入社前に必要な能力ってあるの?

こんにちは、今回の記事では、面接時によくきかれる「入社前時点でどのようなスキルが求められるか?」といったことについて、説明していきます。
正直冒頭で話してしまうと、事前に必ず身につけておかなければならないスキルはありません。
ただ、こういったスキルはあったほうがよい、ということであったり、こういう姿勢・マインドはもっているということが、
望ましい、という内容を説明していきます。

前提となる業務内容

業種によって、必要となるスキルは変わってくるので、ECコンサルを例として記載していきます。
ECコンサルの一般的な業務の流れは以下の通りです。

  • データ分析を行い、現状を把握する
  • 課題を抽出する
  • 課題を解決する施策を企画する
  • 企画内容を実行するために、必要なアクションを設計する
  • スケジュールを立て、一緒に作業するメンバーを巻き込む
  • 施策を実行する
  • 施策の結果を受け、データ分析を再度行い、施策を改善する

これらの業務を行うにあたり、あったほうがよいスキル・マインドについて説明していきます。

あると望ましいスキル

研修を通して指導するので、必ず必要ということではありませんが、あったほうがよい、というスキルについて説明していきます。

データ分析スキル

データ分析は必ず行うことになるので、あると望ましいスキルです。データ分析であれば、ECにかかわらず、エクセルでデータを扱っていた、という方も多いのではないでしょうか?
そこまで複雑な関数を組む必要はありませんが、ある程度のエクセル関数が使えるとスムーズに業務に入っていけると思います。
また、データ分析の考え方はどの業務においても適用できるものなので、思考プロセスを言語化できたり、どのようなものが対象でも分析することができる、といった状態になっているとより良いです。

資料作成スキル

クライアントの方との定例会議ではパワーポイントやエクセルをつかって説明することがほとんどです。
そのため、まずはパワポなどのオフィスソフトの操作ができること、できればオフィスでの資料作成経験がある、というのが望ましくはあります。
そこまで美しいパワポでなくとも、社内での説明でパワポを使っていた方やエクセルで簡単にまとめて説明していた、という方もいらっしゃるでしょう。弊社では、コンサルティングファームのように、美しいパワポというものが求められるシーンはあまりありませんが、上記で記載している通り、定例会議で同じようなフォーマットに合わせての資料作成は発生するので、できるだけスムーズに操作を行える状態だと、仕事を進めるスピードを早めることができると思います。

ファシリテーションスキル

上記2つと同様、ファシリテーションスキルも事前にあると望ましいスキルの一つです。
新規営業や定例MTGの場を最大限有効活用するためには、資料作成やECを知っているだけではなく、常に相手の立場や知っている情報、今の話を正しく理解しているか?といったことを考えながら、話を展開していく必要があります
このスキルは皆さんどういった働き方をしていても、必要になるタイミングがあると思いますが、意外とクオリティを求められることはないのではないでしょうか?
普段の仕事からどうすれば、より良い商談をできるか?MTGをできるか?ということを考えて取り組むとECコンサルに限らず、
どこでも使えるスキルとして重宝すると思います。

求められる姿勢・マインド

未経験の方にスキルやナレッジを強く求めることはありませんが、素早くキャッチアップできる方の特長や仕事ができる方の特長を踏まえて、こういった姿勢を持っている方と働きたいと考えている要素について説明していきます。

自主性:自分で考えて、自分から動く

弊社に限らずですが、自主的に動くことが常に求められます。弊社の場合、最初の1か月は研修があり、そのあとOJTという流れで、できるだけ知らない状態をなくしてから実際の業務に入っていくようにしているものの、やはりどうしても自主的な動きがなければ、成長速度が鈍化してしまいます。弊社のような少数精鋭の会社では、一人ひとりの成長が会社全体の成長に直結するため、できるだけ自主性を持っていただきたいと考えています。

成長意欲:高い目標と志を持つ

弊社で働く場合、常に現状からのストレッチを求められます。というのも、弊社はこれからさらに拡大をしていこうとしており、結果的にメンバー一人ひとりにも自ら成長していくことが求められます。そのなかで楽しく働くためには、高い目標と志を持ち、成長痛を楽しめるマインドが望ましいです。

協調性:チームで成果を出す意識を持つ

弊社はチームでクライアントの方をご支援させていただく体制をとっています。一人だけでは成果を出すことは難しいですし、そもそも人が1人でできる仕事量には限界があります。個人の限界を超えるために、チームがあります。チームで成果が出せなければ、クライアントの方々に貢献することはできませんし、ましてより大きなことをなすこともできません。まずはチームでどうやって成果を出すか?を念頭に働くことを求めます。

成果に対する意識:成果を出せているか常に意識する

成果はやはり重要です。成果に至るプロセスももちろん重要ですが、成果が出なければ意味がありません。
一定期間取り組んで、成果が出ない場合は、プロセスが間違っていることがほとんどです。つまり成果を出せているかどうかを意識することで、プロセスがあっているかどうかを正確に判定することができるのです。
また、成果を意識することで、無駄な仕事を防ぐことができます。時間は有限です。無駄な仕事をしていると、やたら残業が多いのに、全然会社の売上につながっていなかったり、頑張っているのに評価につながらない、といったことが起きてしまいます。
そんな時は少し立ち止まって、今自分がやっている仕事はきちんと成果につながっているのか?闇雲に動いているんじゃないか?と自問自答し、
取り組む業務、業務への取り組み方を見直しましょう。

自責思考:自分に責任があると考え、改善につなげる

当事者意識があるかどうかは成長に致命的な影響を与えます。常に自分に責任が発生していると考え、今よりもう一歩先に踏み込んだ取組を行うことを求めます。過剰に自分を追い込む必要はありませんが、どうやったらよりよくなるだろう?どうすればクライアントの方が喜んでくれるだろう?そうすれば売上が上がるだろう?といったことを考えてもらえると非常にうれしいです。

最後に

ここまで、入社前に必要な能力について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
中にはハードルが高いことも書いてあるかもしれませんが、最初からすべてのことをできている人はいません。
弊社は常に、より良い会社をともにつくってくださる仲間を募集しております!
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご連絡ください。カジュアル面談を常に行っております。

Writer渡邊 嵩大

株式会社Proteinum 取締役

楽天市場に入社し、広告企画販促部で広告の企画および販促を担当。コンサル会社に転職後、大手通信事業者の新規事業(EC)の立ち上げ、大手化粧品メーカーのブランド戦略、外資系生保の営業戦略などに携わる。あるときECの可能性を再確認し、プロテーナムに参画。ECの上流設計をメインにしつつ、D2C事業にも携わる。ベンチプレス120kgを目指し、日々自分の限界に挑んでいる。

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