AmazonのFBAが儲からない原因は?理由や対処法を解説!

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AmazonのFBAは儲からない原因を解説!

まず、AmazonFBAについてご説明させていただきます。
FBAとは、フルフィルメントbyAmazonのことです。
出品者の代わりにAmazonが商品の梱包、発送、購入者のアフターフォローを代行してくれるサービスです。
利用料金がかかりますが、作業や業務の大幅な効率化につながります。

しかし、販売手数料や大口出品手数料、在庫保管手数料、利用料、倉庫納品の送料等の費用がかかるため、利益が圧迫し、利用すると儲からないとも言われています。
原因について詳しく説明して参ります。

大口出品手数料が高い

FBAを利用されている大半の方々は、大口出品プランで契約をしているかと思います。
大口出品プランで契約をしている場合は、月額4,900円+税 で契約になるため、最低でも約5,000円ほどの利益を出す必要があります。
小口出品はコストを抑えられますが、FBAを利用する場合、月に49個までの商品になります。

手数料が利益を圧迫する

AmazonでFBAを利用すると、さまざまな手数料がかかります。
主に、配送代行手数料、在庫保管手数料がかかります。
配送代行手数料とは、梱包や出荷等の対応手数料になり、1商品ごとにかかる手数料です。(重量により変動します)
在庫保管手数料は、倉庫保管の場所使用料になり、保管期限やサイズによって変動します。

FBA倉庫への送料がかかる

FBA倉庫に配送する送料がかかります。
販売したい商品により、FBA倉庫の場所が異なるため、その分配送料も嵩みます。
そのため、できる限りまとめて配送をする必要があります。

AmazonのFBAで儲からない時の対策

ここからは前述の理由等で、利益が出ない場合の対策を解説いたします。

FBAの料金シミュレーターを使う

FBA料金シミュレーターとは、無料で使用できるAmazon公式の料金シュミレーションツールです。
各手数料の確認をする事ができ、どのくらい利益が出るのかをシュミレーションする事ができます。
きちんと手数料を把握し、どの程度利益が出るのかを確認していきましょう。

Amazon:料金シミュレーター

取り扱う商品のリサーチをする

取り扱う商品のリサーチをしましょう。
リサーチの内容としては、以下になります。

価格推移を調べる

販売価格を設定するために、価格の推移を調べましょう。
利益を出すためには、適切な販売価格を設定する必要があります。

また、ERESA(イーリサ)というツールを使用するのもおすすめです。
ERESA(イーリサ)とは、Amazon商品の売れ筋や価格を調べる事ができる無料ツールです。
https://search.eresa.jp/

競争相手数のリサーチ

価格競争や在庫数を調べるために競争相手を調査する必要があります。
自分で配送している人以外のAmazon商品ページを見て、Amazon直販がなく、個人セラーが販売している商品を仕入れるのがいいでしょう。

商品の需要を調べる

商品を在庫にしないために、需要を調べることも大事です。
こちらもERESA(イーリサ)を活用して、ランキングの変動率を見て調査しましょう。
ランキンググラフを確認し、変動が多いものは需要が高いと判断する事ができます。
また、日別販売数推移を見ると1日あたりの出品数を見る事ができます。
出品巣が減る=商品が売れているという事なので、需要があるという事がわかるでしょう。

FBAへの送料を抑える

利益を増やすために、配送料を抑えることも大事になります。
ヤマト運輸とAmazonの連携サービスである、FBAパートナーキャリアを利用することにより、通常の運賃よりも安く配送が可能です。
しかし、25g以下の荷物のみ対応や、コンビニ配送不可等もありますので、注意しましょう。
また、できるだけまとめて配送をするようにしましょう。

利益の出る商品を選ぶ

利益の出ない理由として、取り扱い商品に原因があるかもしれません。
料金シミュレーターを使用して、利益が少ない場合は取り扱い商品を見直しましょう。

利益計算をする

FBAで利益の出る商品を仕入れるためには、利益計算をしっかり行いましょう。
前述したFBA料金シミュレーターを利用して、まずは利益率10%以上を目指すのがいいのではないでしょうか。

単価が高い商品を扱う

FBAの手数料は、基本一律のため、単価が高い商品を扱えば、利益が大きくなります。
主に家電やゲーム機等は人気ジャンルで単価も高いのでおすすめです。

回転率の良い商品に

在庫保管料が保管する日数分発生するため、回転率の高い商品を選ぶこともおすすめです。
回転率の高い商品は、食品や洗剤、等の日用品は回転率が高いです。

販売手数料を抑えられる商品に

取り扱う商品カテゴリーにより、FBAの販売手数料が異なります。
販売手数料が低いジャンルの商品は、PC周辺機器やカメラ、携帯電話等です。

商品はまとめて仕入れる

1つの商品をまとめて仕入れることにより、倉庫納品の際に1回で多くの商品を納品できる為、配送料を削減できます。
シーズン限定商品や流行りの商品がおすすめです。

広告運用やSEOを意識する

SEOを意識することにより、集客する事ができ利益率も上がるのではないでしょうか。
キーワードを商品名や説明文を記載してSEO評価が上がるようにしましょう。
また、広告運用も同様にコストパフォーマンスを上げていき、利益率を高めていきましょう。

FBAの納品に最適な商品は?

FBAに適していない商品の場合、利益が出づらい商品もあります。
どのような商品がFBAでは利益につながりやすいかを解説します。

まとめて仕入れている商品

まとめて仕入れている商品がある場合は、FBAを使用しないと非効率なため、利用に向いていると言えるでしょう。

輸入商品

輸入商品は大量に仕入れて、出品する事が多く、FBAの利用がおすすめです。
また、手数料を加味しても利益率が高く相性が良いと言えるでしょう。

まとめ

AmazonのFBAが儲からない人の原因としては、手数料にあります。
利益が出るようにきちんと計算をして、商品選定や販売価格を決めることも大事です。
また、下記の記事でAmazonFBAのメリットについて解説しているので、参考にしてみてください。

https://proteinum.co.jp/blog/amazon/amazonのfbaとは?手数料やメリット、活用方法について

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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