際に使用しておくと良いでしょう。
使用方法:RMSトップ>店舗設定>商品管理>商品一覧・登録>商品の「編集」ボタン>ページデザイン>「商品画像(1)」の項目にある、「画像判定」ボタンをクリック
商品画像一括判定ツール
商品画像一括判定ツールは、「商品画像判定ツール」の機能を最大200件まで一度にできるR-Cabinetの機能です。そのため、確認したい画像が多い場合はこちらを利用すると良いでしょう。
item.csv(SKU切替え後はnormal-item.csv)を上手く活用すると効率よく確認できます。
使用方法:RMSトップ>店舗設定> 画像・動画登録>画像一括登録/削除/商品画像一括判定>商品画像一括判定依頼
フォーマットCSVをダウンロード、該当の画像URLを入力してファイルアップロード。
商品画像一括判定処理が完了したら結果をダウンロード。
商品画像判定レポート
商品画像判定レポートは、すでにRMSに登録している商品の「商品画像(1)」が商品画像ガイドラインに適合しているかを定期的にチェックし、レポートを出力するR-Cabinetの機能です。
リアルタイムで判定できる前述のツールと異なり、「データ抽出のタイミング」での判定結果である点は注意が必要ですが、自動的に画像判定が行われるため非常に便利な機能です。
使用方法:RMSトップ>店舗設定> 画像・動画登録>商品画像判定レポート
該当のファイルダウンロード。
テキスト要素カウントツール
テキスト要素カウントツールは、「商品画像(1)」においてテキスト要素が占める割合が何%なのかを簡単に算出可能な楽天が提供しているツールです。
使用方法:以下ページから免責事項など確認のうえ、ツールをダウンロード。
[商品画像登録ガイドライン] テキスト要素カウントツール
※要RMSログイン
※使用方法についてはテキスト要素カウントツール操作マニュアルをご確認ください。
楽天市場の商品画像登録ガイドライン違反をすると?
2020年9月より、商品画像登録ガイドラインは違反対象になりました。ガイドラインを守らないと以下の措置を受ける可能性があるため、注意しましょう。
- 楽天スーパーSALEサーチからの削除
- ランキングからの削除
- 広告からの削除
それぞれ楽天市場において売上を上げるために、必須となる要素です。
まとめ
今回は楽天サムネイル画像について、遵守しなければならないガイドラインについて解説しました。いかがだったでしょうか?
Amazonはこちら
・Amazon商品画像の設定方法やポイントについて解説!
ユーザーへの訴求力の要ともいえるサムネイル画像ですが、運営から違反だと見なされてしまうと、
ペナルティが与えられランキングから外されてしまうなどの罰則を受ける可能性もあります。
更にクオリティの高いものを作るためには写真撮影スキルや画像編集ソフト習得などの技術も必要となってきます。
Proteinumでは元楽天コンサルタントが在籍しており、サムネイル画像の作成代行も含め、分析~戦略立案~実行まで一気通貫してサポートするコンサルティングサービスを提供しています。
「売れるサムネイル画像を作って欲しい」「自店舗の売り上げを上げる相談をしたい」という方は、是非お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
こちらの記事が皆様のお役に立ちますと幸いです。