【Shopifyポイントアプリ】おすすめ比較6選!導入メリットや選び方を徹底解説

【Shopifyポイントアプリ】おすすめ比較6選!導入メリットや選び方を徹底解説
Writer小野寺 克吉

株式会社Proteinum ECコンサルタント

Web制作会社、EC総合支援会社(株式会社これから)を経て、現職。現在は自社ECディレクター/コンサルタントとして活動。ネットショップ黎明期より積み上げた20年以上の豊富な知見を武器に、大手メーカーをはじめとするナショナルクライアントのEC進出やブランディングを数多く手掛け、戦略立案から実行支援までを一気通貫でリード。これまで300社を超えるEC事業者を支援し、担当コンサル案件10社で合計月商3億円を達成するなど、業界屈指の支援実績を誇る。Shopify、futureshop、MakeShop、ecforce、ショップサーブといった主要カートシステムからその他のあらゆるカートシステムすべてに深い知見を持ち、商材や事業フェーズ毎に最適な戦略立案と実行支援を得意とする。

この記事は、これまでの支援実績が1,000社以上、広告運用実績年間10億円以上の弊社(Proteinum)がShopifyのポイントアプリについて解説します。

Shopifyでリピーターを増やし、LTV(顧客生涯価値)を最大化させるためにポイント制度を導入すべきか悩んでいませんか?

【この記事の対象者】

  • Shopifyストアにポイント制度を導入したいEC事業者
  • どのポイントアプリが自社に最適か判断に迷っている担当者
  • リピート率向上やLTV最大化のための施策を探している方

【この記事を読んでわかること】

  • Shopifyポイントアプリを導入する具体的なメリットとデメリット
  • 自社の規模や目的に合ったポイントアプリの選定基準
  • 国内・海外主要ポイントアプリの機能比較と導入手順
  • ポイント制度を成功させるための運用戦略と注意点
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Contents

Shopifyのポイントアプリとは?

Shopifyのポイントアプリとは?

Shopifyのポイントアプリとは、標準機能には備わっていない「商品購入に応じたポイント付与」や「保有ポイントによる値引き」といった仕組みを、ストアへ簡単に追加できる拡張機能のことです。

Shopifyのポイントアプリの基本概念

Shopify本体には標準でポイントシステムが搭載されていないため、専用のアプリをインストールして機能を拡張する必要があります。アプリを導入することで、会員登録や購入金額に応じたポイント発行、マイページでの残高確認などが自動で行えるようになります。

Shopifyポイントアプリが提供する主な標準機能

多くのアプリでは、1円単位でのポイント利用、特定の会員ランクに応じた付与率の変更、有効期限の自動通知といった機能が提供されています。これにより、手動での管理コストを大幅に削減しながら、精度の高いCRM(顧客関係管理)施策を実行することが可能です。

Shopifyでのポイント制度の仕組み

Shopifyにおけるポイント制度は、チェックアウト時に「クーポンコード」として自動適用される仕組みや、決済画面で直接ポイント分を差し引く仕組み(ドラフトオーダーやスクリプト利用)など、アプリの種類によって技術的な挙動が異なります。

Shopifyにポイントアプリを導入するメリットとは?

Shopifyにポイントアプリを導入するメリットとは?

ポイントアプリを導入することで、新規顧客の獲得コストが高騰する現代のEC市場において、既存顧客との長期的な関係性を築き、収益を安定させることが可能になります。

  • 顧客のロイヤリティ向上を実現する
  • リピート購入率とLTVを最大化させる
  • 他店との差別化と顧客の囲い込みを行う
  • 顧客データを収集しマーケティングに活用する

顧客のロイヤリティ向上を実現する

ポイント制度は、単なる割引手段ではなく「自社ブランドを選び続ける理由」を提供します。購入ごとにポイントが貯まる体験は、顧客に達成感や特別感を与え、ブランドに対する愛着(ロイヤリティ)を深める効果があります。

リピート購入率とLTVを最大化させる

「次回の買い物で使えるポイント」があることは、顧客が再来訪する強力な動機付けとなります。定期的な購入を促すことで顧客一人あたりの生涯購入金額(LTV)が向上し、広告費に依存しすぎない安定した売上基盤を構築できます。

他店との差別化と顧客の囲い込みを行う

競合他社がポイント制度を導入していない場合、付与率の設定やキャンペーンの実施によって「この店で買ったほうがお得」という明確な差別化要因になります。特に型番商品を扱うストアでは、価格競争を避けつつ顧客を囲い込む重要な手段となります。

顧客データを収集しマーケティングに活用する

ポイントアプリを通じて得られる「誰が、いつ、何を買い、どの程度ポイントを保有しているか」というデータは、貴重なマーケティング資産です。特定のポイント保有者だけに限定セールを告知するなど、パーソナライズされた施策が可能になります。

Shopifyポイントアプリ選定時の基準とは?

Shopifyポイントアプリ選定時の基準とは?

Shopifyには国内外で多数のポイントアプリが存在しますが、自社のビジネスモデルや顧客層に合致しないものを選ぶと、導入後に「日本語対応が不十分で顧客から問い合わせが殺到する」といったリスクが生じます。

  • 日本語サポートとUIの対応状況を確認する
  • 月額費用と決済手数料のコストを算出する
  • 実店舗(POS)とのポイント連携可否を確認する
  • 既存アプリやテーマとの競合性を調査する

日本語サポートとUIの対応状況を確認する

国内の顧客をターゲットにする場合、ユーザー画面の日本語化はもちろん、設定画面やサポート体制が日本語に対応しているかが極めて重要です。海外製アプリの中には、翻訳が不自然であったり、サポートへの問い合わせに英語が必要だったりする場合があるため注意が必要です。

月額費用と決済手数料のコストを算出する

ポイントアプリの料金体系は、月額固定費のものから、注文数やポイント発行額に応じた従量課金制のものまで様々です。自社の月商や注文件数に照らし合わせ、利益を圧迫しないか、費用対効果を事前にシミュレーションすることが不可欠です。

実店舗(POS)とのポイント連携可否を確認する

実店舗を運営している場合、Shopify POSとオンラインストアのポイントを共通化できるかが鍵となります。オムニチャネル化(店舗とECの融合)を推進するのであれば、双方のデータがリアルタイムで同期されるアプリを選定すべきです。

既存アプリやテーマとの競合性を調査する

Shopifyのテーマや、既に導入している定期購買(サブスク)アプリ、チェックアウトカスタマイズアプリと干渉し、ポイントが正しく反映されないケースがあります。導入前にアプリの互換性を確認し、必要に応じて開発元へ問い合わせることを推奨します。

おすすめのShopifyポイントアプリ6選とは?

現在、日本のShopify市場で特によく活用されている、信頼性の高い6つのアプリを厳選してご紹介します。

アプリ名特徴料金目安日本語対応
Easy Points日本の商習慣に特化。シンプルで高機能月額$50〜完全対応
どこでもポイント日本企業開発。導入のしやすさが魅力月額$0〜完全対応
まるっとポイント手数料無料。コストを抑えたい方向け月額$4.90〜完全対応
Grownaveレビューやウィッシュリストも統合月額$0〜画面のみ可
Smile.io世界最大のシェア。多機能な報酬プログラム月額$0〜一部対応
LoyaltyLion高度な分析とロイヤリティ設計が可能月額$159〜英語メイン

Easy Points(イージーポイント)を活用する

Lunaris社が提供する、日本のECサイトで求められる機能を網羅した定番アプリです。1ポイント=1円の利用設定はもちろん、有効期限の管理やCSVによるポイント一括付与など、運営側の使い勝手が非常に優れています。

どこでもポイント(どこポイ)を導入する

株式会社リワイアが提供する日本発のアプリです。既存のShopifyテーマに馴染みやすいデザインと、開発者向けのAPIが公開されている点が特徴です。国内の外部サービスとの連携もスムーズに行えます。

まるっとポイントを活用する

ハックルベリー社が提供する、コストパフォーマンスに優れたアプリです。売上に応じた手数料が発生せず、月額固定費のみで運用できるため、利益率を重視する小・中規模ストアに適しています。

Grownave(グローウェーブ)で多機能を活用する

ポイント機能だけでなく、レビュー、ウィッシュリスト、SNS連携など、複数のマーケティング機能を一つのアプリで完結させたい場合に最適です。アプリの重複を減らし、サイトの読み込み速度低下を防ぐ効果も期待できます。

Smile.io(スマイル)で海外市場へ展開する

世界中で10万店以上の導入実績を誇る、ロイヤリティプログラムの代名詞的なアプリです。デザインのカスタマイズ性が高く、ブランドの世界観を崩さずにポイント制度を構築できます。越境ECを検討している場合に有力な選択肢となります。

LoyaltyLion(ロイヤリティライオン)を使用する

単なるポイント付与に留まらず、顧客の行動データに基づいた高度なセグメント配信や、紹介プログラムの構築が可能です。中〜大規模ストアにおいて、より戦略的なCRM施策を展開したい企業に向いています。

Shopifyポイントアプリの導入方法・手順とは?

Shopifyポイントアプリの導入方法・手順とは?

Shopifyへのポイントアプリ導入は、技術的な知識がなくても数ステップで完了します。ここでは、一般的な日本向けアプリを例に、具体的な公開までの流れを解説します。

  1. Shopifyアプリストアからアプリをインストールする
  2. ポイント付与率や有効期限の基本設定を行う
  3. オンラインストアへのウィジェット表示を有効化する
  4. テスト注文を行いポイント付与・利用を確認する

Shopifyアプリストアからアプリをインストールする

まず、Shopify管理画面の「アプリを探す」から、自社に最適なポイントアプリを選択しインストールします。インストール後、アプリの管理画面へアクセスし、プランの選択や利用規約の承認を最初に行います。

ポイント付与率や有効期限の基本設定を行う

「100円につき1ポイント」といった付与率や、ポイントの名称(例:〇〇ストアポイント)、有効期限(例:最終購入日から1年間)を設定します。この際、会員登録時に付与する「初回特典ポイント」などを設定しておくと、新規会員獲得に効果的です。

オンラインストアへのウィジェット表示を有効化する

顧客が現在の保有ポイントを確認したり、ポイント交換を行ったりするためのボタン(ウィジェット)をサイト上に表示させます。Shopifyの「テーマカスタマイズ」画面から、アプリブロックを追加して最適な位置に配置します。

テスト注文を行いポイント付与・利用を確認する

設定完了後、必ずテスト注文を実施します。実際に商品を購入してポイントが正しく付与されるか、またチェックアウト時にポイントが割引として適用されるかを確認し、問題がなければ本番公開となります。

Shopifyポイントアプリ運用の注意点とは?

Shopifyポイントアプリ運用の注意点とは?

ポイント制度は一度開始すると、後からの条件変更が顧客の不利益になりやすく、クレームに発展するリスクがあります。そのため、設計段階で以下の法規制や会計ルールを把握しておく必要があります。

  • ポイント引当金の会計処理を確認する
  • 景品表示法などの法的規制を遵守する
  • ポイントの乱発による利益率の低下を防ぐ

ポイント引当金の会計処理を確認する

発行したポイントは将来的に使用される「負債」としての性質を持つため、会計上は「ポイント引当金」として適切に処理する必要があります。発行残高が膨らむと決算に影響を及ぼす可能性があるため、経理担当者との事前確認が推奨されます。

景品表示法などの法的規制を遵守する

ポイント付与は、日本の景品表示法における「値引き」または「景品」に該当する場合があります。過度なポイント付与(例:商品価格の半分以上のポイントを常に付与するなど)は、法律に抵触する恐れがあるため、ガイドラインに沿った設計が求められます。

ポイントの乱発による利益率の低下を防ぐ

集客を急ぐあまり、高還元率のキャンペーンを頻発すると、利益率を著しく圧迫します。ポイントはあくまで「再来訪のきっかけ」であることを念頭に、粗利益を計算した上で、持続可能な還元率を設定することが肝要です。

Shopifyポイントアプリに関するよくある質問

ポイントアプリの導入でサイトスピードは遅くなりますか?

アプリの種類やウィジェットの読み込み方法により、微減する可能性はありますが、劇的な低下は稀です。
多くの最新アプリは、非同期読み込み(サイト本体の表示を邪魔しない方法)を採用していますが、気になる場合はスクリプトの最適化機能を持つアプリ(Grownaveなど)を選ぶか、計測ツールで導入前後の数値を比較することをお勧めします。


Shopify POS(実店舗)との連携は可能ですか?

可能です。ただし、すべてのアプリが対応しているわけではありません。
「Easy Points」や「どこでもポイント」などは、Shopify POSとの連携実績が豊富です。店舗とECで顧客情報を一元化し、どちらでもポイントを貯め・使える環境を作ることで、オムニチャネル化を強力に推進できます。


無料プランがあるポイントアプリはありますか?

「どこでもポイント」や「Smile.io」、「Grownave」など、多くのアプリに無料プランが用意されています。
ただし、無料プランでは「注文数に上限がある」「ロゴを消せない」「高度な分析ができない」などの制限があることが多いため、テスト導入として活用し、売上が伸びてきた段階で有料プランへ移行するのが一般的です。

Shopifyポイントアプリについてのまとめ

いかがでしたでしょうか。ここまでShopifyポイントアプリについて解説してきました。

  • Shopifyには標準のポイント機能がないため、外部アプリによる拡張が必須である
  • 導入により、LTV向上、リピート率改善、他店との差別化といった多大なメリットが得られる
  • 選定時は「日本語対応」「コスト」「POS連携」「他アプリとの互換性」を基準にする
  • 国内向けであれば「Easy Points」や「どこでもポイント」が特に信頼性が高い
  • 運用の際は、会計処理や法規制を考慮し、利益率を損なわない設計が重要である

自社に最適なポイントアプリを導入し、顧客との強固なリレーションシップを築いていきましょう。

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