Amazonブランド登録の申請方法とは?メリットから注意点まで徹底解説!
この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)がAmazonブランド登録について解説します。
Amazonで売上を長期的に伸ばしていくなら「Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)」がおすすめです。
ブランド登録を行うことで、転売や相乗り出品を抑えることができたり、Amazon内での特定の広告(ブランド広告や動画広告など)を利用できるなど多くのメリットがあるため、ブランド登録は売り上げを上げるためにも重要です。
ただ、「Amazonブランド登録ってどうやるの?」「申請にはどれくらいの手間がかかるの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Amazonで長期的に売上を伸ばすために必須とも言えるブランド登録の概要、メリット・デメリットから、実際の申請手順までをわかりやすく解説します。
これから登録を検討されている方や、Amazonで自社商品を本格展開したい担当者の方にとって、役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

株式会社Proteinum ECコンサルタントマネージャー
Contents
- 1.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)とは?
- 2.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)の事前準備
- 3.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)のメリット
- 4.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)のデメリットと注意点
- 5.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)の申請方法
- 6.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)・申請時のよくある質問
- 7.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)についてまとめ
1.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)とは?

出典:Amazonブランド登録する方法やメリットを紹介します
Amazon上で「このブランドは私のもの、ブランドの責任者である」と公式に登録することです。
Amazonでは商品名の下に「ブランド名」が表示されます。
ブランド登録できると「〇〇のストアを表示」のように登録したブランド名が表示され、ストアトップページ(ストアフロント)も作成できるようになります。
ストアトップページ(ストアフロント)は、ブランドの世界観を表現できるのはもちろん、ブランドが他にどんな商品を扱っているかを一覧で確認できます。
セット購入やまとめ買いも促せるため回遊施策にもなります。
また、それだけではなく、
- Amazon内での信頼性や露出が高まる
- ブランドを模倣品や相乗り出品から守れる
- 特定の広告(ブランド広告や動画広告など)を使えるようになる
など、売上拡大にも直結する多くのメリットがあります。
2.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)の事前準備

2-1.Amazonのブランド登録には「商標登録」が必須です
Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)を利用するためには、商標登録(または商標出願)が必須です。
商標取得を検討している段階であれば、Amazonが商標登録のサポートをしてくれる「IP Accelerator(商標登録促進)」というサービスがあります。
2-2.商標登録とは?ブランド登録になぜ必要?
Amazonブランド登録には、特許庁で登録された商標(ブランド名)が必要です。
模倣品や相乗り出品を抑えるためには商標権の保有が前提となります。
保護対象は日本国内限定のため、日本での商標登録が必須です。
商標の登録には数ヶ月の審査期間がかかる場合があるため、早めの出願をおすすめします。
2-3.国外の商標があれば、Amazonブランド登録自体は可能?
Amazonブランド登録は「グローバルアカウント」になっているため、Amazonが許可している国(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなど)で商標登録済みのブランドは、その商標情報を使ってブランド登録のアカウントを開設できます。
このアカウントを日本のセラーセントラルと連携させれることで、日本でも「ブランド登録済み」のステータスとなります。
しかし、日本で商標登録をしていない場合、第三者に商標を取られてブランドを乗っ取られてしまうケースも考えられますので注意が必要です。
3.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)のメリット
Amazonブランド登録のメリットは下記の6つです。
- 商品カタログの編集権限を優先して持てる
- JANコード無しでも出品できる
- 相乗り業者や転売への対策になる
- スポンサーブランド広告・スポンサーディスプレイ広告を活用できる
- Amazonブランド分析を利用できる
- Amazon Vine先取りプログラムに参加できる
それぞれ詳しく解説していきます。
3-1.商品カタログの編集権限を優先して持てる
Amazonは商品ページごとにカタログ化されています。
そのため同一の製品コードを持つ商品は一つの商品ページにまとまられます。
※1つの商品ページに複数の販売者が「私もこれを売ります」と出品(相乗り)できる仕組み
ブランド登録していない場合、労力をかけて作った商品ページに別の出品者が安値で相乗りしてくることもあります。
しかし、ブランド登録をしていればAmazonに申し立てることで相乗り出品者を抑えることも可能です。
3-2.JANコード無しでも出品できる
Amazonで出品する場合は原則製品コード(JANコード等)を取得していなければいけませんが、製品コードなしでも出品ができるようになります。
しかし組み合わせ商品であったり未販売の商品のJANコードを取得していないケースもあります。
そのような時に利用できるサービスが、「製品コード免除申請」です。
申請が許可されるとJANコードなしで出品可能となります。
Amazonブランド登録しておくと、この申請がスムーズになるのでJANコード無しでも販売をすぐ開始できます。
3-3.相乗り業者や転売への対策になる
前述の通り、Amazonブランド登録を行うことでブランドの優先編集権限が持てます。
もし許可していないはずの相乗り出品者や転売屋を見つけた場合は、「権限侵害の報告」としてAmazonに通報できるようになっています。
競合や不正出品の数を減らせるため、自社商品の売り上げを伸ばしていくには必須の対策です。
3-4.スポンサーブランド広告・スポンサーディスプレイ広告を活用できる
Amazonブランド登録を済ませるとスポンサーブランド広告・スポンサーディスプレイ広告を活用できます。
スポンサーブランド広告とは、検索連動型広告で設定した検索キーワードに対して特定のブランド商品を表示させる広告のことです。
ブランドのロゴや見出しも商品とともに表示されるため、商品と共にブランドも訴求できるので認知度の向上が期待できます。
そして、もう1つ利用できる広告が「スポンサーディスプレイ広告」です。
スポンサーディスプレイ広告はリターゲティング効果が高さが特徴で、該当商品を過去に購入したユーザーや類似商品の閲覧履歴があるユーザーに表示される広告です。
優良顧客の囲い込みにも繋がる重要な広告です。
※スポンサーブランド広告とスポンサーディスプレイ広告については以下記事もご覧ください
3-5.Amazonブランド分析を利用できる
これまで「なんとなく」や「経験則」で判断していた部分を、Amazonが保有する膨大な顧客データに基づいて、数値で正確に把握できるようになります。
検索クエリパフォーマンス
ブランド分析の中で最も有効な機能です。 特定のキーワード(クエリ)に対して、自社商品が「どれくらい表示され、クリックされ、買われたか」という一連流れとシェア率が分かります。
Amazon検索用語
Amazon全体で、お客様がどんなキーワードで商品を検索しているかランキングが見れます。
バスケット分析
自社の商品Aを買った人は、同時に他社の商品Bも買っていることが多い。といった、お客様が、自社商品と一緒に「あわせて何を買っているか」が分析できます。
リピート購入診断
顧客がどれくらいリピートしてくれているか、リピーターの割合(%)とそこからの売上額を可視化できます。
人口統計
「年齢層」「世帯年収」「性別」「既婚・未婚」といった自社商品を購入している顧客の属性がわかります。
3-6.Amazon Vine先取りプログラムに参加できる
Amazonブランド登録により、「Amazon vine 先取りプログラム」が利用可能となります。
Amazon Vineとは、Amazonから選定されたメンバーに商品のサンプルを提供、商品のレビューを投稿してもらうサービスです。
通常、出品している商品を購入されてもレビューを獲得する事は難しいですが、「Amazon vine 先取りプログラム」を利用すると1商品最大30件のレビューを獲得することができます。
「Amazon vine 先取りプログラム」への参加にはAmazonブランド登録以外にも「FBA出品すること」「在庫数があること」等の参加条件があるのでご注意ください。
※Amazon Vine先取りプログラムについては以下記事もご覧ください
関連記事:https://proteinum.co.jp/blog/amazon-vine/
4.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)のデメリットと注意点
ブランド登録にはデメリットもあります。
- 商標登録審査期間が長い
- ブランド登録完了までの期間が長い
- Amazonにブランドが承認されない場合がある
それぞれ解説いたします。
4-1.商標登録審査期間が長い
ブランド登録には商標登録が必須です。
管轄の特許庁への申請が必要で、商標権の取得には一般的に1年ほどかかります。
しかし「早期審査制度」を適用させられれば、審査期間を約2ヶ月に短縮できます。
このような制度を活用しても時間がかかるため、早めに出願する事をおすすめします。
自社でリサーチや情報をまとめる時間が取れなければ弁理士に依頼する事も視野に入れて検討しましょう。
参照:特許庁HP
4-2.ブランド登録完了までの期間が長い
ブランド登録自体にも様々なレギュレーションがあり、スムーズに審査完了しない事がほとんどです。
具体的な手順については以降で詳しく解説しますが、申請に向けた画像準備やアカウント紐付けなどが必要ですが、入力項目はそこまで多くありません。
4-3.Amazonにブランドが承認されない場合がある
多くの場合ブランド登録が承認されるのですが、申請が不許可になるケースもあります。
最も多い理由が「商標情報との不一致」です。
商標がすべて大文字で登録されているのに申請時に小文字を混ぜてしまったり、名義人の住所の表記(番地のハイフンなど)が1文字でも異なっていたりするだけで、機械的に却下されることが多々あります。
次に、「ブランドを証明する画像の不備」が多いです。
Amazonは、単にロゴがあるだけでなく、ロゴが商品やパッケージに「恒久的な方法」で付いていることを条件としています。そのため、後から剥がせるようなシールを貼っただけのものや、Photoshopなどデザインツールで合成したロゴ画像は却下されます。
5.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)の申請方法
Amazonブランド登録に必要なもの
- ブランドレジストリのアカウント(Amazonセラーアカウント)
- 日本で登録または出願中の商標
- ブランド名が明記された商品本体またはパッケージの画像
5-1.Amazonブランド登録ページからブランドレジストリアカウント作成
Amazonブランド登録のページにアクセスし、「ブランドを登録する」をクリック。
セラーセントラルのアカウントをお持ちの方はアドレスとパスワードを入力しブランドレジストリ(brand registry)のアカウントを作成してください。
5-2.ブランドレジストリにてブランド名や商標番号、提出商品画像等をアップロード
ブランドレジストリのアカウントが作成されたらブランド登録に進みます。
利用規約確認後に下記画像の最下部「新しいブランドを登録」をクリック。
登録に必要な情報が出てきますので確認後に「ブランドを登録する」をクリックしてください。


遷移先のページにて必要項目を入力していきます。以下が注意点です。
申請するブランド名
登録・出願している商標名と完全一致で入力してください。
大文字小文字、スペース、記号(ハイフンやカンマなど)にも注意が必要です。
誤入力があると承認されません。また、登録後のブランド名変更もできないため慎重に入力しましょう。
ブランドロゴをアップロード
出願・登録時に使用したロゴデータをアップロードします。
白または透明背景で、商標が画像全体に表示されているものを用意してください。
ブランドに関連付けられている商標登録機関
商標を登録した国を選択します。
日本で商標登録している場合は「日本」を選びます。
登録番号・申請番号
登録番号:「登録第●●●●●●号」の数字部分のみ入力します。
申請番号:「商願20XX-●●●●●●」の数字+ハイフンのみ入力します。
※出願後48時間以内は申請できない場合があるので、少し時間をあけてから申請しましょう。
商品画像
ブランド名(ロゴ)が商品本体またはパッケージに明確に表示されている画像をアップします。
対応ファイル形式:jpg / png / gif(5MB以下)
出品用アカウント情報の入力
「出品者」を選択し、表示されたアカウントから該当するものを選びます。
製造および販売情報の入力
- ブランド商品を他の小売業者に販売していますか?(はい・いいえ)
- ブランド商品の販売国(任意)
- 商標権のライセンス供与(はい・いいえ)
以上を入力・確認し、「送信」をクリックすれば申請完了です。Amazonによる審査が行われ、結果が通知されます。
6.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)・申請時のよくある質問
6-1.Amazonブランド登録には費用がかかりますか?
Amazonへのブランド登録は無料です。
ただし、ブランド登録の条件となる「商標権」を取得するための特許庁への諸経費や、弁理士への依頼費用は場合によって発生します。
6-2.商標登録が終わっていない(または出願中)の状態でも登録できますか?
はい、可能です。
以前は「登録完了(登録証の発行)」が必須でしたが、現在は商標出願中(Pending)の状態でも「Amazon IP Accelerator」などを通じて、または通常の出願番号(受付番号)があれば申請できるケースが増えています。
ただし、商標が最終的に拒絶された場合はブランド登録も取り消されるため注意が必要です。
6-3.申請が却下されました。理由は分かりますか?
申請が却下された場合、詳細理由は開示されない事が多いです。
以下がよくある却下理由です。
- 商品やパッケージにブランドロゴが「恒久的(シールではなく印字など)」に付いていないと判断された場合。
- 合成写真と判断された場合。
- 商標公報に記載されている権利者名や住所が、Amazonのセラーセントラルの情報と完全に一致していない場合。
画像不備などを確認し、何度か申請してみましょう。
6-4.アカウント1個で複数のブランドを登録できますか?
はい、可能です。
ブランドごとに商標権があれば、複数のブランドを1つのセラーアカウントに紐づけて管理できます。
7.Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)についてまとめ
Amazonブランド登録ができると、該当ブランド商品の編集権限が得られるほか、スポンサーブランド広告や動画広告など、特定の広告機能も活用できるようになります。これにより、ブランドの認知拡大や売上向上にもつながります。
大きなデメリットは特にありませんが、商標出願や申請手続きに時間と労力がかかる点は事前に理解しておきたいポイントです。
「いつまでにブランド登録が完了しているべきか」を逆算して、早めに商標の出願を進めておくことが成功のカギとなります。
多少の手間はありますが、一度Amazonの審査に通ってしまえば、長期的な信頼構築や販売戦略の自由度が一気に広がります。ぜひ前向きに活用してみてください。
ProteinumはAmazonでの支援実績多数です。ぜひお気軽にお問合せください。
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