【徹底解説】自社ECにおすすめの決済方法は?クレカ・Amazon Pay・後払い・楽天ペイ・PayPayを徹底比較
ネットショップや自社ECサイトを運営していると、多くの担当者が「どうすれば売上を伸ばせるのか」という課題に直面します。
商品力や集客施策、SEO対策など改善できる要素は多岐にわたりますが、意外と見落とされがちなのが「決済方法」です。
この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が自社ECの決済方法について解説します。
この記事の対象となる方
- 商品力や集客には自信があるが、最終的な購入率(CVR)が上がらないと課題を感じている方
- ユーザーが商品をカートに入れた後、決済画面で離脱してしまう原因を知りたい方
- クレジットカード以外に、Amazon PayやPayPayなど何種類導入するのが最適か判断基準が欲しい方
この記事を読むメリット
- 単なるインフラではなく、カゴ落ちを防ぎ売上を最大化するための「武器」としての活用法がわかる
- クレジットカード、Amazon Pay、後払い、楽天ペイ、PayPayのそれぞれの特徴が整理されているため、自社に合う・合わないがすぐ判断できる
- 実例に基づいた知見を得ることで、導入後の効果をイメージしやすくなる

株式会社Proteinum 代表取締役
プロテーナムでは、楽天、amazon、自社EC、Yahoo!ショッピングを中心に、データに基づく圧倒的な成果にこだわった支援を行っている。ナショナルブランドを中心に累計1,000社以上の支援と年間広告費10億円以上の運用実績を持ち、独自のEC運用支援システム「ECPRO」も提供している。
Contents
決済方法が売上に直結する理由

決済はユーザーが購入を完了する最後のステップ。希望する支払い方法がなければ、その時点で離脱=カゴ落ちが発生します。
実際の調査でも、購入をやめた理由の上位に「希望の支払い方法がなかった」 が挙げられており、決済の選択肢は売上に直結する重要な要素です。
- カゴ落ちの防止: ユーザーの約7割が「希望の支払い方法がない」ことを理由に購入を断念するという調査結果もあり、選択肢を広げることが離脱防止に直結します。
- 利便性と信頼性の向上: 入力の手間が少ない決済や、聞き馴染みのあるブランド決済は、ユーザーに安心感を与え購入率を高めます。
- 幅広い顧客層の獲得: クレジットカードを持たない若年層や、ポイントを貯めたい特定の経済圏ユーザーなど、多様なニーズに応えることができます。
クレジットカード決済
クレジットカード決済は、日本のEC市場において利用率が約79.1%に達しており、自社ECサイトには欠かせない最優先の決済手段です。
メリット
- 圧倒的な普及率: 全ての年代で最も利用されており、幅広いターゲットに対応可能です。
- 高額商品の販売に強い: 分割払いやリボ払いが選択できるため、家電や家具などの単価が高い商材でも購入のハードルを下げられます。
- キャッシュフローの安定: 代金はカード会社が保証するため、未入金のリスクがなく、入金サイクルも安定します。
- ポイント還元: 消費者はカード利用によるポイント付与を好むため、リピート購入の動機付けになります。
デメリット
導入にあたっては、コスト面やセキュリティ面のリスク管理も重要です。
- 決済手数料の発生: 売上の3〜5%前後が手数料として差し引かれるため、利益率を考慮した価格設計が必要です。
- 不正利用・チャージバックリスク: なりすまし注文等でカード保有者が支払いを拒絶した場合、商品は発送済みでも売上が没収される「チャージバック」のリスクがあります。
- セキュリティ対策の義務化: 3Dセキュア2.0の導入など、常に最新のセキュリティ基準(クレジットカード・セキュリティガイドライン)への対応が求められます。
- 導入審査: サイトの内容や取り扱い商材によっては審査が厳しく、導入までに時間がかかる場合があります。
Amazon Pay
Amazonアカウントに登録されている住所やカード情報を利用して、最短数クリックで購入を完了できる決済方法です。
メリット
- 圧倒的なカゴ落ち改善効果: 面倒な住所入力や新規会員登録をスキップできるため、スマートフォンユーザーの購入率が大幅に向上します。
- Amazonブランドの信頼性: 初めて利用するショップでも「Amazon経由なら安心」という心理的ハードルを下げ、新規顧客の獲得に寄与します。
デメリット
- Amazon非利用者には不向き: Amazonアカウントを持っていないユーザーにはメリットがなく、別途通常のフォーム入力が必要になります。
- 手数料の設定: 決済手数料がクレジットカード決済よりもやや高めに設定されている場合があります。
後払い決済(BNPL)
商品を確認してから代金を支払う仕組みで、特に若年層やクレジットカード利用に抵抗がある層に人気です。
メリット
- クレカ未保有層の取り込み: クレジットカードを持たない10代〜20代や、カード情報の入力を避けたい層の需要をカバーできます。
- 購入単価の向上: 手元に現金がなくても今すぐ注文できるため、アパレルやコスメ等の商材でついで買いを促進し、客単価を高める効果があります。
デメリット
- 手数料負担が大きい: クレジットカード決済と比較して、4〜5%以上の高い手数料率が設定されることが多いです。
- 未回収リスクの管理: 決済会社が代金を保証するプランもありますが、その分コストが上がるなどの条件が付く場合があります
楽天ペイ
楽天会員が普段使っているIDで決済ができ、楽天ポイントの利用・付与が可能な決済手段です。
メリット
- 楽天経済圏ユーザーの集客: 数千万人規模の楽天会員に対して、ポイントが貯まる・使えるという強力なインセンティブを提供できます。
- リピート率の向上: 楽天ポイントを貯めているユーザーは継続的に利用する傾向が強く、固定客の獲得に有利です。
デメリット
- 非会員への訴求力不足: 楽天を普段利用しない層にとっては導入のメリットが薄くなります。
- ブランド依存: 楽天のシステムやキャンペーン施策の影響を強く受ける可能性があります。
PayPay
5,000万人以上の利用者がいる国内最大級のQRコード決済サービスです。
メリット
- モバイルユーザーへの強さ: スマートフォンアプリでの支払いに慣れた若年層〜子育て世代の獲得に非常に効果的です。
- 大規模キャンペーンの恩恵: PayPayが実施する還元キャンペーン期間中には、ショップ側でも大きな集客・売上アップが期待できます。
デメリット
- 高額決済への制限: 1回あたりの決済金額に上限があるため、高級家具などの高額商材には向きません。
- 導入コスト: 一部のカートシステムでは、連携のために追加の開発費用が発生する場合があります。
決済方法を徹底比較:どれが最適か?

| 決済方法 | 利用率 | 手数料 | 売上効果 | おすすめEC規模 |
| クレジットカード | ◎(最も普及) | 中(3〜5%) | ◎(必須導入) | すべてのEC |
| Amazon Pay | ○(拡大中) | 中〜高 | ◎(カゴ落ち改善) | 中規模・スタートアップ |
| 後払い決済 | △(一部人気) | 高 | ○(新規獲得・単価UP) | 若年層ターゲット、小物商材 |
| 楽天ペイ | ○(楽天会員層) | 中〜高 | ◎(ポイント施策強力) | 楽天利用者が多いEC |
| PayPay | ◎(普及率高) | 中〜高 | ○(モバイル世代獲得) | 若年層・スマホ比率高いEC |
👉 結論:
- 必須:クレジットカード
- 売上改善に有効:Amazon Pay、楽天ペイ、PayPay
- 新規顧客層獲得に強い:後払い
売上を最大化する「商材×ターゲット」別・決済導入戦略

ECサイトの成約率(CVR)を左右する最後の鍵は「決済手段の選択」です。
「クレジットカードがあれば十分」と思われがちですが、商材の特性やターゲット層のライフスタイルによって、求められる決済手段は大きく異なります。せっかくカートに商品を入れたユーザーが、希望の決済方法がないために購入を諦める「カゴ落ち」は、売上の機会損失として最も避けるべき事態です。
この章では、15の商材カテゴリーと8つの顧客属性のデータを掛け合わせ、戦略的に導入すべき決済手段を統合しました。自社の強みを活かし、ターゲットに寄り添った決済環境を整えるための参考にしてください。。
| 決済手段 | おすすめのターゲット属性 | 相性の良い商材カテゴリー | 導入すべき戦略的理由(根拠) |
| クレジットカード | 全世代(特に20代~40代男性/30代後半~40代女性)、外国人 | ほぼ全商材(特に金融、デジタル、家電) | 利便性が最も高く、デジタルコンテンツや高単価商材では必須の決済手段です。 |
| コンビニ決済 | 若年層、中高年(50代以上) | 食品、書籍、事務用品、旅行、チケット | カードを持たない若年層や、現金派の中高年層のニーズを確実に拾うことができます。 |
| 後払い決済 | 女性層(20代~40代後半)、全世代 | 化粧品、医薬品、衣類、食品 | 「実物を見てから支払いたい」女性層に強く、物販系商材での離脱防止に極めて有効です。 |
| キャリア決済 | 若年層、女性全般 | デジタルコンテンツ、チケット、衣料雑貨 | スマホ1つで完結するため、スマホ利用率の高い若年層や女性の少額決済に向いています。 |
| 銀行振込(口座振替) | 中高年(50代以上) | 公共料金、金融、自動車、旅行 | 信頼性を重視する層や、高額決済、定期支払いが発生するサービスに適しています。 |
| 代引き | 高齢層、若年層 | 食品、生活家電、書籍、事務用品 | ネット決済に不安がある層や、商品受取時の支払いを好む層に根強い需要があります。 |
| iD・QRコード決済 | 20代~40代男性層、外国人 | 飲食、理美容、デジタル、コンビニ関連 | ITリテラシーの高い男性層や、インバウンド需要(外国人観光客)の取り込みに不可欠です。 |
決済方法で売上アップを狙う実践ポイント

- カゴ落ち率改善:入力フォーム簡略化、ゲスト購入導入
- セキュリティ強化:SSL・3Dセキュアで安心感提供
- 顧客層別導入:20代=PayPay・後払い、30代以上=クレカ・Amazon Pay・楽天ペイ
- ポイント経済圏活用:楽天ポイント・PayPayポイントでリピート促進
自社ECの売上改善には「決済戦略+運営支援」がカギ

決済導入はスタート地点に過ぎません。
広告・SEO・運営代行と組み合わせて、初めて 売上最大化 が可能です。
弊社(Proteinum)は、楽天・Yahooショッピング・Amazonなどモール型から自社ECまで 100社以上の運営代行・コンサル実績 を持ちます。
決済導入だけでなく、集客・リピート戦略まで一気通貫でサポート いたします。
成功事例
- クレカ+Amazon Pay導入 → カゴ落ち率15%改善、売上20%増
- 後払い導入 → 平均購入単価1.4倍に上昇
- 楽天ペイ導入 → 楽天会員からの流入増で新規顧客比率アップ
- PayPay導入 → モバイル比率が高い商材で売上が1.3倍に拡大
プロに聞く!自社ECの失敗談
自社ECサイトの決済方法に関するよくある質問
自社ECには何種類の決済を導入すべきですか?
基本は「クレジットカード+Amazon Pay」が最適。楽天ユーザーが多ければ「楽天ペイ」、若年層が多ければ「PayPay」「後払い」を追加するのがおすすめです。
手数料が高い決済を導入するメリットはありますか?
はい。導入により売上が増えれば手数料は十分に吸収できます。カゴ落ち改善や新規顧客獲得効果を考慮するとプラスになります。
PayPay決済は高額商品にも使えますか?
上限があるため高額商品の決済には不向きです。日用品やファッション、デジタルコンテンツなど中低単価商材との相性が良いです。
楽天ペイとAmazon Pay、どちらを選ぶべきですか?
顧客層によります。楽天会員層が多い場合は楽天ペイ、幅広いユーザーを狙うならAmazon Payを優先しましょう。
まとめ:自社ECに最適な決済方法を導入し、売上改善を実現しよう
- クレジットカードは必須
- Amazon Payはカゴ落ち改善に有効
- 後払いは新規顧客獲得に強い
- 楽天ペイは楽天経済圏を活かせる
- PayPayは若年層・モバイル世代獲得に効果的
👉 自社ECでは、顧客層や商材に合わせて 複数決済を組み合わせる戦略 が売上改善につながります。
さらに、運営代行やECコンサルティングを活用することで、持続的な成長を実現できます。
「アクセス数はあるのに売上が伸びない」「広告費ばかりかさんで利益が出ない」「何から改善すればいいか分からない」「やりたいことはあるが手が回らず困っている」
こんなお悩みはありませんか?
弊社では、EC事業のプロフェッショナルが貴社の店舗・サイトを分析し、売上アップのための具体的な改善ポイントをご提案する「EC無料診断」を実施しています!
毎月5社様限定とさせていただいておりますので、枠が埋まってしまう前に、まずはお気軽にご相談ください。
▼弊社のECコンサル/運営代行については以下で詳しく説明しておりますので、ぜひご覧ください▼
詳細はお気軽にお問い合わせください!

