ECサイトに導入するID決済の選び方

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楽天、AmazonYahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。

 

 

【記事の対象となる方】

  • これからECサイトを開設しようと考えている方
  • ID決済について知りたいという方
  • すでにECサイトを開設しているが、ID決済の導入を検討している方

ECサイトを開設する際に重要なポイントとして、決済手段をどう設定するか?ということがあります。というのも、決済時のクレジットカード情報入力などの手間が発生するだけで、ユーザーのカゴ落ち発生率が大きく上がってしまうからです。逆に「ID決済」などのユーザーの手間を削減できる決済手段を設定することで、カゴ落ち率を大きく改善することができます。この記事では、ID決済について説明していきますので、ぜひ参考にしてください!

ID決済とは? 決済の流れやメリットは?

ID決済とは、Amazonや楽天、PayPayなどに登録されたクレジットカード情報や会員情報を連携して、ECサイト上で情報の追加入力なしに決済できるサービスです。

ID決済の流れ

  • カートに商品をいれる
  • ID決済サービスの認証画面でログイン
  • 該当のID決済サービスの登録情報をもとに決済実行

ユーザーからすると難しい操作はなく、指示に従っていけば問題なく決済できます。通常であれば初めてECサイトを利用するユーザーも追加情報入力が不要になるわけです。

ID決済のメリット

  1. 購入率のアップ
    購入時に通常であれば、配送情報やクレジットカード情報を入力する必要があるのですが、ID決済を導入することで、元から登録されている情報を活用して決済を行えます。結果として、ユーザーが手間なく決済を実施できるため、購入率がアップします。
  2. 新規顧客の獲得
    ECサイトで初めて購入するユーザーも決済情報などの入力が不要になるため、既存のユーザーよりも、新規顧客の獲得はより実施しやすくなります。

それでは、具体的にどんなID決済があるのか見ていきましょう。

ID決済の料金・手数料比較表

「Amazon Pay」・「楽天ペイ」・「PayPay」・「LINE Pay」について、料金や利用可能な条件について比較してみました。

  • Amazon Pay:
    料金:販売手数料:3.9% 
  • 楽天ペイ:
    料金:販売手数料:3.24%/ カードの種類によっては 3.74% 
  • PayPay:
    料金:販売手数料:1.98%/ 月額利用料1,980円 販売手数料:1.60%
  • LINE Pay:
    料金:販売手数料:3.45%

Amazon Pay(アマゾンペイ)

「Amazon Pay」は、Amazonアカウントに登録された会員情報やクレジットカード情報と連携して、決済できるID決済です。以下がAmazon Payの特徴です。

  • 最短2クリックで購入が完了
  • 商品をカートに入れてから
  1. 「Amazon Pay でお支払い」をクリック
  2. 「Amazonアカウントでお支払い」をクリック
  3. 「Amazonアカウントにログイン」をクリック
  4. 注文確認画面にて「注文を確定する」ボタンをクリック

という4クリックで購入が完了。

売上が1.5倍にアップ

Amazon Pay導入ショップでは、初日で約30%の購入者が利用、現在は全体の約40%の購入者が利用しているという実例や、導入後の売上が昨年比で1.5倍になったというデータがあります。
※Amazon Pay導入事例より

(https://shop-pro.jp/?mode=amazonpay&utm_source=txt&utm_medium=yomyom&utm_campaign=74681)

Amazonギフト券が利用可能

決済時にAmazon Payを選択すると、Amazonアカウントに登録されているギフト券が利用できるようになります。

楽天ペイ

「楽天ペイ」は、楽天会員情報に登録されている配送情報やクレジットカード情報を利用できるID決済です。以下が楽天ペイの特徴です。

  • 楽天ポイントの獲得及び利用ができる:
    決済時に楽天アカウントにログインすることで、ユーザーは取得済みの楽天ポイントを利用することができます。また、クレジットカード払い (楽天カード)、楽天ポイント・楽天キャッシュ払いの場合のみ1%楽天ポイントが付与されます。
  • 楽天ポイントの獲得及び利用ができる:
    商品詳細ページに楽天ポイント保有数を表示する「ポイントパーツ」を設置することができます。楽天ポイントの利用効果で注文数や単価UPが期待できます。

PayPay

「PayPay」は現金ではなく、PayPayにチャージした金額を用いて支払うことができます。以下がPayPayの特徴です。

  • 購入者向けキャンペーンが随時開催
    PayPayでは購入者向けのキャンペーンが随時開催されているため、PayPayでの決済を可能にしておくと、キャンペーンの販促効果に相乗りできます。
  • 24時間365日相談可能な電話窓口
    いつでも相談できる加盟店向け窓口が設置されているため安心です。
  • 不正利用・セキュリティ対策
    不正は24時間監視、未然に防ぐテクノロジーや専任スタッフが導入されています。また、不正と判断された取引は原則被害の全額をPayPayが負担してくれます。
  • 若年層ユーザーへの訴求ができる
    銀行口座からチャージして利用する決済のため、クレジットカードを持たない層も購入可能です。

LINE Pay

「LINE Pay」は、現金ではなく、LINE Payにチャージした金額を用いて支払うことができます。以下がLINE Payの特徴です。

  • 新規顧客獲得に期待ができる
    銀行口座・ATM、店頭からのチャージで、クレジットカードをもたないユーザーもスムーズに購入することができます。LINE Payの導入で新規の購入率が3%未満から6%へと倍に増えた事例もあります。
  • 決済手数料が安い
    通常、クレジットカード決済手数料が5~6%のところ、「3.45%(物販/サービス)」 でご利用いただけます。
  • LINE公式アカウントとの連携機能
    購入者が「LINE Pay」で支払いを完了した際、ショップのLINEアカウントの友だち追加を促すことができます。
  • 若年層ユーザーへの訴求ができる
    銀行口座・ATM、店頭からのチャージで利用する決済のため、クレジットカードをもたない若年層もスムーズに購入することができます。

まとめ

今回はID決済の「Amazon Pay」、「楽天ペイ」、「PayPay」、「LINE Pay」について、それぞれの特徴やおすすめのポイントについて紹介しました。
どのID決済を導入すべきか判断できそうでしょうか?複数の決済を導入するのも手だと思います。決済が原因で購買率が下がってしまうという状況は非常にもったいないです。何としてでも避けましょう!

終わりに

ECサイトのID決済についてご説明させていただきました。もし不明点等ありましたら、下記フォームよりお問い合わせください。また、弊社では楽天などのECショップの運営代行を行っていますので、それについてのご質問でも構いません。

ECでの決済方法については、下記記事でも解説しているので合わせて読んでみてください。

Writer平野 将大
大学卒業後、楽天株式会社に入社。 インテリア、美容、,プロテイン、サプリメントの企業を中心に各種コンサルティング活動に従事。関西エリアの店舗様をサポートした後、東海エリアへと異動し、店舗様のEC事業の支援に全力を注ぐ日々を過ごす。楽天月間MVP受賞、新規立ち上げ店舗様をご支援で月商1億まで引き上げるなど、仕事人間になる。その後、EC事業に特化したコンサルタントになるべく、株式会社Proteinumに参画。 ちなみに、恋愛経験が豊富なため、恋愛コンサルタントの異名を持つ。

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