楽天市場におけるギフト商品の売り方について徹底解説!
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はじめに
今回はギフト商品の売り方に特化して解説をしていきたいと思います。
ECにおいてはギフト商品と自家需要向けの商品の大きく二つがありますが、
自家需要向けの商品とは違い、ギフト商品についてはそれに特化した販売方法が求められます。
今回はギフト商品の特性に合った販売方法をみていきましょう。
ギフト商品と自家需要向けの商品の違い
まず、ギフト商品と自家需要向け商品の定義について、確認をします。
通常、自家需要商品は「買った人=使う人」となりますが、ギフト商品は、「買った人≠使う人」となりますね。
何を当たり前のことを言っているんだという感じですが、ここを強く意識した販売方法を考えることが重要です。
また、ギフト商品は必要以上に安くする必要がない場合が多いです。
自家需要向けの商品の場合、同じような商品が並んでしまうと、どうしても価格比較をされてしまうケースが多くなってしまいますが、
ギフト商品の場合は、「なるべく失敗したくない」という心理が強く働きます。
ギフト商品については、価格よりもサービス面や、ページクオリティでの勝負が大事となってくることも念頭に置く必要がありますね。
ギフト商品の売り方について
そのうえで、ギフト商品の売り方について、「商品ページ」「サービス」「キーワード」の三点で具体的に違いを見ていきます。
まず「商品ページ」ですが、自家需要との決定的な違いは「人にあげるための情報がページ上に明記されているか」という点です。
一番重要なのが、「商品が届く状態の写真」があることが必要不可欠です。
いくら商品が良くて、リーズナブルな価格であっても、到着時の状態が分からないと、なかなか人にプレゼントをしようとは思いませんよね。
また、後述する「サービス」にも含まれますが、熨斗やメッセージカードの同封が可能かどうか、領収書を同封しないなどのギフト用のコンテンツをしっかり盛り込めているかも重要な視点です。
その他、「楽天ランキング1位」などの、いわゆる権威付けの部分もユーザーが気にする点となりますので、なるべく盛り込むようにしましょう。
加えて、地味に重要となるのが「レビュー」になります。
「この商品は、本当にプレゼントしても問題ないだろうか?」と、自分で買うよりも慎重になってしまいがちですが、そんなときに「レビュー」が絶大なる効果を発揮します。
「父にプレゼントをしたら、とても喜ばれました!おしゃれなパッケージで、来年も同じお店で買おうと思います!」などのレビューがあると、安心して購入することができるでしょう。
上記のようなレビューがある場合は、積極的にページ内に盛り込むようにしましょう。
次に、二つ目の「サービス」について解説をしていきます。
上述の通り、「熨斗」「メッセージカード」「領収書が入っていないか」「名入れ」などの付帯サービスが可能かどうかで転換率が大きく左右されます。
店舗のオペレーション上対応が難しい場合もあるかと思いますが、ギフトとして販売を強化したい場合は、上記のようなサービスが可能かどうか、しっかり検討する必要があります。
最後に「キーワード」についてみていきましょう。
例えば、「漬物」を扱われている企業様を例に考えてみます。
漬物を販売されている企業様であれば、当然「漬物」というキーワードを取りにいくことが常套手段となりますが、それは果たして正解なのでしょうか?
自家需要向けの商品であれば、それでよいかもしれませんが、ギフト向けの需要をとっていくことを想定すると、「漬物 ギフト」「漬物 お中元」「漬物 お歳暮」「漬物 敬老の日」などのキーワードをとっていくことが非常に重要になります。
キーワード別の転換率を比較してみると、ギフト系のキーワードを入れ込んだ方が転換率が高いというデータもあります。(もちろん商材によりますが)
さらに大きなボリュームをとっていく必要がある場合は、「お中元」「お歳暮」などの大きなキーワードを積極的にとっていく必要がありますので、店舗の状況や立ち位置に合わせて、検討が必要な部分となります。
また、今回は楽天市場に特化した場合で考えてみましたが、自社サイトの場合は、「複数配送先機能」も重要な機能となります。
一回の購入で一配送先しか指定できないのは非常に不便なため、複数配送先を選べるASPカートを選ぶようにしましょう。
終わりに
今回はギフト商品の売り方について解説をしてみましたが、いかがでしょうか。
自店舗でまだやり切れていない企業様は、ぜひ参考にしてみていただければと思います。
また、今回は説明ができなかった「裏技」もあります。
弊社では楽天市場をはじめとした各種EC関連の運営代行、運用代行も行っておりますので、ご興味がある企業様はぜひ一度お問い合わせいただければと思います。
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