楽天市場で運用や制作をする際のお困りごと解決方法をご紹介!
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Contents
楽天市場を運用する際の困ったこととは
楽天市場を運用していると、さまざまな決まりや管理画面の仕様などがあり、思うように設定ができないなどの場面が複数あると思います。
今回は、よくつまづいてしまう代表的な”お困りごと”をいくつかピックアップいたしましたので、対処法をご紹介いたします。
楽天市場のスマホページ画像が20枚までしか設置できない
楽天市場では、スマートフォン用商品説明文に使用することができる<img>タグが20個までと決まっています。
よくあるパターンが、商品画像で使用している画象をそのままLPにも使用するなどです。
上記の場合、新たにLPにのみキャンペーンバナーを設置するなどをすると、20枚を超えてしまい設置できないなどのパターンがあります。
以下対処法になります。
楽天市場のスマホページ画像20枚制限 対処方法
どのような方法でも画像を20枚以上設置することは不可能なので「画像を結合して20枚以内に抑える」という対処になります。
例えば、4枚の画像を1枚にまとめられることができれば、<img>タグは3つ減らすことが可能です。
以下、結合イメージです。
画像結合による注意点
楽天市場のR-Cabinetのサイズ制限以内に収める
楽天市場のR-Cabinetに格納する場合は、“横3840ピクセル × 縦3840ピクセルまで”です。
また、ファイルサイズも”2MBまで”となっているので、大きくしすぎないように結合する際は注意しましょう。
ただ、楽天GOLDを使用している場合は、そちらに格納すればサイズ上限はございません。
遷移先をつけたい場合の結合
画像にリンクをつけたい場合は、1画像につき1つの遷移先しか指定をすることができません。
そのため、他ページへの回遊バナーなどは結合しないよう注意が必要です。
楽天市場のHTMLタグエラーがどこで起きているかわからない
楽天市場では、HTMLやCSSを直接書き込むことができる箇所がいくつかございます。
PC用販売説明文や、スマートフォン用商品説明文、HTMLメルマガ、などは、運用しているとよく使用するのではないでしょうか。
その際、上記のようにHTMLのタグ閉じができていないことや、使用できないタグがあると上記のように表示がされますが、どの部分かハイライトなどされないため、該当の修正箇所がわからず時間がかかることがあると思います。
そのような場合の素早い解消方法をご紹介いたします。
HTMLタグエラーを素早く解消する方法
HTMLエラーチェッカー はこちら
上記の「HTMLエラーチェッカー」を使用すれば、素早くエラーを解消することが可能です。
こちらはGoogleChromeの拡張機能なので、DLし、ご使用ください。
以下のようにハイライトをすることが可能です。
ハイライトされた箇所を修正すれば、素早く修正することができます。
「HTMLエラーチェッカー」を使用する際の注意点
時々エラーが起きることがあるそうなので、注意が必要です。
またら楽天市場固有の使用できないタグなどもありますので、店舗運営Naviも併せてチェックしましょう。
楽天市場のSKUのバリエーション、項目名のみ変更ができない
SKUのバリエーション名を変更したい、修正したいなどがある場合、SKU管理番号も変更しなければいけませんが、以下の方法を使用することで文字列を変更してもSKU管理番号をそのままに販売実績なども引き継げる方法をご紹介いたします。
楽天市場のSKUのバリエーション、項目名の変更をする方法
代わりのSKU管理番号を追加することで、解消をします。
まず、バリエーション変更する商品の”商品管理番号”と”SKU管理番号”をメモします。
バリエーション設定の編集から、ダミー項目を追加します。
同時に、編集したいバリエーションも修正します。
編集前と異なるSKU管理番号に変更し、確定します。(SKU管理番号が同一だと編集できないので)
“SKU情報を取り込む”から、商品属性を取得します。ここで、メモした”商品管理番号”と”SKU管理番号”を入力します。
取り込み元情報が出てくるので、”情報を取り込む”を押します。
“更新する”で商品の情報を更新してください。
変更したSKU管理番号を元に戻せば、作業完了です。追加したダミーのバリエーションは削除してください。
項目名を変更をする際の注意点
バリエーション変更する商品の”商品管理番号”と”SKU管理番号”のメモは間違えないよう注意しましょう。
また、商品属性取得時の入力ミスにも気をつけましょう。
楽天市場のサムネイル画像判定NGを一気に確認したい
サムネイルの画像判定は、RMSの商品管理から1商品ずつ見なければいけないと思っている方もいらっしゃるかと思い、方法を記載いたします。
商品数が多く、サムネイルを一気に変更したなどがあれば、こちらの方法をご活用ください。
画像判定を一括で確認する方法
楽天の公式機能で画象一括判定というものがございます。
こちらを使用することで、一括で判定の確認ができます。
判定依頼のフォーマットをダウンロードし、対象の商品を記入することで、判定依頼ができます。
画象一括判定の注意点
上記にも記載がありますが、1回200商品までになります。
また、審査は最大で1日かかる場合もございます。
まとめ
今回は、楽天市場でよくある困り事をまとめました。
楽天市場での仕様変更などでできなくなる可能性がある対処法もございますので、ご留意頂けますと幸いでございます。
また、EC運用をより効率化させるツールや拡張機能のご紹介も以下の記事で行っておりますので、よろしければご覧ください。
この記事が、皆様の参考になっていますと幸いです。
株式会社Proteinum 代表取締役