【ECサイト運用に使える便利ツールまとめ】基本無料で使える拡張機能やアプリなどをご紹介!

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EC運用や楽天運用で便利ツールを使用する理由とは?

ECサイトを運用していると、莫大な数の画像編集や修正、テキストの整形、商品情報編集や作成のcsv作成など、さまざまな対応を早く正確に行わなければなりません。
その際に活用できるのが、便利ツールです。
現在はアプリやWebサービス、Googleの拡張機能など、さまざまな便利機能を同じ悩みを抱えている人が作成してくれています。
これを使わない手はないと思うので、本記事では現在使用しているおすすめの便利ツールをご紹介いたします。
ぜひ、ご活用ください。

EC運用や楽天運用で便利ツールを使用するメリット、デメリット

未だ利用に迷っている方向けに、EC運用で便利ツールを使用するメリットとデメリットをご紹介いたします。

便利ツールを使用するメリット

一番の大きなメリットは、前述したように「作業効率化」です。
便利ツールにはさまざまな種類があり、日常の煩わしい作業やちょっとした手間を解消してくれます。
仕事の生産性が格段に上がるので、使用する大きなメリットと言えるでしょう。

他にも、拡張機能やWebサービスであればブラウザが使えれば仕様できる点は、利用しやすく良い点になるかと思います。

便利ツールを使用するデメリット

中には、悪質なツールもあるということが大きなデメリットとなるでしょう。
独自に探して、利用する際には、実際に使用した人のレビューなどをしっかりと確認し、安全性を確かめましょう。

また、拡張機能やアプリは、入れ過ぎてしまうとメモリを圧迫します。
PCの動作が遅くなると、作業効率化のために入れているのに意味がなくなってしまいます。
PCのメモリを確認しつつ、場合によってはある程度厳選して入れたほうが良いでしょう。

使用して問題ないツールを見極めて、メモリなど動作に悪影響を及ぼさないかしっかり確認をすれば、全く問題ないかと思います。

EC運用や楽天運用で使えるChrome拡張機能とは

まず、GoogleChromeの拡張機能についてご説明させていただきます。
Googleが開発、運営しているWebブラウザ、GoogleChromeですが、このGoogleChromeにさまざまな機能を追加することができます。
その追加できる機能のことをChromeの「拡張機能」といいます。
拡張機能は、Chrome ウェブストアでさまざまな便利機能を追加することで、利用することができます。

EC運用や楽天運用に便利なChrome拡張機能のおすすめ

以下では、EC運用で活用できるおすすめの拡張機能をご紹介いたします。

一括で画像をダウンロードする「Tabsave」

https://chromewebstore.google.com/detail/tab-save/lkngoeaeclaebmpkgapchgjdbaekacki?hl=ja

こちらの拡張機能は、開いているURLをすべてダウンロードすることができます。
また、URLを入力することで、一括で画像をダウンロードすることもできます。
私は主に後者の利用方法で使用することが多いです。
主に利用する場面としては、全商品のサムネイルに”10%OFF”などのパッチをつける場合など、一括で全商品画像のダウンロードがしたいときに使用します。

使用手順としては、まず拡張機能からTabsaveを開きます。
以下のような画面が表示されるので、左下の鉛筆マークを押します。

すると、以下の画面に遷移するので、ダウンロードしたいURLをペーストし、右下の雲のマークを押すことでダウンロードできます。

csvなどで該当のURLを抽出すれば一括でダウンロードできるかと思います。

キャッシュクリアに便利な「Clear Cache」

https://chromewebstore.google.com/detail/clear-cache/cppjkneekbjaeellbfkmgnhonkkjfpdn?hl=ja

Clear Cacheは、ツールバーにある本拡張機能のボタンをワンクリックするのみでブラウザのキャッシュを削除できます。
設定画面で、何時間以内に作成されたキャッシュを削除するなどの設定も可能になります。
また、閲覧履歴や入力フォームのデータ、なども削除できる指定も可能です。

すぐ確認したいが、ブラウザのキャッシュクリアを使用しても削除されない場合に利用しています。

ECサイトのカラーコード確認に便利な「Color Pick Eyedropper」

https://chromewebstore.google.com/detail/colorpick-eyedropper/ohcpnigalekghcmgcdcenkpelffpdolg

Color Pick Eyedropper は、サイト上のカラーを確認できる拡張機能です。
16進数のカラーコード(#000000)とRGBでのカラーコード(rgb(255,255,255))の両方で表示され、コピペで使用でき、痒いところに手が届きます。
また選択箇所の先端が拡大されて表示されるので、細かく指定しやすいです。

主に、バナー作成の際やソースコードを書く際に、使用しています。

EC運用や楽天運用で使える便利アプリやWebサービス

ここからは、EC運用に使える便利なWebサービスやアプリについてご紹介していきます。

楽天でサムネイルにパッチをつけたい時に「Photoscape X」

http://x.photoscape.org/

Photoscape Xは、写真の編集ソフトです。
私が利用しているのは、商品の一括編集機能のみ利用しています。
一括編集とは、既存の画像の上に”10%OFF”などのパッチをつけたりする編集です。
全ての商品へ”10%OFF”のパッチをつける場合、photoshopなどだと1枚ずつ編集するのでとても時間がかかります。
しかし、このアプリを使うことで、一括でパッチをつけることができます。


楽天の文字エラーには「機種依存文字チェッカー」

https://pdc-checker.b-risk.jp

ECを運用していると、モールなどで異種依存文字エラーが返ってきてしまうことがあるかと思います。
文字数によっては、確認にとても時間がかかってしまうかと思いますが、こちらを使用することですぐ解決します。(元々使用しないのが良いと思いますが)

楽天のPC販売説明文などで、エラーが返ってきた際に使用することが多いです。

スクリーンショットで共有を素早くする「Gyazo」

https://gyazo.com/tour?lang=ja

スクリーンショットをURLですぐ共有することができるサービスです。
細かい設定の確認や設定のエビデンスなど、チーム内で共有することが多いかと思いますが、このアプリを使えばより効率的に共有ができます。
Chromeの拡張機能を使えば、ショートカットでスクリーンショットをとることも可能です。
また、PC上にデータが残らず、クラウドに蓄積されていくので、ファイルが溜まっていかないことも魅力です。

ECや楽天のデザイン作成時に便利な「AUN」

バナーの修正やサイト内の内容を画像で話したい場合、視覚的にわかりやすく確認できるのがAUNです。
サイトや画像にメモを貼り付けて共有できるWbサービスになります。


URLを入力することで、そのページのキャプチャを自動で準備してくれるので、以下のような形で、メモなどを残すことができます。
また、別ユーザーがコメントを残すことも可能なので、修正依頼などに対して、コミニケーションもとることができます。

また、デスクトップやスマートフォンの表示など、選択できることも便利です。

EC運用のコピペ履歴を残せる「Clipy」

https://clipy-app.com

こちらはMac用になりますが、クリップボードのアプリで、テキストや画像のコピーした履歴を残しておくことができます。
また、よく使うテキストなどを登録することもできるので、テキスト入力の際にとても便利です。

Command ⌘ + Shift + V で、過去の履歴や定型文を開くことができます。
csv作成や、テキストで会話する際など、コピペして、コピペ元に戻ってなどの往復がなくなり、とても効率化しました。
よく使う文章や、テンプレートなどを定型分として残しておくこともできるのも便利です。
(バックログのmarkdown記法やエクセル関数などをメモしておくことが多いです)

EC運用やモール運用で業務効率化ができる便利ツール、TēPs(テープス)

https://teps.io

また、弊社ではTēPs(テープス)を使用しております。
TēPs(テープス)とは、ノーコードで業務を自動化するツールを自分で作成することができるサービスです。
楽天やAmazon、Yahoo!ショッピング、Shopify、ネクストエンジン、ecforceなどのECから、スプレッドシートやSlack、LINEなどなど、様々なサービスと連携が可能です。

弊社では主に、楽天のcsv反映の自動化をスプレッドシートとdropboxを連携させて使用しています。
夜間や休日など業務時間外の対応が可能になるので、施策の幅が広がります。
現在は、そのほかにも活用方法を模索中です。
かなり自由度が高く、他にも様々なことが効率化できるのではないかと考えています。

まとめ

今回は、ECサイト運用に使えるChromeの拡張機能やWebサービス、アプリなどさまざまな便利ツールを紹介させていただきました。
基本全て無料で使えるものに厳選しているので、まずは使用してみるのが良いかと思います。
また、他にもさまざまなツールがあるので、ぜひご自身でも探してみてください。

以下では、画像生成ツールのご紹介もしています。ぜひご覧ください。

この記事が、皆様の参考になっていますと幸いです。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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