【2026年最新版】AmazonのFBAが儲からない原因は?理由や対処法を解説!
「Amazon FBAを利用しているのに、手元に利益がほとんど残らない……」 「売上は上がっているはずなのに、なぜか毎月の入金額が少ない」
Amazon出品者にとって、物流の手間を省けるFBAは強力な味方ですが、一歩間違えると「売れば売るほど赤字になる」という恐ろしい罠に陥ります。特に2024年4月の手数料改定以降、その傾向はさらに顕著になっています。
結論から言えば、Amazon FBAで儲からないのは、あなたの努力不足ではなく「手数料の仕組み」と「商品の適性」のミスマッチが原因です。
この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)がAmazonのFABが儲からないと言われている理由と対処法について解説します。
この記事の対象者
- FBAを利用しているが、手数料を引くと利益がほとんど残らない方
- 2024年4月の手数料改定の内容を詳しく知りたい、または対応が遅れている方
- 自己発送に切り替えるべきか、FBAを継続すべきかの判断基準を知りたい方
- 在庫保管手数料や返品リスクなど「隠れたコスト」を削減したいセラーの方
この記事を読むメリット
- 2024年最新のFBA手数料体系が理解でき、正確な利益シミュレーションが可能になる
- FBAに向かない「儲からない商品」を特定し、赤字垂れ流しの状態をストップできる
- 在庫回転率の最適化やマルチチャネル活用など、具体的な利益最大化の手法がわかる
- どんぶり勘定の運用から脱却し、確実にキャッシュが残る「儲かる構造」を構築できる

株式会社Proteinum ECコンサルタントマネージャー
Contents
AmazonのFBAは儲からない原因とは?

まず、AmazonFBAについてご説明させていただきます。
FBAとは、フルフィルメントbyAmazonのことです。
出品者の代わりにAmazonが商品の梱包、発送、購入者のアフターフォローを代行してくれるサービスです。
利用料金がかかりますが、作業や業務の大幅な効率化につながります。
しかし、販売手数料や大口出品手数料、在庫保管手数料、利用料、倉庫納品の送料等の費用がかかるため、利益が圧迫し、利用すると儲からないとも言われています。
原因について詳しく説明して参ります。
原因その1:大口出品手数料が高い
FBAを利用されている大半の方々は、大口出品プランで契約をしているかと思います。
大口出品プランで契約をしている場合は、月額4,900円+税 で契約になるため、最低でも約5,000円ほどの利益を出す必要があります。
小口出品はコストを抑えられますが、FBAを利用する場合、月に49個までの商品になります。

手数料の詳細は以下ページからご確認ください。
原因その2:手数料が利益を圧迫する
AmazonでFBAを利用すると、さまざまな手数料がかかります。
主に、配送代行手数料、在庫保管手数料がかかります。
配送代行手数料とは、梱包や出荷等の対応手数料になり、1商品ごとにかかる手数料です。(重量により変動します)
在庫保管手数料は、倉庫保管の場所使用料になり、保管期限やサイズによって変動します。
加えて販売する商品ごとに販売手数料がかかります。商品カテゴリーによって異なりますが、多くの場合は5%~15%の販売手数料となります。
これらの手数料に加え、消費税などの税金も発生することから、思っていたよりも利益が出ないというケースが多く発生しています。
原因その3:FBA倉庫への送料がかかる
FBA倉庫に配送する送料がかかります。
販売したい商品により、FBA倉庫の場所が異なるため、その分配送料も嵩みます。
そのため、できる限りまとめて配送をする必要があります。
Amazon FBAで儲からない原因となる最新手数料の仕組みとは?

FBAを利用して利益を残すためには、2024年4月に実施された最新の料金体系を詳細に把握する必要があります。特に以下の要素が、知らず知らずのうちに利益を圧迫する要因となります。
- 配送代行手数料の細分化: サイズ・重量区分が変更され、梱包のわずかな差で利益が消失する
- 低単価商品向け新手数料:: 旧「小型・軽量商品プログラム」廃止に伴う1,000円以下の新ルール
- 在庫パフォーマンス指標(IPI): 在庫回転率が低いと、保管スペース制限や追加料金が課される
Amazonでの正確な利益計算には、以下の数式に基づいたシミュレーションが不可欠です。
利益 = 販売価格 – (仕入原価 + 販売手数料 + FBA配送代行手数料 + 在庫保管手数料 + 広告費)
2024年4月改定の配送代行手数料とサイズ区分
2024年の改定では、配送代行手数料のサイズ区分がさらに細分化されました。特に「標準サイズ」の境界線が厳格化されており、梱包資材の厚みがわずか1mm超えるだけで、手数料が一段階上がり、利益が数百円単位で削られるケースが多発しています。
1,000円以下の低単価商品に適用される手数料体系
従来の「小型・軽量商品プログラム」は廃止され、現在は1,000円以下の商品に「低単価商品向けFBA手数料」が自動適用されます。これを知らずに1,050円などで販売すると、通常手数料が適用されて逆に手残りが減る「逆転現象」が起きるため、価格設定には細心の注意が必要です。
Amazon FBAで儲からない場合の、自己発送の損益分岐点とは?

すべての商品をFBAに入れると、保管料や返送料で赤字になるリスクがあります。以下の比較表を参考に、FBAを利用すべきか自己発送に切り替えるべきかの判断基準を明確にしましょう。
| 比較項目 | FBA利用が推奨されるケース | 自己発送を検討すべきケース |
| 商品価格帯 | 2,000円以上(利益幅に余裕あり) | 1,000円未満(薄利多売) |
| 在庫回転率 | 30日以内に売り切れる商品 | 90日以上の長期保管が見込まれる商品 |
| 商品の大きさ | 標準サイズ以内(保管料が安価) | 大型・特殊形状(保管料が高騰) |
| 購入者属性 | Prime配送を重視する一般消費者 | 配送速度より安さを重視する層 |
| 返品リスク | 返品率が低い消耗品・雑貨 | 返品率が高いアパレル・靴など |
FBA在庫保管手数料を最小化する在庫回転率の目安
在庫保管手数料は「保管スペース × 日数」で算出されます。特に180日を超えると発生する「長期在庫追加手数料」は非常に高額です。月間の在庫回転率(売上個数 ÷ 平均在庫数)を「1.0」以上に保つことを最低ラインとして運用しましょう。
返品手数料や商品ラベル貼付サービスによる隠れコスト
FBAは購入者都合の返品を受け入れやすいため、返品に伴う「返送・所有権の放棄手数料」や「再梱包手数料」が積み重なり、最終的な利益を押し下げます。また、ラベル貼付などのオプションサービスも、商品1点あたりは安価でも、数千点単位では大きな固定費となります。
AmazonのFBAで儲からないことを避けるためのポイント

ここからは、AmazonのFBAを使って儲からない、、、ということが無いように、事前にチェックすべきポイントを整理しました。
FBAの料金シミュレーターを使う
FBA料金シミュレーターとは、無料で使用できるAmazon公式の料金シュミレーションツールです。
各手数料の確認をする事ができ、どのくらい利益が出るのかをシュミレーションする事ができます。
きちんと手数料を把握し、どの程度利益が出るのかを確認していきましょう。

取り扱う商品のリサーチをする
取り扱う商品のリサーチをしましょう。
リサーチの内容としては、以下になります。
価格推移を調べる
販売価格を設定するために、価格の推移を調べましょう。
利益を出すためには、適切な販売価格を設定する必要があります。
また、ERESA(イーリサ)というツールを使用するのもおすすめです。
ERESA(イーリサ)とは、Amazon商品の売れ筋や価格を調べる事ができる無料ツールです。
価格変動についてはKeepaというツールでも確認ができます。
Keepaについては以下記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
競争相手数のリサーチ
価格競争や在庫数を調べるために競争相手を調査する必要があります。
自分で配送している人以外のAmazon商品ページを見て、Amazon直販がなく、個人セラーが販売している商品を仕入れるのがいいでしょう。
商品の需要を調べる
商品を在庫にしないために、需要を調べることも大事です。
こちらもERESA(イーリサ)を活用して、ランキングの変動率を見て調査しましょう。
ランキンググラフを確認し、変動が多いものは需要が高いと判断する事ができます。
また、日別販売数推移を見ると1日あたりの出品数を見る事ができます。
出品巣が減る=商品が売れているという事なので、需要があるという事がわかるでしょう。
FBAへの送料を抑える
利益を増やすために、配送料を抑えることも大事になります。
ヤマト運輸とAmazonの連携サービスである、FBAパートナーキャリアを利用することにより、通常の運賃よりも安く配送が可能です。
しかし、25g以下の荷物のみ対応や、コンビニ配送不可等もありますので、注意しましょう。
また、できるだけまとめて配送をするようにしましょう。
利益の出る商品を選ぶ
利益の出ない理由として、取り扱い商品に原因があるかもしれません。
料金シミュレーターを使用して、利益が少ない場合は取り扱い商品を見直しましょう。
利益計算をする
FBAで利益の出る商品を仕入れるためには、利益計算をしっかり行いましょう。
前述したFBA料金シミュレーターを利用して、まずは利益率10%以上を目指すのがいいのではないでしょうか。
単価が高い商品を扱う
FBAの手数料は、基本一律のため、単価が高い商品を扱えば、利益が大きくなります。
主に家電やゲーム機等は人気ジャンルで単価も高いのでおすすめです。
回転率の良い商品に
在庫保管料が保管する日数分発生するため、回転率の高い商品を選ぶこともおすすめです。
回転率の高い商品は、食品や洗剤、等の日用品は回転率が高いです。
販売手数料を抑えられる商品に
取り扱う商品カテゴリーにより、FBAの販売手数料が異なります。
販売手数料が低いジャンルの商品は、PC周辺機器やカメラ、携帯電話等です。
商品はまとめて仕入れる
1つの商品をまとめて仕入れることにより、倉庫納品の際に1回で多くの商品を納品できる為、配送料を削減できます。
シーズン限定商品や流行りの商品がおすすめです。
広告運用やSEOを意識する
SEOを意識することにより、集客する事ができ利益率も上がるのではないでしょうか。
キーワードを商品名や説明文を記載してSEO評価が上がるようにしましょう。
また、広告運用も同様にコストパフォーマンスを上げていき、利益率を高めていきましょう。
Amazon FBAで儲からなくなってしまった際の具体的な改善施策とは?

すでにFBAのコストが高くなり、利益が出なくなってしまった場合は、単に納品するだけでなく、以下の施策を定期的に実行することで改善できる可能性があります。
- FBAマルチチャネルの活用: 楽天やYahoo!の注文もAmazon在庫から出荷し、回転率を上げる
- 在庫処分セールの定期実行: 手数料が高騰する前に、クーポンやタイムセールで在庫を掃く
- 納品不備の徹底的な排除: ラベル不備による受領遅延や、返送に伴う無駄な送料をゼロにする
- 配送ルートの最適化: 自社納品と納品代行業者を比較し、Amazonへの入庫コストを下げる
在庫保管制限(ASIN制限)を回避する発注サイクルの見直し
Amazonから割り当てられる保管容量を超過すると、1立方フィートあたり数千円の「在庫超過手数料」が発生します。これを防ぐには、大量発注・一括納品を避け、2週間〜1ヶ月のスパンで小まめに補充納品を行う「ジャストインタイム」形式の運用が理想です。
在庫超過手数料を避けるために、FBAマルチチャネルや在庫処分セールなどを積極的に活用していくことも非常に重要になります。
納品代行業者とFBAを組み合わせた外注コストの最適化
自社スタッフの作業人件費と、外部の「納品代行業者」の委託費を定期的に比較しましょう。大規模な運用になれば、代行業者の大口配送割引を適用することで、自社からAmazonへ発送するよりもトータルコスト(送料+作業人費)を削減できる可能性が高まります。
その際、納品不備による追加コストがどの程度発生しているかや、配送ルートが最適化されているかも確認しましょう。細かいコストに感じられますが、利益率改善において重要なポイントの1つです。
Amazon FBAを使っても儲かる最適商品とは?

FBAを利用して利益を最大化するためには、商品の「回転率」「利益率」「作業負荷」の3点を考慮する必要があります。FBAと相性が良く、収益化しやすい商品の特徴は以下の通りです。
- 大量ロットで仕入れる商品: 自社発送ではパンクする管理工数を削減し、機会損失を防ぐ
- 高利益率な輸入商品: 手数料を差し引いても十分な手残りを確保できる
- 標準サイズかつ高回転な商品: 在庫保管手数料の影響を最小限に抑え、キャッシュフローを安定させる
大量仕入れ商品の管理効率化
同一ASINを大量に仕入れる場合、自社での検品・梱包・発送作業は非効率となり、人件費が利益を圧迫します。FBAに一括納品することで、発送業務をAmazonに完全委託し、セラーは「リサーチ」や「仕入れ」という付加価値の高い業務に専念できます。これが「儲からない」状態から脱却する第一歩です。
高利益率な輸入商品の安定販売
中国輸入などの海外製品は、国内製品に比べて原価率が低く、FBA手数料を支払っても高い利益率を維持しやすい傾向にあります。また、輸入商品は通関や納品までに時間を要するため、FBAの24時間365日対応の発送体制を活用することで、顧客満足度(配送スピード)を高め、カート獲得率を向上させることが可能です。
標準サイズかつ高回転な商品
FBAで確実に利益を残すための王道は、「小さくて、軽くて、すぐ売れる」商品です。以下の表で、FBAに適した商品の条件を整理しました。
| 特徴 | FBA利用のメリット | 利益への影響 |
| 標準サイズ | 配送代行手数料が最安区分で済む | 利益率の向上 |
| 高回転(1ヶ月以内) | 在庫保管手数料が最小限で済む | キャッシュフロー改善 |
| 消耗品・リピート品 | 定期おトク便の設定が可能になる | LTV(顧客生涯価値)向上 |
AmazonFBAに関するよくある質問
FBAを利用しても利益が出にくい場合、どのような対策がありますか?
商品の仕入れ価格やFBA手数料を見直し、利益率の高い商品へのシフトが必要です。また、在庫回転率を上げるためのプロモーションや広告戦略の強化も効果的です。定期的な収益分析を行い、改善策を講じましょう。
FBA手数料を削減する方法はありますか?
商品のサイズや重量を見直し、FBA手数料の低い商品を選定することが有効です。また、在庫の保管期間を短縮することで、長期保管手数料を回避できます。
FBAの収益性を向上させるために、どのような指標を重視すべきですか?
利益率や在庫回転率、広告費用対効果(ROAS)などの指標を定期的に分析し、改善策を講じることが重要です。また、競合分析や市場動向の把握も収益性向上に寄与します。
AmazonFBAが儲からない理由まとめ
AmazonのFBAが儲からない人の原因としては、手数料にあります。
利益が出るようにきちんと計算をして、商品選定や販売価格を決めることも大事です。
また、下記の記事でAmazonFBAのメリットについて解説しているので、参考にしてみてください。
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