楽天市場ランキング活用について!楽天ランキングの種類と獲得方法とは?

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はじめに

今回は楽天市場内のランキングについて解説していきます。
楽天市場ランキングってどうやってとるの?いろんなランキングがあるけど、区別がよくわからない、といったお声をよく頂戴しますので、本記事では楽天ランキングの概要と、ランキングをとることのメリット、ランキングを獲得した後の活用方法等について詳しくみていきます。

楽天市場のランキングとは

ではまず、ランキングそのものの説明をしていきます。
読んで字のごとく、【期間もしくは該当ジャンルにおいて、売れている順に上から並べたもの】です。
売れている順とは何をもって売れているのか(件数なのか、売上金額なのか)という点がランキングを獲得する上では重要となりますが、残念ながらランキングのロジックについては公表されていません。

楽天ランキングを獲得する方法

ロジックについては公表されていませんが、弊社の経験で言うと、圧倒的に販売件数が重要となります。
ですので、単価が高い商品は相対的にランキングを獲得するのが難しいです。
(ちなみにヤフーの方がより件数比重が大きいと言われています)

楽天市場のランキングの種類

では次に楽天市場のランキングの種類についてご説明していきます。
ランキングの種類は①期間と②ジャンルの大きく2つによって分けられます。

  • ①期間別:月間、週間、デイリー、リアルタイム(月間と週間はジャンルのみ)
  • ②ジャンル別:総合、ジャンル、サブジャンル、サブサブジャンルなど

期間別については、月間~リアルタイムまでランキングを集計する期間の長さで分けられています。
なお、総合ランキングでは月間と週間はありません。
デイリーランキングは毎朝10時に切り替えが行われます。
リアルタイムランキングは、15分おきに集計されています。

ジャンル別については、ジャンルの区分けなしの総合ランキングから、かなり細かな階層まで、幅広く存在しています。
例えばレディース向けのTシャツを販売されている企業様であれば、
レディースファッション(ジャンル)>トップス(サブジャンル)>Tシャツ・カットソー(サブサブジャンル)別にランキングが存在することになります。

ジャンルの登録方法(ディレクトリ登録)に関しては、下記記事も参考になるかと思います。

楽天ランキングを獲得するメリットと活用方法

では次にランキングを獲得するメリットについて考えていきます。
具体的には、大きく以下2点となります。

  • ①ランキング経由のアクセスを獲得することができる
  • ②ランキング実績のスクショをとってページ内に張ることで、権威性を高めることができる

まず①のランキング経由のアクセスについて考えていきます。
これは商品ジャンルやイベント時期などによってアクセス流入数はかなり前後します。
一番獲得しやすいのは、“リアルタイム×サブサブジャンル”のランキングとなりますが、
掲載時間は約15分程度で、サブサブジャンルの場合は流入数もそれほど多くないため、①の効果は見込みづらいと考えられます。
逆に、イベント期間、かつ5の倍数の日などは楽天全体のアクセス数も増えるうえに、
“デイリー×総合ランキング”であれば流入数も必然的に多くなるため、かなりの流入数が見込めます。
また、「ランキング経由で売れるかどうか」というのは商品ジャンルによってもかなり変わってきます。
自分たちの商品がランキングを獲得した際に、ランキング経由の流入数が多いのであれば、積極的にランキングを取りに行くことも必要な戦略となりますよね。

次に②のページ内にランキング実績を張る、という点について解説していきます。
これについては、まだランキング実績がない状態であれば、迷わず“リアルタイム×サブサブジャンル”を狙っていきましょう
どれくらいの件数でランキングがとれるかどうかは該当ジャンルによりますが、
15分以内に15-30件程の受注を寄せることができれば十分獲得可能です
楽天内での施策を活用する場合は、1H限定のタイムセールの実施や、予約注文をとることで受注件数を短い時間に寄せることが可能となります

ランキングバナー作成時の注意点

ランキング実績バナーをページ内に張る際は、「ランキングタイトル」「順位」「対象ジャンル」「集計、更新日」をバナー内に記載する必要があります。

  • ①ランキングタイトル:リアルタイムランキング・デイリーランキング・週間ランキング・月間ランキング 4種類のうち、どのランキングかを明記
  • ②順位:入賞した順位を明記
  • ③対象ジャンル:ジャンルを記載します(総合ジャンルでない場合)
  • ④集計・更新日:ランキングの獲得日や時間など

ランキングのページへの張り方については色々な手法がありますが、以下例として画像をご紹介しますので、バナー作成の参考にしてみてください。

終わりに

今回は楽天市場のランキングについて解説してみましたが、いかがでしたでしょうか?
弊社では楽天の運営代行等も行っておりますので、気になる方は以下フォームよりお問い合わせ頂ければと思います。

Writer渡邊 嵩大

株式会社Proteinum 取締役

楽天市場に入社し、広告企画販促部で広告の企画および販促を担当。コンサル会社に転職後、大手通信事業者の新規事業(EC)の立ち上げ、大手化粧品メーカーのブランド戦略、外資系生保の営業戦略などに携わる。あるときECの可能性を再確認し、プロテーナムに参画。ECの上流設計をメインにしつつ、D2C事業にも携わる。ベンチプレス120kgを目指し、日々自分の限界に挑んでいる。

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