EC成功のカギ!インターネット広告代理店を選ぶポイントは?
本記事を閲覧頂きありがとうございます。
我々はECにおける総合的な売上向上サービスを展開しています。
楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。
Web広告の運用で確実に成果を出したい方におすすめなのが、インターネット広告代理店です。
ネットで検索すると、「おすすめランキング」や「売上ランキング」のように特定の基準で代理店がまとめられたページがヒットすると思います。
しかし、利用するインターネット広告代理店を一つの基準だけ見て決めると、自社に合わない代理店を選んでしまう可能性があります。
この記事では、成果に繋がる代理店の選び方や、代理店利用のメリットとデメリットについて説明します。
Contents
インターネット広告代理店とは
EC広告の運用を代行する会社です。
EC広告運用のプロですので、以下を最適化した広告運用を行います。
・広告を表示させる場所
・広告を表示するタイミング
・各プラットフォーム(Amazonや楽天市場など)の審査基準をクリアする制作物の作成
インターネット広告代理店を利用するメリット
広告運用を効率良く行える
インターネット広告代理店は、その他の会社よりEC広告出稿の経験を積んでいます。
先ほども述べましたが、以下のような広告運用に関する知見があるので、結果に繋がる広告運用を行えます。
・使用する広告の種類
・配信するターゲット
・配信スケジュール
・予実管理
・広告配信のPDCA管理
リソースを本業に使えるようになる
ECの広告に関するサービスは、日々新しく生み出されるものもありますし、仕様が変更されることも多々あります。
商品の開発と販売が本業である店舗が、EC広告の運用や効果検証のためにリソースを割いてしまうことで、ビジネスの成長が鈍化してしまう可能性があります。
そこで、広告部分は専門家である代行業者に任せて、新たな商品開発や改善に注力することで、長い目で見た際にECサイトの売り上げを伸ばすことができます。
ECのトレンドを把握できるようになる
インターネット広告代理店はECに関する情報収集も日ごろから行っています。
インターネット広告代理店を利用することで、プロからECサイトの広告の潮流や、各種広告の効果などに関する最新の情報を知ることができます。
WEB広告はサービスや料金体系の移り変わりが激しいため、運用のコストパフォーマンスを良くするためには情報のアップデートが必要です。
売り上げアップに繋がるECサイトの広告を活用方法の情報を得るためにプロの手を借りるのも良いです。
自社に合わせて代理店を使い分けられる
複数の代理店を利用しても問題ありません。
代理店ごとの得意なジャンルごとに使い分けることで、より効率よく広告運用を行えます。
例えば楽天市場での広告運用が得意でも、Googleショッピングの広告は苦手、などのケースがありえます。
この場合、モールごとに別の代理店に依頼すると良いです。
出展したいECモールや使いたい広告ごとに代理店を変えて、効果的な運用を追求することも可能です。
インターネット広告代理店を利用するデメリット
費用がかかる
代理店を利用する場合、通常の広告出稿の費用に加えて、代理店への手数料がかかります。
広告費を出すのに精一杯の場合、手数料まで支払うとコストがかさみ過ぎてしまいます。
自社でECの知見を蓄積できなくなる
インターネット代理店を利用すると、自社でEC広告の運用に挑戦する機会がなくなるため、ECの広告に関する知見得られません。
代理店の担当者とミーティングをすることで概要を知ることはできますが、自らの手で運用することで初めて知ることができることを知る機会はなくなってしまいます。
インターネット広告代理店利用時にかかるコスト
インターネット広告代理店の料金体系は主に3種類です。
一つ目は、月額固定です。
毎月一定の金額を支払います。予算の管理がしやすいことが特徴です。
二つ目は、月額固定+成果報酬です。
固定の月額に加え、売上の一定の割合を支払います。
月額と成果報酬の両方を請求されますが、固定の月額は比較的安価である傾向があります。
三つ目は、完全成果報酬です。
売上に対して一定の割合を支払います。
売上が少ない場合、支払う金額も減るため、依頼者側からするとリスクが少ないです。
依頼内容や代理店ごとに費用に差があり、コンテンツ作成やSNS対応などで追加料金の徴収がある可能性もあるため、依頼前には料金体系をチェックし、見積もりを取ると良いです。
インターネット広告代理店の選び方
インターネット広告代理店利用経験がある同業者に教えてもらう
他社のマーケティング担当者や知人の経営者に、インターネット広告代理店導入を検討していることを相談してみましょう。
もし良い代理店を教えてもらった場合、同じ運用担当者を指名して問い合わせるのが良いです。
WEBサイトなどの外部向けの情報のみで良い代理店を見つけることは、ネット広告代理店を利用したことがない人にとって難易度が高いからです。
SNSで情報収集する
知人で相談できる人がいない場合、SNSで情報収集すると良いです。
広告代理店の社員が情報発信をしているSNSアカウントを見つけたら、以下のことをDMやリプライで相談してみましょう。
- 運営代行を検討している理由
- その代理店の得意・不得意分野
- 担当者の質
- 運用方法
希望に合いそうな場合依頼するのも手ですし、相性が悪いと判断した場合は他の合いそうな企業を紹介してもらうと今後に繋げることができます。
Yahoo!が公式に認定した「セールスパートナー」に連絡する
Yahoo!が認定したセールスパートナーから、依頼する代理店を選ぶのも良いです。
セールスパートナーとは、Yahoo! の販売実績などの審査を通過して契約を締結し、Yahoo!に認定された広告会社です。
セールスパートナー一覧のページでは、Yahoo!に認定されたパートナー(代理店)だけでなく、その代理店が強みとしている分野が掲載されており、自社に合う代理店を探しやすいです。
しかし、このページは代理店の売り上げベースでの評価を元に作成されています。
実際、広告運用の質は担当者によるところが大きいので、あくまでも一つの目安として利用することが大切です。
下記記事でYahoo!における代理店について詳しく解説しているので、ご参考にしてください。
インターネット広告代理店を選ぶポイント
代理店の質と、運用担当者の質の両方に注意する
知名度のある大手代理店や、売上ランキングの上位に掲載されている代理店に依頼しても、必ずしも質のサービスが受けられるとは限りません。
実績がある代理店の中でも、所属しているスタッフの実力には差があるからです。
広告代理店は予算が少ない企業の依頼に対して、優秀なスタッフではなく、経験の浅いスタッフをアサインすることがあります。
また経験豊富なスタッフでも、ECサイトの業界ごとに得意不得意があったり、割り当てられている案件が多すぎて工数を避けない場合、成果を出しにくくなります。
更に、スタッフのPDCAの回し方など仕事の進め方と相性が合わなかった場合、満足できない可能性があります。
このように、実績のある代理店に依頼しても成果が上がらないことがあるため、案件担当者の質もチェックする必要があります。
以下、運用担当者と話せた場合の留意点です。
運用担当者本人とコンタクトを取る
広告代理店に問い合わせをすると大抵の場合、営業担当者と話しますが、できれば運用担当者本人と話せると良いです。
営業担当者と話すと代理店自体について理解できますが、運用担当者の経験や運用方法については分かりません。
営業担当者から説明を受けた際、運用担当者のスキルや仕事の進め方のイメージを掴むために直接話してみたいと伝えてみましょう。
全ての代理店が依頼前に運用担当者とコンタクトを取らせてくれるわけではないですが、運用担当者と話せて納得できた代理店を優先的に選ぶのも手です。
スキル面の確認
運用担当者と話せた場合、以下についてヒアリングできると良いです。
- 経験年数
- 過去実績
- 依頼したい業界・商材での広告運用経験
- 広告を出稿するメディアの選定や出稿計画などは柔軟に対応できるか
- クリエイティブ作成のサポートの有無
- 運用調整の頻度と、提出するレポートの内容
- 定例会議の頻度と内容、参加者
- 分析内容と仕事の進め方
上記について調査し、依頼内容に合うか検討しましょう。
以下が要注意なケースです。
- 運用実績は豊富だが、今回依頼する業界や商材についての経験がない
- 指図されたことのみ行い、プロとしての提案をしてくれない
- 定例会議の頻度が想定とマッチしない
依頼工数と費用の確認
運用担当者が自社に避けるリソースはチェックした方が良いです。
割けるリソースが少ないと、実績があるスタッフでも運用の質が低下します。
逆にリソースが確保でき、モチベーションがあるスタッフの場合、経験が浅くても高いパフォーマンスを発揮することがあります。
また通常より高い予算を出さないと実績のあるスタッフを割り当ててもらえないことがあります。
著しく高い見積もりを出された場合、運用代行費用の相場である「広告費の5分の1」と比較しましょう。
担当者が固定されている
担当者が固定されていないとコミュニケーションの際に手間がかかります。
連絡のたびに案件について最初から説明したり、以前依頼した内容が共有されていないなどの問題が発生すると、そもそも広告を出稿することが難しくなります。
依頼するECサイトやモールについて理解している固定の担当者がいることが大切です。
レポート内容
定期レポートの抽出項目をよくチェックしましょう。
リスティング広告やディスプレイ広告などは、ユーザーの行動などを分析してチューニングし続けることが大切です。
自社の課題や改善方法についてしっかり分析してくれる代理店が良いです。
実績、強みがある
EC広告だけでなく、依頼するECモールや広告の種類、扱う商材に関する実績がある企業を選びましょう。
案件の種類によって結果を出せる広告の出し方ができる代理店を選ぶことが大切です。
相見積もりに要注意
相見積もりを行って、コスパ良く代理店選びをしたい方は多いです。
しかし相見積もりは、質の悪いスタッフを割り当てられる確率が上がるので要注意です。
代理店にとって契約まで至らなければ、費やしたコストやリソースが無駄になるため、コンペに優秀なスタッフを割り当てることはリスクが伴います。また大抵の場合、優秀なスタッフは既に多くの案件を抱えているので、それらの案件の質が低下するリスクもあります。
このような事情から、多くの代理店は相見積もりを断っています。
参加する場合でも、比較的リソースが空いている経験の浅いメンバーを割り当てることが多いです。
コンペによって複数の代理店を比較した方が安心できますが、それによって担当スタッフのレベルが下がる危険性もあります。相見積もりを行う場合、代理店の提案や費用だけではなく、運用担当者の質も見るようにしましょう。
まとめ
インターネット広告代理店を選ぶ際には、代理店の実績や強み、担当者との相性をチェックすることが大切です。また、相見積もりを取る際には、安易に費用だけで比較するのではなく、提供されるサービスの質も確認しましょう。自社のニーズに合った代理店を選ぶことで、インターネット広告の効果を最大限に引き出すことができます。
株式会社Proteinum 代表取締役