ネクストエンジン(NEXT ENGINE)とは?機能や料金、導入のメリットについて解説!

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我々はECにおける総合的な売上向上サービスを展開しています。
楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。

ネクストエンジンとは

ネクストエンジンとは、複数のモール管理を一元化できる受注管理システムです。
はじめにネクストエンジンの運営企業情報や、導入することによって現在の作業がどのように効率化できるのかについてご紹介します。

ネットショップを複数運営する「Hamee株式会社」が2007年に稼働を開始し、2008年に外部提供を始めました。
実際にネットショップを運営している目線でシステム開発を行い、業務効率化のアイデアや使用者目線の操作性を反映しました。2021年4月末の時点で契約社数4,500社以上、利用店舗数36,000店以上に導入され、ネスレ日本株式会社、日本食研ホールディングス株式会社など多くの企業も導入しています。

ネクストエンジンの特徴

楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど大手のモールをはじめ、Make Shop、カラーミーショップなど多くのカートと標準連携しています。アプリやプラグインなどの拡張機能でヤフオク!やeBayなどのモールやカートと連携することも可能です。複数のモール、カートの情報や管理を一元化できるだけではなく、店舗ごとの売上・粗利分析や複数ユーザーでの操作などもできます。

ECを運営する過程で生まれたサービス

実際にネットショップを運営している過程で生まれたため、ユーザーの声に寄り添ったサービスです。

アプリでカスタマイズ可能

カスタマイズ性が高く、変化にも対応ができます。
アプリで機能を追加することができます。

ネクストエンジンを導入するメリット

複数のモールやカートの情報・管理を一元化することによって、どのようなメリットが生まれるのか、具体的な作業例を参考にしてご紹介します。

ネットショップの立ち上げが簡単に

運営しているモールやサイトの売上が一定額あると、受注対応、商品登録、在庫管理に追われ、人手を取られてしまうという場合があります。各ショップごとに作業が必要になるため、販売チャンスはあるのに人員不足の問題で店舗が増やせないというパターンです。しかし、ネクストエンジンを導入すれば一元管理が可能になるので、ショップごとのログインは必要ありません。新たな人員や作業時間を確保する必要がなく、新しいネットショップの立ち上げができるようになります。

複数モールを一元管理

複数のモールやサイトを運営していると、在庫管理の作業は各サイトで行う必要があります。しかし、ネクストエンジンを導入すれば、各サイトの在庫が24時間365日連携され、自動で反映されるようになります。キャンセルや返品による在庫変動にも対応可能です。各サイトでの入力作業の手間が省けるだけではなく、在庫管理ミスによる販売機会の損失も防げるようになります。

EC運営に必要な機能が充実

ネクストエンジンには発注自動計算、発注書作成、発注残数の確認、仕入れ先管理、入庫処理など発注や仕入れに必要な便利な機能が入っています。また、分析機能が使えるのも魅力の一つです。店舗ごとの売上や粗利分析だけでなく、キャンセル商品、送料、ポイント、手数料など、EC運営を行う上で重要な指標を分析する機能もあります。

受注・出荷指示業務の効率化と自動化

ネクストエンジンを導入することで、発注、仕入れ、分析などの業務も効率化することができます。
また、在庫数に応じて発注数を自動計算することが可能です。発注した商品の仕入れ処理を行うとECサイトの在庫数も自動連係します。

ネクストエンジンを導入するデメリット

多機能でサポート体制も万全のネクストエンジンですが、以下のような点には注意が必要です。

  • 在庫確認は、入出庫情報によるシステム上での在庫=理論在庫のため、リアルタイムでの在庫=実在庫の確認はできない。
  • 受注件数が400件を超えた場合は、料金がかさむ。
  • 多機能でサポート体制もしっかりしているが、システムが苦手な人には使いこなすまでに時間がかかる可能性も。

以上の詳細は後述しますが、内容を踏まえて自社の業務内容や課題やコストと合っているか、使いこなせるかをしっかり検討しましょう。

ネクストエンジンの機能一覧

では、ネクストエンジンにはどのような機能があるのか具体的に紹介します。

受注管理

複数のネットショップの注文をまとめて管理し、確認作業の手間とミスを削減できます。

注文受付
複数のネットショップの注文を自動的に取り込めます。対応モール・カート数は業界最大級です。

受注処理
出荷ができる状態になった注文を順次出荷指示を送ることが可能です。

お届け
顧客への発送方法や追跡番号をメールで自動的に通知できます。

在庫管理

EC店舗間の在庫数を24時間365日、自動で連携が可能です。

店舗間の在庫数を自動で更新
各店舗の在庫数を常に最新状態でキープが可能で、販売機会の損失を防止します。

在庫変動の履歴を一元管理
キャンセルや返品、イレギュラー対応などの在庫変動もまとめて管理が可能で、全ての履歴を一覧で確認できます。

倉庫の在庫と連携
倉庫へ商品が入庫されると、ネクストエンジンの在庫数に自動反映し、そのまま各店舗の在庫も自動連携できます。

発注・仕入を管理
発注数の計算・発注書の作成・仕入処理・発注残の管理など、発注・仕入に関わる作業も効率化できます。

商品登録

各店舗へ効率良く商品登録できるので、商品登録作業の負担を大幅に軽減することができます。

複数店舗へ商品を一括登録が可能
各店舗の各管理画面で行っている商品登録作業を一括登録できるので、新店舗への多店舗展開もスムーズになります。

既存商品ページの情報を更新
セール時などに商品名や説明文を変更もスピーディに修正・更新することが可能になります。

商品画像一元管理
画像パスを管理でき、EC店舗へ画像を直接アップロードすることも可能になります。

アプリ

アプリを使って自由にカスタマイズが可能です。より効率よくEC店舗を運営することができます。

また、APIを公開しているので、利用中のツール・サービスとネクストエンジンを連携したり、新しいオリジナルアプリを開発することも可能になります。

上記の他にも、さまざまなアプリがあるので、詳しくは公式サイトを確認しましょう。

他のシステムとの連携

決済システム
NPコネクトPROやNP後払いなどの決済システムや楽天市場(楽天ペイ)、Yahoo!ショッピングなどモール側の決済処理に対応しています。

送り状発行システム
佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便など主要な送り状発行システムに対応しています。

POSシステム
各POSシステムとアプリで連携。対応POS・販管システムは公式サイトに記載しています。

倉庫WMS
全ての倉庫・WMSとの連携が可能で、アプリによる自動連携が可能な倉庫の場合、出荷業務を完全自動化することも可能です。

基幹システム
利用中の基幹システムと連携可能です。連携方法は、CSVデータで連携またはアプリで連携の2種類があります。

分析

店舗ごとの売上や粗利分析や、キャンセル商品・送料・ポイント・手数料など、EC視点での多角的な分析機能を搭載。

複数人での利用

複数のユーザーを追加することが可能。ユーザーごとの権限設定や操作履歴の閲覧も。

ネクストエンジンに対応しているショップ・モール

ネクストエンジンに対応しているショップ・モールや、導入手順などを紹介します。

連携対応モール一覧

ネクストエンジンは、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなどの大手モールをはじめ、多数のショップ・モールと標準連携しています。

標準連携対応モール一覧

標準連携ショップの一覧

アプリやプラグイン*など拡張機能で連携可能なモール・カート一覧

※標準連携・アプリ連携をしていないショップ・モールでも、ネクストエンジンが指定する「汎用形式」にショップ・モールをカスタマイズすることで連携が可能になります。

ネクストエンジンの料金

気になるネクストエンジンの料金プランは、こちらです。

初期費用 無料

・基本料金(受注件数400件まで)月額10,000円
基本料金には、受注件数400件までが含まれ、受注件数が400件を超えた場合にのみ、利用した受注件数に応じた以下の従量課金が発生します。

・従量課金制(下図参照)

※2021年9月時点。

・年間保守費用15,000円(税別)
契約から1年経過時より、毎年契約月に前年分の年間保守費用が発生します。

運営店舗数や商品点数による追加費用は必要ありません。
※有料アプリを利用されている場合はアプリごとの利用料金がかかります。


ネクストエンジンの導入にあたる注意点

機能が高度なため、システム操作が難しい

ネクストエンジンには様々な機能がある反面、操作が難しいです。
使いこなすまでにはある程度時間がかかることが予想されます。
操作サポート付きの30日間無料体験があるため、事前に操作に慣れておくことが必要でしょう。


年間費用がかかる

月額、最低でも1万円の費用がかかります。
従量課金制なので、受注件数に比例して費用が増すため注意が必要です。
ある程度年間売り上げ金額に目処がつく方には、管理の一元化や効率化に優れているため、導入することをおすすめします。


ネクストエンジン導入の手順

ネクストエンジンの始め方

それでは、ネクストエンジン導入の流れを解説します。

①30日間無料体験を申し込む

無料体験を申し込むと、ネクストエンジンIDが発行され、登録アドレスにログイン情報を自動送信します。

②無料体験スタート

無料体験中も、機能・サポートに制限はありません。

③本契約の手続き

引き続き利用する場合は、無料体験期間中に契約をします。

使い方やマニュアルは公式サイトの利用ガイドページに「マニュアルメイン機能」「マニュアルアプリ」が用意されています。また、無料体験専用窓口での設定や運用サポートがあり、契約後と同様のサポートを利用できます。


デモ体験から始める

さらにネクストエンジンでは、気軽に試せる以下のようなデモ体験が用意されています。

・他社比較検討中の方向けデモ体験

・機能ごと試したい人向けのデモ体験
受注デモ体験、在庫連携デモ体験、ページ掲載(商品登録)

デモ体験は「サンプルデータ付き30日間無料体験」になります。
デモ体験と無料体験で機能やサポートなどに違いはなく、デモ体験とは別に、30日間無料体験を利用することが可能です。

まとめ

自社ECサイトのみならず、大手ECサイトなどモールの複数登録をしている店舗や企業は多いです。
しかし、出店数が多いほど商品登録などの作業が増え、受発注作業は各システムで行わなければなりません。
各モールに出店した情報を一元化できるネクストエンジンを導入すれば、少ない人数で簡単に管理することが可能になります。
業務効率化・人件費削減を実現できる『ネクストエンジン』を、是非導入してみてはいかがでしょうか。

その他知っておくと便利なECの管理システムについて、下記記事でまとめていますので読んでみてください。

https://proteinum.co.jp/blog/%e3%81%9d%e3%81%ae%e4%bb%96%e3%83%8e%e3%82%a6%e3%83%8f%e3%82%a6/%e5%8f%97%e6%b3%a8%e7%ae%a1%e7%90%86%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0%e3%81%ae%e7%b4%b9%e4%bb%8b/

Writer渡邊 嵩大

株式会社Proteinum 取締役

楽天市場に入社し、広告企画販促部で広告の企画および販促を担当。コンサル会社に転職後、大手通信事業者の新規事業(EC)の立ち上げ、大手化粧品メーカーのブランド戦略、外資系生保の営業戦略などに携わる。あるときECの可能性を再確認し、プロテーナムに参画。ECの上流設計をメインにしつつ、D2C事業にも携わる。ベンチプレス120kgを目指し、日々自分の限界に挑んでいる。

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