【徹底解説】ネットショップ開業おすすめサービス7選 | モールvs自社ECの正解(2025年版)

【徹底解説】ネットショップ開業おすすめサービス7選 | モールvs自社ECの正解(2025年版)

この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)がネットショップを開業する際のおすすめカートシステムやモールとの比較について解説します。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

慶応義塾大学を卒業後、楽天グループ株式会社に入社。ECコンサルタントとして、ショップオブザイヤー受賞店舗を含むのべ700店舗以上を支援。その後、小売業を中心に経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、EC戦略策定・実行支援など)し、株式会社Proteinum(プロテーナム)を創業。
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。
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はじめに:なぜ、9割のネットショップが開業後に苦戦するのか?

「自社商品をオンラインで販売したい」

そう考えたとき、あなたの目の前には無数の選択肢が広がっています。楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングといった巨大モールから、Shopify、BASE、STORESなどの自社EC構築サービスまで。

多くの事業者が、ネット上の「無料でおすすめ」「ランキング1位」という言葉を信じてサービスを選びます。しかし、残念なことに開業から1年以内に閉店、あるいは放置状態になってしまうショップは後を絶ちません。

その最大の原因は、「自社の事業フェーズと、選んだプラットフォームの相性が合っていないこと」にあります。

  • 「とりあえず無料で始めたが、機能が足りずリニューアル費用で数百万円かかった」
  • 「自社サイトを作ったが、集客の方法がわからずアクセスがゼロ」
  • 「モールに出店したが、手数料が高すぎて利益が残らない」

このような失敗を防ぐためには、機能や料金の比較をする前に、「戦う場所(ビジネスモデル)」「勝ち筋(戦略)」を理解する必要があります。

この記事では、モール支援と自社EC構築の両方で数多くの実績を持つ「EC支援のプロ」が、各サービスの手数料や仕様を徹底比較。さらに、売上を最大化するための「モール×自社EC ハイブリッド運用」という最適解まで、約1万文字のボリュームで完全解説します。

【この記事の対象者】

  • これから初めてネットショップを開業する個人・法人の担当者様
  • 「今のカートシステムでいいのか?」と悩み、リニューアルを検討中の経営者様
  • 「Amazonと楽天、どっちに出すべき?」「自社サイトは必要?」と迷っている方

【この記事を読んで得られること】

  1. 主要7サービス(ASP・モール)の「料金・手数料・機能」が一目でわかる
  2. 「Yahoo!ショッピング」を含む3大モールの特徴と使い分けが理解できる
  3. 最終的に目指すべき「ハイブリッド運用(モール+自社EC)」の具体的な戦略が見える

Contents

ネットショップ開業「2つの選択肢」徹底比較

ネットショップ開業「2つの選択肢」徹底比較

具体的なツールを選ぶ前に、まずは「出店形態」を決めましょう。ネットショップには大きく分けて「ショッピングモール」「自社ECサイト(ASP)」の2種類があります。

この2つは、リアルな店舗で例えると「デパートのテナント」「路面店」か、というくらい性質が異なります。

・ショッピングモール(Amazon・楽天・Yahoo!など)

巨大なプラットフォームの中に「場所」を借りて出店するスタイルです。

  • 集客の仕組み: モール自体がテレビCMやポイント還元で客を集めてくれるため、「待ち」の姿勢でもアクセスが見込めます。
  • 顧客データ: 原則としてモールの会員情報であるため、店舗側で自由にメルマガを送ったり、詳細な顧客分析をしたりすることには制限があります。

・自社ECサイト(Shopify・BASE・makeshopなど)

独自ドメイン(インターネット上の住所)を取得し、自分だけの城を築くスタイルです。

  • 集客の仕組み: 開業しただけでは、無人島に店を開いたのと同じです。Google検索(SEO)、SNS、Web広告などを駆使して、自力で集客する必要があります。
  • 顧客データ: 誰が、いつ、何を買ったか。すべてのデータが自社の資産になります。これにより、LTV(顧客生涯価値)を高める施策が打ちやすくなります。

【比較表】ショッピングモール vs 自社ECサイト

比較項目ショッピングモール自社ECサイト(ASP)
イメージ有名デパートのテナントこだわりの路面店
集客力◎ 非常に高い

モール内検索から流入がある
△ 自力が必要

SNS・広告・SEOが必須
信頼性◎ 高い

「楽天/Amazonだから買う」層がいる
△ ブランド次第

認知されるまでは怪しまれることも
初期費用高い傾向

(数万円〜数十万円)※Yahooを除く
安い

(0円〜数万円)
手数料・コスト高い

売上の8〜15%程度が相場
安い

売上の3〜5%程度
顧客リスト× 保有しにくい

モールの資産になる
◎ 自社資産になる

リピート施策が自由自在
デザイン自由度△ 制限あり

モールの規格に合わせる必要あり
◎ 高い

世界観を完全に表現可能
おすすめのフェーズ立ち上げ期・集客初心者

とにかく初速で売りたい場合
成長期・ブランド育成期

利益率を高め、ファンを作りたい場合

プロの結論:「どっちが良い」ではなく「役割」が違う

多くの記事で「手数料が安いから自社ECが良い」と書かれていますが、それは集客コスト(広告費)を計算に入れていない危険なアドバイスです。

  • 「集客をお金(手数料)で買う」のがモール
  • 「集客を汗(運用)と技術で稼ぐ」のが自社EC

このように理解してください。そして、事業を拡大させるための最終的な正解は、この両方を組み合わせることです(※詳細は後編の「ハイブリッド運用」で解説します)。

ネットショップ開業【目的・年商別】自社EC構築(ASP)おすすめ4選

ネットショップ開業【目的・年商別】自社EC構築(ASP)おすすめ4選

まずは「自社ECサイト」を作るためのサービス(ASPカート)から解説します。

▼他のカートについても代表的なカートについてYoutubeでも解説しています。▼

国内には数多くのサービスがありますが、プロの視点で選ぶべきは以下の4つに絞られます。

【比較表】おすすめ自社EC作成サービス(ASP)の仕様・料金

※プランや決済方法により変動するため、目安としてご覧ください。

サービス名ShopifymakeshopecforceBASE
ターゲット層中〜大規模・越境

年商1,000万〜億超
中〜大規模・国内

年商1,000万〜億超
単品通販・D2C

定期購入メイン
個人・小規模・副業

月商0〜100万円
初期費用無料11,000円148,000円無料
月額費用$25 USD〜

(約3,800円〜)
12,100円〜49,800円〜無料
決済手数料3.4%〜3.19%〜非公開(要見積)3.6% + 40円 + サービス利用料3%
デザイン性◎ 世界最高峰

テンプレート豊富
◯ カスタマイズ可

やや専門知識が必要
◯ LP特化

広告CVR重視
◯ シンプル

有料テンプもあり
拡張性◎ アプリで無限大◯ 機能豊富◯ マーケ機能充実△ 基本機能のみ
海外販売◎ 最強△ 外部連携が必要△ 国内向け△ 外部連携が必要

1. Shopify(ショッピファイ):世界シェアNo.1、拡張性と将来性は最強

Shopify

今、世界中で最も選ばれているプラットフォームです。「アマゾンキラー」とも呼ばれ、個人から大企業まで対応できる柔軟性が魅力です。

  • 特徴: スマホのような「アプリ」形式で、後から機能を追加できます(例:定期購入機能を入れたい、LINE連携したい、など)。
  • メリット:
    • 越境ECに強い: 多言語・多通貨対応が標準装備されており、将来的に海外へ売りたいなら一択です。
    • サーバーが最強: 秒間数万アクセスの負荷にも耐えられるため、テレビで紹介されても落ちません。
  • デメリット:
    • 英語アプリが多い: 主要アプリは日本語化されていますが、マニアックな機能は英語が必要です。
    • 日本独自の機能: 「のし設定」や「代引き」などは、日本の商習慣に特化したアプリを追加する必要があります。
  • 【プロの推奨】

年商1,000万円以上を目指すなら、最初からShopifyで構築することをおすすめします。他のカートからShopifyへの移行相談が後を絶ちませんが、移行コストは非常に高額です。最初からここを選んでおけば間違いありません。

2. makeshop(メイクショップ):日本の商習慣に完全対応した機能性

メイクショップ

GMOグループが運営する、国内流通額トップクラスのカートシステムです。

  • 特徴: とにかく「機能」が多いこと。650以上の機能が標準搭載されています。
  • メリット:
    • 手厚いサポート: 電話サポートや掲示板での質問対応が充実しており、ITに不慣れな担当者でも安心です。
    • BtoB機能: 会員ランク別の価格設定や、法人取引向けの機能が充実しています。
  • デメリット:
    • 管理画面がやや複雑で、慣れるまで時間がかかることがあります。
    • デザインのカスタマイズには独自のタグ(記述ルール)を覚える必要があります。
  • 【プロの推奨】

「海外販売は考えていない」「困ったときは電話で聞きたい」「法人相手の販売もしたい」という企業におすすめです。

3. ecforce(イーシーフォース):D2C・定期購入で「売る」ことに特化

ECフォース

「SaaS型ECカート」の中でも、特にマーケティング機能に尖ったサービスです。

  • 特徴: 化粧品や健康食品など、単品リピート通販(D2C)で爆発的な売上を作るための機能が満載です。
  • メリット:
    • 最強のCVR(購入率): LP(ランディングページ)と注文フォームが一体化した「確認画面スキップ機能」など、カゴ落ちを防ぐ仕組みが強力です。
    • 広告分析: どの広告からLTV(生涯顧客単価)が高いユーザーが来たか、精密な分析が可能です。
  • デメリット:
    • 初期費用・月額費用ともに他社より高額です。
    • 商品点数が多いアパレルや雑貨店には不向きです。
  • 【プロの推奨】

広告費を月数百万〜数千万円かけ、定期購入モデルで一気にスケールさせたいD2C企業向けです。

4. BASE(ベイス):リスクゼロで開業できるエントリーモデル

BASE

黒柳徹子さんのCMでおなじみの、誰でも30秒でショップが作れるサービスです。

  • 特徴: 初期費用・月額費用が無料。商品が売れたときだけ手数料がかかる成果報酬型です。
  • メリット:
    • リスクがない: 売上がゼロならコストもゼロ。テスト販売に最適です。
    • 操作が簡単: Instagram感覚で商品を登録できます。
  • デメリット:
    • 手数料割高: 売上が増えてくると、手数料(約6.6%+40円)がボディブローのように利益を圧迫します。月商が20〜30万円を超えたあたりで、他社の方が安くなるケースが多いです。
    • 集客機能が弱い: SEO設定(検索対策)などが簡易的です。
  • 【プロの推奨】

「まずは副業で」「趣味のハンドメイド作品を売りたい」という方にはベストな選択です。逆に、法人として本腰を入れる場合は機能不足を感じるでしょう。

【集客力重視】3大ショッピングモール徹底比較(楽天・Amazon・Yahoo!)

【集客力重視】3大ショッピングモール徹底比較(楽天・Amazon・Yahoo!)

「自社ECで集客できる自信がない……」 「まずは手っ取り早く、アクセスがある場所で売りたい」

そう考える方にとって、最強の選択肢がショッピングモールです。国内のEC市場は、実質的に「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」の3強時代と言えます。

しかし、この3つは似て非なるものです。それぞれの特徴、コスト感、そして「誰におすすめか」をプロ視点で比較しました。

【比較表】3大モールの料金・仕様・特徴

比較項目楽天市場AmazonYahoo!ショッピング
ビジネスモデル店舗型

(デパートのテナント)
出品型

(巨大スーパーの棚)
店舗型

(無料の商店街)
初期費用60,000円無料無料
月額費用19,500円〜100,000円

(プランによる)
4,900円

(大口出品)
無料
販売手数料目安8%〜12%程度

(システム利用料等含む)
8%〜15%

(カテゴリによる)
5%〜7%程度

(決済手数料+ポイント原資)
ユーザー層30〜50代女性

主婦層・ファミリー
全世代・男性強め

ビジネスマン・ガジェット好き
PayPayユーザー・SB会員

LYPプレミアム会員
強みイベント力

(スーパーSALE等)
物流(FBA)

配送まで丸投げ可
低コスト・連携

LINEとの連携が強力
難易度・手間高(運用必須)

ページ作り込み・イベント対応
低(登録のみ)

商品登録すればすぐ売れる
中(広告必須)

出店は楽だが露出には広告が必要

1. 楽天市場:圧倒的な「売る力」と「店舗ブランディング」

楽天

国内ECの王様です。「楽天スーパーSALE」や「お買い物マラソン」などのイベント時には、信じられないほどのアクセスが集中します。

  • おすすめ層: 食品、アパレル、コスメ、ギフト商品。
  • プロの評価: 「店舗(ページ)」を作り込めるため、モールの集客力を借りながらも、自社の世界観をある程度アピールできます。 ただし、出店審査が厳しく、ランニングコストも最も高いです。また、イベントごとにバナーを張り替えたりメルマガを送ったりと、「泥臭い運用」をしないと売れません。ここを代行会社(弊社のようなパートナー)に任せる企業が多いのはそのためです。

2. Amazon:物流まで丸投げできる「FBA」が最強

Amazon

Amazonは「店」ではなく「商品」を出品する場所です。1つの商品ページに複数の出品者が相乗りする形になります。

  • おすすめ層: 家電、ガジェット、日用品、型番商品(どこで買っても同じもの)。
  • プロの評価: 最大の特徴は「FBA(フルフィルメント by Amazon)」です。商品をAmazonの倉庫に送るだけで、梱包・配送・カスタマーサポートまで全てAmazonが代行してくれます。 「少人数で運営したい」「配送業務をなくしたい」という場合には最強の選択肢です。一方で、ショップの個性は消えるため、リピーター(ファン)にはなりにくい傾向があります。

3. Yahoo!ショッピング:固定費無料&LINE連携で急成長

Yahooショッピング

初期費用と月額システム利用料が「無料」という衝撃的な設定で店舗数を増やしています。

  • おすすめ層: PayPayユーザーを狙いたい企業、まずは固定費を抑えてモールに挑戦したい方。
  • プロの評価: 「無料ならとりあえず出そう」と思いがちですが、注意が必要です。出店数が爆発的に多いため、ただ商品を置いただけでは埋もれてしまいます。 結果として、検索上位に表示させるための「PRオプション(広告費)」を支払う必要があり、実質的な手数料は楽天と変わらないケースもあります。しかし、LINE公式アカウントとの連携機能などが強化されており、CRM(顧客管理)のしやすさはモールの中で随一です。

ネットショップ開業後に売上の天井を突破する!「モール×自社EC」ハイブリッド運用のすすめ

ネットショップ開業後に売上の天井を突破する!「モール×自社EC」ハイブリッド運用のすすめ

ここまで各サービスを比較してきましたが、私たちプロが出す最終的な結論をお伝えします。

「モールか、自社ECか」で悩むのはやめましょう。正解は「両方やる」です。

ネットショップで年商1億円以上を売り上げている企業の多くは、以下の「ハイブリッド戦略」を実践しています。

・黄金の「勝ちパターン」ロードマップ

  1. フェーズ1:自社ECで認知を稼ぐ(0〜1年目)
    • まずはブランド認知の強化のために自社ECを立ち上げる。
    • SEO/SNS/広告で露出を増やし、「このブランド見たことある」という状態を作る。
    • 自然検索で「ブランド名」が検索される比率をあげていく。
  2. フェーズ2:モール出店で指名検索から売上拡大(2年目〜)
    • 様々なチャネルで商品を知ったお客様の一部は、モールで「ブランド名」を指名検索。
    • モールでの受け皿として各種モールに出店し、お客様の取りこぼしを防ぐ。
    • モールでは価格を自社より下げて価格で購入を促し、自社ECはポイントなどで顧客化を狙う。
  3. フェーズ3:顧客のファン化・資産化(3年目〜)
    • 自社ECで購入してくれたお客様は、完全に「自社の顧客リスト」になる。
    • LINEやメルマガで直接アプローチし、新作の案内や定期購入への誘導を行う。
    • 手数料のかからない自社ECの売上比率を徐々に高めながら、売上のキャップを取りに行く。

・ハイブリッド運用の注意点

「両方やるなんて、手間が2倍になるのでは?」 その通りです。在庫管理がバラバラだと、「楽天で売れたのにAmazonの在庫を消し忘れて、売り越し(欠品)してしまった」というトラブルが起きます。

そのため、ハイブリッド運用をする際は、「ネクストエンジン」や「クロスモール」といった『一元管理システム』の導入が必須です。 (※弊社では、こうしたバックヤードのシステム選定から導入サポートまで行っています)

ネットショップ開業でここが重要!「9割が失敗する」3つの落とし穴

ネットショップ開業でここが重要!「9割が失敗する」3つの落とし穴

どれほど良いツールを選んでも、考え方を間違えれば失敗します。競合サイトには書かれていない、「現場のリアルな落とし穴」をお伝えします。

▼自社のネットショップの失敗理由を以下Youtubeでも開設しています。▼

1. 開業予算を「制作」に全振りしてしまう

これが最も多い失敗です。例えば予算が300万円あるとして、250万円かけてこだわりのサイトを作ってしまうケースです。 ネットショップは「予算の配分は、制作3割:集客7割」が鉄則です。 どれほど立派な店舗を作っても、広告費やSNS運用の予算が残っていないと、誰にも知られないまま「開店休業」状態になります。

2. 「無料だから」でカートを選び、後から移行地獄に

「最初は無料のBASEでいいや」と始め、売上が伸びてからShopifyへ移行しようとするパターンです。 カートシステムの移行(引っ越し)は、商品データ、会員情報、購入履歴、SEO評価の移管など、非常に複雑で専門知識が必要です。 もし、あなたが「3年後に年商3,000万円以上を目指す」といった明確な目標があるなら、最初からそれに対応できる拡張性の高いカート(Shopify等)を選んだ方が、トータルコストは圧倒的に安くなります。

3. 自社ECを「陸の孤島」にしてしまう

自社ECサイトは、砂漠の真ん中にお店を建てるようなものです。 待っていてもお客様は来ません。Google検索(SEO)、Instagram広告、インフルエンサー活用、YouTube……これらを駆使して、自力でお客様を連れてくる「マーケティングスキル」が必要です。

逆に言えば、「きれいなサイトを作るだけの制作会社」ではなく、「売るための集客まで支援できるパートナー」を選べるかどうかが、成功の鍵を握っています。

失敗しないネットショップ開業の5ステップ

失敗しないネットショップ開業の5ステップ

最後に、実際に開業するまでの流れを整理します。

  1. コンセプト設計(最重要)
    • 「誰に」「何を」「どう」売るか(USPの策定)。ここがブレると、どのプラットフォームを選んでも売れません。
  2. プラットフォーム選定
    • 本記事を参考に、モールか自社EC(あるいは両方)を決定します。
  3. 決済・配送の準備
    • クレジットカード審査(約1ヶ月かかります)や、配送業者との契約を進めます。
  4. サイト構築・デザイン
    • 信頼されるトップページ、商品ページを作ります。
    • ※自社ECの場合、テンプレートをそのまま使うのではなく、プロにカスタマイズを依頼することで信頼性がグッと上がります。
  5. 集客準備・開業
    • サイト公開と同時に、SNSや広告で認知を広げます。プレスリリースの配信も有効です。

まとめ:迷ったら「自社の強み」と「将来像」で選ぼう

ネットショップ開業サービス選びに、万能な正解はありません。

  • 「商品力には自信があるが、集客は自信がない」 👉 楽天市場 / Amazon でスタート
  • 「固定費をかけずに、まずはテスト販売したい」 👉 Yahoo!ショッピング / BASE でスタート
  • 「ブランドの世界観を大事にし、将来は資産化したい」 👉 Shopify / futureshop でスタート

そして、ビジネスを最大化させるゴールは、それぞれの強みを活かした「モールと自社ECのハイブリッド運用」です。

「自分たちだけで選べない」と悩んでいる担当者様へ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。 「理屈はわかったけれど、自社の場合どうすればいいかわからない」 「モールと自社EC、両方のノウハウがある会社に相談したい」

そのようにお感じであれば、ぜひ一度弊社の無料相談をご利用ください。

私たちは単なる「制作会社」ではありません。 楽天・Amazonの運用代行で培った「売るノウハウ」と、Shopify構築などの「作る技術」の両方を持つ、EC事業のグロースパートナーです。

  • 貴社に最適なプラットフォームの選定
  • 損をしない料金プランのシミュレーション
  • 開業後の集客ロードマップの作成

これらを、貴社の事業フェーズに合わせてオーダーメイドでご提案します。 まずは「今の悩み」をそのままお聞かせください。

「アクセス数はあるのに売上が伸びない」「広告費ばかりかさんで利益が出ない」「何から改善すればいいか分からない」「やりたいことはあるが手が回らず困っている」

こんなお悩みはありませんか?
弊社では、EC事業のプロフェッショナルが貴社の店舗・サイトを分析し、売上アップのための具体的な改善ポイントをご提案する「EC無料診断」を実施しています!

毎月5社様限定とさせていただいておりますので、枠が埋まってしまう前に、まずはお気軽にご相談ください。

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