楽天市場 出店者必見|LINE友だち配信活用で売上UP!
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Contents
楽天市場でLINE配信を行うべき理由!
ロイヤル顧客の育成は、ECの売上アップに欠かせません。広告費をかけずにリピート購入を促せるロイヤル顧客を増やすために、最も効果的で手軽な方法がLINE配信です。
楽天市場では、店舗が顧客に積極的に情報を届ける手段として「R-SNS」と「R-mail」の2つがあります。
それぞれに利点があり、併用することで効果を最大化できますが、中でも「R-SNS」のLINE公式アカウントは非常に効果的です。
LINEでの発信は、高い確率でユーザーの目に触れるため、認知向上に優れており、売上アップや顧客との関係構築にもつながります。そのため、早い段階からの活用を強くおすすめします。
楽天市場でLINE会員を増やす方法|簡単ステップ
まずは、店舗や商品ページでどれだけ効果的にLINE登録を促せるかが重要です。
LINE登録を促進するためのポイントは以下の通りです。
【おすすめ掲載箇所】
①TOPページ
②PC:商品ページヘッダーバナー
③フローティングバナー
④SP:スマホスライダー
⑤項目選択肢★効果抜群★
【絶対に押さえてほしいポイント】
LINE配信を効果的に行うために、特に重要な「項目選択肢の追加」の具体的なやり方について解説します。
この方法は、実際に私たちが取り組んだ施策の中でも、再現性が高く、効果が抜群だった方法です。以下でわかりやすく説明します。
1.RMSの商品管理>商品一覧>該当商品>商品オプションから設定可能です。
2.設定内容は各項目について、以下などとするのがおすすめです。
・項目名:「LINEお友だち登録で、今すぐ使える「4,000円以上で10%OFFクーポン」プレゼント中!宜しければ、ページ内バナーからご登録ください。」といった誘導文言
・ユーザーからの入力:必須
・タイプ:チェックボックス
この方法を使えば、LINEへの登録者数が確実に増加していきます。できるだけ主要商品に項目選択肢を設定することが望ましいですが、注意点として、組み合わせ販売を設定している商品には項目選択肢を付けることができません。そのため、どの施策を優先するかをしっかり検討して進めましょう。
また、ページにLINE登録の導線を設定することで、商品の購買検討をしているお客様との接点を確保できます。ただし、導線を設置するだけでは、登録してくれる方は限られてしまいます。
そこで、導線にクーポン情報やLINE限定キャンペーンの開催情報を明記することが効果的です。これにより、LINE登録への魅力が高まり、登録者数の増加につながります。
参考
楽天市場でLINE配信|効果的な配信のタイミング
LINE会員を集めたら、次は売上につなげていきましょう。定期的なLINE配信が重要です。
おすすめの配信タイミングは以下です。モール全体や店舗独自のキャンペーンにより売上アップが見込めるタイミングにアクセスを集めます。
LINE配信のタイミング
- イベントの初日
- イベントの中の5のつく日
- イベントの最終日前日
- 5のつく日
- 自社独自キャンペーン
配信内容は以下のような内容がおすすめです。LINEブロックされないために、より顧客にとって有益な情報を配信するように心がけましょう。
楽天市場でLINE配信|効果的な配信内容
①期間限定クーポン
②期間限定ポイント
③期間限定セール
④新商品発売告知
楽天市場でLINE配信|配信方法
①LINEの公式アカウントを設定する
R-SNS利用申込フォームから、
「利用申込・各種オプション申込」>「申請希望SNS」>「LINE公式アカウント」
にチェックを入れると進むことができます。
登録作業については、特に難しい点はないため、ここでは割愛いたします。登録作業が完了すると、審査が完了するまで待ちとなります。
②タグ付きのURLを発行する
アカウントの開設が完了したら、配信の準備を進めていきましょう。
LINEではタグ付きのURLを発行することができます。タグ付きのURLを発行することで、LINEの配信結果の効果測定レポートを確認できるようになります。
それでは、タグ付きのURLの発行手順を説明していきます。
【タグ付きのURLの発行手順】
①メール・SNSマーケティングから「LINE公式アカウント for R-SNS」をクリック
②計測タグ付きURLの発行画面で計測したいURLとメッセージタイプを選択し、発行は完了です。
メッセージタイプ別に計測タグ付きURLを発行することで、レポート上でタイプ別にLINEの配信効果を確認できます。発行したURLをLINEメッセージのリンク先にすることで計測が可能となります。
【配信時のポイント】
通常のメッセージにタグ付きURLを入力してしまうと、長くなり見にくくなってしまうので、画像に直接URL設定をするのがおすすめです。
③LINEでメッセージを配信する
これまで説明してきた内容で配信してみてください。
R-SNSを活用したLINEの効果測定の確認方法
「LINE公式アカウント for R-SNS」からパフォーマンスレポートをクリックすることで閲覧が可能です。
RMS上だと、以下の確認が可能です。
【確認可能項目】
- 月次主要指標:対象期間の売上・訪問者数・転換率・客単価、顧客属性(性別、会員ランク、地域分布、新規・既存)を確認可能です。
- メッセージ効果推移:効果を月次推移で確認できます。LINE全体、メッセージタイプ別、購入者属性(新規・既存)の3パターンで確認可能です。
LINE公式アカウントの管理画面から効果測定を確認する。
売上とは異なる軸での効果測定の確認がLINE公式アカウントの管理画面にある「分析」タブから実行可能です。売上などは見られませんが、以下の項目の確認が可能なので、ぜひ活用してください。
【確認可能項目】
- メッセージ通数:「配信」、「応答」、「あいさつ」の通数が確認可能です。
- 友だち:「友達追加数」、「ターゲットリーチ」、「ブロック」の推移が確認可能です
- チャット:「アクティブルーム」(やりとりがあったチャットルーム)、「受信メッセージ」、「送信メッセージ」が確認可能です。
※LINE設定の注意点※
- R-SNSの利用には、月額3,000円がかかります。
- R-SNSは楽天市場でしか活用できないため、注意が必要です。R-SNSを解約すると、LINEのアカウントが削除されてしまいます。
楽天市場のLINE配信の新機能について
2024年3月から、R-SNSのLINE拡張機能として「RMSでのLINE配信機能」がリリースされました。
LINE配信機能
これまでは必ずRMSでURLを発行→LINE管理画面でLINE配信→RMSで分析、の手順を踏む必要がありましたが、RMSで配信から分析まで全て行えるようになりました。
また、効果を計測するために計測タグ付きURLへの変換が必要でしたが、計測タグ付きURLへの変換を行わなくても効果測定を行えるようになりました。
初期設定について
RMSで配信から分析まで全て行うためには、RMSとR-SNS契約済みのLINE公式アカウントを連携する必要があります。
①LINEアカウントと連携
「LINEアカウントと連携する」ボタンをクリックしてください。
別のタブで、LINE Official Account へのログイン画面が開きます。
RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi
②LINE Businessへログイン
LINE Official Accountにログインしてください。
※R-SNS未契約のアカウントにログインした場合はエラー画面となります。
RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi
③連携
R-SNSにご契約中のアカウント名が表示されますので、「連携」ボタンをクリックしてください。
RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi
④拡張機能を連携
確認用のポップアップ画面にて、再度「連携」ボタンをクリックしてください。
RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi
⑤初期設定完了を確認
RMSに戻り、ページを更新(PCの場合はF5キー)して、アカウント連携が完了したことを確認してください。
RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi
メッセージのテンプレート作成機能
事前にテンプレートを作成することで、メッセージ作成の工数を削減することができるようになりました。
また、バナーを使用するメッセージの画像をLINE用に用意する必要がありましたが、R-cabinetから画像を選択可能になりました。
RMSの「LINE公式アカウント for R-SNS」の「テンプレート一覧」タブから事前に作成したテンプレートを確認することができ、右上に表示される「新規テンプレート作成」から新しいテンプレートを作成できる仕様になっています。
①「テンプレート一覧」タブ
②「新規テンプレート作成」
RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi
配信メッセージごとの分析機能(パフォーマンスレポート)
これまで確認できなかった、配信メッセージごとのレポートを確認することができるようになり、より詳細な分析が可能になりました。
RMSの「LINE公式アカウント for R-SNS」のRMSの「LINE公式アカウント for R-SNS」の「メッセージ分析」から確認することができます。
RMSより:https://navi-manual.faq.rakuten.net/promotion/000045934?l-id=ManualLeftNavi
LINE配信の成功事例
LINE でここまで売上上げられる!といった事例をご紹介します。ぜひ参考にしていただき、お試しください。
背景
- 状況:これまでメルマガ配信を定期的に行っていたが、LINE配信にはあまり力をいれていなかった
- 対象モール:楽天市場
- 月商規模:1,000万円程度
- 商品ジャンル:健康食品
もともと商品のポテンシャルが高く、これからさらに売上を上げていきたいというタイミングでLINE配信を開始しました。商材のリピート率が高く、いかにリピーターからの売上を上げていくか、といった観点が重要だったことと、開始3か月程度でメルマガと同程度の売上につながったことから、本格的にLINEに取り組むこととなりました。
実施施策
とにかく実施すべき施策を徹底的に丁寧に実施していきました。一つ一つの作業は大したことはありませんが、すべてを徹底的に実施できている企業は少ないと思います。
- LINE友達登録者増加促進:
- 300~500円OFFクーポンの発行
- LINE項目選択肢の追加
- 商品ページへの各種バナー掲載
- 定期的なLINE配信:
- イベントの初日、5の倍数日での配信
- 自社独自キャンペーン時の配信
(アウトレットセール、ポイント〇倍、クーポン〇%OFF、など)
- お得な配信内容:
- 楽天市場ページ上では獲得できない割引金額のクーポン配布
- 在庫一掃セールなどのLINE登録者限定セールの実施
施策効果
LINE経由での売上は、30万円程度だったところから1,000万円以上に到達
地に足のついた施策実施で、売上の大きな柱をつくることができました。自社の商品にしか遷移しないチャネルを持っていることはECにとって非常に重要な要素です。
広告費をほとんどかけずに売上を上げられるチャネルを獲得したことで、このクライアントは売上拡大スピードがさらに上昇していきました。
まとめ
LINE配信についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?LINE配信は確実に成果を挙げられる施策です。広告費削減にもつながりますので、ぜひ活用していきましょう。
この記事では楽天市場で売上を上げるためのLINEの活用方法について解説してきましたが、メルマガも同様にうまく使うことで売上アップに役立てることができます。
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株式会社Proteinum 取締役