【2026年最新】Amazonおすすめ出品(旧:カート獲得)とは?獲得条件と、表示されないときの対策をECコンサルが徹底解説
「Amazonに出品しているけれど、商品ページに自分の商品が表示されない」「売上が急激に落ちた原因「Amazonに出品しているけれど、商品詳細ページの右側にある『カートに入れる』ボタンが自分のショップにならない…」「競合にカートを奪われて売上が激減してしまった」といったお悩みはありませんか?
Amazonで売上を最大化させるために避けては通れないのが、旧「ショッピングカートボックス獲得」、現在の「おすすめ出品」の獲得です。
この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)が、2026年最新のAmazonアルゴリズムに基づいた「おすすめ出品の獲得条件と具体的な対策」について徹底的に解説します。
この記事の対象となる方
- Amazonでの売上が伸び悩んでいる出品者様
- 「おすすめ出品(カート)」が取れず、広告効果が悪化している方
- 最新のAmazonアルゴリズムに基づいた獲得対策を知りたい方
- FBA利用の有無によるカート獲得率の違いを理解したい方
この記事でわかること
- おすすめ出品(旧カート)の仕組みと重要性
- 2026年現在、Amazonが重視している獲得条件の優先順位
- カート獲得率を劇的に向上させる5つの実践的対策
- カートが取れない時のチェックリストと改善手順

株式会社Proteinum ECコンサルタントマネージャー
Contents
Amazonおすすめ出品(旧:カート獲得)とは?

Amazonにおける「おすすめ出品」とは、商品詳細ページ(商品紹介のトップ画面)において、「カートに入れる」や「今すぐ買う」ボタンが表示される枠に選ばれることを指します。
以前は「ショッピングカートボックス(Buy Box)」と呼ばれていましたが、現在は「おすすめ出品」という名称が一般的です。Amazonでは、1つの商品(ASIN)に対して複数の出品者が存在する場合、Amazon独自のアルゴリズムによって「最も購入者に適した出品者」が1社だけ選ばれ、この特等席に表示されます。
売上の約9割が決まる「特等席」の重要性
Amazonのユーザーの多くは、商品ページを開いてすぐに「カートに入れる」ボタンを押します。わざわざ「こちらからもご購入いただけます」という小さなリンクをクリックして、他の出品者を探す人はごく少数です。
つまり、おすすめ出品を獲得できない=売上機会をほぼ全て失うと言っても過言ではありません。
おすすめ出品が表示されない「カート落ち」のリスク
条件を満たす出品者が誰もいない場合、どのショップもおすすめ出品に表示されず、「すべての出品を見る」というボタンだけが表示されることがあります。これを「カート落ち」と呼び、成約率(CVR)が極端に低下する危険な状態です。

【2026年版】Amazonおすすめ出品(カート獲得)の獲得条件5選
Amazonは公式にアルゴリズムの全容を公開していませんが、1,000社以上の支援実績から導き出した「2026年現在、特に重視されている5つの指標」を解説します。
1. 競争力のある価格設定(ポイント還元を含む)
現在、最も配点が高いと言われているのが「配送の利便性」です。
- 他の出品者よりも著しく高い価格設定にしていると、カート獲得は不可能です。
- 送料込みの総額で判断されます。
- 2026年現在は、ポイント付与率も加味した「実質価格」がアルゴリズムに影響を与えています。
2. 出品者の健全性とパフォーマンス指標
アカウントの健康状態が悪い出品者は、おすすめ出品から除外されます。
- 注文不良率(ODR): 1%未満を維持する必要があります。
- キャンセル率: 2.5%未満が目安です。
- 出荷遅延率: 4%未満を厳守してください。
3. 配送スピードとFBA(フルフィルメント by Amazon)の利用
Amazonは「地球上で最も豊富な品揃えを、最も安く」提供することを目指しています。
- FBA利用: Amazonの倉庫から発送されるFBA(Fullfillment by Amazon)を利用している場合、Primeマークが付帯し、おすすめ出品の獲得率が飛躍的に高まります。
- 自社出荷(マケプレプライム): 自社出荷でも、翌日配送などの高い配送品質を維持し「マケプレプライム」の要件を満たせば対抗可能です。(現在新規募集は無し)
4. 在庫の継続性と十分な在庫数
「注文したのに在庫がない」という状況をAmazonは極端に嫌います。在庫切れを頻繁に起こすと、おすすめ出品の獲得資格を失いやすくなります。
5. 出品情報の正確性とカスタマーレビュー
商品紹介コンテンツ(A+)の充実度や、商品自体のレビュー、出品者評価(フィードバック)も間接的に影響します。特に出品者評価の「肯定的な評価の割合」は重要視されます。
最も優先度が高いのは?
カート獲得において最もインパクトが強いのは「最安値圏の価格」です。まずは価格でお客様にとって手に取りやすい状態を作ることが圧倒的に重要です。基本的には最安値の価格設定ができていれば、おすすめ出品を獲得できると考えていただいて問題ありません。
詳細は以下のページからもご確認ください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/G37911
Amazonおすすめ出品(カート)を獲得するための5つの具体対策

条件を理解したところで、具体的に明日から何をすべきかを解説します。
① 「価格の自動設定」機能を活用する
Amazonおすすめ出品の獲得に最も重要なポイントは価格設定ですが、競合が1円値下げするたびに手動で調整するのは不可能です。セラーセントラルの「価格の自動設定」ツールを使い、常に最安値に追従するように設定しましょう。
- 設定のコツ: 最低販売価格を設定し、赤字にならない範囲で「おすすめ出品の価格」に一致させる設定を推奨します。
② FBA(フルフィルメント by Amazon)へ納品する
自社出荷でカートが取れない場合、最も即効性があるのはFBAへの切り替えです。

③ 在庫切れを絶対に防ぐ(在庫追従ツールの活用)
在庫がゼロになった瞬間、おすすめ出品の権利は他社に移ります。
通知設定をしておくことで、規定の在庫数になった際に通知が送られますので、早めに在庫の納品を行うことを推奨しています。

④ セラーパフォーマンスの定期チェック
毎日「アカウント健全性」ダッシュボードを確認してください。
- 注文不良率(ODR): Amazonマーケットプレイス保証やチャージバック、低評価が含まれます。
- 用語解説:ROAS(Return On Advertising Spend)広告費1円あたりの売上額のこと。カートが取れていない状態で広告を回すと、ROASは著しく悪化します。
⑤ 顧客対応の迅速化(24時間以内の返信)
購入者からのメッセージへの返信速度も、アカウントの評価に直結します。土日祝日を含め、24時間以内の返信を徹底しましょう。
【チェックリスト】Amazonおすすめ出品(カート獲得)が取れない時の確認シート
「条件を満たしているはずなのにカートが取れない」という方は、以下の項目を一つずつチェックしてください。
| チェック項目 | 内容 | 確認・対応 |
| 価格設定 | 他のECサイト(楽天・Yahoo・自社サイト)より高くないか | Amazon外の価格も巡回されています |
| 配送設定 | お届け予定日が数日先になっていないか | 配送設定のリードタイムを短縮 |
| 在庫状況 | 在庫数が「1」など極端に少なくなっていないか | 余裕を持った在庫納品 |
| 有効な出品 | 出品ステータスが「停止中」になっていないか | セラーセントラルでステータス確認 |
| ブランド登録 | Amazonブランド登録は完了しているか | 未登録なら登録を推奨 |
| 急激な価格改定 | 短期間で大幅な価格変更を行っていないか | 急な変更はおすすめ資格を失うリスクがあるため控える |
※自社調査に基づいた2026年現在の傾向です。Amazonのアルゴリズム変更により変動する可能性があります。
Amazonおすすめ出品に関するFAQ(よくある質問)
Q1. 新規出品者でもおすすめ出品を獲得できますか?
A. はい、可能です。
ただし、出品実績が少ないうちはアカウントの信頼性が低いため、FBAの利用が重要になる場合もあります。大口出品者であることも重要な条件の一つです。
Q2. 広告(Amazon広告)をかければカートは取れますか?
A. 直接的な因果関係はありません。
広告によって販売実績(販売速度)が上がると、Amazonからの評価が高まり、結果としておすすめ出品を獲得しやすくなる傾向があります。ただし、「そもそもおすすめ出品を獲得していないと、スポンサープロダクト広告は表示されない」ため、カート獲得のための広告配信、という考え方は不要です。
Q3. 「カート落ち」の原因で意外と見落としがちなものは?
A. Amazon外の販売価格です。
Amazonのクローラーは、楽天市場やYahoo!ショッピング、公式サイトの価格も監視しています。他サイトでセールを行っており、Amazonが相対的に「割高」と判断されると、たとえ出品者が1社しかいなくてもカートが消滅することがあります。
Q4. 値上げによっておすすめ出品資格を失った場合はどうしたらよいの?
A. 別のSKUを作成してください。
短期間で急激な値上げを行うと、Amazonおすすめの表示資格を失うことがあります。その場合は別のSKUを作成し、販売価格の実績がない状態で再度販売することをお勧めしています。時間がたてばおすすめ出品の資格が戻る場合もありますが、期間等は分かりかねるため、別SKUでの対応がよいでしょう。
まとめ:おすすめ出品(旧カート)攻略がAmazon成功の鍵
Amazonで売上を伸ばすためには、「おすすめ出品(旧カート)」の獲得は「前提条件」です。アルゴリズムは常に進化していますが、一貫して重視されているのは「購入者の利便性(安さ・早さ・安心)」です。
まずは適正な価格設定と配送管理を徹底することから始めましょう。
「アクセス数はあるのに売上が伸びない」「広告費ばかりかさんで利益が出ない」「何から改善すればいいか分からない」「やりたいことはあるが手が回らず困っている」
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