BLOG/Amazon/Yahoo!/PayPayモール/楽天市場

2021.12.17

ECコンサルタントとは?業務内容や選定時のポイントまとめ

 

1.ECコンサルタントとは

ECコンサルタントとは、楽天やYahoo!ショッピングやアマゾンなどの大手ECモールあるいは自社ECサイトなどの売上や利益率を向上させるための提案をしてくれる人材のことを指します。
ECコンサルタントとして活躍する人の多くは、楽天市場のECCなど、大手ECモールでの経験があったり、ECサイトの立ち上げから売上向上まで携わっていたような人で、専門的な知識や売上の伸ばし方などを熟知しています。
ECに関連する数字(アクセス数、CVR、CAC、LTVなど)を見ることに慣れており、数字から現在の結果に至った背景までイメージし、具体的な改善案などを行ってくれます。

ECコンサルタントはEC運営代行として紹介されることもあります。厳密には、ECコンサルタントは売上アップ施策の検討・提案が主な業務で、一方EC運営代行は売上アップ施策の企画からページ制作などの実行までを行う役割を意味します。選定時には具体的な業務内容をヒアリングしたうえで依頼しましょう。

2.ECコンサルタントを活用する意味とは

ECコンサルタントを活用する意味とは、ずばり集客に関するノウハウ提供です。

例えば、『とにかくきれいなECサイトを構築すればユーザーが自然に入ってくる!』という事業者の方も少なくなく、サイトを立ち上げたものの全く売上が立たないということがほとんどです。
ECサイト運営においてもちろんUIや商品のクオリティーなども大切ですが、それと同じくらい専門的なサイト集客に関する知識は必要不可欠です。

ただ集客ノウハウの習得には、複数の店舗の運営経験があったり、楽天などのECモールの運営企業で働き、大量の店舗の実績データを見るといった経験が必要です。サイトの立ち上げや立て直しに、ECコンサルタントをうまく活用しましょう。

3.ECコンサルタントの仕事内容

ECコンサルタントの業務は、ECサイトの制作から集客施策の検討・実施、実施結果のデータ分析など、多岐に渡ります。

【ECコンサルタントの業務】

  • EC戦略の策定
  • ECサイトの構築
  • SEO対策およびECモール内検索対策
  • SNS集客
  • 広告出稿計画

EC戦略の策定

市場調査、競合調査、商品別調査を行い、マーケットのデータに基づく、ECの販売方針を決定する必要があります。全体方針ずれてしまうと、せっかく行った施策に無駄が生じてしまうため、重要な工程です。特に自社の商品をどのような価格設定で販売していくのか?どのぐらいの広告を出すのか?といった売上や利益に直結する内容の方針は明確に定めていきます。ECコンサルタントは、変わりに市場調査を行ってくれたり、他社の事例の紹介をしてくれたりするため、一緒に計画を立てるパートナーとしての役割を期待できるでしょう。

ECサイトの構築

ECサイトの構築は、ページ制作のアドバイスを行ったり、運営代行の場合はサイト制作自体を請け負ってくれる業者もあります。ECのページ制作はコーポレートサイトなどとは違ったノウハウが必要なので、アドバイスをもらうことで、売上が立ちやすいページを制作できるでしょう。ページは一度制作して完了ではなく、実際にページアップしてから、改善を繰り返すことが重要です。ECコンサルタントは商品別のCVRなどを分析してくれるため、ページ改善を進めやすいでしょう。

SEO対策およびECモール内検索対策

プロモーション費用なしに集客が可能なSEO対策は必須です。自社サイトの場合は、主にグーグル向けのSEO対策を行い、ECモールの場合は、各ECモールの検索ロジックに合わせた対策を行ってくれるでしょう。ある程度はネットで検索すればノウハウを調べられますので、どうやったら適切な実行をできていることになるのか、裏付けのためにECコンサルタントを活用することがおすすめです。

SNS集客

ECモールでは、モール自体の集客力が強いため、SNS対策の優先度は劣後しますが、自社サイトでは、重要なユーザーとの接点になります。
SNSは簡単に始められるツールで、誰もが利用していますが、ECの販売に利用しようと思うと、また異なるノウハウが必要です。自社で始めることも可能ですが、時間を買うという意味でECコンサルタントにアドバイスを求めてもいいかもしれません。

広告出稿計画

ECの売上アップには、広告の活用がほぼ必須となります。コストをかけずに、SEOやSNSだけで集客するのがベストではありますが、時間がかかる施策となるため、リスティング広告やSNS広告、ECモール内広告を活用することが多いです。商材によって、相性が良い広告や値下げの必要性、クリエイティブの重要性など検討すべき事項があるため、ECコンサルタントの力を借りる重要性が高い内容だと考えられます。特にECモールの場合は、無料で広告を取れたり、効果が高い広告枠を知っているECコンサルタントがいるため、活用しやすいポイントでしょう。

4.ECコンサルタントの種類

ECコンサルタントといっても種類がいくつかあり、それぞれの状況に応じてどのECコンサルタントを活用するか検討する必要があります。

企画系ECコンサルタント

自社でECサイトページの制作リソースを持っており、ECのノウハウだけ必要という場合は、アドバイスのみを行ってくれる企画系ECコンサルタントを活用するのがよいでしょう。基本的には自社ですべての運用を行い、方向性が間違っていないか、さらに改善できる点がないか?といった観点でECコンサルタントに確認してもらうという活用方法です。

業務支援系ECコンサルタント

ECの方向性の検討や商品選定・価格設定などは自社で行うが、商品登録やECページ制作はECコンサルタント(EC運営代行)に依頼するというパターンです。
自社にEC経験があり、ディレクションできる人材はいるものの、業務を実行するリソースがないという場合に有効です。

総合支援系ECコンサルタント

ECの企画からページ制作までを実施してくれるパターンです。完全にEC業務を移管できるため、依頼する場合は最も簡単なパターンでしょう。楽な一方、自社にECのノウハウが蓄積されないため、将来的に自社で実施したいのか、完全に外注で実施していくのか?自社で実施する場合は、どのようにノウハウを移管していくのか?といったことを検討したうえで依頼するとよいでしょう。

5.ECコンサルタントを使うメリットとデメリット

ECコンサルと使うメリット

コストカットできる可能性がある
ECの運営においては戦略策定~集客に至るまで、人件費や広告費、モール出店費用などかなりのコストが発生します。
その中でも社内で専門知識がない状態でのサイト構築や広告出稿で、売上に直結しないコストが大幅にかかってしまうことがよくあります。ECコンサルタントを活用することで無駄なコストと時間を削減できる可能性があります。

社内にノウハウがなくてもECを始めることができる
ECサイトの需要は高まっていますが、日本国内ではまだまだECサイト運営に関する知識・ノウハウがない企業は多いです。しかし、ECコンサルであれば、ECサイトに関する知識・ノウハウがない場合でも、最初から安定して売上を立てる運営が可能になります。

ECコンサルタントを使うデメリット

自社にノウハウがたまりづらい
自社でECを運営できる人材を育成する場合は、時間と費用はかかっていまいますが、その人が会社にいる限りは会社の財産になります。一方でECコンサルタントを活用する場合は時間とコストカットはできますが、自社の財産となることはありません。将来的に自社で運営していきたい場合は、ノウハウの移管計画を立てたうえで依頼しましょう。

6.ECコンサルタントの選定ポイント

ECコンサルタントの業者はたくさんあり、どこを選べばいいかよくわからず、とりあえず安いところを選ぶ、という企業様が多いのが事実です。たしかに見分けるのは難しいのですが、ポイントを3つお伝えしますので、参考にしてください。

  1. 実績が豊富、もしくは各種ECモールでの業務経験がある
  2. 提案内容がオーダーメイドかどうか
  3. 料金が適切か

①実績が豊富、もしくは各種ECモールでの業務経験がある

やはり実績が一番わかりやすい指標です。実績と比例して、スタッフの数も多く対応できる業務が多いです。一方で、運営代行自体は担当者の力量に依存します。規模が大きいとサービスが均質化されているため、外れも少ないですが、驚くような成果が上がることも少ないです。

②提案内容がオーダーメイドかどうか

ECコンサルタントの商談時の提案内容で、力量はわかります。テンプレで提案する企業は担当者の実力が伴っていない可能性があるため、判断は要注意です。質問攻めにすることで、ECコンサルタントが本当にノウハウを持っているのか、明らかにしましょう。実力がない業者は返答があいまいでしどろもどろになります。一方、オーダーメイドで準備してくる業者は、時間をかけていますので、実際に依頼したあとも全力で取り組んでくれる可能性が高いです。

③料金が適切か

ECコンサルタントは基本的に人件費がコストになるため、作業にかかる時間ベースで料金を算出します。あまりにも安かったり、あまりにも高い場合はサービスに対する期待値と実際の提供内容が合わないことがあるため、一つの指標にしましょう。

7.まとめ

ECコンサルタントの概要から具体的なメリットデメリットまで説明してきましたが、いかがでしょうか?ECコンサルタントにどのような働きを求めるかを、社内で明確にしたうえで、うまく活用していきましょう!

Writer平野 将大

大学卒業後、楽天株式会社に入社。 インテリア、美容、,プロテイン、サプリメントの企業を中心に各種コンサルティング活動に従事。関西エリアの店舗様をサポートした後、東海エリアへと異動し、店舗様のEC事業の支援に全力を注ぐ日々を過ごす。楽天月間MVP受賞、新規立ち上げ店舗様をご支援で月商1億まで引き上げるなど、仕事人間になる。その後、EC事業に特化したコンサルタントになるべく、株式会社Proteinumに参画。 ちなみに、恋愛経験が豊富なため、恋愛コンサルタントの異名を持つ。

    入力内容を確認して「送信」ボタンをクリックしてください。

    お問い合わせありがとうございます。
    折り返し担当よりご連絡させていただきますので、今しばらくお待ち下さいますよう、お願い申し上げます。

    は必須項目です。

    氏名(漢字)
    氏名(かな)
    貴社名
    電話番号
    メール
    ウェブサイトURL
    お問い合わせ内容

    こちらからご確認ください