Amazonのポイントセントラルについて解説!ポイントの設定、管理方法、注意点も!
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Contents
Amazonのポイントセントラルについて
2021年から開設された「Amazonポイントセントラル」とは、全商品に一括でAmazonポイント付与率の設定や管理をすることができる機能になります。
(Amazonでの購入時に「ポイント:00pt(0%)」と表示されるポイントです)
以前は、商品ごとにポイント付与設定をしていましたが、「Amazonポイントセントラル」の登場により商品別でのポイントを一括で変更することができるようになりました。
Amazonポイントセントラルのメリットとデメリットとは?
Amazonポイントセントラルを利用して、ポイントの設定をするメリットとデメリットがあるため紹介していきます。
Amazonポイントセントラルのメリット
まず、Amazonポイントセントラルを利用して、ポイント付与するメリットですが、単純に購買率が増加します。
商品購入時のポイント付与率が増加することにより、購入してくれる可能性は増えるでしょう。
Amazonポイントセントラルのデメリット
デメリットですが、ポイント付与する費用は自社負担になるので、利益率が下がります。
値下げをしているのと同じになります。
(例:20,000円の商品に「ポイント10%」付与の設定→2,000円の負担)
Amazonポイントセントラルでの設定方法
ここからはポイントセントラルでの設定方法を説明していきます。
実際に見ながら設定していきましょう。
まず、広告のポイントから、ポイントセントラルを開きます。
下記の画面がAmazonポイントセントラルになります。
Amazonポイントを一括で変更するには
ポイントを一括で変更する方法です。
“アカウントごとのポイント”のドロップダウンから、付与したいポイントを選んでください。
その後、”今すぐポイントを適用する”というボタンを押せば、一括で設定変更完了です。
出品商品の一部にポイント付与するには?
一部商品にポイントを付与したい場合は、”テンプレートファイル”で設定する必要があります。
ポイントセントラルの”出品ごとのポイントを管理する”を押すと、下記の画面が出てきます。
こちらの”テンプレートファイルをダウンロード”を押し、ダウンロードします。
テンプレートファイルに添い、”sku”と”point_percent”を入力します。
“sku”には、”商品のsku”を、”point_percent”には、その”商品の付与率”を入力します。
入力が完了したら、ファイルをアップロードして完了を押し設定が完了します。
すべての商品のポイント付与率を0%に
ポイントセントラルの”アカウントごとのポイント”を” 0%”に設定することで全商品のポイント付与は0%になります。
Amazonポイントセントラルでの注意点は?
2023年3月の仕様変更
2023年の3月下旬に仕様変更があり、一部のポイント設定方法が利用できなくなっています。
利用できなくなった設定方法は、”在庫ファイルでの一括アップロード”、”サードパーティシステムを利用したAPIでの設定”、”在庫管理からの設定”、”価格管理からの設定”、です。
上記で設定していた場合は、仕様変更後はポイントの設定が引き継がれていないため、再設定が必要になります。
テンプレートファイル使用時の注意事項
前述したテンプレートファイルを使用して、ポイント設定を行う場合の注意点を下記2点ご紹介します。
ファイルは上書き保存
テンプレートファイルでポイント設定した場合、”上書きで保存”されます。
①の商品に”ポイント10%”、②の商品に”ポイント15%”を設定していて、②の商品のみ”ポイント5%”に変更したい場合、①の商品も再度”ポイント10%”の設定をしておく必要があります。
※①の商品にポイント指定していない場合、”ポイント10%”が設定が外れてしまいます
入力形式の不備
アップロードするファイルの入力形式には要注意です。
よくあるのが、”SKUが正しく入力されていないこと”や、”point_percentに%まで入力してしまう”、”ファイル形式が.txtになっていない(エクセル形式になっている)”等があります。
アップロード前に再確認してみてください。
まとめ
今回はAmazonのポイントセントラルについて紹介しました。
とても使いやすい機能で、簡単に設定できるのでぜひ試してみてください。
ただ高倍率は上がる一方、利益は下がるので利益率には注意が必要です。
また、下記ではAmazonのイベントについて紹介しています。
イベントに合わせてポイント付与施策をするのはいかがでしょうか。
株式会社Proteinum 代表取締役