ECサイト構築の仕方!基本的な構築手順・費用相場について

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我々はECにおける総合的な売上向上サービスを展開しています。
楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。

1.ECサイトの構築手法とは?それぞれの機能とメリット・デメリット!

1.ECサイト構築サービス(ASP/クラウドサービス)

ECサイトとは、ネットショップ・ネットオークションサイト、コンテンツ配信サイト、オンライントレードのサイトなどのことをいいます。

1.ASP

ASPとは、「Application Service Provider」の略称で、独自ドメイン(URL)を取得してECサイトを構築・運営するサービスのこといいます。

ASPのメリットは、開発コスト・ランニングコストの削減ができ、すぐに導入可能なところです。
ASPのデメリットは、仕様やデザインの柔軟性が低いことと安定したネットワーク環境が必要なところです。

2.クラウドサービス

クラウドサービス(クラウド・コンピューティング)とは、コンピューティングリソースや、アプリケーション、ソフトウェアをネットワーク経由で利用するサービスのことをいいます。
ASPと比べるとASPは「なにをサービスとして提供しているのか」を表し、クラウドはその技術や提供方法などを意味する言葉ですので、違いはあまりないのかもしれません。

2.ECモール(楽天/Yahoo!/Amazon)

ECモールとは、「Amazon」や「楽天市場」のような、ECサイト上に多くの事業者が出品・出店しているインターネット上のショッピングモール型ECサイトのことをいいます。

ECモールのメリットは、独自のECサイトを構築するよりも知名度があるため、集客力がずば抜けている点です。初出店の場合でも、一定の売り上げが見込めるので初心者にはおすすめです。
また、ECモールごとにコールセンターが設けられており、不慣れな方でも安心して利用することが可能です!
ECモールのデメリットは、サイト自体の仕様やデザインは同じですのでデザイン面での柔軟性が低いといえます。また、似通った店舗が多く存在し、マーケティング施策を立てなければ売上見込みは低いといえます。

3.オープンソース

オープンソース(OSS)とは、ソフトウェアを構成しているプログラム「ソースコード」を、無料で一般公開することで誰でも利用できるソフトウェアのことをいいます。自由に利用可能で、改変、再配布ができます。

オープンソースのメリットは、無料で利用可能な点です。また全体に公開されている為、不正なコードやプログラムの脆弱性等が多くの人の目に触れるので常にアップデートであることから、信頼性と安定性があります。
オープンソースのデメリットは、様々な注意点が存在することです。

オープンソース利用にあたっての注意点は以下です。

  • 利用するためにはある程度のプログラミングの知識・技術が必要
  • バグや脆弱性の保証が無いので、対応を独自で行わなければならない
  • 有償サポートの手当ての必要性がある場合も有りうる
  • マニュアルが用意されているとは限らない
  • ライセンスの条件を満たしていない場合は法的に著作権違反になる

4.ECパッケージ

ECパッケージとは、プラットフォームの中の一つでECサイトの運営に必要なさまざまな機能があらかじめパッケージングされたショッピングカートシステムのことをいいます。

ECパッケージのメリットは、商品管理や在庫管理などの機能が元々組み込まれているので、自社のサーバーにECパッケージをインストールすれば、すぐにサイトを開設することが可能です。また、拡張性が高く柔軟にデザインなどのカスタマイズができます。
ECパッケージのデメリットは、開発コスト・ランニングコストがかかることと、ECサイトのデザインはトレンドやユーザーのニーズが移り変わり陳腐化してしまう可能性があります。

5.フルスクラッチ

フルスクラッチとは、システム構築においてシステムをゼロから独自に作り上げることをいいます。フルオーダーメイドのシステムを作るということです。

フルスクラッチのメリットは、フルオーダーメイドなので、最適なシステムを自由自在に構築することが可能な点です。
フルスクラッチのデメリットは、膨大な時間とコストがかかることといえます。また高いスキルが必要です。

6.SNS(Facebook/Instagram)

SNSとは、無料で登録でき個人同士が繋がれる場所を提供しているサービスのことをいいます。
代表的なものでいいますとFacebook、Twitter、Instagram、TikTokなどが挙げられます。

SNSのメリットは、無料で利用でき情報の発信・共有・収集が可能な点です。
SNSのデメリットは、安易な個人情報の公開により、本来知られたくない情報を不特定多数の人に知られてしまうという危険性がある点です。

ECサイトにおけるSNSの活用方法については、下記記事にて詳しく説明しているので参考にしてください。

https://proteinum.co.jp/%e3%81%9d%e3%81%ae%e4%bb%96%e3%83%8e%e3%82%a6%e3%83%8f%e3%82%a6/ec%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8bsns%e3%81%ae%e6%b4%bb%e7%94%a8%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

2.ECサイト構築にかかる費用相場について

ECサイト構築の費用は、ピンキリで規模や構築するものによって大きく異なります。
前述している構築手法の費用相場は以下の表を参考ください。

3.ECサイト構築にかかる期間について

ECサイトの構築にかかる期間は、選定する構築手法によりけりです。
前述している構築手法の構築期間は以下を参考ください。

4.ECサイト構築手順について

それでは、ざっくりとECサイト構築の手順をお話ししていきます。

1.コンセプトの定義

「どのようなサイトを構築するのか」を明確化した上で、コンセプトからECサイトの構築手法や機能を決定。

2.サイトに必要な機能の洗い出し

機能によっては、構築手法選定に影響するため、最低限な機能と欲しい機能を洗い出します。

3.コスト・構築期間の目安を決定

初期構築にかかる費用の他に、月額の費用も必要なものもあるため事前に確認しておきましょう。
また、構築期間は最低でも3ヶ月は必要です。事前にしっかりスケジュールを組みましょう。

4.構築手法の決定

事前に洗い出した情報をもとに、構築手法を選定しましょう。構築手法によっては、機能やデザインが制限されてしまうものもあり、ここで適した手法の選定がとても重要です。

5.開発するシステムの要件を決定

業務のフローや各ページにどのような機能等を入れるのかというワイヤーフレームを作成し、ECサイトへ必要なコンテンツを洗い出しますしサイトマップも作成します。

6.サイトの運用・オープン準備

サイトの構築が完成すると、次は決済方法や配送方法の準備、商品の登録/出品など審査・運営に必要な最低限の部分の準備を行います。

上記のように、どの手法を構築するにも上記フローは必須ですので、ぜひ参考にしてみてください。

5.適したECサイトを構築したい!決め方について

サービスの選定については以下を考える必要があります。目的によってよく検討する必要があります。

  • サイトの目的・求める成果を明確化する
  • ターゲットを明確化・具体化する
  • コスト(月額制等もある)
  • 機能充実度
  • セキュリティ
  • サポート体制

6.ECサイト構築の注意点について

サイト構築を始める前に、競合サイトを分析しておきサイト構築後に後悔のないよう、目的や予算を明確にしスケジュールをしっかりと立てECサイト制作を進めましょう。
また、どの構築手法を選定するかによって要件や期間、必要となるコストも大きく変わってきますので注意が必要です。

7.ECサイト構築まとめ

ここまで、「ECサイト構築の仕方!基本的な構築手順・費用相場について」についてお話ししてきました。
ECサイト構築には、様々な構築手法があります。「どのようなサイトを構築するのか」を明確化した上で、しっかりと事前に準備を行いサイト構築を行いましょう。
本記事を最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。この記事が皆様にとって役に立っていますと幸いです。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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