【販売機会損失を防ぐカギ】売上はもちろん顧客満足度の向上にも!Amazon 予約販売を徹底解説

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本記事ではAmazonの予約販売を解説いたします。
「新商品を特定の日から販売開始したい」
「発売する前の商品の売上予測を立てたい」
「在庫切れの商品があるが、次の入荷予定が決まっている」
そんな時は、Amazonの予約販売を設定しましょう。
予約販売では販売開始日を入力するだけで、在庫がない状態でも商品を購入できる便利な機能です。
ユーザーの囲い込みを行い、転換率の向上につながるため、ぜひとも活用してみてください。

Amazon 予約販売とは

Amazonの予約販売(予約注文)は、その名の通り「販売開始前の商品を受注する」販売システムです。
仕組みとしては後ほど詳しく解説しますが、販売開始期間を設定するだけで利用可能です。

予約商品は、このように商品ページで「発売予定日」が表示されます。

Amazon 予約販売のメリット

①販売実績が蓄積される

予約注文は販売開始前でも注文が可能なため、販売実績が蓄積されます。
販売実績はSEOでも重要な項目のため、予約販売の時点で蓄積された販売実績は
予約販売から通常販売にステータスが変更しても引き継がれ、SEO効果の向上が期待されます。

②商品を確保した安心感を与える

予約販売はユーザー側の目線では通常の販売と異なり、商品を確保した=確実に購入できる、という安心感を与えることができます。
予め予約数が確認できるため、ユーザーの満足度を下げないためにも在庫が切れることの無いようにしましょう。

③売上拡大につながる

メリットに上げるまでもないですが、予約販売を設けることで販売期間を長く設けることができるため、売上拡大に繋がります。
Amazonの売上拡大については、以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてみてください。

Amazon 予約販売が有効な商品

では、予約販売はどのような状況・商品において適切なのでしょうか?
先ほどの予約販売のメリットと一部重複しますが、以下に当てはまるケースの場合は活用をオススメいたします。

①季節性の商品

シーズン前にあらかじめ予約販売を行うことで、予約販売期間中に売上予測を立てることができます。
データが取れるため、在庫が足りない…ということもある程度防げるのが利点です。

②入荷予定日が決まっている在庫切れの商品

現在在庫切れの商品の中で、入荷予定日が決まっている商品はありませんか?
ただ在庫切れで購入できない状態にしておかず、予約販売機能を是非活用しましょう!
商品ページを訪れたユーザーの購買意欲を損なわず、そのまま購入に繋げることができます。

Amazon 予約販売の設定方法

予約販売は、セラーセントラルで設定することができます。
既に登録済みの商品の場合、以下の設定方法に従って設定してみましょう。
Amazonの商品登録については、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。

  • 在庫管理画面から予約販売対象にしたい商品の「詳細の編集/出品情報の編集」をクリック
  • 「詳細」タブに移動し、予約注文の「販売開始日」入力
  • 出荷作業日数、在庫数を入力

出荷作業日数はアカウントの健全性に影響があるため、確実に出荷できる日数を入れてください。
また、在庫数を入力しないと「在庫切れ」表示になってしまうので、こちらも忘れずに入力しましょう。
FBAの場合は、Amazonへ納品対応を行ってください。
FBAについては以下の記事で詳しく解説しています。

Amazon 予約販売の注文管理方法

ここまで予約販売の設定方法やメリットなどを説明いたしましたが、
実際注文が入るとどのような対応が必要となるのでしょうか。
予約販売の場合、通常の注文ステータスと少し異なる対応が必要となるため、以下の手順に従い対応してください。

①セラーセントラルの注文管理から「予約注文」ステータスを確認

予約販売の注文が入ると、注文>注文管理 の「予約注文」のステータスに注文が表示されます。

②注文確定日になると、ステータスが変更される

注文確定日になると「予約注文」から「未出荷」に変更されます。
また、このタイミングで「注文レポート」へ計上されるので、覚えておいてください。
注文確定日の計算方法は
発売日-注文から出荷までの日数=「注文確定日」となります

③支払い確定後、「出荷準備中」に変更

ここからはいつも通りの注文処理です。出荷後、「出荷通知」を送信しましょう。
「出荷準備中」はユーザー(購入者)側のキャンセルはできません。

Amazon 予約販売の注意点

ここまでメリットを説明してきましたが、デメリットももちろんあります。

①発売前にユーザー側で簡単に商品をキャンセルすることが可能

先ほどの出荷での説明の通り、「出荷準備中」はユーザー(購入者)側のキャンセルはできませんが、それ以外のステータスですとキャンセルすることが可能です。
オリジナル商品以外の型番商品などを予約販売していた際にとても安く販売する出品者が出てきた場合はキャンセルされてその出品者に流れるリスクが多少なりとも発生します。

②販売日が延期した場合、ユーザーへの問い合わせの対応が発生

予約販売の商品が販売日が延期になった場合、Amazon側での自動対応などはなく、ユーザーへの連絡や注文をキャンセルする必要があります。
注文の確定前であれば注文出荷予定日の日付を変更することができますが、注文確定後は、出荷予定日を変更することができない仕様になっているため、注意してください。

Amazon 予約販売の終わりに

Amazonの予約販売について解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
販売の機会を増やすことで売上拡大に繋がるため、注意点をよく理解してぜひとも活用してみてください。

Proteinumでは元楽天コンサルタントが在籍しており、集客も含め、分析~戦略立案~実行まで一気通貫してサポートするコンサルティングサービスを提供しています。
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こちらの記事が皆様のお役に立てていますと幸いです。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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