Amazon FBA納品の完全ガイド|発送・梱包・ラベル・在庫管理まで全手順を解説

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Amazon FBA納品の準備、正しくできていますか?

Amazon FBA(フルフィルメント by Amazon)は、商品の保管・梱包・発送からカスタマー対応まで、販売事業者に代わってAmazonがすべてを担ってくれる便利なサービスです。
これにより在庫管理の効率化発送作業の削減が可能になり、多くの中小企業や個人事業主がビジネスの拡大に活用しています。

しかし、FBAを正しく使いこなすためには、「納品方法」「梱包ルール」「ラベル貼付」「配送料」「倉庫の選定」など、押さえておくべきポイントが多数あります。
とくに初めてFBA納品に挑戦する方にとっては、細かなルールに戸惑うことも少なくありません。

この記事では、FBA納品の基本的な手順から必要な準備、注意すべき点までをわかりやすく解説します。
Amazonでの販売を始めたばかりの方や、FBA納品でつまずいてしまった方は、ぜひ本記事を参考にしてスムーズな運用を目指してください。

FBAそのものについての説明は、下記記事に詳しく記載しているので合わせて参考にしてください。

Amazon FBA納品方法・手順

【初めてFBAを使う方へ】出品者アカウントの作成方法

FBAを利用するには、まずAmazon出品者アカウントの作成が必要です。本人確認も必要なため、事前に以下の情報を準備しておくとスムーズです。

  • 顔写真付きの身分証明書
  • 取引明細書(ガス、電気、水道料金等の請求書)
  • ビジネス用のEメールアドレスもしくはAmazonアカウント
  • 電話番号
  • クレジットカード
  • 銀行口座番号

▼アカウント作成は以下のリンクから開始できます。
参考:フルフィルメント by Amazon

【登録手順】
①Amazonセラーセントラルにアクセスし、アカウント作成を開始します。
②名前・メールアドレス・パスワードを入力後、確認コードを入力します。
③業種と所在地を選択し、「同意して続行する」をクリックします。
 ※法人と個人事業主で入力内容が一部異なります。

法人個人事業主
1. ビジネス情報の入力1. 出品者情報の入力
2. 出品者情報の入力2. クレジットカード情報の入力
3. クレジットカード情報3. ストア情報の入力
4. ストア情報の入力4. 本人確認書類のアップロード
5. 本人確認書類のアップロード

【必要情報まとめ】

  • 法人の場合
    • 法人番号、登記簿上の社名(日本語・ローマ字)
    • 本社所在地・郵便番号、ストア名
    • 担当者の身分証明書、クレジットカード、公共料金の明細書など
  • 個人事業主の場合
    • ストア名、担当者の身分証明書、クレジットカード、公共料金の明細書など

参考:Amazon出品アカウントの本人確認手続き | Amazon出品サービスの販売方法

STEP1|Amazon FBAに納品する商品の登録と梱包

商品登録の流れ

  1. 出品者アカウントでセラーセントラルにログイン
  2. メインメニュー「在庫」→「商品登録」をクリック
  3. 登録する商品の情報を入力

登録方法は2種類あります。

  • 既存商品を出品する場合:商品コードで検索し、出品情報を入力します。
  • 新規商品を追加する場合:「Amazonで販売されていない商品を追加」を選択し、商品情報を入力 →「保存して終了」

一括登録する場合

  1. 「アップロードによる一括商品登録」を選択
  2. 「在庫ファイルをダウンロード」でカテゴリを選び、テンプレートをDL
  3. ファイルに商品情報を入力してアップロード

商品の梱包
FBA納品前に、商品の梱包を済ませておきましょう。Amazonも最低限の梱包は行いますが、基本的な梱包対応は事業者の責任です。
梱包不備があると、商品が受領されない可能性があります。
ラベルの貼り方や包装方法など、Amazonの梱包要件に必ず従いましょう。
参考:梱包要件

STEP2|納品プランの作成

納品プランの作成方法

  1. 管理画面の「在庫管理」から納品対象商品を選択
  2. 「在庫商品を納品/補充する」を選びます
  3. 新規または既存の納品プランを選択
  4. 発送元住所を確認・設定(自宅、オフィス、倉庫など)
  5. 商品の梱包タイプ(個別/メーカー梱包)を選択
  6. 「続ける」をクリックして次のステップへ

納品する商品の数量を入力
数量入力ページでは、以下の操作が可能です。

  • 納品プランに商品を追加/削除
  • 不足情報の入力や商品名での検索追加
  • エラー商品の削除
  • 在庫過多の警告や推奨アクションの確認

納品プランの注意点

  • 不備や違反があると納品拒否や追加手数料、納品停止などのペナルティが発生します。
  • 定期納品する商品は「プランのコピー機能」を使うと便利です。

参考:フルフィルメント by Amazon(FBA)の利用を開始する

STEP3|FBA納品の最終準備・設定

納品内容と梱包の確認
FBAでは、商品が梱包されたまま顧客へ届きます。丁寧で安全な梱包が必須です。
ラベルの貼付も正確に行いましょう。

  • ラベルの必要商品は「ラベル貼付が必要」で抽出
  • ラベルは既存のバーコードを完全に隠すように貼ること

納品確認・配送ラベルの印刷
納品を確定すると、商品の数量変更などは制限されます。
指定されたAmazonフルフィルメントセンターへの納品が必須です。
配送準備は以下の通り

  1. 配送業者・配送方法を選択
  2. 輸送箱内の商品情報(数量・賞味期限・重量・寸法)を入力
  3. FBAパートナーキャリア利用時は、料金計算 → 承認
  4. ラベル印刷(配送ラベル+FBAラベル)を行い、輸送箱に貼付

※ラベル印刷後に箱数を変更する場合、再度すべてのラベルを印刷し直す必要があります。

STEP4|輸送箱と追跡情報の登録

輸送箱の数に応じて、Webフォーム入力またはテンプレートファイルによる一括入力が選べます。
【少量の輸送箱の場合】

  • Webフォームで箱数・重量・寸法・賞味期限などを入力

【多量の輸送箱の場合】

  • .xlsxまたは.tsv形式のテンプレートをDLし、必要情報を記入・アップロード

【出荷情報の入力】

  • 出荷日と配送方法(基本はSPD)を設定
  • 商品ラベルを印刷して貼付
  • 追跡番号を入力して完了です

Amazon FBAに納品する際の注意点

Amazon FBAをスムーズかつ安全に利用するには、出品ルールや商品規制、梱包・配送、手数料に関する注意点を事前に理解することが非常に重要です。
この章では、FBA利用時に特に注意すべきポイントをわかりやすく整理してご紹介します。

①出品制限のある商品がある

Amazonでは、安全性や法令順守の観点から、出品を制限している商品カテゴリーがあります。主な制限対象商品は以下の通りです。

・酒類の取り扱い
・動物と動物商品
・カー&バイク用品
・医薬部外品および化粧品
・通貨、硬貨、および現金同等品
・栄養補助食品
・医薬品
・武器および武器を模した商品
・食品&飲料
・アダルト商品
・不快感を与える、または物議を醸す商品
・Amazon デバイスおよび修理・メンテナンス用アクセサリ商品
・電化製品・電子機器
・レーザー商品
・医療機器の取り扱いについて
・盗品及びロックピッキング装置
・植物および種子製品
・リコール対象商品
・タバコおよびタバコ関連商品
・その他の商品
・化学物質、農薬および肥料
・カンナビジオール(CBD)商品

※最新情報はAmazon公式の制限対象商品ガイドをご確認ください。

②要期限管理商品(食品など)の取り扱い

食品やサプリメントなど、賞味期限・消費期限がある商品は「要期限管理商品」として、Amazon独自のルールで納品する必要があります。主な注意点は以下の通りです。

・FC(フルフィルメントセンター)到着時に消費期限が60日以上残っていること
・消費期限が45日以下の在庫は自動的に廃棄対象
・賞味・消費期限を記載したラベルを商品ごとに貼付(本体の印字を隠さない位置に)
・ラベルの記載形式(例:YYYY/MM/DD)に注意すること

③輸送箱のサイズ・重量・状態に関する注意

FBAに納品する輸送箱は、サイズ・重量・梱包状態すべてにおいて規定を守る必要があります。違反があれば納品拒否・返送・ペナルティの対象となります。

・輸送箱のサイズ:一辺が63.5cmを超えてもOKですが、73.7cm以内であることが推奨されます。
・輸送箱の重量:30kg以内(23kgを超える場合は「重い荷物」扱い)。サイズが大きくなりすぎないように注意。
・梱包状態:破損・汚損・ラベルの不備・輸送箱をガムテープで複数まとめた状態などは受け取ってもらえません。
・特例:30kgを超える大型商品は、「FBA重くてかさばる商品プログラム」への登録が必要。梱包サイズが長さ150cm以内・周囲3m以内であることが条件です。

④FBA利用にかかる手数料を理解しておく

FBAは非常に便利なサービスですが、利用には手数料がかかることを事前に把握しておく必要があります。

【基本的な手数料】 ・配送代行手数料:商品の梱包・出荷・カスタマーサービスに対する費用。商品サイズ・重量ごとに異なります。 ・在庫保管手数料:Amazon倉庫で在庫を保管する際にかかる費用。商品サイズ・保管期間によって金額が変動します。 【その他に発生する可能性のある手数料】 ・納品不備受領作業手数料:納品ルールを守っていない場合に発生する作業費用。 ・購入者返品手数料:購入者都合による返品対応にかかる費用。 ・長期在庫保管手数料:一定期間以上売れ残った商品に対して課される追加料金。 ・返送/所有権の放棄手数料:在庫を引き上げる際や廃棄する場合にかかる費用。

FBAを効率よく使うには、納品準備だけでなく出品制限や費用面も十分に把握しておくことが重要です。特に初めて利用する場合は、マニュアルを確認しながら一つひとつ丁寧に進めましょう。

FBA納品におけるよくある質問(FAQ)

Q1. 作成済みのFBA納品プランをキャンセルするにはどうすればいいですか?

A. 出荷通知の送信前後で手順が異なります。

  • まだ出荷通知を送っていない場合(ステップ1〜2で止まっている)
    セラーセントラルの「納品プラン管理」から対象プランを開き、右上の「編集」または「削除」ボタンで変更・キャンセルが可能です。
  • すでに出荷通知を送信してしまった場合
    この場合は納品プランの修正ができません。「納品設定をキャンセル」をクリックし、新たに納品プランを作成し直す必要があります。

Q2. FBA納品業務を効率化するにはどうしたらいいですか?

A. 「梱包テンプレート」を活用すると納品作業が大幅に時短できます。

納品プラン作成時、「メーカー梱包テンプレート(梱包パターン)」を設定しておくことで、次回以降の登録作業がスムーズになります。

  • 商品の個数
  • 輸送箱の寸法・重量
  • 商品ラベルの貼付者(出品者 or Amazon)

などをテンプレートとして保存しておくと、SKUごとに最大3つまで納品パターンを登録でき、在庫補充の手間を減らすことが可能です。

Q3. 返品や在庫の保管期間にも費用がかかるの?

A. はい、FBAでは各種追加手数料が発生する場合があります。

代表的な手数料は以下の通りです。

  • 購入者返品対応費
  • 長期保管手数料(一定期間を超えた在庫)
  • 納品不備による追加作業料
  • 在庫返送・所有権放棄に伴う手数料

FBAを安定して運用するためにも、定期的に在庫数や滞留状況を確認し、ムダなコストを抑える工夫が必要です。

まとめ

今回は、AmazonのFBAサービスへの納品方法について、手順ごとに詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

FBAは、在庫管理や配送、カスタマー対応の負担を大幅に軽減できる非常に便利な仕組みですが、一方で納品に関するガイドラインや注意点も多く、慣れないうちは煩雑に感じることもあるかもしれません。
そのため、FBAの活用を検討する際には、自社のリソースや販売スタイルに合っているかどうかを十分に確認しながら導入することをおすすめします。

正しく運用すれば、FBAはEC事業の効率化・売上拡大に大きく貢献してくれるはずです。
ぜひこの記事を参考に、納品作業をスムーズに進めてみてください。

以下YouTubeでも詳しく説明しているので是非ご覧ください!

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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