Amazon商品画像の設定方法やポイントについて解説!

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楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手ECモールや自社サイトのご支援実績のもと、EC売上向上のノウハウをお届けします。

ネットで商品を販売する上で必ず必要な商品画像。自社サイトや楽天、Yahooショッピングなどではある程度共通の画像を使用することが出来ますが、Amazonでは少し工夫が必要になります。
今回はAmazonで商品画像を用意する際に必要な要件についてお話しします。
Amazon商品ページの作成方法については下記記事を参考にしてください。

01.Amazon商品画像について

Amazonの商品画像とは、商品ページに遷移した際に、最初に大きく表示される画像のことです。

商品詳細ページに表示される商品画像にはメイン画像とサブ画像の2種類があります。以下はそれぞれの特徴をお話ししてます。

01-1.メイン画像(1枚のみ必須)

メイン画像の設定は、商品イメージをユーザーに強く印象付けることができる代表的な画像。
Amazon内の検索エンジンはもちろん、Google検索などでも表示されることがありますので、必ず設定するようにしましょう。

01-2.サブ画像(最大8枚まで)

サブ画像は、メイン画像以降に表示される画像で、メイン画像には写っていない側面や使用方法、詳細
など、その商品の補足的な画像を最大8枚まで設定できます。
メイン画像だけでは伝えられる情報量は限られていますので、サブ画像も登録すると伝わる情報量が増えるので、使用イメージがわきやすくなるなど購買意思決定につながります。

02.Amazon商品画像ルール・ガイドライン

商品画像の登録には、メイン画像とサブ画像それぞれに、Amazonの定めるルールやガイドラインがあります。

02-1.メイン画像は必ず背景が白抜きでなければならない


メイン画像とは商品の一番最初に見る画像です。検索の際に一覧に表示されるのもこちらの画像です。商品を販売する上でお客様が一番目にする画像ですから商品を分かりやすく表現する必要があります。

楽天やYahooショッピングではある程度のルールはあるものの、Amazonほど厳しくはありません。Amazonでは商品の背景は白抜きでなければなりません。

白い背景で撮影すれば良いかというとそうではありません。「背景は純粋な白でなければならない」というのがルールです。純粋な白とはRGBカラー値が(255, 255, 255)ということです。
(R=レッド、G=グリーン、B=ブルーの色が全く入っていない状態)
白い背景で撮影した場合照明の状態にもよりますが、撮影のプロでない限り完全な白で撮影することは難しいでしょう。うまく照明を当てたつもりでも被写体の影が出来たり、ムラができたりします。つまり撮影後に画像処理で背景をくりぬくことが必要になります。

最近では画像処理ソフトの技術が向上し、比較的簡単に白抜き画像を作ることが可能になりました。ただし、それでも背景と近い色の部分や髪の毛のように境界線がなめらかではない部分は人の手で補正する必要があります。1、2枚なら良いですが、100枚、200枚ともなると慣れていない人にとっては骨の折れる作業となります。

02-2.メイン画像に商品以外のものを乗せてはいけない


Amazonでは「販売する商品に含まれていないもの」をメイン画像に入れることはNGです。
具体的には「ロゴや商品名、キャッチコピーなどの文字」「洋服などで付属しない手袋や帽子」などがそれにあたります。
ただし、洋服などでのモデルはOKです。モデル撮影では小物類などが写っていない写真をメイン用として用意する必要があります。

マネキンを使用した画像もNGです。マネキンが商品に含まれると誤解を招くとの考え方からでしょう。
ストッキングや靴下はOKになっていますがこちらはいつルールが変わるかもしれませんので、画像には含めない方が無難でしょう。

最近では以下のルールが追加されています。

・モデルが、座っている、膝をついている、もたれかかっている、横たわっている状態の画像はNG(モデルは立っている状態でなければなりません)

メイン画像はモデルが立っている状態で洋服の詳細が分かりやすいものにするということのようです。

同じ商品が2つ以上写っている場合はNGです。楽天などではカラーバリエーションをメイン画像に並べたり、カラーチップを乗せたりしますがこちらもNGになります。
Amazonではカラーバリエーションは別の商品として検索結果に表示されます。
Amazonのバリエーション登録については下記記事を参考にしてください。

02-3.画像の中に商品が85%以上を占めている必要がある


商品を画像の中に出来るだけ大きく見せる必要があります。
もちろん販売促進の面からみても重要な要素です。最近ではスマートフォンからの購入が多くなっているため画像の中に出来るだけ商品を大きく見せる必要があります。

02-4.セット商品の場合はセットに含まれるすべての画像が必要


例えば靴下が3足セットの場合、3足すべてを画像に含めなければなりません。
(多少重なっていても問題はないようです)
バッグに小物がセットになっているような場合も小物が写っている必要がありますが、メインの商品に重なっていても問題はないようです。

02-5.メイン画像は長辺が1,600ピクセル以上にする必要がある


Amazonでは画像にマウスを乗せた時に拡大する機能が備わっています。
そのため解像度の高い画像が必要であるということと、細部まできれいに撮影された画像が必要ということになります。
また白抜きの制度が低い(境界線がぼやけている、背景が残ってしまっているなど)と拡大した際に分かってしまします。

一眼レフなどで撮影すれば解像度は1,600ピクセルよりも大きな解像度で撮影できますので問題ありませんが、後で画像処理することを考えると出来るだけ解像度の高い状態で撮影するのがよいでしょう。

注: 服&ファッション小物、シューズ&バッグ、腕時計、ジュエリーの場合は長辺は1001ピクセル以上必要となっています。

商品写真のポイントについては、下記記事も合わせてご参照ください。

02-6.画像の拡張子はJPEG

商品画像の拡張子については「JPEG・TIFF・PNG・GIF」のいずれかとしていますが、Amazonでは「JPEGを推奨」と表明しています。GIFアニメーションはNGとなります。

GIFは色の数が少ないため写真には向いていません。バナーやアイコンなどはGIFを使用する場合がありますが、メインの高解像度が必要な画像ではJPEGを使用しましょう。
JPEGはサイズが小さくアップロードや処理にも適しているためおすすめです。

03.まとめ

今回はAmazonの商品画像についてお話しました。
Amazonではルールやガイドラインに則っていない商品が見つけられた場合、商品が強制的に販売できなくなる可能性がありますので注意が必要です。

弊社では商品画像の撮影や画像処理などについてもご相談を承っております。
Amazon以外のECモールや自社ECサイトでの売上アップの課題解決ご提案も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

Writer米沢 洋平

株式会社Proteinum 代表取締役

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 初期配属は東北エリアグループにて、牛タンやりんごなどの東北の名産品の販売支援に従事。 その他、アパレル業界を専門として、大手企業を中心に各種ECコンサルティング活動に従事 (のべ担当店舗数700以上)。楽天を卒業後、経営コンサルタントの道へ進み、小売企業を中心に様々な業界において経営コンサルティング業務に従事(事業戦略策定、実行支援、EC戦略策定等)その後、株式会社Proteinumを創業。”EC業界にとってなくてはならない存在に”をミッションに、現在は自社ブランドの立ち上げとクライアントのEC事業の支援に従事。

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