Amazonのベンダー・セラーは絶対に押さえておきたい「レベニューリカバリー」とは?

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Contents
1.「レベニューリカバリー」の概要
「レベニューリカバリー」とは、未払い金の回収や収益の漏れを防ぐサービスや手法のことを指します。以下にて、詳しい内容について解説します。
1.「レベニューリカバリー」とは?
Amazonで商品を販売している事業者にとって、最も重要なのは「売上を上げること」、「利益を上げること」です。その売上や利益を上げるために、事業者の方々は日々の在庫管理や顧客対応、集客が必要であれば広告運用など、やらなければいけないことは様々にございます。
しかし、これら以外にも、事業者の利益を苦しめることになる「未払い金」という存在があることを忘れてはいけません。
Amazonで商品を販売するうえで発生する可能性がある「未払い金」。
Amazonで販売した商品の売上金は、Amazonを介して事業者に支払われますが、返品や紛失、システムエラーなどにより、本来受け取るべき金額が未払いになっているケースが多くあります。
このような「未払い金」が発生した際に、事業者の利益を守るために、現在展開されているのが「レベニューリカバリー」です。
2.「レベニューリカバリー」の未払い金
未払い金は、大きく分けて2種類存在します。
販売形態ごとに未払い金の発生の仕方が異なるので、ご自身の形態に合う項目を参考にしましょう。
2-1.ベンダーモデル
メーカーや卸売業者がAmazonなどの販売者に商品を卸売するビジネスモデルです。
販売者はAmazonとなり、価格設定や在庫管理、顧客対応などをAmazonが担います。
ベンダーモデルで未払い金が発生する場合は、以下の3点です。
①購入数量や価格に差異があるケース
Amazonが実際に購入した数量や価格と、ベンダーが請求した数量や価格に差異が生じる場合です。
②コープ条件の不透明性
セール、値引きにおける対象ASIN、期間、割引率の差異をはじめとした22項目で、契約と支払いに差異がある場合です。
③Amazonからの返品があった時の未精算
Amazonから返品がある際に、正しい金額が精算されなかった場合です。
2-2.セラーモデル
メ事業者がAmazonのプラットフォーム上で、自社の商品を販売するビジネスもモデルです。
販売者は事業者となり、価格設定や在庫管理、顧客対応などは事業者自身で行います。
セラーモデルで未払い金が発生する場合は、以下の3点です。
①FBA倉庫内での商品紛失や破損
FBAの倉庫内で商品の紛失や破損が起きた場合、その補償や補填が適切に行われなかった場合です。
②顧客(エンドユーザー)からの返品や交換
顧客から返品または交換された商品について、その処理が適切に行われなかった場合です。
③FBA料金のご請求
Amazonの出品業務代行サービスを利用する際には費用が発生します。
主な料金には、配送代行手数料と在庫保管手数料がありますが、これらの料金が、システム上の不具合により誤った請金額を請求され、未払い金が発生します。
3.「レベニューリカバリーサービス」を展開する会社2選
「レベニューリカバリー」とは、未払い金の回収や収益の漏れを防ぐサービスや手法のことを指します。Amazonの未払い金問題は、ベンダー・セラーのどちらも発生しうることなので、対策をしておく必要があります。
以下にて、「レベニューリカバリーサービス」を展開している会社を2社紹介します。
もし、「手元に未払い金があって困っている」、「金額付け合わせ作業の時間が取れない」とお困りの事業者様がいらっしゃればご検討いただけたらと思います。
3-1.株式会社いつも
株式会社いつもは、セラー・ベンダーごとに「レベニューリカバリーサービス」を展開しています。
診断料は無料で、在庫レポートや返品レポートの確認、FBA料金の再測定と再計算など、手動で行わなければいけない作業をすべて代行してくてくれます。
成功報酬なので未払い金を回収するまで費用は発生しません。
セラー向け
https://itsumo365.co.jp/service/amazon/revenue-recovery_seller.html
ベンダー向け
/https://itsumo365.co.jp/service/amazon/revenue-recovery_vendor.html
3-2.株式会社funnel
株式会社funnelは、Amazon物販のお助けツール「Revenue Recovery Management」という、Amazonで商品を販売する事業者向けの未払金回収を中心とした業務支援サービスを展開しています。
Amazonのシステム上で日々発生する返品処理や手数料計算、在庫管理などのミスを、AIが自動的に見つけ出します。
また、これまで手作業で何時間もかけて行っていた確認作業を自動化し、間違って請求された金額の返金手続きまでサポートしてくれます。
Amazon販売で、未払い金が発生している可能性に不安がある事業者様やAmazonへの返金請求の手作業や確認作業に時間を取られている事業者様がいれば、ご検討をおすすめします。
https://funnel.co.jp/amazon/rrm
4.まとめ
今回は「レベニューリカバリー」について解説いたしました。
「レベニューリカバリー」は、売上や利益を拡大していきたいと考える事業者様は必ず押さえてほしい手法です。「レベニューリカバリーサービス」を展開している企業もございますので、未払い金が発生している可能性に不安を抱える事業者様や今は問題ないが、今後発生するリスクに備えておきたいという事業者様がいればご検討いただければと思います。

株式会社Proteinum 代表取締役